師任堂 サイムダン 12話 あらすじ 感想
ギョム(ソン・スンホン)が遂に20年前の真相を知る時が来ました。師任堂の真心知ったギョムのその後が見どころですね。
主要登場人物
師任堂(サイムダン) イ・ヨンエ
イ・ギョム ソン・スンホン
フィウム堂 オ・ユナ
ミン・チヒョン チェ・チェロ
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それでは イ・ヨンエ ソン・スンホン主演韓国ドラマ 師任堂 サイムダン 12話 あらすじ 感想 色の日記 (사임당, 빛의 일기 Saimdang Light’s Diary サイムダン ピチェ イルギ) を紹介します。
韓流時代劇 師任堂 サイムダン 12話 あらすじ 謝罪
ギョム(ソン・スンホン)は、真相を知るイ氏(師任堂母)と話をするまで一歩も動かない覚悟で烏竹軒(オジョッコン)に座り込んでいた。
そこへ大叔母(ハン・ヒョジョン)の言葉を伝えに来る家来。
「20年前亡くなる寸前、シン様は叔母上様に文を寄越されました。叔母上様が全て教えて下さることでしょう」
*
ホヌォンジャン(ギョムの実家)に戻ったギョムは「真実を話して下さい」と大叔母に詰め寄った。
「20年経った。あの娘は他の男と結婚し良い暮らしをしているんだ」
と言う叔母上に「良い暮らし?才能があった人なのに、あんな風に生きるべきではないんだ!」と反論するギョム。
「お前が過去を探れば探るほど、お前とあの娘は危険に陥る。だからこれ以上知ろうとするな」
と口を割ろうとしない大叔母に、インギョルが教えてくれた情報を口にするギョム。
「全ての元凶は、本当に陛下の書かれた詩のせいだったのですか?陛下がそういう御方だと?何の罪もない人を.殺めた?もし答えてくださらないなら陛下に直にお聞きします!」
と興奮して立ち上がるギョムを制止する大叔母。
「師任堂はその詩を見たようだ。詩を見た者の中で生きているのは、今やあの娘だけ!もし陛下がこの事を知ったら。もしお前があの娘と結婚していたら、今頃は生きてはいまい」
と過去、師任堂と父親のミョンファが選んだ苦肉の策を教えた。
「陛下を敵にしてはならぬ!それがお前があの娘を守るため取るべき唯一の道だ」
そう助言する大叔母に言葉を失うギョム。
ホヌォンジャンを出たギョムは、再会後もずっと冷たい態度を取り続けている師任堂を思い浮かべ、絶叫した。
*
幸運にもバルボンから高麗紙の秘法を手に入れた師任堂は、早速紙の製造準備に取り掛かっていた。
だが紙屋から手に入れた高麗紙をバルボンは、違うものだと告げる。
「ウンピョン寺の高麗紙と似ているが、柔らかさも密度も不思議なくらい違う。もし本物に触ればそれが作れるかもしれないが...」
そう顔を曇らすバルボンを見てがっかりする師任堂だったが、ふと父親の書を思い出した家で探した。
焼き捨てず取っておいた父親の書を取り出し感触を確かめた確信した師任堂は、その紙の切れ端をバルボンに渡した。
「ウンピョン寺高麗紙。これが作れたら、値段はこちらの思うままです」と笑顔を浮かべるバルボン。
「天からの贈り物よ。金のように全く変化しないこの高麗紙を作るわ。さあ、やりましょう!」
そう明るく言う師任堂に、歓声を上げる流民達。
*
比翼堂を訪れた中宗は、昨夜からギョムが不在でいつ帰るか分からないと聞くと「傍を離れるなと言っておいたのに...どこへ行ったんだ?」と不機嫌になった。
その頃馬を失ったギョムは、歩いて漢陽(ハニャン)へと向かっていた。その後やっと調達した馬で師任堂の紙工房へと疾走するギョム。
*
たらいの中に足を付け作業をする師任堂を見つけ、いきなり抱き寄せるギョム。
戸惑う師任堂に「すまなかった。どうやってずっと我慢していたのだ。私は君の犠牲のおかげで生きてこれた。今度は私が君のために生きる番だ!」と涙を流した。
茫然としている師任堂に「私は朝鮮で一番強い男になって見せる。そうすれば、君が何の心配もなく生きられる」と決意を告げるギョム。
だが師任堂はギョムを人目があると追い返した。
そんな二人の様子を木の陰から見ているチヒョンと、不審な男に気づき後を付け師任堂を見張っているチヒョンを目撃するギョム。
*
翌朝、岩の上にいるギョムの元へ訪れる親衛隊長のクウァン・ジン。
「師任堂と私の人生を地獄にした人が陛下だと知ってしまった。その事が最も辛い」
と告白するギョムに「陛下の人生は、ずっとその地獄の中なのだ」と始めるクウァン・ジン。
「死の恐怖で一夜でも安心して寝たこともなく、愛する王后も追いやられた。陛下をあなたの敵にしてはなりませぬ。好きなふりをする事がシン氏を守る方法です」
と助言するクウァン・ジン。
*
高麗紙の製造は難航していた。
なかなか思い通りにならずイライラする流民達を「品質は良くなっているから、続けて努力すれば良い結果が出る」と慰める師任堂。
そんな中、紙を盗んで逃げていたマンムク紙匠が戻ってくる。
実はフィウム堂に金を渡され戻ってきたのだが、そうとは知らず咎めることも無く受け入れる師任堂と流民たち。
*
岩の上から、明朝のポソクジョンにいる友にタカを飛ばすギョム。
師任堂と同じくしてギョムも又、チヒョンが売っている高麗紙が20年前にウンピョン寺で見た高麗紙とは全く異なっていると気づいていた。
ギョムのタカを民で受け取った高麗の使臣ソ・セヨンは、ウム大臣との対面を申し込んだ。
*
顔のかぶれを鏡で見て悲鳴をあげた後、父親の部屋へ駆け込むメチャン。
「これは何?どうしたらいいの?」
とウォンスの贈り物を突き返すメチャンにオロオロした後、それを渡した居酒屋の女将クウォン氏 に文句を言いに出かけるウォンス。
だが、店先で粥を浴びてしまい、火傷を負うウォンス。
味噌で火傷治療をするクウォン氏に、買った化粧品の文句を言うが「子供が大人の物を使えばそうなる。私の肌を見て!」と簡単に丸め込まれるウォンス。
*
翌朝の食卓で、食べ終わったら比翼堂へ行くと話すヒョンリョン。
「比翼堂は、別世界への通路の様に思えます!ウイソン君がとても好きなんですけど、最近見ていないのです。学校にも来ないし...」
工房に現れた後、消息を絶ってしまったギョムを心配する師任堂。
*
ギョムの失踪は、朝廷でも取り沙汰された。
「陛下の傍で仕えるという条件で、ウイソン君の結婚を取り消した筈です!」
「陛下との約束を結婚と同じく彼が取り消しても宜しいのでしょうか?」
と次々と厳しくギョムを非難する大臣達。だが、その夜突如チヒョンの屋敷に姿を表すギョム。
部屋に入って来たチヒョンの喉にいきなり刀を当て、有名武将チョ・チャリョン正真正銘の刀かどうか試したいとして、真剣勝負を挑むギョム。
夜の庭で二人の刀を合わせる甲高い音が鳴り響く中、ギョム渾身の一打により、刀が折れ顔に傷を負うチヒョン。
「真正ではなかったか...お前の首を落とすべきだったんだが…」
と呟くギョムを、憤怒の面持ちで見るチヒョンとちょうど場に姿を見せるフィウム堂。
すれ違いざまに「哀れだな...」とフィウム堂に言い捨て去っていくギョム。
*
部屋に入り20年前の師任堂の髪飾りと画帳を取り出すチヒョンに「気持ちが深い程、裏切りは大きいでしょう。我らの切り札の方が強いのです。」
とチヒョンの首の血を拭いながら告げるフィウム堂。
*
ギョムが戻り活気が上がる比翼堂。
直ぐに駆け寄って留守中の師任堂の様子を報告するイ・フ。
「捕盗庁が工房へ出向き、税を収めてないとかで流民達を引っ捕えました。一ヶ月以内に借金を全て払うと夫人が約束をして、解放させたのです」
そうして師任堂達がウンピョン寺の高麗紙を作ろうと奮闘している事を知るギョム。
*
作業を終え帰途につこうとしていた師任堂は、いつもは真っ黒な並木道が灯りで綺麗に飾られ照らされているのを見て驚いた。
そこへ「そんな風に笑うのが、君には似合っている」と微笑みを浮かべ師任堂に近づくとギョムは話を続けた。
「20年前の出来事と結婚した理由、そして流民たちの意味、全て分かっています。」
と言うギョムに、師任堂は諭すように話した。
「あなたに必要なのは、自身の人生を生きる事。私も私の人生を生きるだけです。」
「全てを知った後、どうやってそれを無視して私の人生を生きるんです?出来ると思っているのか?」
「しなければなりません」
と説得しようとする師任堂に問いかけるギョム。
「では、あなたがもし私の立場だったら、すべて忘れて先に進めるのか?」
そう言われて見つめ返すことしか出来ない師任堂。
「そなたはは今のままの人生を生きれば良いのです。私は見える所にいつも立っています。誰の妻でも私を見なくても構わない。」
「無謀だわ」と告げる師任堂に、ギョムは決意を告げた。
「たとえ我々の道が交わらないとしても、私はあなたと一緒に並んで歩くつもりです」
師任堂サイムダン 12話感想
ギョムが、20年前師任堂が自分と別れ他の男を結婚をした本当の理由をついに知りましたね。
これに「これまであなたの犠牲で生きてきたが、これから私はあなたの為に生きる!」と決心を告げた彼の動向がどう変わるのか楽しみになってきました。
試行錯誤で作っている高麗紙、こんな形で焼き捨てなかった父親の書が役立つとは…。
これにより最高級の紙づくりへ明るい光りが差して来ました。
ウンピョン寺の生き残りの紙職人のバルボンから真実を聞いた師任堂は、絵が描ける様になるのでしょうか?
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[師任堂・サイムダン]キャスト・あらすじ・感想・相関図・視聴率
師任堂 サイムダン 10話 11話 あらすじ イヨンエ ソンスンホン
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