イ・ヨンエ 韓国ドラマ 師任堂サイムダン 6話 あらすじ 感想 比翼堂
6話では 師任堂に会いに行ったギョムが、生活苦になっている姿に憤り場面から始まります。現代のジュンの方も苦労していますね。
それでは イ・ヨンエ ソン・スンホン 韓国ドラマ 師任堂サイムダン 6話 あらすじ 感想 比翼堂 色の日記 (사임당, 빛의 일기 Saimdang Light’s Diary サイムダン ピチェ イルギ) を紹介します。
主要登場人物
師任堂(サイムダン) イ・ヨンエ
イ・ギョム ソン・スンホン
フィウム堂 オ・ユナ
ミン・チヒョン チェ・チェロ
その他の登場人物は⇒ 師任堂サイムダン キャスト 登場人物 視聴率
韓国ドラマ 師任堂サイムダン 6話 あらすじ
酔いに任せて師任堂を訪れたギョム(ソン・スンホン)は、荒れた家で使用人もなく洗濯をする師任堂( イ・ヨンエ )を苛々と見つめた。
その後、師任堂を外へ引っ張り出し怒りをぶつけるギョム。
「 どうしてこんな事ができるんだ?あんな風に去ったんだから幸せに暮らしているべきだろう! 」
「 声を低くしてください。酔っていらっしゃるのね?お帰り下さい 」
と追い返そうとする師任堂の腕を掴むギョム。
「 別れを言うのにも正しい方法がある。一生共に暮らそうとお互い約束しあっていたんだ。それなのに、どうして一言の言い訳もせず誰かの妻になれるんだ? 」
それでも理由を言わず「 もうどうでもよいことです 」と答える師任堂に、20年もの思いを告白するギョム。
「 どうでも良いだと?私は20年間決して忘れたことはないが、そなたはどうやって忘れたのだ?記憶を消すのは容易いことだったのか?共に過ごした時間、幸せ、思い出そして約束を!」と訴えた。
そして20年間忘れる事ができなかったことを告白したあと「 妻をこんな風にして役立たずめ 」と夫を呼ぶギョムに言い返す師任堂。
「何が一番辛かったがご存知ですか?20年前あれほど愛した才気溢れた男(ひと)が存在しない様に見えることが悲しく惨めなのです。私の目には、あなたの方が役立たずの人のように見えます」
そう言って冷たい態度を貫いて家に入った師任堂は、独りになるとギョムを思いながら静かに涙を流した。
*
翌日、粗末な家を出て故郷に戻りたいと口を揃えて言う子供達を集め「 落胆するのではない 」と励ます師任堂。
そして「 この家には思いもよらない大事な意味があるかもしれない 」と子どもたちを慰めた後円陣を組み手をあわせた。
そして力を合わせて粗末な家を修繕し庭を整えていった。
*
今の姿が嘆かわしいと師任堂に指摘された事に刺激され、20年ぶりに筆を取ったギョムは、飲まず食わずで絵を描き始めた。
だが上手く描けず、苦しさを紛らわせようと師任堂の家を訪れ、子供達と戯れ暖かい笑顔を見せる彼女の姿を眺めた。
その後、ふと家の傍で見つけた犬を見て微笑み涙した後、何かが吹っ切れたギョムは永い眠りから目覚めた。
そうして、子供たちを暖かく慈しむ師任堂の姿を” 親犬と子犬たち ”に表現して絵を送った。
「 戻ってきたのね。彼は才能を失ってはなかった 」
とその絵に感動して、返詩をギョムに送る師任堂。
ー太陽の光りは暖かく風景は美しい。
そよ風が吹き花の香りが空気に包まれている。
ツバメがくちばしに湿った泥を咥えて飛び
その暖かい砂地の上にひな鳥が眠る。
現代へ 安アパートをリフォームするジュン( イ・ヨンエ )
美術館へ息子のウンス( イ・テウ )を連れて行き、暖かい親子愛に溢れるギョムの” 親犬と子犬たち ”を見せるジュン。
「 幸せに暮らして良い思い出を作ろうね 」
そう息子に言ったジュンは、その後実践すべく、暗い安アパートを壁紙や白インキで明るく快適にリフォームした。
その後、師任堂の跡地を発見したとサンヒョン( ヤン・セジョン )から連絡が入り、ゴミを捨てるふりをしてジョンヒ( キム・ヘスク )の目をごまかして出かけるジュン。
師任堂跡地に建っているカフェに入ったサンヒョンとジュンは、そのテラスから周りの山々を見つめた。
その後、解読した師任堂の日記の続きを取り出すサンヒョン。
朝鮮時代へ ギョム( ソン・スンホン )の覚醒
20年経って再び筆を握ったギョムの才能は爆発して留まる所がなかった。
ウイソン君( ギョム )の名声は、瞬く間に市井の民に広まった。
だがそれを苦々しく思った重臣達は「 王家の一員でありながら仕きたりを破っている 」とギョムを糾弾した。
そんな彼を擁護し、重臣達を連れてギョムの元へ訪れた中宗( チェ・ジョンファン )は、” 親犬と子犬たち ”の絵を手に掲げて「 本当に戻ってきたぞ! 」と高笑いした。
そうして重臣達に向かって「 20年前にギョムの” 少年と犬 ”を見て以来、私はギョムの山水画や風刺画の中で心が癒されている 」と語った。
そんな中、チヒョンは、平和と繁栄の世で芸術が花開く事は良く知られているとし、「 芸術を発展させる事も王家の一員の義務でしょう 」と発言した。
それを受け、中宗はスジンバンにある王家の別邸をギョムに下賜した。
*
道端に隠れている父を見つけたメチャン( シン・スヨン )は「 会えなくて寂しかった 」と抱きつき、帰れないと言う父親の手を引っ張って家へ連れ戻した。
だかそこでも隠れようとじたばたするウォンス( ユン・ダフン )。
そんな夫を家の中へ迎え入れ、食事を出す師任堂。
*
中宗の保護の下、比翼堂( ピイクタン )を創設するギョム。
比翼鳥は...、
雌雄が出会い目と羽が揃い一体となってのみ飛ぶ事ができる。
比翼堂は…
才能のある人々が能力を発揮する場所である。
身分に関係なく専心して芸術にあたる機会を与えられる朝鮮の芸術家にとっての最善の場所である。
この張り紙を見て、全国から集まってくる芸術家達で比翼堂の門前には行列ができるようになっていた。
その盛況振りを快く思わないミン・チヒャン( チェ・チェロ )。
*
その夜、ウォンスと話をする師任堂。
「 昔からの知り合いに土地売買に関る詐欺に会い、お金を持ち逃げされた 」
と事の次第を語るウォンスに、師任堂はため息をついた。
「 過ぎたことは忘れて明日から科挙へ合格するよう勉強に集中し、家計を助けてほしい 」と頼んだ。
その翌朝、家計を支える為に商売を始めるつもりで市井で良く売れる品物を調べる師任堂。
そこへ、馬で通りかかる中宗の行列。
彼の顔を見ながら20年前の悲惨な事件を思い出す師任堂。
その後ギョムと会った中宗は「 王宮内で私が心置きなく話せる者はいない。私はただの案山子だ 」と自嘲気味に告げた後、「 私の手となり脚となり、目となってくれないか 」と言いながらギョムを見つめた。
そして、三議政の贈収賄とミン・チヒョンの調査を依頼した。
*
子供たちに、花を飾ったジョン( 韓国のお好み焼き )を隣への挨拶に持たせようとしている師任堂。
だが鬼館だとか、近所の人から近づくなと言われたとか口々に文句を言って抵抗する子供たち。
だが結局行かされた子どもたちは、門を開けた女性に手渡して慌てて逃げた。
その後ジョンを手に取って、その美しさにを感銘を受ける廃妃シン氏。
*
中部学堂 ( チュンブハクタン 成均館の前に両班の子供達が通う学校 )に行くことが楽しみだったヒョルリョンは、お金の余裕がないため学校へは行けないと言われて家を飛び出した。
その後に付いて行くウ。
そして市井の中で、本を積み上げた荷車を見たヒョルリョン( チョン・ジュンウォン )は、後を追い比翼堂へと着いた。
中へ入ろうとして行列を仕切っている人に頼んでみたが、子供は駄目だと断られてしまうヒョルリョン。
比翼堂を偵察に訪れるミン・チヒョン。
土産のキジを置いた後ギョムが芍薬の花を描いているのを見て「 芍薬の花を男が描くとは珍しい 」と感心した。
「 俗人の家ではとても一般的な花だ 」と答えたギョムは「 では芸術の勉強は俗人の庭でしなければならないのですかな 」と皮肉るチヒョンに苦笑いをした。
そして、キジの土産のお礼に芍薬の絵を贈ると言うギョムとお返しをする意味を腹の中で勘ぐるチヒョン。
*
その頃、ヒョルリョンとウが居ないことに気づき探し始める師任堂。
二人を比翼堂の前で見つけ、ウを抱いている男が雲寺( ウンピョン )寺で見た人だと気づきハッとした。
それを隠して子供達をつれ去ろうとしていた師任堂を、呼び止めるチヒョン!!
次回のお話は ⇒ 師任堂(サイムダン)7話 あらすじ 感想
前回のお話は ⇒師任堂(サイムダン)5話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 師任堂サイムダン 6話 感想
20年ぶりに師任堂とギョムが再会するシーンから入りました。
見つめあうだけで既に情感が伝わってくる円熟したイ・ヨンエとソン・スンホンの演技が、素晴らしかったです。
だめ亭主に苦労している師任堂に苛々し、ついに20年間溜めていた不満を吐き出すギョム。
ですが師任堂に「 才気溢れる少年が消えてしまったことが、悲惨で悲しい。 」 と指摘されて20年ぶりに筆を取り、長い眠りから覚醒しました。
今後のギョムの活躍が楽しみですね。
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