韓国ドラマ 浪漫ドクターキムサブ 13話14話 あらすじ 感想 後半
浪漫ドクターキムサブ 14話 寄生虫病
MERSの発症かと恐れていたドンジュが失神しただけと分ると「 彼に必要なのは水分と睡眠だ 」と告げて、ソジュンは虫垂炎患者の方へ移った。
シン会長の手術を投げ打って、ERに入ってきたソジュンの行為に驚くスタッフたち。
虫垂炎の女性の症状が悪化しているとソジュンに報告されたキムサブは、何もできないもどかしさに「 防護服の到着は未だか!」と大声を張り上げた。
そこへ” 30分で防護服が届く ”と駆け込んでくるギテ。
すぐにソジュンにそれを伝え手術準備を促した後、シン会長の病室へ寄るキムサブ。
だがそこから出てきたインボムに「 どうやってソジュンがカンドンジュの失神を知ったか興味がある!」と疑惑の目を向けた。
それに対し” ユン先生に呼ばれた ”と平然と嘘をつくインボム
病室に入ったキムサブは、MERS感染の可能性をシン会長に打ちあけた。
だが「 お前が居る限り怖がる理由は何もない 」と絶大な信頼をみせた後、「 死ぬ運命なら20年前に亡くなっていた筈、私は簡単には死なないようだ 」と余裕のシン会長。
*
30分後、やっと防護服が到着し手術室へ運ばれる虫垂炎患者。
ソンチョル(チャン・ヒョクジン)が執刀し、キムサブがアシストして始まる手術。その頃ERでも、隔離されていた人の解放が順番に始まっていた。
そうして混乱の続いたドルダム病院の一夜が明けた。
検査の結果を持ちキムサブの部屋へ走りこむと、「 MERSではなかった。私達はクリーンだ 」と告げ防護服を脱ぎ捨てるギテ。
*
ERに入りMARSではないと伝えた後、患者の血液検査を調べ始めるキムサブ(ハン・ソッキュ)。
皆がマスクを外し安堵の声を上げる中、好酸球(エオシノフィル)の値が大きい事をソジュンに指摘するキム・サブ。
「 エオシノフィル?」と患者の傍に駈け寄り生魚を食べたかを聞くソジュン。
「 二ヶ月前に”生の蟹のマリネ”を食べた」と知ると肺吸虫症(寄生虫症)を疑い唾液検査をパク看護士に指示する。
てきぱきと良く動くソジュンを眺めるキムサブとオ看護士。
「 よくユン先生をERの中に送る気になったわね」と言うオ看護士に、キムサブは「 止められなかったんだ 」とドンジュとの仲を示唆して笑った。
*
目覚めたドンジュは、隣で付き添って寝ているソジュンを幸せな気分で眺めていた。
その内に目を覚まし、医者の不養生だと小言を言うソジュンを聞き流して「 夜通し付き添ってくれただろ?手を握っていただろ?」と尋ねるドンジュ。
「 MERSではなかったのよ。肺吸虫症だったわ 」と話を逸らしたが、動じないドンジュにそうだと認めるソジュン。
「 手を握ったのは熱をチェックしてたの 」と言い訳をするソジュンを抱きしめるドンジュ。
「 これは何?」
「 くらくらするんだ。だから暫くこのままで…」
「 眩暈がするなら食べなきゃ…」
「…」
ー彼に抵抗する力を失っちゃった…。これは寄生虫病ね。と心で呟くソジュン。
*
ドルダム病院に新しい医者が来た。
「 ウ・ヨンハです。ここで働く事になりました。宜しくお願いします。」と挨拶をするヨナを唖然としてみる面々。
というのも、以前救急救命に運ばれた時のホームレスの女性だったからだ。
理由を訊かれたヨナは、「 あの時は研修医に疲れ切っていて逃げていたんです。医者を辞めようと思って...」と答えた。
院長室での挨拶が終えると、待機室に向かうヨナ。
早速「 ウリ、ヨナ…」と親しげに呼び歓迎するソジュンと「 グッドニュースだ!」と嬉しそうにいうドンジュ。
そうしてインスが広げたピッツァを食べている処へ交通事故の知らせが入り、あっという間に空になる待機室。
頭をハンドルにぶつけた運転手をソジュン、窓ガラスの破片が腕に突き刺さった女性をドンジュ、肩を脱臼した男性をインスが担当する中、自分で入ってきて床に倒れた漫画家を担当するインボム。
漫画家がペースメーカーを入れている患者だと分ると、直ぐにキムサブを呼ぶインボム。
患者の傍でもたもたするインボムを叱り、指示を出すキムサブ。
そこへ入ってきて患者の検査結果をキムサブに渡すと超音波検査を始めるソジュン。
その後、エクモ(検索画像)ECMO(人工肺とポンプを用いた体外循環回路による治療 )手術をソジュンではなくインボムに命令するキム・サブ。
動揺するインボムを疑わしそうに見るキム・サブ。
*
その後インボム執刀で手術は始まった。
だが傍で観察していたキムサブは、カニューレ( 排菅 )を間違えるインボムに執刀医交代を告げた。
インボム(ヤン・セジョン)を部屋に連れて行きECMOに関する質問を浴びせるキムサブ。

SBS 画面 キャプチャー
どんな質問にも流暢に答えるインボムだが、キムサブは騙されず彼の手を掴んでこう言った。
「 言葉では騙せても手では欺けない。外科医の手は経験と努力に嘘をつかないものだ。まるで捨て石になった様な行動で自分を堕落させるな!」と。
*
シン会長を訪れ手術の危険性について説明するキム・サブ。
「 技術的な問題があるので電池交換ではなく人工心臓自体を交換する必要があるのです。稀なケースで成功率さえ分らないのですが……」
だがシン会長は「 稀なケースを与えられて光栄だ。生き残ろうとがむしゃらになっている患者と、命をとことん救おうとする医者。私達は粘り強い二人の男だ。」揺るぎない信頼を見せた。
*
病院スタッフを集めシン会長の手術手順を説明するキムサブ。
「 人工心臓を取り除き新しい物と交換する手術となる 」と言った後、其々に受け持つパートをキムサブは与えた。
模型を使い本番さながらの手術シュミレーションをティームでした後、手術のタイムラインを作る会議の中で、7時間での完了を目指し時間調整をさせた。
会議が終ると、その内容を父親に連絡するインボムだが、キムサブに言われた言葉が頭を過ぎりジレンマに陥った。
*
勤務が終わり帰ろうとするソジュンに、クリスマスプレゼントだと箱を渡すギテ。
箱を開けネックレスを見たソジュンは、喜ぶ素振りは見せずドンジュを呼び出した。
そして受け取りたくない、とネックレスをドンジュに返した。
「 受け取りたくないとは、どういう意味ですか?」
「 何も暗示していないけど…ただ受け取りたくないだけ」
そう言って去ろうとするソジュンの腕をつかみ引き止めるドンジュ。
「 俺がそんなに嫌いですか?男として先輩には気に入ってもらえないのか?先輩は俺をどう思っているんです?」
「 あなたを好きよ。」
「 じゃなんです?」
「 でも...あなたへの気持ちが深くなればなるほど、5年前の事故を考えるの。そんなの良くないしあなたに失礼で申し訳なくて...だからドンジュ。私達は...」
と断ろうとするソジュンを「 俺は大丈夫だ」と遮るドンジュ。
「 ずっと長い間先輩に望んでいたのは一つだけ。聞きたかった返事を今聞いたからもう充分なんだ。先輩が俺を好きでいてくれるなら、他の事は問題じゃない。」
と溢れる思いを告げるとネックレスをつけるドンジュ。そうして熱いキスを交わす二人♥

SBS 画面 キャプチャー
♥pick up素人医術用語♥
好酸球(こうさんきゅう、Eosinophil granulocyte)
白血球の一種である顆粒球の1つである。アレルギー反応の制御を行なう。I型アレルギー、寄生虫の感染などで増殖する。肺吸虫症(はいきゅうちゅうしょう、英: paragonimiasis)とは住胞吸虫科Paragonimus属に属する吸虫の寄生を原因とする寄生虫病。
ECMO
「人工肺とポンプを用いた体外循環回路による治療」をECMO(エクモ)と呼ぶ。
次回のお話は⇒浪漫ドクターキムサブ 15話あらすじ 感想
前回のお話は⇒浪漫ドクターキムサブ 12話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 浪漫ドクターキムサブ 13話14話 感想 ユ・ヨンソク ソ・ヒョンジン
MARSでERが隔離されて、離れてしまう二人が痛々しかったですが、実際にはこういう風にマニュアルがあって閉鎖されるのだと考えさせられましたね。
ソジュンも気持ちを告白したので日晴れて両思い、これからは、2人がどんな風に付き合っていくのか楽しみですね。
ドンジュを密かに思っているユナと今後どうなるかも楽しみです。
主演三人のリアリティ溢れる演技がドラマに緊迫感を与えているし、て面白いです。
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