浪漫ドクターキムサブ 19話 あらすじ 感想 ソ・ヒョンジン

韓国ドラマ 浪漫ドクターキムサブ 19話 あらすじ 感想 後半

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潰瘍性大腸炎の患者の容態が急変し、振戦せん妄( しんせんせんもう、Delirium tremensアルコールからの離脱によって引き起こされる急性発作 )を起している事を彼の妻に告げるドンジュ。

そこへ｢ 早く夫をＩＣＵに移して ｣と苦情を言いにやって来る腹部貫通傷の妻。

手術を後回しにされたとか、手抜き手術をされたとか抗議する二人にドンジュが言い返している所で、心停止になる潰瘍性大腸炎の患者。

その後懸命な救急救命処置にも拘らずその患者は亡くなった。

 

死亡を告げられた妻は｢ なぜ手術が必要だと言ったのです？もし彼を救えないのなら...。手術が成功していたのなら夫は死ななかった。｣とドンジュにすがりついた。

それに憤り部屋に戻るドンジュ。

その後、家族に対するドンジュの態度を注意するキムサブに、ドンジュは｢ ICUのベッドの空きがないのも、アルコール中毒なのも僕のせいじゃないのに、なぜベストを尽くした手術を非難するんだ？ ｣と不満を爆発させた。

 

｢ 外科医が最も言われる非難は” なぜ手術をしたんだ？もし救えないのなら... ”。二番目は” 手術の前は元気だったのに手術で状態が悪くなった ”。人の体にメスを入れる医者は、必然的に批判と非難を受ける ｣

そう言ってキムサブが謝罪を促すが、できないと反抗して部屋を出て行った。

＊１４年前の真実

 

ソンジェ( キム・ミンサン )は、メモを取らず記事にはしないからという約束で、ノ看護士からついに真実を聞き出していた。

あの時、医療ミスを公表しようとしたキムサブに｢ いくら大騒ぎをしても傷つき負い出されるのは私ではない ｣と手術スタッフ7人を盾にユンワンは脅したのだった。

そして「 スタッフを守る為に、全ての非難を受けとめてキムサブが消えた 」と教えるノ看護士。

プ・ヨンジュの名で7人のスタッフに手術をさせたのは、当時副医院長のト・ユンワンだった。

その時、キムサブの言った言葉” 真実を知ったら、世の中に公表する勇気があるのか？ ”が頭に過ぎるソンジェ。

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ノ看護士と同じ様にキムサブの過去をドンジュ( ユ・ヨンソク )に教えた後、ナム麻酔医師は｢ だがキムサブが庇ったのは、その7人の病院スタッフだけではなくもう一人いたんだ ｣と続けた。

｢ チャン・ヒョンジュの葬式の日に中学生がＥＲにバットで押し入り騒ぎを起した。病院は、損害賠償2千万円の請求と共に母親を告訴、そして14歳以上だった子供に対して刑事責任を追求した。その事について何も思わなかったのか？｣

そう問われて、やっとキムサブが自分を庇ってくれた事を悟り涙を流すドンジュ。

その後、気持ちが落ち着いたドンジェは、キムサブに言われたように腹部貫通傷の妻に謝罪をしに行った。

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ノ看護士から全てを聞いたソンジェは、ゴデ病院の代理手術名簿( ゴースト医による不正手術 )をキムサブの机にそっと置いた。

そして｢ 代理手術の事実を知っている患者も、訴訟を起そうとした者へゴデ病院が支払った金額も載っている。時効が過ぎているから法律では何もできないが、ト院長への武器にはなる。復帰おめでとう ｣と祝った。

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ゴデ病院で開かれる祝賀パーティへの参加をシン会長の手術ティームのスタッフに提案するキムサブ。

キムサブは” 韓国で初めての人工心臓交換手術成功 ”を自分の業績にしようとするユンワンの不正を今度こそ正すつもりでいた。

臆病だった自分に打ち勝ち、代理手術名簿を武器にして14年前にできなかった事を今度こそやり遂げると胸に秘めて、ドンジュ、ソジュン、インボム、オ看護士、ナム麻酔医師をと共に祝賀パーティ会場へ向かった。

 

次回のお話は⇒ 浪漫ドクターキムサブ 20話 あらすじ 感想

前回のお話は⇒浪漫ドクターキムサブ 18話 あらすじ感想

韓国ドラマ 浪漫ドクターキムサブ 19話 感想

とうとう１４年前のキムサブ( ハン・ソッキュ )の過去の全貌が、明らかに！

7人＋ドンジュ( ユ・ヨンソク )を庇って沈黙を続けていたキムサブでした。

責任感・正義感の強いキムサブの性格を腹黒いユンワンに上手く利用された訳でしたか…。

後残るのは、シン会長とのつながり、そしてユンワンへの逆襲。

14年前のように臆病でもなく、ユンワンを倒す武器を手にしたキムサブが、リストをどう使うのか、来週の最終回が楽しみです。

ソンジェが祝いの言葉を既にキムサブに言っていますが、果たしてそうなるでしょうか？

来週はいよいよ最終回ですね。ユンワンとの対決が楽しみです。

 

◊Pick up素人の医術用語◊

振戦せん妄（しんせんせんもう、ラテン語で「震える錯乱」の意味。DT、the horrors、the shakes.）通常はアルコールからの離脱によって引き起こされるせん妄の急性発作である。

潰瘍性大腸炎（かいようせいだいちょうえん、英: Ulcerative colitis、略: UC）は、主に大腸粘膜に潰瘍や糜爛ができる原因不明の非特異性炎症性疾患。

大動脈解離（だいどうみゃくかいり、英: Aortic dissection）とは、3層構造を作っている大動脈のうち、何らかのきっかけで真ん中の層の膜（中膜）に血流が入り込み、層構造が別々に剥がれていく（解離してしまう）疾患。全てウィキペデイアより