浪漫ドクターキムサブ １８話 あらすじ 感想 望むか望まないか

韓国ドラマ 浪漫ドクターキムサブ １８話 あらすじ 感想 後半

＊目覚めるシン会長( チョ・フン )

 

シン会長を迎えに乗り込むゴデ病院の関係者たち。

ユンワンからの指示で力ずくで突破しようとするヒョンチョル( チャン・ヒョクジン )達の前に、壁を作り防ぐギテとスタッフ達。

そうしてロビーで乱闘が始まる中、シン会長が目覚めたと伝えるキム・サブ。

＊

意識が回復したシン会長に｢ 手術は上手く行ったのか？｣と尋ねられたキムサブ( ハン・ソッキュ )は｢ もちろん成功しました ｣と答えた。

 

そして｢ ご苦労だったな。キムサブ｣とシン会長が感謝すると、キムサブは高笑いをした。

そんな中入って来たヒョンジョンは、シン会長に抱きついて｢ どれだけ心配したことか。お父さん ｣とうれし涙にくれた。

その姿をＩＣＵのドア越しから睨みつけ、ゴデ病院の関係者と共に退散するユンワン。

＊

シン会長が目覚めた事で気が楽になったドンジュは、待機室から出て行くコ・インボム( ヤン・セジョン )を追いかけた。

そして、腹部にガラスが埋まった患者の稀なCTスキャンを一緒に診ようと誘った。

 

そんなドンジュに｢ どうしてだ？皆俺の父のせいで辛い目にあっているんだ。俺も嫌悪の対象にならないのか？｣と尋ねるインボム。

｢ 確かに...ト院長は嫌だな...でもお前のせいじゃないだろ？もし俺がお前の立場だったらきまり悪く感じるだろう ｣とドンジュ。

｢ 父を非難しているのか？｣と訊くインボムに｢ そんな事よりアシスタントをするのかしないのか？｣と去りかけるドンジュ。

｢ 分った。やるさ！だが次は、お前がアシストだからな ｣と結局同意するインボムに笑うドンジュ。

＊

ＩＣＵから出ると｢ 父が入院中は病院閉鎖問題を話し合わない ｣と言い、キムサブに感謝するヒョンジョン。

その後キムサブと名を呼ばせる理由を尋ねられて、チャン・ヒョンジュを思い浮かべるキム・サブ。

プ・ヨンジュに憧れていた医学生ヒョンジュに名前を隠し、キムサブ と名乗ったのが最初だったと教えた。

そしてその後も本名を告げる事なく彼女を可愛がり、問われるままに指導した。外科的質問をするために追い回すヒョンジュにビデオを渡したりもした。

 

そして二人の間にいつしか深い師弟関係ができていた時、そのソンジュが医療ミスにより亡くなった。

死後ソンジュの手紙から、正体を知っていて知らないふりをしていたことや、一緒に手術をするのが夢だと知ったキム・サブは、号泣していたのだった。

*

その頃オ記者は、14年前にドンジュが病院で暴れた事件について調べるためにドンジュの母にの元へ訪ねていた。

真実を見つけるために、死んだドンジュの父が大動脈に関連した病気で死亡したことを確認したり、ドンジョの大暴れで壊れた機器の損害賠償の費用を誰が返済したのかを尋ねたりした。

＊

インボム( ヤン・セジョン )とドンジュ( ユ・ヨンソク )がＣＴスキャンで腹部でガラスが貫通している患者を診終わった直後、新たな救急患者が運び込まれた。

胸と背中の激痛を訴える患者から、大動脈解離を疑うドンジュとソジュン。

さらに調べた結果、亡くなったドンジュの父と同じ大動脈解離スタンフォードタイプＡだと分り、傍で付き添う奥さんと子供がかっての自分と母にダブって見えるドンジュ。

そしてその隣のベッドでは、一度自己退院をしていた酔っ払いの男がインボムの診察を受けていた。

 

そうして一度に、” 腹部貫通傷 ” 大動脈解離 ”  潰瘍性大腸炎  ”と緊急手術を必要とする患者が三件となり話し合いになった。

その結果、嚢状腸管壁気腫の患者を優先するソジュンの意見に同意し手術を決めるキム・サブ。

 

だが父親の無念の死が姿が頭から離れないドンジュは、納得がいかずキムサブに泣き叫んだ。

｢ あの日もそうやって、ＶＩＰ患者の手術の為に俺の父の手術を後回しにしたのですか？どうして答えないのです？｣

 

次回のお話は⇒浪漫ドクターキムサブ 19話 あらすじ 感想

前回のお話は⇒浪漫ドクターキムサブ 17話 あらすじ感想

 

◊Pick　Uｐ素人の医術用語◊

大動脈解離（だいどうみゃくかいり、英: Aortic dissection）とは、3層構造を作っている大動脈のうち、何らかのきっかけで真ん中の層の膜（中膜）に血流が入り込み、層構造が別々に剥がれていく（解離してしまう）疾患。

潰瘍性大腸炎（かいようせいだいちょうえん、英: Ulcerative colitis、略: UC）
主に大腸粘膜に潰瘍や糜爛ができる原因不明の非特異性炎症性疾患

韓国ドラマ 浪漫ドクターキムサブ １８話 感想

キム・サブと言う名はソジュン( ソ・ヒョンジョン )によってつけられていたとは驚きでした。

そして、亡くなった生徒との深い繋がりを感じさせる憎い演出がされた18話でした。

とにかくシン会長が目覚めた事でキムサブにやっと追い風が吹いてきたので、今後のユンワン( チョ・ジンホ )との対決が楽しみになっています。

長年の葛藤の末に遂に父親の死についてキム・サブに問うドンジュ。真実を聞いて長年のわだかまりを解消できるのでしょうか？

そして事件の真相に近づいているオ記者が今後どういう行動を取るつもりなのか気になります。