韓国ドラマ 麗 8人の皇子たち 17話 あらすじ 感想 後半
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天徳殿にヘ・スの私物を運び入れた後、このまま皇宮で暮らせる様に助けて欲しいと頼むチェリョン。
新皇帝の即位による宮女の解放が行われていたが、ウォンの密命を受けたチェリョンはヘ・スに残留を頼んだ。
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信州(チンジュ)の豪族を従え大殿に入るジョン(ジス)。
「皇位継承宣言が疑わしいのに、どうやって皇帝にお仕えできるのでしょう。忠誠心は信頼から来るものです 」
「では信州劉氏は、現皇帝に従わないつもりと見える 」
「血縁に認められない皇帝を他の豪族がどう見るか、お考え下され 」
「血縁を断ちたいのか、ジョン?」
「もし遺言が明らかになれば、分かるでしょう 」
とジョンと豪族たちが出て行った後、信州劉氏をこのままにしておくと危険だと進言するジモン。
最後の最後まで息子ではないと言う事か...と苦々しく呟くワン・ソ。
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お菓子を手作りしているヘ・スとウヒ。
「自身の幸せの為に誰かに酷いことをすれば、いずれ自身に戻ってくるのよね?許されないわよね?」
そう尋ねるウヒに、そうねと答えた後…付け加えるへ・ス。
「でも...あなたと私はちょっと大目に見て貰わない?あなたの手首と私の腕の傷を隠すだけの幸せなら、わがままでも許してもらえるはずよ 」
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その夜、贈り物を届けにワン・ソ(イ・ジュンギ)の元へ行く途中、ウク(カン・ハヌル)に出くわすヘ・ス(IU)。
「あいつの元へ行ったんだな。私には皇位と愛をどちらも得るのは欲心だと言ったのに...。今お前は皇帝の女だ。それをどう受けいればいいんだ?」
「あの方は正直でした。どちらも失いたくないと言われたんです。欲心さえ告白されて...」
「お前が私は皇帝になれないと思っているのは、私が皇帝の器じゃないとお前の目には見えるからか?」
「そういう事ではなく4皇子様は、皇帝の星にお生まれになったのです。太祖様もご存知でした。これは自然の流れであり運命なのです 」
その後暗い部屋で思い出の品の腕飾りを壊し、ヘ・スと心の中で決別するウク。
そこへ現れたヨナに「 お前は皇后となる!誰も全てを持つ事はできない 」と呟くようにヨナに告げるウク。
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漢詩を何枚もワン・ソに書いてもらいながら、いつもより笑みが多いとふと心配になるヘ・ス。
「全てを知ろうとするな。じゃあないと、婚姻もしてないのに逃げたくなるぞ 」
「一日中待っているからです。茶美園で働いたらダメでしょうか?それとチェリョンを茶美園に残らせてくれませんか?チェリョンがいると寂しくないから...ねっ」
そうヘ・スにねだられチェリョンの滞在を許可した後「 子供を産んで育てれば寂しくないぞ 」とヘ・スをのぞき込むワン・ソ。
突然の話に「 婚姻もしてないのに...」とどぎまぎするへ・ス。
「婚姻か?いつにする? 」
と気軽に尋ねるワン・ソに、嫌ですと言うへ・ス。
「もう少しましな申し込みをお願い致します。祈りの塔の前で以前なされ様としたみたいに 」
「いつ祈りの塔へ行けるか分からない。皇宮から出るのは以前程、簡単ではないんだ 」
「そうですね…」としょんぼりするヘ・スに微笑むワンソ。
「お前の望む婚姻の申し込みをしなければならないのか?あ~、お前の扱いは国政より難しい... 」とため息をつくワン・ソ。
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ヘ・ス(IU)の病い
ワン・ソの命令によりヘ・スの元を訪れる太医。
「膝は、いずれ歩けなくなるかも知れません。積もり積もった心の病が体まで蝕んでいるので、長生きはできないと思われます。」
と残酷な告知を聞かされるへ・ス。
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その後、石塔へ行き祈るヘ・ス。
「これから健康に気をつけます。まだ20代なのに後10年は短すぎです。もう少しあの人と居させて下さい。」
と手を合わせて祈るヘ・スに、何を願っていると近寄るジョン。
「長く皇帝でいて欲しいとソ兄上のために祈っているのか?」
「男らしくて優しい14皇子様と友達に戻りたいと願っていました 」
「お前が4番目の兄上の味方になって、裏切られた気分だ!」
「憤りの方向が間違っています。前皇帝が大兄上とウン皇子様にした事をお忘れなの?陛下が皇帝になられたのは自然の成り行きなのです 」
「そうかもしれないが、ソ兄上が松岳に戻ってから全て酷くなったと思ってるよ。それにお前も酷い目に合わないかと心配だ。お前、皇后になれると思っているのか?」
「皇后?考えた事なかったけど...」
「皇后は家門の名を使い他の豪族たちと皇帝を支えなければならない。婚姻を繰り返す皇帝の夫人たちの一人になるのを望んでいるのか 」
とヘ・スに尋ねた後「もしここを去りたくなったら知らせろよ」と言い残すジョン。
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大臣達が一人も現れない中、代表として太殿へ入って来るウク。
「第一に、大臣により選ばれた将軍に官軍の指揮を任せる事。第二に、豪族にその地の税制を任せる事。そうすれば大臣達は姿を見せるでしょう 」
「皇帝の羽をもぎ取るつもりか?私がそんな圧力に屈すると思うのか?」
「もし羽を諦めたくないのでしたら、心臓はどうですかな?黄州ファンボ家が婚姻を願い出ております 」
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同じ頃、ヘ・スの元を訪れ「 側室にもなれないだろうが、陛下の女人として認める。陛下の世話をしても構わぬ 」と話すヨナ。
「何の事か分かりません 」と言うヘ・スに「 陛下と婚姻します。私が陛下の夫人に...皇后になるのです 」と宣告するヨナ。
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ペグァ(ナム・ジュヒョク)とジモンを下がらせ、ウク(カン・ハヌル)と二人きりで話を続けるワン・ソ(イ・ジュンギ)。
「ヨナと婚姻すれば、豪族たちは陛下の味方です 」
「こんな方法で私を揺さぶるな。私には約束を交わした者がいるんだ。」
「ヘ・スの事でしょうか?あの子は皇后にはなれません 」
「私がそうすると言えば、するんだ 」
「お忘れですか?ヘ・スは太祖との婚姻を避けるため腕を切った事を...。体に傷のある女人は皇帝とは婚姻できない事を!」
その言葉に愕然とするワン・ソ。
次回のお話は⇒ 麗 花萌える8人の皇子たち 18話
前回のお話は⇒ 麗 花萌ゆる8人の皇子たち 16話
韓国ドラマ 麗8人の皇子たち 17話 感想
遂に光宗( クァンジョン )に即位するワン・ソ。
これで少し落ち着いて、ヘスとの幸せな日々が来るのかと思ったら直ぐに持ち上がる皇后問題。
後ろ盾のないヘ・スに猛反対の重臣たちとあらゆるう手を使って皇后へなろうとするヨナ。ヘスへの嫉妬からそれを支援するウク。
残念ながら、ワン・ソはこのまま仕方なくヨナと婚姻するのでしょう。
そして何だかはっきりしませんが、心の病いで短命を宣告されるヘ・ス。
段々とストーリーが悲劇的になってきていますね。
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