韓国ドラマ ラジオロマンス 14話 あらすじ 後半
*車内デート
スホは「 近所のオッパ( 兄さん )とデートしているつもりだったのに...。本当にトップスターなんだから...」と車の中でため息をつくグリムに嬉しさを隠せなかった。
「 君、僕をオッパ( 兄さん )と呼んだのか?」とグリムを見つめて微笑んだ。
これにドギマギしたグリムが「 これって一体どんな公開恋愛なの?」と話題を変えると「 君の手を握って行きたい所へいくことだよ。」とスホはグリムの手を握った。
*
その後川辺りに車を停めて2人は車中で話した。
スホの明日撮影分の台本を見たグリムは「 このキスシーン本当に必要かしら?なんでこんなに沢山キスシーンがあるの?」と嫉妬した。
そしてこれまでに映画とドマラを合わせて約千人とキスをしたと打ち明けるスホに、目を丸くした。
だがスホの方も、グリムが過去他の男性とキスした話をするとたちまち声を荒げた。
「 僕は仕事だからしなくてはならないが、君はしたくてしたんだろ?酷いな 」と責め始めるスホの口を、グリムはキスで封じた。
これにスホ( ユン・ドゥジュン )もキスで返して、2人は微笑みあい喧嘩していたことを忘れた。
その後自宅前で、グリムは12年前にスホが送った手紙を今でも時々読んでいると話した。
そして「 どうして名前をウ・ジウからチ・スホに変えたの?」と胸に抱いていた疑問を口にした。
これにスホは答えず「 後で話そう 」とグリムを家に入らせた。
*
翌日スホの父チ・ユンソク( キム・ビョンセ )は、ジュハに頼まれてスホと別れさせるつもりでグリムをカフェに呼び出した。
ビョンセは「 ラジオを聴いているよ。スホのファンだ 」と話した後、スホのことが好きなのかとグリムに尋ねた。
これに頷くグリムに「 お前たちは直ぐに別れる事になるだろう。愛は無力だからな。」とビョンセは切り出した。
「 楽しい時を過ごして別れるならそれでいいが、本当の愛だと主張するなら今別れたほうがいい」と助言するビョンセを、グリムは” お父さん ”と呼んで話し始めた。
「 スホさんは愛がどんなに強力であるか知っています。スホさんは家族を壊したいのではなく、本物の家族を作りたいのだと思います 」とグリムはスホの気持ちを代弁した。
これに感銘したビョンセは「 明日スホの誕生日だと知っているかい?グリムさんは良い人のようだ 」とグリムを優しく見つめた。
*
その後カフェを出てブティックに入ったグリムは、警察署に呼び出された。
スホのファンから「 ソン・グリムが我々のオッパ (兄さん)誘惑した 」と罵られて我を失ったエランが、ファンと押し合いの喧嘩となり警察沙汰になったのだった。
2人で帰宅した後「 動揺させてごめんなさい 」と謝るグリムに「 又誰かと戦うなんてね。これも娘のおかげよ!」とエランは励ました。
その後ガンの家で台本を書いていたグリムは、本の間に” ジ・スホがウ・ジウを殺した ”という脅迫ハガキを見つけた。
そしてそれが数週間ブースに届いていたことを知り驚愕した。
*
ジェイソンの部屋で脅迫ハガキを発見したジョンウは、注意をするようにとスホに警告した。
だが夢ばかりではなく運転中にジウの幻影を見るようになっていたスホは、ジェイソンの元へ行き、過去に記憶喪失ではなくうつ病と診断されていたことを打ち明けた。
そし父親の不倫騒動で口論の絶えない両親に絶えきれず多量の睡眠薬を飲んで自殺を図った時、目覚めた病院で出会ったウ・ジウとの思い出を語った。
*
ジウと初めて会ったのは、ある日スホがぼーっと窓から外を見ていた時だった。
ギターを背に抱えたジウが、外で子供と遊んでいるグリムを見ようとして窓に駆け寄ってきたのだ。
その後病室に来てベッドに飛び乗ったジウが「 どこから来たんだ?」と自分の肩に手を回して尋ねた時のことを、スホは鮮明に覚えていた。
愛情に飢えていたスホは、人懐っこい笑顔で自分を見るジウが天使の様に見えた。
そうして友人になったある日、ジウは20歳になる前に死ぬだろうから人より3倍楽しむ事にしている、とスホに打ち明けた。
そしてスホは、ジウが好きなソン・グリムを一緒に眺めている内に、同じようにグリムを好きになっていった。
話を終えたスホに、ジェイソンは「 ジウではないことをなぜソン・グリムに言わなかったんだ?いつ真実を告げるつもりだ?」とスホに問いかけた。
その夜眠りについたスホは、ジウの事故の夢を見て再びうなされた。そして目を覚めすとハガキを掴んで出かけた。
*
脅迫ハガキの送り先である納骨堂に来たスホ( ユン・ドゥジュン )は、ジウの墓の前で旧友の写真を見つめながら過去を思いだしていた。
死ぬ前にグリムに告白しようとしていたジウを裏切り、アイマスクを着けたグリムにキスをしたことや、その場面をジウに目撃されてしまったことを思い浮かべていた。
そんな中、隣に現れたジェイソンにスホは驚かず「 お前がハガキを送っていたのか?僕をここへ来るように仕向けるために?」と尋ねた。
これにジェイソンは「 ジウの墓の前でお前がどんな風に立っているのか、何を話すのかが気になってしようがなかった 」と嬉しそうに微笑んだ。
そして「 ” ジ・スホは殺人者だ ”にどう思った?」と尋ねるジェイソンの襟をスホは掴み、顔を殴った。
だがスホの感情的反応を見たジェイソンは「 僕を殴るお前を見られたぞ!」と興奮を隠すことができなかった。
( 友じゃなかったの?不気味...)
*
脅迫ハガキについて話そうとしてスホの家に来ていたグリムは、記者たちが現れる可能性もあると思いつきジョンウに連絡を入れた。
その後ジョンウに家に入れてもらったグリムは、スホとの最初の出会いから大人になって愛を確認した日までを思い出しながら待っていた。
そうしてやっと帰ってきたスホは、グリムを見てギュッと抱きしめた。
だが「 スホさんがウ・ジウを殺したっていうのは、どういうことなの?」とグリムが尋ねると、腕を放してグリムの瞳を見つめた。
次回のお話は⇒ラジオロマンス 15話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒ ラジオロマンス 13話あらすじ 感想
韓国ドラマ ラジオロマンス 14話 感想
遂にジウとスホとの出会いとその後が描かれました。
自殺を図り搬送された病院でスホは、ジウと出会っていたんですね。
その時既に有名だったけれどうつ病で死にかけていたスホは、命が限られていたジウに生きる価値を教えてもらい救ってもらった事になります。
でもそんなジウの振りをしてグリムに近づき自分の方へ向けさせたスホは、初めてできた友人関係を壊しただけではなく、死ぬ前にジウがしたかったキスさえも奪ってしまった!
けれど、スホのグリムに対しての気持ちは本物でしょう。
そして過去自分がしたことを深く反省し、キャリアやファンを失うリスクを抱えながらも現在グリムを最優先しているスホ。
それを理解して辛い目や怖い目に遭いながらも離れようとはしないグリム。
そんな” ラジオロマンス ”カップルですから、この最大の危機を別れることなく乗り越えてくれるのでは?と期待しています。
韓ドラの世界では一度別れるのが王道ですが...。
ハガキを送っていたのがジェイソンだと明らかになりましたが、誰も驚いてはいないですよね?( 笑!)
ただその動機は何でしょう?ジウと関係があるのでしょうか?
ジェイソンについてはまだ多くの謎が残されていますが、最終回まで待つことになりそうです。
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