韓国ドラマ ラジオロマンス 12話 あらすじ 後半
スホを慰めるグリム
自宅前でスホを待ち伏せしていたグリムは「電話に出ないから、ここで3時間27分、28分!あなたを待ってたの。それでもまだ私と話せない?」と帰ってきたスホの前に立ち塞がり、見上げた。
これにスホは、やっと気持ちを打ち明けた。
「君が僕の傍から離れるか、僕の傍で好きな事を全て失い惨めになるかのどちらかだと思うと怖かったんだ。僕のせいで仕事を失ったんだから...」
「なぜあなたのせいなの?あなたのおかげで作家になれたのは事実だけど。チームの解散はスホさんじゃなくて、お母さんのせいでしょ」
そう言ってグリムはスホの言葉を訂正して慰めた。
「スホさんがラジオを守ろうとしていたことを知ってるから誤解なんてしてない」と続けるグリムに、スホは手を貸してと頼んだ。
そして差し出されたグリムの手を自分の首を包んで、スホはグリムの腕の中に沈んだ。(甘~い!)
*
家の中にグリムを連れて行った後、スホはこれしかできないと言いながら卵を焼いて出した。
これに「私が何か作るわ」と立ち上がったグリムだが、焼き焦げのトーストを持ってきただけだった。
そこへ帰ってきたジェイソン(クァク・ドンヨン)は、スホが食べている物を見て「何食べているんだ?それってお焦げ?」と呆然とした。
その後スホに送られて家に戻ってきたグリムに、ガンは「作家なんだから原稿を書け。DJを追いかけ回すのは止めろ」と叱った。
これにグリムは「DJだからではなくて、スホさんが好きだからなんです」と告白した。
*
翌日ジュハに会ったスホは、ラジオのスケジュールに合わせた新しいドラマ契約を結んだ事を伝えた。
そしてJHエンターテイメントを離れるので、KBCへの関与も停止するように勧めた。
その頃ラジオ局では、局長がスホの番組の復活すると本部長に話して許可を得ていた。
そして18時の時間帯を戻す方法に頭を悩ませる局長に、早朝4時枠を取るとガンは答えて笑った。
グリムは、この良い知らせを伝えてスホに抱きついた。
「スホさんがしてくれたんでしょ?これからはあまり眠れませんね」とため息をついた。
新しい時間帯が朝の4時だと知るとスホは呆然とした。
*
企画室に戻ったスホは「僕はチ・スホだから。4時枠のラジオはできない」と宣告した。
そしてカン局長と話あうと立ち上がるスホに、ガンは「放漫になるな」と言い放った。
時間枠、テーマやDJの台本まで全てが自分の仕事であり、要求に応じるつもりはないとはねつけた。
これにスホも「あなたの世界にルールが有るのと同様に、僕の世界にもルールがある。誰も聞いていない時間帯でラジオ放送をすることはキャリアの深刻な打撃になるだろう」と言い返した。
そしてスホなしで放送をするというガンに、怒ったまま部屋を出て行くスホ。
*
帰宅したスホは「殺人者チ・スホ、2006年3月を覚えていろ」と書かれた脅迫ハガキをテーブルの上に見つけてクローゼットに入った。
そして未開封の手紙でいっぱいの箱を取り出して見つめた。
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ジェイソンは、12年前にグリムとスホが出会った経緯についてジュハに報告していた。
そしてスホが自殺しようとしていた時と同じ時期だったかどうかと尋ねた。そして「映画の撮影で疲れていただけよ」と答えるジュハを疑わしそうに見つめた。
*
その夜スホは、病院にいる友ジウを思い出して悪夢を見た。
ジウは、コンクールに勝ったらグリムと話をするから、これが最後の手紙だとスホにラブレターを渡していた。
だがスホはそれを渡すのではなく、ジウがグリムに書いた他の手紙と一緒に机の引き出しに隠してしまった。
そしてスホは、ジウの交通事故の恐ろしい夢にうなされながら目を覚ました。
*
そんな中、グリムから電話でデートに誘われたスホは、真夜中にもかかわらず出かけた。
スホと一緒にバスに乗ったグリムは、スホの沈黙を気にかけず明るく話し続け、この時間帯にバスに乗ったことがあるかどうかと尋ねた。
そしてトップスターとバスに座っているなんてと笑いながら、スホの手を握った。
その時他の客がバスに乗り込んで来るとスホは緊張し手を放そうとしたが、グリムは固く彼の手を握りしめた。
その後スホの家の前で「いつからかわからないが、他のDJと一緒に働くことが想像できないから」とグリムは、4時の放送への参加を頼んだ。
そして「どれほど恐ろしいことを頼んでいるのか本当に分かっていたら、4時のラジオ放送を僕に頼んだりしないだろう」
と言い返すスホに、4時のラジオが怖いと認めたが「 あなたの声を信じて挑戦してみたい。一緒にできないの?」とグリムは尋ねた。
その後局に戻ったグリムは原稿を書き始めた。スホが現れてくれると望みながら…。
*
企画室に現れたガンは、机の上で眠っているグリムと完成した原稿を見つけた。
グリムが起きるまで待っていたガンは「 3時間も寝ていたんだから素晴らしい原稿だろうな」と皮肉を言った。
その後グリムが洗顔に行っている間に台本をチェックしたガンは、スホに宛てて書いたグリムのメモを見て顔色を変えた。
*
スホは、放送開始30分前に現れずグリムの電話にも出なかった。
これにガンは「スホさん、ラジオをすると決めた時にあなたがどう感じていたかを知っています。あなたの責任感も。待っていますよ」とグリムの電話からメッセージを送った。
だが放送開始数分前に現れたスホは、挨拶もせずブースの中に入り放送を始めた。
そしてオープニングの言葉を終えて最初の音楽が流れると、初めて自分の方を見たスホに、グリムは「来ると分かっていた。」と微笑んだ。
*
放送後、もう少し早く来るようにスホに注意するガンに、グリムは「これからは、私が目覚ましコールをしますから」と約束した。
その後、2人は一緒に駐車場に向かった。
そして、これからどこへ行こうかと尋ねるグリムに、スホは乗ってから話そうと言いながら車のドアを開けた。
だがグリムが車に乗り込む前に車のドアを閉めたガンは、振り返ってグリムを見つめた。
韓国ドラマ ラジオロマンス 12話 感想
ガンの突然のアクションに三角関係勃発?
ですが、いくら彼のグリムへの気持ちが本物だったとしても、今になってグリムにアピールしようとしているのなら遅すぎ!
ここに来てガンが一体何をするつもりなのか…?
この12話でグリムがスホへの感情を告白したので、ガンは自分がチャンスを逃した事を受け止めて引っ込むべきでしょう。
きっと可愛くて大事にしすぎていたのでしょうね。
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ジウを巡るスホの過去が少し描かれました。
やはり想像していたように、過去スホとジウは同時にグリムに夢中になっていたようですね。
いや…それにしてもスホがジウの手紙を隠していた点に驚き!!
グリムを好きなあまりに友を裏切り、その友が亡くなったことに罪悪感を持ったスホが、自殺を図っても不思議じゃないですね。
両親や兄弟と良好な関係があれば又別ですが…。
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大事なことを隠されていたことで距離を置こうとしたスホに、今回グリムは自分の方から近づいて距離を縮めましたね。
こうやって自分を心配したり近づいてくるグリムが、スホには大事な存在なんでしょう。
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