韓国ドラマ ラジオロマンス 6話 あらすじ 感想 後半
悩むグリム( キム・ソヒョン )
その夜ラ作家に言われた「 台本はスホの企画チームが書いているのに、あなたは何をしているの?」に悩んでいたグリムは、ムンDJの” 失敗からヒットを掴め ”を思い出してアイデアが浮かんだ。
そしてスホ( ユン・ドゥジュン )に電話して「 明日の放送で使うかどうか決めるほど読んでいない 」とスホがためらいがちに答えるのを聞いて「 良い台本を書いていつか使ってもらえるようになりたい 」と話した。
これにスホが、台本を使わない自分に怒っていないのかと驚くと、グリムは「 スホさんに対してよりも素晴らしい台本が書けない自身に憤慨している」と答えた。
そしてなぜ携帯を持たないのかとスホに尋ねた。
これに「 自分に電話する人は誰もいないし電話したい人もいない」と答えるスホに、グリムは即座にイ・ガンPD、私、マネージャーの名前をあげた後、書いている時に煮詰まったら電話したいと話した。
するとスホは「 もしも…もし僕が携帯を持ったら毎日かけてくるつもりか?」と迷惑そうにではなく期待を込めてグリムに尋ねた。
*
翌日の写真撮影は、スホと最近終えたばかりのドラマの相手役デソルとのカップル撮影だった。
カメラの前でにこやかにポーズをする2人だが、休憩になるやいなやスホは弁当を2つ持ってグリムを探した。
だが車に乗り込んできたスホに、写真撮影がまだ数時間あることを確認すると緊急の用事ができたとしてグリムは走り去った。
その後CM撮影が再開されるが、そこへ突然同じ衣装を着て現れたテリに現場は凍りついた。
これはテリに強請られているジュハの横槍だった。
頼まれた監督がデソルに謝り退出を求めるが激怒したデソルは引き下がらずテリ( Gril’sDay ユラ)と掴み合いの喧嘩を始めた。
そうして撮影が中断され外へ出たスホは、ジョンウから電話を取り上げて「 何でこんなことを続けるんだ!」とジュハに声をあげた。
だがジュハは「 あなたもしてるじゃない。ラジオに出ているでしょ?だからこうするしか方法がないの」と冷たくあしらった。
その後ジュハは「 デイリーのラジオがあってもスホはスケジュールに従う 」と言いながらリアリティ番組の契約書にスホの判を押した。
*小学校からの中継
撮影を終えたスホを迎えに来たグリムは、大雪で交通遅れがあると予測してスホに急ぐように指示した。
だがいくらも走らない内に事故による渋滞に巻き込まれ、車は完全に停まった。
これにグリムが時間内に戻れそうもないとガンに連絡し局長がその電話を取ってパニックに陥っている間、ガンは直ぐにラジオ中継車の手配をした。
そしてもう一度電話に出ると、グリムに台本を書き直しスホを連れて最寄りのラジオ局で放送をするように指示を出した。
だが別のアイデアが浮かんだグリムは、それをガンに説明してスホの撮影の合間に行っていた小学校ヘ向かった。
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その一時間後、中継車とともに学校に到着した2人にガンは次々と指示を出した。
グリムに「 脚本の内容はOkだから自分を信頼して放送しろ。全て一時間で済ませるんだ。お前が今日の放送の責任者だからな。」と告げた。
そして「 プロだよな?なら今日はソン・グリムをメイン作家として扱ってくれ 」とスホに指示した。
震えているグリムを見ながら「失敗はしない」とスホは約束した。
そして電話を切った後自分のマフラーをグリムに与えて「 俺たち2人だけで何とかしなくてはならないんだ。だからするべきことをしよう。震えずに...。先ず僕がすべきことは何なんだ?」と尋ねた。
これにグリムは自分が台本を書き換えている間に、この分校の最後の卒業生サングに会ってインタビューをして欲しいと頼んだ。
*
サングを見つけたスホは、卒業の垂れ幕を涙を浮かべて睨みつけ引き下ろす姿を見て、自分に似ていると思いながら彼の後を付けた。
そして教室の窓から鉢を投げようとする自分を止めないスホに驚いたサングが、鉢を持って出て行く後を追った。
家の縁側で「 お前は本当に誰かと似ているな 」とスホが話すと、サングは「 何だよ?行けったら」と追い払おうとした。
これにスホが「 同じことを友達に言ったのか?本当は去って欲しくないのに追い払ったんだろ?」と尋ねてサングが認めると、スホは彼の友達が戻ることはないと伝えた。
そして自分で戻ると言うサングを置いて、スホはグリムの元へ戻った。
*
だが中継直前になって「 ギョンミンの住所を聞いた後サングの姿が消えた 」と先生が飛び込んできたために、2人は慌てて外に探しに出た。
その後ライトを付けたり消したりしながら橋に座っているサングを見つけたスホは、自分の現在の姿をサングと重ねて胸を痛めた。
サングの前に立ったスホは、自分の発言を謝った後「 どんなに戻りたくても戻れない人もいるんだ。” 泣いていないからといって悲しくない訳じゃない。笑っているからといって幸せな訳じゃない ”」と話した。
そして「 もし涙を押さえ込めば、僕の様になってしまうぞ」とサングに忠告した。
これにサングは「 ギョンミンは卒業までに戻ってくると約束し、待っていろと言ったんだ。それなのに僕は去れって言った。待たないって!だから彼は帰ってこない気がするんだ 」と後悔の涙を流した。(涙…)
そして待ち続けるべきか卒業するべきなのかギョンミンに尋ねたいと言うサングに、スホは「 自分で聞いてみろ。ラジオで。ギョンミンが聞いているかもしれない 」と提案した。
*
放送時間10分前,スホ( ユン・ドゥジュン )とサングが戻った教室から” スホのラジオロマンス ”の生放送が開始された。
スホはゲストのサングにインタビューをして、ギョンミンが去ってから追い払ったことを謝ろうとしてライトで合図を送っていた話をサングに語らせた。
サングが「 分校がなくなれば、友達が戻ってくる所がなくなる。どうか分校を閉鎖しないで欲しい」と訴えて話を終えると分校の全生徒が出てきて合唱し、彼のインタビューを終えた。
この歌の間にグリムからエンディングは台本に従わず言いたいことを言って欲しいと指示されたスホは、過去自分を抱きしめてくれた少女(グリム)を思い浮かべた。
「 泣いていないから悲しくない訳じゃない。笑っているから幸せだと言えない様に…。これは友達が昔、僕に言ってくれた言葉です」とスホはその言葉でグリムにサインを出して見つめ生放送を終えた。
*
だがその後成功に湧いていたKBCのブースでは「スホは殺人者だ」という書き込みメッセージが届き、お祝いムードは一気に消滅していた。
その上、数日前に届いた同様の内容のハガキをホンジュンが差し出した為に、スタッフは深刻な雰囲気に包まれた。
*
サングと別れた後、雪に覆われた校庭に走り出すグリムの後をスホは追った。
グリムは喜びに溢れた顔でハグをしてスホを驚かせた。
「 とっても幸せなの!スホさんが私の原稿を読んでくれたから、私の夢への最初のステップを踏み出せた。リスナーに私のスタンプを押したんですよ。」
とグリムは掌にスタンプを押す仕草をして微笑んだ。
「 でもとっても気になるんですけど、エンディングの言葉をどこで聞いたんですか?私の好きな言葉だから。私達共通点がありましたね 」
そう言って覗き込むグリムに、スホは「 ソン・グリム、本当に覚えていないのか?」と尋ねた。
そしてグリムの目を手で覆うと、スホは( ユン・ドゥジュン )不意打ちのキスをした。昔、アイマスクをして見えないグリムにキスをした時と同じように…。
次回のお話は⇒ラジオロマンス7話のあらすじと感想
前回のお話は⇒ラジオロマンス5話のあらすじと感想
キャスト・放送情報は⇒キャスト 登場人物 視聴率
韓国ドラマ ラジオロマンス 6話 感想
2人の過去がかなり描かれてなぜグリムがスホを覚えていないのか明らかになりましたね。
グリムはスホの顔を見たことがない!アイマスクをして視力を失った母の世界を体験していた時にスホと出会ったから…。
エラン( グリムの母 )の目の手術と、友が事故に遭った日(それとも病気?)が重なっていて、スホはグリムと病院で出会ったのではないかと想像しています。
そうだったとしたら大事な誰かを失くしたスホにとって、グリムとの出会いは強烈な思い出で、だからこそ全く覚えていないグリムに腹を立てて最初の頃意地悪な態度で接していたのでしょう。
そして謎の少年の納骨堂が映されて亡くなっていた事が明らかになりました。
ジョンウとジウで名前がにているので、彼がマネージャの弟である可能性もでてきました。
生放送が成功し、キスもして幸せな雰囲気が漂っていたのに、終了間際に一気に暗黒の世界へ落ちましたね。
殺人犯だという書き込みが届き、スホの周りに不穏な雰囲気が漂うと同時に、友の精神科医だと思っていたジェイソンがどうも違う様です。
脅迫状の存在が明らかにされた直後、不気味な彼の笑い顔が写ったので、何らかの原因でスホに恨みを持ち仕返しをしようと狙っている様な印象を持ちました。
スホを支えてくれる良い友だと思っていただけに( スホもそう思っているかも… )、ジェイソンの裏切りが悲しい気もしますが、クァク・ドンヨンがどんなダークな人間を演じてくれるのかに期待もしています。
ユン・ドゥジュンの出演作⇒ゴハン行こうよ3
ユン・バクの出演作 ⇒気象庁の人々 君は私の春 恋するパッケージツアー
ハジュンの出演作⇒真剣勝負