韓国ドラマ ラジオロマンス 15話 あらすじ 感想 後半
ジェイソン(クァク・ドンヨン)の正体
グリムは誕生日デートに出かけるつもりで用意を始めたスホに、スタジオに収録に来るようにガンから指示されたことを伝えた。
その後不満そうに車の運転をしていたスホは、レコーディングをするとデートする時間が増えると言うグリムにたちまち上機嫌になった。(単純!)
そうして局に着くと” あなたが愛する人を自由に愛する ”ということについての収録をした。
その後ガンが個人的に話したいことがあるとスホを引き止めたが、そこへジョンウが飛び込んで来て、スホを車に乗せた。
車中でジョンウは、スホの誕生日パーティ不参加に対してメディアが騒いでいることと、ジェイソンを調べた結果ジュハに報告をしていることが分かったとスホに知らせた。
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パーティ終了後、ジェイソンはスホと納骨堂で対決した話をジュハに伝えた。
スホの本物の姿の直面した事実に喜んでいるジェイソンに、ジュハは眉をひそめた。
「私はスホを正気にするように頼んだのに混乱させている事を知っているの?」とジェイソンを咎めた。
そして「家に戻ってスホが何を感じて何を考えているか、それとスケジュールについて報告して」と指示を出すジュハに、ジェイソンはショックを受けた。
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帰宅したジェイソン( クァク・ドンヨン )は、脅迫ハガキの束と自分についてのレポートを見つけ待っていたスホ( ユン・ドゥジュン )と対峙した。
「僕を研究の材料に使い、代表に僕についてを全て報告して忙しそうだな 」と皮肉るスホに、ジェイソンは自身を恥じて俯いた。
スホは、脅迫ハガキを机に置いたままにした意図について尋ねたが、ジェイソンが答える前に「お前がしたことは治療ではなく傷だ。お前は新しい傷を僕に与えた。」と非難した。
「誰にも心を開けないだろうと...」と言い訳を始めるジェイソンの胸元を掴んだスホは「今どうして怒っていると思う?」と問いかけた。
そして「ジウの後に本当の友人と思った最初の人お前が、こんなことを僕にしたからだ。直ぐ出て行け! 」と吐き捨てるように言った。
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予告した通りダソルは、チ・ユンソクとの不倫関係とジュハから受けた迫害をインタビューで明かした。
証拠としてパーティ会場録音した2人との対決を聞かせて、スホの家族はふりをしているだけで完璧ではないと暴露した。
このニュース映像を見て心配したグリムは、スホに電話して記事について伝えた。
そして家に来たスホに「これがプレゼントよ。貸してあげるから暫く世話をしてあげて 」とメイン作家になった時にガンから贈られた植物スホを渡した。
そして「明るくて暖かい母親を持っていてうらやましいな。君は母親にそっくりだ 」と告げるスホに「あなたも陽気で暖かいわ。そしてお母さんを誰よりも愛しているでしょ?」と問いかけた。
グリムは、スホの母親も彼の気持ちを知っていると確信があると話してスホの手を握り励ました。
その後、スホは明日記者会見を開き家族について表明するとガンに打ち明けた。
「ラジオ番組に影響を及ぼす場合に備えて、先ずPDさんに話しておきたかった」
と言うスホに、ガンは「大変だな。ソン・グリムと俺はブースでスホさんが戻ってくるまで待っている」と答えた。
その後実家に戻ったスホは「 僕が修正する。僕たちがほんの少し幸せになる機会があるとすれば、これだ 」とワインを飲んでお酔っているジュハに決意を告げた。
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翌朝記者会見に臨んだスホは、彼の家族が偽物であると好奇心丸出しの記者たちに真実を伝えた。
完璧な家族のイメージブランドを利用して公衆の感情を操作し利益を得たことを認め、ナム・ジュハの本当の実子ではないことも明かした。
だが両親の嘘は全て自分を守るためであり、もし自分が生まれていなければその嘘は必要ではなかったと続けた。
「正直な所、本当の母がどんな感じかは、わかりません。ですが母親としていつも一緒にいてくれた人を母と呼ぶなら、ナム・ジュハ代表は僕の母です。」
スホは聴衆の中にいるジュハを探し、涙で溢れたジュハの目を見つめて記者会見を終了した。
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その頃ドラマのセットにいたテリは、家族の嘘のためにスホがドラマから外されると言う噂を聞いて「 これでティームなの?」と怒った。
噂を口にした人たちに「 どれだけあなたの家族が完璧なの?私が幼い頃に両親は離婚した。浮気して出ていった父親を非難してくれるなら招待するわよ!」と大声を張り上げた。
その後ジョンウに電話したテリは「スホに会いたい。私、彼の傷を脅しに使ってしまったわ。どうしてあんなことしたんだろ 」と泣きわめいた。
だがジョンウはテリのヒステリーに反応せず「忙しいんだ。今 」と答えた。(笑!)
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翌日局長はスホの不祥事の報道と訴訟の噂を口にして、スホをDJとして使うつもりかどうかをガン( ユン・バク )に尋ねた。
ガンは「皆4時には眠っているので大丈夫ですよ。」とジョークを飛ばし、誰もが家族問題を抱えているとして局長を説得した。
だがドラマの制作陣は違った反応を示し、スホにドラマから降板してもらうと通告した。
そして損害賠償を求めた時に、あっさりと同意するスホに驚いた。
もうドラマをやる必要がなくなったことを喜んで、スホがかすかに微笑んだことに誰も気づかなかった。
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その後実家に寄ったスホは、酔っ払っている父と離婚を示唆する母を見ることになった。
そして父親から「お前の好きなソン・グリムは、一生このスキャンダルと結び付けられる様になる。それでも大丈夫か?」と痛い所を突かれたスホは、その後グリムからの電話に出られなかった。
だがスホが心配になったグリムの方は自宅に向かい、記者の群れを見てジョンウに電話をした。
そして彼から暫く自宅には帰らないと教えられた後、再度スホに電話を入れた。
今度はグリムの電話に答えたが、グリムが自分を抱きしめてくれた小高い場所にいながら「ジョンウの家にいる。今夜は会えない」とスホは嘘をついた。
そして電話を切った後、父親の言葉が引っかかり悩みながら下界を眺め続けた。
その後暫くして現れたグリムは、スホにバックハグをして「ここがジョンウの家なの?」といたずらっぽく訊いた。
自分といてもグリムが幸せだろうかと心配してスホが来なかったことを知っていたのだった。
だがグリムは「チ・スホがウ・ジウのことで傷つくと思いながらも私を手放さなかった時のように、私も同じことをすると決めたの 」と言いながらスホの頬に触った。
「あなたがどんな人でもあなたの傍にいる 」とグリムは告白してスホの唇に軽くキスをした。
これにスホは、この世界にグリム唯一人が存在するかのように見つめて引き寄せた。そして2人は熱いキスを交わした。
次回のお話は⇒ラジオロマンス 最終回16話あらすじ感想
前回のお話は⇒ ラジオロマンス 14話あらすじ 感想
韓国ドラマ ラジオロマンス 15話 感想
善人と悪人の間を行ったり来たりしていたジェイソン。
やはり全てが本物のスホを引き出すためのテクニックだったのですね。
ですがスホに知らせず許可を取らなかったことで傷つけてしまい、結果的に友情関係を壊して家から追い出されました。
ジウの後の唯一の友人だけに心底謝罪して仲直りをしてくれればいいと思いますが、このまま喧嘩別れになってしまうのか?最終回で見て見ましょう。
ジウは、スホが手紙を隠していた事を知っていながらもスホを好きなまま変わらなかった。
そして手紙を読んでグリムとの幸せを望んでいたことが判ったスホは、複雑な心境だったでしょう。
ジウに許されていたことで罪悪感を手放せるとわかった一方で、真実を知らないままグリムから遠ざかり長年無駄な時を過ごしてしまっことが判明したのですから。
でも一端別れて大人になって再会したからこそ、グリムに対する気持ちが確かになった。
グリムの方も過去も現在も、ジウではなくスホを好きだった事がはっきりしたのではないでしょうか。
「どんな人でもあなたの傍にいる」と悩むスホを慰めたグリムの明るく真っ直ぐな愛情とそれに癒やされて再生していくスホの姿が凛々しいです。
若い二人がお互いへの愛情を育てていく姿を見て、本当に可愛らしいなと思います。
ドラマの方は降板になったスホですが、ラジオの方はそうあっさりとは諦めないでしょう。
今後襲ってきそうな圧力に対して 、ガンやスホがどう対抗していくのか次回の最終回が楽しみです。
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