韓国ドラマ 王女ピョンガン月が浮かぶ川最終回20話あらすじ感想ネタバレ キム・ソヒョン ナ・イヌ イ・ジフン 視聴率7.55%
遂に最終話ですネ。 オンダルとピョンガンは、2人の望み通り阿旦山城の戦いに勝利して、幸せに暮らせるようになるでしょうか ?
王女ピョンガン月が浮かぶ川最終回の主な登場人物
王女ピョンガンの放送情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒ KBS公式ニュース(韓国)
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それでは キム・ソヒョン ナ・イヌ イ・ジフン 主演の 韓国ドラマ 王女ピョンガン月が浮かぶ川最終回20話あらすじ感想ネタバレ をご紹介します。 見逃してしまった、内容が気になる、そんな時に参考になさって下さいね♪
韓国ドラマ 王女ピョンガン月が浮かぶ川最終回20話あらすじ - 私はあなたを知ってる
出兵するヨンヤン王(クォン・ファウン)
モヨンの手紙を通じて新羅が大軍を率いて阿旦山城(アダンサンソン)に向かっていることを知った嬰陽(ヨンヤン)王は、オンダルとピョンガンを助けるために急遽兵3万を率いて出兵した。
その翌日、2人が3千の決死隊で山城(サンソン・山の要塞)を奪還したという朗報が入るも、新羅の本隊が到着すれば状況が一変すると知っていた王は、休みなく行軍した。
その時、既に3万の大軍を率いて山城(サンソン)に到着していた真興王は、高句麗の旗を見ると、すぐには討たず軍陣を敷くことを決めた。
(初めて良い所を見せる嬰陽(ヨンヤン)王 ! )
捕虜となるピョンガン(キム・ソヒョン)
真興王から、明日の朝までに降伏しなければ全員殺すという内容の伝令が届くと、オンダルは、山城を最後まで守る決心を固めた。
そして、ピョンガンに「公女様の仕事はここまでです。 」と言い、タラ・ジンと共に負傷兵を連れて平壌城へ帰るよう告げた。
すると「絶対に行かない ! 嫌、あなたと一緒にいる ! 」と猛烈に抗議するピョンガンに、夫ではなく決死隊の指揮者として命じていると説得した。
既にかなりの兵を失っている状態だったが、オンダルは勝っても負けても最後まで剣を握る覚悟だった。
しかし、オンダルと残りの高句麗兵を見殺しにはできなかったピョンガンは、負傷兵たちと帰還するふりをして山城(サンソン)を出たあと、ジンと別れて新羅軍の本陣へ向かった。
その夜、ピョンガンは、真興王を急襲する計画を立てて天幕に侵入した。
しかし、新羅軍を密かに追尾していたコ・ゴンに阻まれて、計画は失敗に終わった。
その後、真興王(チヌンワン)から、王の命かオンダルの指示かを聞かれたピョンガンは「自分の意思で来た。 あなたを殺せば私の兵士を助けられると...」と堂々と答えた。
さらに「たとえ負けたとしても城を簡単には明け渡さぬ。 新羅軍の死体が山のように積まれるでしょう。 」と続けるピョンガンに、真興王は苦笑いし、ピョンガンの処分をどうするかをゴンに尋ねた。
するとゴンは「お斬り下さい。 生かせば新羅の大きな禍の元になるでしょう。 」と冷淡に答えた。
これにピョンガンは「玉は砕けてもその光を失わず、竹は燃えてもその節がまがることはない。 私を殺しても阿旦山城(アダンサンソン)を討っても結果は変わらないないでしょう。 」と抗弁した。
(最後まで凛としてかっこいいピョンガン♪)
ダルに助けを求めるピョンガン(キム・ソヒョン)
翌朝、真興王(キム・スンス)から、降伏しなければ生け捕りにしたピョンガンを殺すという書信と蒼玉の片割れを受けとったオンダルは、国と民を守るべきかピョンガンのために降伏するべきかで悩みに陥った。
しかし、父オンヒョプの言葉" 命をかけて守るべきたった1人の人。 その人を守るのが男が剣を持つ理由だ。 "が頭の中によぎると開門を決めた。
そんな中、ヨンヤン王が支援軍を率いて山城に接近していることを知ると城を守ることに...。
一方、高句麗軍が降伏すればピョンガンを戻すという約束を破り、ピョンガンをソラボル(新羅の首都)に移送したことを知ったコ・ゴンは、後を追いかけた。
そして、その途中で遭遇したへ・モヨン(チェ・ユファ)と共に、護送していた兵と戦い、ピョンガンを救出した。
その後、モヨンが負傷していたので長く逃げられなくなると、ピョンガンは、オンダルに居場所を知らせるために色粉の矢を飛ばした。
コ・ゴン(イ・ジフン)の死
しかし、ピョンガンの合図を見たオンダルが助けに駆けつけた時、先に到着した新羅の追撃兵に斬られてしまったゴンは、重傷でもう虫の息だった。
ゴンが、モヨンとピョンガンを連れて逃げるようにダルに言うと、ピョンガンは「だめよ。 コ師匠 ! 」と答えて傍から動かなかった。
しかし、ゴンは「真剣勝負は次の機会に...。 公女様早くお行き下さい。 」とピョンガンに別れの挨拶をして、オンダルと行かせた。
その後「将軍様を恨んで呪います。 将軍様は、たった一度でも私を愛したことがありますか ? 」と泣きながら尋ねるモヨンに、ゴンは最後の力を振り絞って告げた。
「お前はそのまま俺だった。 手に入らない人を手に入れようとし、手の届かない道を行こうとする俺の鏡だ。 お前は諦めずに生きていけ。 俺はお前を愛してた...」と。
(モヨンとゴン、とても良いカップルだったのに死に別れてしまいましたネ。 )
矢で射られるオンダル(ナ・イヌ)
阿旦山城(アダンサンソン)に向かっている途中で高句麗軍の勝利のホラ貝の音が鳴り響くのを聞いたオンダルは「支援軍が新羅軍を打ち負かしたんだ ! 」と喜んで馬を降りた。
そして、コゴン(イ・ジフン)の死の衝撃から立ち直れず「店主とコ師匠は ? 」と顔を曇らせるピョンガンに「だから幸せにならないと。お前の命には2人の分も入っている。 全てを手放して2人で発てばいい。 」と励ました。
その後、戦争が終わったと安堵した2人は、並んで座り将来の夢を語り始めた。
子供が7人ほしいと言い出すオンダルに、ピョンガンは声を立て笑い、幸せに浸った。
ところが、そんな2人の前に潜んでいた新羅軍が突然現れると、オンダルは自分の体を盾にして、敵の矢からピョンガンを守った。
そんな中、プンゲ率いる高句麗軍が現れて新羅の残党を制圧し、ピョンガンは無事救出された。
しかし、その直後オンダルは「俺の女人、俺の愛、愛してる...。 」という言葉を残してピョンガンの腕の中で息絶えた。
そんな彼を抱いたままピョンガンは「ダル、私も愛してる ! 目を開けて ! だめよダル ! 」と号泣した。
その後、高句麗軍は、オンダルの棺を引きながら撤退を始めた。
しかし棺が山城から離れようとしないため、ピョンガンは心を込めてオンダルに呼びかけた。
「もう行かなければ、将軍様。 生死は決められたもの。 未練を捨ててお発ち下さい。 私がお送りします。残した私が心配でこうされるのなら心配はいりません。 身体は生死の境界で離れていても心はこのまま将軍と一緒に生きていきます...」と。
おばけ谷へ向かうピョンガン
都城に帰還したピョンガンは、オンダルとの約束を守り全てを手放して、平壌城を去ることに...。
別れ際に「すまなかった。 姉上を疑って恨んで、愚かな弟だった...」と謝罪する嬰陽(ヨンヤン)王と、ピョンガンは「国と民を偏りなく見守る太王におなりなさい。 姉は弟を信じています。 」と答えて笑顔を交わし、出立した。
その途中市場でモヨンと出くわしたピョンガンは、百済の商人となってたくましく生きているモヨンに「あなたならうまくやり遂げるわ。 」と声をかけ、友として別れた。
その後、オンダルとの思い出が残るおばけ谷に着いたピョンガンは、草屋から出てくるオンダルの姿を見て衝撃を受けた。
さらに「誰だ ? 人の家にひょっこり来て何で突っ立ってんだ ? 坊さんに用事か ? 」と自分を他人扱いして去ってしまうオンダルを唖然としながら見送った。
そんな中、草屋から出てきたウォルグァン(チョ・テグァン)僧は、平壌城に行く前に内功※を使って仮死状態になる秘技を伝達したこと、その秘技で生き延びたが記憶を失ったことを説明した。
そして「ご両親は宿命に屈服されましたが、お二人は強い真心で克服されました。 世に忘れられ、いつまでも平穏でありますように...」と心の中で願い、おばけ谷から去った。
記憶を取り戻すオンダル
その後、ピョンガンは、戻ってきたオンダルに「あなたを知ってるわ ! 」と明るく宣言し、彼の記憶を取り戻すために2人の思い出の場所へ向かった。
そして、名前を尋ねる彼に月を見せてダルであることを、2人の関係を尋ねる彼にキスをして夫婦であることを思い出させた。
※内功 : 中国の大衆小説である武俠小説において使われる言葉で、内家功夫、いわゆる気功とチャクラなどを指す。攻撃、防御、治療など様々な用途に用いられ、武術の基礎をなすものと位置づけられている。
出典 : フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』
韓流時代劇 王女ピョンガン月が浮かぶ川最終回20話 感想ネタバレ 視聴率7.55%
結末についての感想
史実に沿ってサッドエンディングになるものと危惧していましたが、死んだと思っていたオンダルが覚醒しましたネ。
秘技のせいで生き延びたものの記憶を失ってしまったオンダルに、ピョンガンがキスをして気持ちを伝えた。 するとそのキスにより記憶を取り戻したオンダルがピョンガンに熱いキスで応えるという素敵なハッピーエンドとなりました。
このまま誰にも知られず2人がおばけ谷で平穏に暮していくことを明示し、オンダルが死んだとされる" 三国史記 "とも辻褄が合うという素晴らしい結末でした ! !
又、反逆に失敗して以来死に場所を捜していたコ・ゴンなので非業の死を遂げることは予想していました。
モヨンとの未来も望めたはずなのに死んでしまって残念ですが、ピョンガンを守り通して死を迎えたので、彼としては本望なのかも知れません。
又、名声のあるピョンガンに嫉妬して愚かな行為を続けていたヨンヤン王は、史実では弟ではなく兄だったとか。
彼が無能なままで終わらず、ピョンガンとオンダルを助けるために出兵した上、最後に謝罪して姉への愛を示してくれた所も良かったです。
最後に、最終話で心に残った良いシーンを4つ記して置きます。
- ピョンガン救出後のゴンの臨終のシーン
- 阿旦(アダンサンソン)でオンダルが矢を全身に受けるシーン
- オンダルの棺が山城から離れようとしないシーン
- おばけ谷の草屋でオンダルとピョンガンが再会するシーン
この中に、お好きなエンディングシーンはありましたか?
キム・ソヒョン ナ・イヌ 他出演者についての感想
撮影完成間近になってオンダル役のジスが降板する事態になり、キム・ソヒョンは、オンダルと一緒の全てのシーンを再撮影することになったとか。
そんな前代未聞の出来事を乗り超えてピョンガン王女とヨン王后の二役を見事に演じきったソヒョンに、心から感嘆します。
『 王女ピョンガン 』を通じて、ヨン王后と刺客ガジンという真逆のキャラを完璧に演じていましたが、やはりというかさすがというか、子役から培ってきた女優としても底力を感じました。
急遽オンダル役として合流したのにも関わらず、愚か者から頼りになる将軍までを違和感なく演じていたナ・イヌ。
『王女ピョンガン』で演技変身に成功し、ライジングスターとなった彼の今後の活躍に期待しています。
ドラマ全体についての感想
『 幻の王女チャンミョンゴ 』(パク・ミニョン、チョン・ギョンホ主演)以来、久しぶり高句麗を扱う史劇を視聴しました。
新羅を扱った『 花郎ファラン 』と時代が重なっていて比較できたこと、パク・ヒョンシク演じる真興王が『 王女ピョンガン 』では非情で老獪な王として登場していたこと等々が面白かったです。
韓国では有名な『ピョンガン王女とバカなオンダル』の逸話がベースとなっていますが、その上にピョンガンが刺客&オンダルが大将軍の息子、という新設定、壮大な映像、スピーディ&爽快なアクションが加わり、とても楽しめるドラマに仕上がっていました。
元々はオンダルの死で終わるはずでしたが、ナ・イヌがキャストに投入されたあとで結末が変わったとか。
日本を含めて海外190カ国に販売されて、全世界からハッピーエンドを求める要望が寄せられたために、最後の最後になって現在の結末に変更することになったそうです。
主演降板というハプニングはありましたが、ナ・イヌを加えてセリフや結末を変えて再撮影し、こんな素敵なドラマを完成させてくれた撮影陣に惜しみない称賛を送りたいです。
『 ヘチ王座への道 』や『 風と雲と雨 』と同様、史実をベースにして脚色してある時代劇でアクションあり!ロマンスあり!希望に満ちた結末あり!がお好きな方におすすめのドラマです。
以上韓国ドラマ王女ピョンガン月が浮かぶ川最終回あらすじ感想ネタバレをご紹介しました。
それでは、また別の作品で...♪ ( *^^* )
- 王女ピョンガン 月が浮かぶ川は、2024年2月23日よりBSテレ東にて視聴可能です。
- 前回のお話は⇒王女ピョンガン月が浮かぶ川19話
- キム・ソヒョン出演作⇒『ドラマランキング』『ノクドゥ伝』『ラジオロマンス』『あなたが眠っている間に』
- ナ・イヌ出演作⇒『私の夫と結婚して』『哲仁王后』
- カン・ハヌル 出演作⇒『インサイダー』『麗・レイ』
- イ・ジフン出演作⇒『新米吏官ク・ヘリョン』『青い海の伝説』
王女ピョンガン月が浮かぶ川最終回 あらすじ感想ネタバレ(レビュー) の記事内の写真とセリフの著作権は、放送局KBSにあります。