韓国ドラマパチンコ最終回8話 あらすじ感想ネタバレ イ・ミンホ ユン・ヨジョン キム・ミンハ 南果歩主演 2022年4月29日アップルTVプラス(AppleTV+)放送分
第7話では、ハンスの半生にスポットライトを当て、ヤクザに入るきっかけが描かれていました。
第8話では、第6話終盤で産まれたノアが7歳(1938年)の頃の話とシブリーズ銀行をクビになったソロモンが自分の将来を模索する話となります。シーズン1の結末はどうなるでしょうか。
韓国ドラマパチンコ 主な登場人物
- キム・ミンハ - キム・ソンジャ役
- ユン・ヨジョン - キム・ソンジャ(老年)役
- イミンホ - コ・ハンス役
- ノ・サンヒョン - コ・イサク役
- ジン・ハ - コ・ソロモン役
- 南果歩 - 越子役
パチンコの放送情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
公式サイトは ⇒ Pachinko‐パチンコ
Youtube動画は ⇒ パチンコ映像リスト
インスタ⇒appletvplus
人物相関図 ⇒ 作成予定
それでは アップルTVプラスにて放送中の ユン・ヨジョン キム・ミンハ イ・ミンホ主演 韓国ドラマパチンコ最終回8話あらすじ感想ネタバレ をご紹介します。
見逃してしまった、内容が気になる、そんな時に参考になさって下さいね♪
韓国ドラマパチンコ最終回8話あらすじ - 運命・財産・未来
- 演出:ジャスティン・チョン
- 放送日:2022年4月29日
7歳のノア(パク・ジェジュン)-1938年大阪
小学校に通うノアは、賢くイジメを恐れる同級生を一生懸命励ます優しい子供に育っていた。
産まれた時から彼を自分の子供のように可愛がっているイサク(ノ・サンヒョン)とノアの絆は、とても強かった。
この日、未だ何もわからない弟モザスのトルジャンチ※をするのかを不思議がるノアに、イサクは、少し前までは一歳になる前に死ぬ子が多かったから無事に1歳になったことを祝うのだと説明した。
そして「知らない。皆モザスばかり可愛がる!」と嫉妬をするノアに、ノアの誕生日会もやったこと、兄なのだから弟を支えてやらなければならないことを教えた。
すると、モザスは大食いだからお金を掴まなきゃと真剣な顔で言うノアに、イサクは笑った。
その後、近所の人々や家族が見ている中、イサクとソンジャ(キム・ミンハ)は、準備しておいた本、お金、糸束の前にモザスを連れて行き、自分で掴ませようと奮闘した。
(モザスは果たして何を掴んだのでしょうか…?笑!)
※ドルジャビ:ドルジャンチ(1歳の誕生日会)で将来の職業や運命を決めるアイテムを選ばせる韓国の風習。子供の前にお金(富の福)、米(食の福)、糸束(長寿の福)、筆(学業の福)等々を並べ、子供が何を最初に握るかによって福を占う。
逮捕されるイサク
翌日一人で帰ってきたノアから、イサクが学校へ迎えに来なかったことを聞いたソンジャは、急いで彼が勤める教会へ様子を見に行った。
そして、イサクが”反日活動”をした罪で逮捕されたことを知ると、お菓子工場で働いているヨセブ(ソン・ジュヌ)を連れてくるようノアに頼んだ。
その後、警察署で、ヨセブがイサクは体が弱いので刑務所に入ったら死ぬと交渉したが、警官は罪がなければ釈放されるが、そうでなければそれなりの罰を受けることになると答えてヨゼフを追い払った。
その後、ヨセブは上司に相談してイサクを留置場から連れ戻すとソンジャに約束して工場へ戻った。
しかし、ヨセブから、弟のイサクが政治犯罪で捕まったことを聞いた途端、親切だった上司の島村は態度を豹変させた。
仕事に支障が出ることを恐れた彼は、血は争えないものだと言い、ヨセブを首にした。
一方、署の外で受刑者に差し入れをしている女性を見かけて話しかけたソンジャは、イサクが”数の力”を教えて工場で働く人々を団結させたこと、誇りや希望を与えて皆に信頼されていたことを聞いてあ然とした。
その後、その女性に案内されて、薄暗い部屋に入り、共産主義者の長谷川(キム・イヌ)教授に会った。
長谷川は、彼とイサクが日本と朝鮮満州の労働者を結集させて平和と適正な賃金のために闘うことを夢見ていたことをソンジャに説明した。
しかし、ソンジャは、男たちが夢だけ追えば誰が服や食べ物を手に入れるのか、家族のことを考えたことがあるのかとその運動をこき下ろした。
その後、ノアが誰かに密告されて捕まったのでイサクは当分の間戻ってこないと聞いて叫びだした時、突然警察がやってきて長谷川教授と妻を逮捕した。
ソンジャも連行されて取り調べを受けるが、読み書きができないことを涼しい顔で認めてイサクのことを善良な人だと褒め、彼の活動については何も知らないと言い張った。
イサクが活動について家で何も語らなかったことが幸いして、ソンジャは釈放された。しかしイサクはそうはいかなかった。
その後署から出た所でノアが警察に連行されるのを目撃したノアとソンジャは、その車を追いかけ続けた。
ソンジャが疲れて止まったあともノアは走り続けたが、イサクは別れの挨拶も許されず連れ去られてしまった。
翌日の明け方、ソンジャは「全て母さんに任せなさい。」とノアに約束して出かけた。
そして、結婚指輪を質に入れて白菜を仕入れて帰りキムチ作りを始めた。
例によってヨセブが反対すると、ソンジャは「手伝わせてください。何もせずにいるともどかしさを抑えられません。」と説得した。
その心情が痛いほどわかるヨセブが折れると、ギョンジャ(チョン・ウンチェ)はキムチ作りを手伝った。
ハンス(イ・ミンホ)とノアの出会い
一方、通学路でノアの前に現れたハンスは、浮かない顔をしているノアに、自分が子供の頃は学校へ行く余裕がなかったことを指摘して当たり前だと思わないよう釘を差した。
そして、イサクが好きな道を通って遠回りで学校へ行くノアに、父親を失った悲しみを知っているハンスは、ノアが産まれる前に起きた恐ろしい地震で父と別れたことを話した。
さらに「ただ生き延びるだけではダメだ。誰よりも先に進め。朝鮮人だけではなく日本人にも見下されないように実力をつけろ。決して後ろを振り向かず前を見るんだ。」と力づけて、懐中時計を渡した。
そして、回り道をするのは愚かだから近道を通って学校へ行けと言い含めてノアと別れた。
(これであの懐中時計が再びソンジェの元へ…。)
ハナ(山本マリ)の願い(1980年代)
ソロモンは、病院であったモザスに、シブリーズ銀行を首になったことを打ち明けた。
そして、ビサが発行されないためアメリカに戻れないこと、戻っても誰も雇ってはくれないので”吉井守”と一緒にパチンコ屋を始めることを明かした。
すると、モザスは「アイツだけは止めとけ!」と激怒した。
そして、かって吉井の祖父から同じような取引を持ちかけられてひどい目に遭ったことを明かし「爺さんと孫は同じ血を分けとんねん。俺の考え方は変わらんぞ!」と猛反対。
しかし、他に道がないと思い詰めていたソロモンは、彼の忠告を聞き入れようとはしなかった。
その後、病室に現れたソロモンに、ハナは自分の死後、母越子の世話をするよう頼んだ。
自分がこんな風に死ぬなんて信じられないとかハワイの浜辺で死ぬことを想像していたとか言うハナに、ソロモンは涙を浮かべながら、もっと早く捜さなかったことやレールの上をだけを走ってきたことを謝罪した。
そんな彼に、ハナは最後の力を振り絞って起き上がると、自分のために生き、自分を陥れようとする者たちに反撃するよう強い口調で主張した。
「自分を憐れむのは、もうおしまいにし。どんなことをしてでも掴み取るんや。容赦したらあかん!あいつらかて私らに何の情けもなかったやんか!ぶちのめしたったらええねん」と。
ソロモン(ジンハ)の決意
コルトンホテルがまだ動いていることに気づいたソロモンは、吉井守(小沢ルイス)と会い、パチンコ事業ではなくコルトンホテルについて相談したいと切り出した。
コルトンホテルと安倍勝がすでに100億円も投資しているが、ハン・クムジャ(パク・ヘジン)の土地の地上げが滞っている点に商機があること、あの土地を地上げしてくれれば、自分がコルトン側に売却をして連中から金を巻き上げると約束した。
そして、クムジャがあの土地を自分に売らないことを知っているソロモンは「吉井さんにはノウハウがありますよね?」と守のやり方で事を勧めてほしいと提案した。
(”守のやり方”とは”脅迫”して立ち退かせる…とか?)
すると、守は、将来的に金融危機が起こる可能性があるので急ぐ必要があると指摘してソロモンと握手を交わした。
その頃、ソンジャは、吉井と手を組むソロモンを非難するモザスに「ソロモンはいい子だ。そう育てた。」と言い返して、危篤のハナについて考えるように諭した。
しかし、ソロモンが心配でたまらないモザスがノアのことを持ち出すと「同じような目には遭わせない。あの子はノアとは違う!」と言い放った。
(ノアはどうなったのでしょう?ハンスと同じ道へ進んだ…とか?)
ハナの最期
ハナの危篤を聞いて病院へ駆けつけたソロモンは、「旅行へ行こう!」とハナに声をかけて、皆の助けを借りてハナのベッドを屋上へ全速力で運んだ。
そして、屋上で「ハワイやで!」と言ってハナの首にレイをかけ、ハワイの浜辺で死にたいというハナの望みを少し叶えてあげた。
ハナは、嬉しそうな表情を一瞬浮かべたあと、皆に見守られて息を引き取った。
その後、ソンジャはソロモンに、自分と同じような効果があることを願いながら「私はそれが呪いだったと思っていたが、実は何度も私たちを救ってくれた。」と言い、ハンスからの贈り物の懐中時計を渡した。
了
韓国ドラマパチンコ8話のエンディング(1938年)
生まれて初めてキムチを売るために市場に出たソンジャは、臭いのせいで断られて場所取りができなかった。
しかし、気のいい肉屋の男から隣を提供されて荷車を置くと、通勤途中の人々に声を張り上げてキムチを売り始めた…。
その後、プロローグで、この激動の時代に生き残った韓国人女性数人が明るい笑顔でインタビューに答える美しいシーンが流れて…。
韓国ドラマパチンコ最終回8話の感想と考察
結末(最終話)についての感想
路上でキムチを売り裁いて差別社会の中でサバイバルしようとするソンジャと、何があっても自分を差別した雇い主に立ち向かおうとするソロモン。
同じ気質・性向を持つ2人がそれぞれの時代で反骨精神を解き放つという希望のあるエンディング(スタート?)で幕を閉じましたネ。
これから反撃開始というか、どのキャラクターにとっても最終目的地に達していない状態で終わってしまいましたネ。
ソンジャの息子が1980年代に全く登場しないのはなぜなのか、刑務所へ入れられたあとイサクはどうなるのか、ソロモンの戦いは成功するのか等々の気になる点が残っているので、来週続きが視聴できないことが残念です。
最終話には、印象的なシーン、セリフが多く登場していたので、ここでまとめてみます。
- 通学路でハンスが懐中時計をノアに渡すシーン
- ヨゼフを解雇する時に上司が言った「血は争えない」というセリフ
- イサクを乗せた車をノアが必死で追いかけるシーン
- ソンジャが理想を語る教授夫婦をこき下ろすシーン
- ソロモンがハナに言った「ハワイやで!」というセリフ
- ソンジャがソロモンに懐中時計を渡して言った「何度も私たちを救ってくれた」というセリフ
中でも、ノアがイサクを連れ去る車を必死で追いかけるシーンは、本当に胸が張り裂けそうでした。
ドラマ全体の感想
このシリーズは、私が最近視聴したどの韓国ドラマとも異なっていて、あらゆる困難を乗り越えての勝利、植民地下での危険性、人種・移民・差別問題について触れている物語です。
同性愛者・障がい者・未婚・異人種カップル・HIV患者等々様々な形の差別が存在する中、このドラマでは戦時下での在日コリアンの体験にスポットライトが当てられていました。
第二次世界大戦・関東大震災時代では、日本の奇跡的な経済復興が描かれることが多い中、国と国との狭間で、社会の片隅で平凡ながら不屈の精神で生きていた人々について語られていた興味深いドラマでした。
最終回の放映後にシーズン2が放映されるというニュースがAppleTV+から出ました。楽しみです。
2022年4月29日にアップルTVプラスにて放送された韓国ドラマパチンコ最終回8話 あらすじ感想ネタバレをご紹介しました。
それでは...また別の作品で♪ ( *^^* )
- 前回のお話は⇒韓国ドラマパチンコ7話あらすじ感想ネタバレ
『韓国ドラマパチンコ』の日本放送は?動画配信サービスは?
尚現在のところ『韓国ドラマパチンコ』は、毎週金曜日にAppleTV+にて日本放送されている以外での動画配信はありません。
- イ・ミンホドラマ一覧⇒『イ・ミンホドラマおすすめランキング』
- イ・ミンホ キム・ゴウンのファンタジー⇒『ザ・キング永遠の君主 』
- イ・ミンホ チョン・ジヒョンのファンタジー⇒『 青い海の伝説』