韓国ドラマ 麗 8人の皇子たち 14話 あらすじ 感想 後半
ワン・ソ( イ・ジュンギ )の婚姻
茶美園の階段に放心状態で座っているヘ・スの元へ現れるワン・ソ。
「 聞いたんだろ?俺を嫌いになっても...、恨んでも仕方がない全部俺のせいだからな」
「 何を責めて恨めと?皇子様は何も私とお約束なさっていないのに...」
「 宮殿から連れ出し自由なお前を見たいと言った。その約束の言葉を守れなくなってしまった 」
「 言い訳はなさらないのですか?」
「 お前を傷つけて信頼を裏切った事は、もう変えられない。もはや何も言いたくない」
「 では私ももう何もお尋ねしません。婚姻おめでとうございます」
そう言ってワン・ソを置き去りにするヘ・ス。
*
ワン・ソからの文を持ちヘ・スの様子を見に来るペガ。
文を広げ、記されている王維( ワン・ウェ )の漢詩を読むヘ・ス。
「 水が干上がった時、雲が出てくるのを座って見ている...よく書けているわ。彼について知らない事が沢山あるのね。全部知っていると思い違いをして、バカみたい...」
「 兄上がお前と宮殿を去りたかったと言っていたのは本心からだよ」
落胆を隠せないヘ・スを、そう言って慰めるペガ。
その後、泣きながらワン・ソの文を口で繰り返して写書きをするヘ・ス。
*
皇后劉氏の寺へ訪れ、本堂の中で座っているワン・ヨと出くわすジョン( ジス )!。
驚愕しているジョンを見て「将軍になったと聞いたが、あまり冷静じゃないな...」にやりとするワン・ヨ( ホン・ジョンヒョン )。
弾んだ声でジョンを迎え入れると、ヨの方へジョンを連れていく皇后劉氏。
叔父である西京のワン・シンニョム( ワン・ゴンの従弟 )の所へ身を隠していたと言うヨ。
「 王に恩赦を求める嘆願をするよ。優しい人だから聞き届けてくれるだろう 」とジョン。
「 皇位を狙った者をか?生きていると分かったら直ぐに刺客を差し向けるさ! 」とヨ。
その後、公主と婚姻させソに譲位しようとしていると悔しがるヨに、反逆は一度で十分だと警告するジョン。
それに対して「 一度負けても、二度はない。必ず皇位に就いてやる! 」と言い切るヨ。
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皇命により夜間の出入りが禁止されていにも関わらず皇宮へ忍び込むジョン。その後ろ姿を追いかけて、茶美園まで来るワン・ソと兵士達。
茶美園が探索されている中、部屋にジョン( ジス )を匿ったヘ・スは、中に惜し入ろうとする兵士達に向かって退去する様に言った。
「 私は茶美園の最高尚宮であり陛下直々にお仕えする者。むやみに私の部屋に男を入れる事はできません!」
だが、むりやり入ろうとするワン・ソを見て、簪を首に当て牽制するヘ・ス。
「 こんな辱めを受けるのなら死んだ方がましです!どうしてもとおっしゃるのなら、先ず陛下の許可をお取りになり、お戻り下さい!」
「 部屋には誰もいないのだな?」とワン・ソ。
「 はい、確かです」
体を張って行く手を塞ぐヘ・スに、仕方なく引き下がるワン・ソ。
*
血が滲み出ているスの首を見て、助けてもらったのに関わらず腹を立てるジョン( ジス )。
「 こんな事をするくらいなら、俺を引き渡せば良かったんだ! 」
「 なんでそんな事言うの?四皇子様から遠ざかっているのに、会ったらまずいでしょ!」
「兄弟で争ったら誰の側に立つんだ?」
「私は誰の味方にもなれないと思います。誰にも傷ついて欲しくないから、そうならないようにするつもりよ」
そう答えたあと寝入るヘ・スを見つめ微笑むジョン。
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茶美園からヘ・スを引っ張り出すワン・ソ。
「 ジョンが部屋にいたはずだ。部屋の扉を壊してやろうと一晩中考えていたんだぞ。説明しろよ!」
と怒りに目を細めるワン・ソをヘ・スの方もきっと睨みつけた。
「 皇子様の方こそ、きちんとご説明を!急な婚姻の理由は何なのですか?噂されている様に皇位に就くおつもりですか?」
「 あの子...もし俺が婚姻しなかったら契丹の人質として送られていたんだ。それで他に手段もなくて...。お前に我慢しろとも言いたくないし...」
そう正直に話すワン・ソを見て、ジョンが居た事を打ち明けるヘ・ス。
「 禁止命令を忘れて、夜遅くまで武芸に励まれていた様でした 」
「 これからは俺に嘘をつくな!どんな事でも俺達は真実を知りたい筈だろ 」
「 では、言いたくない事はどうしますか?」
「 言いたくないと言えよ。だが嘘はゴメンだ!俺も嘘はつかないから...」
そして公主を寺に送り出家させた事を告げたあと、以前好きだと言っていたがジョンかどうかをワン・ソは尋ねた。
これに違うと笑った後、船に乗った日の事を持ち出すヘ・ス。
「 あの日何か大事な話があると言われてましたけど、忘れたのではないんでしょ?何です?」
「 お前を愛している...」
そう告げるワン・ソ( イ・ジュンギ )に自分から口付けるヘ・ス( IU )。
「 次は忘れないで下さいね?」と見上げるヘ・スを抱き寄せ、唇を重ねるワン・ソ。
*
山中で、目を瞑り出会った頃のウヒを思い出しているペガ。
だが目を開けると本物のウヒが目の前に…!!
「 夢じゃないんだな?」
「 ずっと望んでいました。私が刺した傷が癒えなくてなかったら良いのに...と、私を忘れていなかったら良いのにと...」
そんなウヒをひしっと抱きしめるペガ。
*
ウクの元へ訪れ、お客を連れてきたと言うウォン。
頭巾を外したヨを見て愕然とするウクに「 茶美園のお湯に水銀を入れさせているらしいな 」とニヤリとするヨ。
自分の画策を既に把握しているヨに、話すべき事が沢山あるようだと言うウク。
*
茶美園へどっと押しかけるヨと兵士達。
それを知り恵宗を守ろうとする将軍ジョンを引き止めて、ヨを援護する皇宮劉氏。
沐浴の後、湯の中に吐血する恵宗をヘ・スが抱きとめている最中に現れるヨと兵士達。
唖然としているヘ・スの目の前で、恵宗を水銀の湯船に落とすヨ。
そうして溺死する恵宗の様をなすすべくもなく目撃するヘ・ス。
ー終わったな。一度は負けても二度目はない...と呟くワン・ヨ。
一足遅くジモンと共に斬り込んでくるワン・ソ。だが、既に湯船に浮かんでいる恵宗に愕然とする二人。
雄叫びを上げ剣を振り上げるワン・ソに「やめろ!」と叫ぶヨ。
そんな中、ふらふらと湯の中に入り恵宗( キム・サノ )の亡骸を抱えたジモンは「 陛下、陛下!ムや!目を開けろ!ムやーー」と嗚咽した。
「 俺は殺してないぞ。そこのスが水銀を入れた湯の中で、陛下は水銀中毒で死んだんだ。選択肢は二つ。死んだ皇帝に忠誠を見せこの女と死ぬか、俺を認めてこの女を救うかどちらだ?」
「 スを今すぐ放せ!」
と叫びヨと剣を交えるワン・ソ。ヨの命令でヘ・スの首に剣を当てるウォン。
「 選べ!ヘ・スか死んだ皇帝か! 」とワン・ソに迫るヨ。
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イ・ジュンギ カン・ハヌル 韓国ドラマ 麗 14話 感想
恵宗の世で重宝され、最高尚宮となるヘ・ス。
ワン・ソの政略結婚話で自分の気持ちに確信を持ったヘ・スが、その後 湖の船や星空の下で、ソと穏やかな時を過ごしている姿が素敵でした。
だがそれもつかのま、ワン・ウクの画策、ヨの再登場と続き、恵宗が水銀中毒で死亡してしまい激変する情勢。
最後に、恵宗かヨか究極の選択を迫られるソ!
次回からワン・ヨが皇帝となった世になるようですが、なんだか悲惨そうですね。
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