韓国ドラマ 麗 8人の皇子たち 11話 あらすじ 感想 後半
*牢でのヘ・ス( IU )とワン・ソ( イ・ジュンギ )
拷問され血だらけで横たわっているへ・スを牢の隙間からじっと見つめるワン・ソ。
その視線に気付くと体を起こし「 皇子様は死なないと信じていました。」というへ・スに、当然だろ、と答えるワン・ソ。
「 毒があると知って飲んだのは、お茶を運んだ私が疑われると思ったからでしょうか?」
「 ばかばかしい...。私は女のために毒を飲むほど情けない男ではない。」
「 なぜしたのです?無茶をすれば私の気持ちが変わるとでもお思いになったのでしょうか?」
黙って俯くワン・ソを見ながら心の中で呟くへ・ス。
ーあなた様が命までかけている私って何なのでしょう?こんな事をされたら背を向けるのが難しくなってしまうのです。皇子様…
「 逃げるなよ。そなたは私に面倒をかける術を本当に心得ているな。二人とも耐えて死なずに済んだのだから、直ぐに外で会おう。」
「 もうどうすれば良いかわからなくなりました。」
「 そなたの方こそ...」
「 医員の言う事を聞いて治療をしっかりと受けてください。歩き回ったりしないで。ここにはもう来なくて良いですから。いいですか?」
「 小言ばかりだな...」
ヘ・スの前では平静さを装ったワン・ソだが、背を向けた彼の目には涙が浮かんでいた。
*
皇后劉氏の尚宮の後を付けていたワン・ウクは、怪しい者から金子を受け取る姿を目撃しその尚宮を捕まえることに成功した。
尚宮に刃物を突きつけて「 証人を抑えているから隠れても無駄だ。官軍を呼び出しましょうか?」と柱に隠れる首謀者に叫ぶワン・ウク。
だが姿を現したヨナ(カン・ハンナ)に、驚愕するワン・ウク!
「 お前の罪が明るみになれば私達の家門は逆賊だ。何故!何故したんだ!」
と怒声をあげるワン・ウクに「 皇位への欲を否定する兄上に目を覚まして欲しかった。」と言うヨナ。
「 降雨祭の祭主4皇子へ向けられたお兄様の目は、あの席は自分のものだ。皇帝になりたいと言っていました。」と言い切るヨナ。
死の覚悟はできていると言うヨナの前で尚宮を髪留めで殺した後、固い表情で告げるウク。
「 これからお前は、私の可愛い妹ではなく一人の借主だ。」
「 一生をかけてもお返しできないその借りは、皇位で報いるつもりでいます。」と深々と頭を下げるヨナ。
その後血に染まった髪留めを手に握りへ・スのいる獄舎を茫然と見つめるウク。
*
「 皆で命を懸けて願い出れば、陛下もきっと聞き届けてくれる」とワン・ウクを説得するジョン。
それを盗み聞いて涙ながらにヘ・スの助命を嘆願するチョリョン。だがワン・ウクは顔を引きつらせたまま沈黙を保った。
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その頃ワン・ソは皇帝と直談判していた。
「 お前が何をしようともう止められない。」と言うワン・ゴンに「 あの娘が無実だとご存知のはず。正胤を救うためにへ・スを犠牲になさるおつもりですか?」と抗議するワン・ソ。
だが「 国を救うためだ。大きな命を守ろうと小さな命を使っているのだ。」と答えるワン・ゴンに怒りを隠せないワン・ソ。
「 ご自分の命を助けるために民を捨てるのが、皇帝になると言う意味だと見なします。」
「 無分別なばか者め!死にたいのか?よく鍛えられた刀だと思ったが見損なったぞ。」
「 刀の所有者は、それを正当に振り落とすべきなのです。」
その言葉に逆上して「 へ・スの助命に来る者は斬首に処する!」と言い放つワン・ゴン( チョ・ミンギ )
*
へ・スの様子を見た後オ尚宮の元へ行ったワン・ウク( カン・ハヌル )は、へ・スを助けて欲しいと頼んだ。
「 オ尚宮なら陛下のお気持ちを変えられると信じています。」
「 かって親しかったからといってそんな頼みごとはできないのです。」
「 では、無視するおつもりか?ヘ・スを死なせるのですか?」
「 どうして皇子様があの娘のために立ち上がらないのですか?愛していらっしゃるなら、死んでもヘ・スを守るべきでしょう?皇后と家門が皇子様を留めているのですか?」
無言のままのウクを見て、皇族が臆病になる理由はいつも同じだと悟ったオ尚宮は、苦々しそうに告げた。
「 いつかどうして臆病になったのかと今日を後悔なさるでしょう。あの娘に一度背を向けたことで生涯自責の念に襲われるでしょう。皇子さまでは誰も救えませぬ。」
その言葉に愕然と立ちすくむワン・ウク
*
その夜皇帝の下を訪れたオ尚宮は、お茶の膳を差し出した後、正胤に毒を盛ったのは自分だ、と告げた。
「 あの娘を救おうとするな、と言ったであろう!」
「 どうして無実の娘を犠牲になさるのか?私が罪を認めますから…」
「 聞かなかった事にする!」
すると血に染まった産着を取り出したオ尚宮は、10年前の流産の話を始めた。
つわりに効くと言われて皇后劉氏から贈られた茶を飲み続けた結果、子供を亡くしたと。
「 同じ方が贈ったお茶のために又私が娘のように慈しんでいる子を死なせる事はできません。」
証拠がないと言う皇帝に、オ尚宮涙を流しながら「 同じことを繰り返すおつもりですか?私は胃がんで余命いくばくもないのです 」と告げた。
「 皇后劉氏のせいで、私の子を失う事はもうできない。どうかお助けを、私の最後のお願いです。」
これに「 とうとう...私を捨てるんだな...。」と目に涙を浮かべる皇帝。
*
絞首台に引っぱられていくへ・ス。
「私死んでいくの?8皇子様...どこにいらっしゃるのですか?」
そう言って辺りを見回すへ・ス(IU)の前に、剣を片手に現れたワン・ソ(イ・ジュンギ)は、たちまち兵士達を蹴散らてしヘ・スを奪った。

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そして「 この娘は私と行く。血を見なければ動かないのか?」と剣を鞘から抜き怒声をあげた。
すると「 皇命だ!」と飛び込んでくるジモン。真犯人が見つかり絞首刑は無効になったと聞くと、その場で失神するへ・ス。
*
その後ワン・ソに連れられて茶美院へ戻って来たヘ・スは、兵士達に連れて行かれていくオ尚宮を見て驚いて傍に駈け寄った。
「 尚宮!大逆罪ってどういう意味ですか?」
「 私が正胤の菊花茶に毒を入れたのです。」
そう言うオ尚宮の手を引っ張って洞窟へ入って行くへ・ス。兵士達に「 行かせてやれ。時間をやるんだ」と命令するワン・ソ。
洞窟の穴からオ尚宮を逃がそうとしたヘスは、ふさがれている穴を見て泣きながら石をどけ始めた。
「 故郷へ行くべきだとおっしゃいましたね。今行きましょう。私もご一緒しますから。」
そんなへ・スを抱きしめたオ尚宮は「 お前の為ではなく陛下をお助けしているの。どうせ長く生きられないのだから、可哀想と思ったり謝る必要はない 」と告げた。
泣き崩れるヘ・スの手首の拷問の跡を撫ぜながら、守りたいことを守ったんだから償わなければならない。後悔はない、と心の中で呟くオ尚宮。
「 気をつけて生きるのです。誰も信じないように…。何時の時も薄い氷の上を歩くように一歩一歩注意するのですよ。お前は私の様に生きないように…いいわね?」
*
まだ癒えぬ体を引きずりながら天徳殿の前に座り込んだヘ・スは「 陛下、オ尚宮は無実です。オ尚宮は犯人ではありません。陛下!」と皇帝に直訴した。
それを知ったワン・ウクがへ・スの元へ行こうとするのを、皇后ファンボ氏とヨナが必死で止めている所へ現れる皇后劉氏。
「 何をしているんです?あ~、へ・スが直訴していると聞いたが心配な事ですわね。ウク?」
「 スは間違っていません。」
「 オ尚宮が無実だと信じている様だが…、誰が有罪なのだ?正胤?もしかして私だと?」
これに興奮するウクを引きとめたファンボ氏は「ウクとヨナ、この子達に手を出さないで欲しい」と足元に跪いて皇后劉氏に懇願した。
「 息子の養育にしっかりと目を向けることね。食卓の主人が誰かを知るべきね。」
と高圧的な態度で侮辱的な言葉を吐く皇后劉氏に、ぐっと拳を握り締め我慢するしかないワン・ウク。
*
夜になり松明に明かりが灯される中、直訴を続けるへ・スに近づいたペガ( ナム・ジュヒョク )は「 こんな事を続けても陛下の気持ちは変わらない」と諭した。

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だが酷くなる前に行こう、と誘うペガに「 オ尚宮は私の命を救う為に責めを負った...」と言うヘス。
「 皆知っているが陛下を怒らせること程怖いものはない。だから誰も助けられないのだ。オ尚宮がやっとお前を助けたのに、それを無駄にするのか?」
「 何もしないよりこの方が良いのです。」
頑固なへ・スにペガはため息を漏らし「 どうにかして耐えろよ。薬を用意しておくから…」と去った。
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オ尚宮の処刑をやめさせる為にファンボ氏は「このような形で逝かせると、後悔だけ残るでしょう」と皇帝を説得した。
だが「 これは皇帝の仕事だ。できる時に物は捨てなければならぬ。」と固い表情で告げるワン・ゴン。
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雨が振り始めたが変わらず直訴を続けるへ・スを回廊から見守る皇子たち。
近づかないが回廊から出て地面に正座するジョンとペガ、そしてその後に立つ正胤ム。
そこへ現れたワン・ウクは、自分に微笑みかけるへ・スに背を向けて去った。
ーなぜ…とへ・スが悲しみにくれて地面に崩れたとき現れたワン・ソは、何も言わず黒マントを傘代わりにしてヘ・スを雨から覆った。
皇帝に反しても自分を守ろうとするワン・ソ( イ・ジュンギ )のマントに、体を起こしてすっぽりと入るへ・ス( IU )。

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刑場へ向かうオ尚宮に声をかける皇后劉氏。
「 やっと願いが適ったわ。あなた私に負けたわね。先に死んだ方が負けなんだから。」
「 皇后様は良くご存知のはずです。一度も私に勝った事がない事を…」
「 私は皇后よ。名もなき宮女のあなたが死んでも誰もおぼえていないでしょうよ。」と立ち去る劉氏。
一人だけ私の名前を覚えて下さるならそれで充分なのです、と心の中で呟くオ尚宮。
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刑執行の鐘が皇宮に鳴り響く。その音を聞いて茫然とする皇子達。
愛する人が逝ってしまった悲痛のあまり倒れそうになる皇帝とオ尚宮の名前を呼びながら泣き叫ぶへ・ス。
ー私のために誰か死ぬと知っていたら、もう一度生きようと言う欲は持たなかったことでしょう。
全て夢だったらいいのに…目が覚めて何も覚えていなければいいのに…
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韓国ドラマ 麗8人の皇子たち 11話 感想
狼だと恐れられていワン・ソですが、自ら毒を飲みスを庇い、牢で怪我をしたスを見て涙する。そして皇帝に直訴するスを支える。
そんな場面が続いて、ワン・ソのスへの愛の深さが現れていたお話しでした。
それに引き換え家門のために妹の罪を隠し自分を見殺しにしたウクに、スはきっと背を向けるでしょう。
せっかく命拾いしたばかりですが、直訴したせいで、スはまた罰を受けるのでしょうか。
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