韓国ドラマ 麗 8人の皇子たち 10話 あらすじ 感想 後半
へ・ス( IU )との婚姻を決心するワン・ウク( カンハヌル )
ウクは 重陽節の宴 でスとの婚姻の許可を皇帝に願い出るつもりだと家族に打ち明けていた。
「 家門の期待はわかっているが、黄州でスと心安らかに暮らしたい」と言うワン・ウク。
「 私達を捨てるのですか?では、誰がファンボ家を守るのです?」と抗議するヨナ。
だが「 皇帝にならずとも家門を守る術はある!」とウクはいつになく声をあげて反発した。
「 お前の望みが確かなら思うようにするが良い。スをお前の者にしなさい。だがしっかりと準備しなさい!」と皇后ファンボ氏はウクの意思を尊重した。
ウクが去った後、止めないのかと言うヨナに、皇位を追うのに疲れたと言うファンボ氏。
「 母上、昔受けた酷い仕打ちを忘れたのか?」
「 正胤ヨも皇帝も、国さえも今は違う。恐れるのではない。」
「 私は、母上のチマから抜け出し新しい目標を持ちます。皇帝の上の天帝になってみせる!」
とヨナは憤然と立ち上がり、その足で皇后劉氏の部屋へと行く。
*皇宮教坊でウヒ( ソヒョン )と再会するペガ( ナム・ジュヒョク )
新しい舞妓がかなりの踊り手だと噂に聞いて、ペガは皇宮教坊(キョバン)を訪れ踊り子たちを眺めていた。
そしてその中に先日の女人の姿を認め微笑んだ。
独りで剣舞を練習しているウヒ。そこへ、元気でいたかと声をかけながら現れるペガ。
つけられたのだ、と思い「 何故ここにいるのよ?誰に雇われて私の周りをうろついているのか?」と質問を浴びせるウヒ。
「 踊りの伴奏に来ただけだ。何故私がお前の後をつける?」
そう不審そうにみているウヒに、ペガは「 お前の方こそ私の後をつけているのではないか?」と尋ねた。
「 ここで弾いているなんて知らなかったわ。」
「 私は色んな事が上手にできることで有名なんだ。それより私こそお前が妓女とは知らなかった。話し方から貴族の出だと思ったんだが…」
「人の身分について口にするのは良くない習慣ね。」と怒るウヒ。
もう三度も会ったのだから自己紹介をしようと提案するペガァに「ボクスンよ。」と名乗ったウヒは、その直後仲間から「ウヒ!」と呼ばれてしまい、その場を逃げた。
その後姿を見ながら、「 ウヒ!ウヒと言う名か。」と笑みを浮かべるペガ。
*
ワン・ソ(イジュンギ)を訪れ、苦言するペガ(ナム・ジュヒョク)
「 へ・スを皇宮から連れ出したと聞いたが、宮女のスに苦労させるべきではないでしょう?」
「 そんなつもりはなく、ただの間違いだ。どう人と関れば良いのか分らず…こんな事まで言わなければならぬか?」
と問うワン・ソに、直ぐに彼の気持ちを悟るペガ。
「 お前とスだけが、この世で私の人だ。」と告げるワン・ソ。
*
そこへ駆け込んできたジモンは「 正胤の外家( 母方の親族 )が二重に税を課していると弾劾を受け、豪族たちが陛下に正胤の廃位を主張している 」と言った。
天徳殿での上訴は、ワン・ソを正胤とワン・ゴンから遠ざけようとした皇后劉氏がパク・ヨンギュとワン・ウォン( ユン・ソヌ )と組んで周到に準備した画策だった。
正胤ワン・ム( キム・サノ )に対して「 外家の腐敗を抑制できないあなたも悪い」と厳しく追及する左議政パク・ヨンギュ。
そして、この国の将来を不道徳な正胤に任せられない、と皇帝に進言し居並ぶ豪族たちも声を揃え同調した。
「 では…誰が正胤によりふさわしいと?彼を廃位するには代わりにどの皇子が高麗を治めるのに適していると勧めるのだ?」
「 陛下、4皇子様が宜しいかと存じます。」と一人の豪族が言うと、すかさず同意するヨンギュ。
「 ワン・ソ皇子に頼る外家はなく、降雨祭を導かれ皇族と国からの信任を勝ち取られた彼が、正胤に最適だと考えます。」
その後正胤ムを訪れたワン・ウォンは「私が正胤の叔父様の書をワン・ソに見せたばかりに大事になってしまい申し訳ない。」と虚言した。
このようにして罪を着せられたワン・ソは、不信感を抱いた太祖王建( ワン・ゴン )から重陽節の後信州に帰るよう言い渡されてしまった。
「 皇后劉氏が皇位を狙い、お前を正胤に据えようと画策している。」と言われて不公平だと抗議するワン・ソ。
「事が大ごとになる前に芽を摘まなければならぬのが、皇宮である。」とワン・ゴンは態度を変えなかった。
*
毒が密かに運ばれていた。事を終えて戻ってきた尚宮に、私の命令だと皇宮劉氏は知らなくてよいからとヨナは釘を指した。
だが、その足で皇后劉氏へ報告しに行く尚宮。とそこへ興奮して入って来るワン・ソ。
「 あれほど苦しめたのにまだ続けるつもりか。何を企んでいるかは知らぬが茶番劇に加わるつもりはない!」
と糾弾するワン・ソに対し、皇后劉氏は薄笑いを浮かべた。
「 もう毒の入った茶杯を送った。重陽節で正胤は死ぬ。毒の存在を母から聞いたとでも言うつもりか?」
「 私はしなければならないことをするつもりだ。」
「 では、私はお前を王にするために家門をあげて悪事を働いたと証言しよう。皇宮とはこういうものだ。止められるなら止めて見ろ。」
「 そのようには事は運ばぬでしょう。」
「 まだ分らぬのか?皇帝はお前を捨てた。お茶を運んだ宮女が一人死に正胤もいなくなる。お前が正胤になるだろう。」
「 どうやって母上を信じろと?」
「 皇帝になってもお前は兄弟は殺さぬと、私は信頼しているからお前を押しているのだ。」
*
パク・ヨンギュと口論しているウヒ( ソヒョン )。
皇帝殺害の日を早く決めるように要求するウヒに「 その見返りに何ができる?」と体で迫るパク・ヨンギュ。
不埒な彼に短刀を突き出したウヒは、ペガの姿が見えると態度を変えた。
まるで男に迫られて身を守ろうとしている妓女のようなふりをしてその場をごまかしたウヒは、パクヨンギュを行かせた。
その後、その調子で教坊で耐えろよとウヒに声をかけるペガ。そして「 返して欲しくないのか?」と拾ったノリゲをウヒに振った。
* 重陽節の宴 (9/9の節句)
ヘ・スとの婚姻許可を願うつもりのウクと皇后劉氏とヨナ公主の計略を知り正胤を守ろうとしているワン・ソ。
それぞれの思惑が交錯する中、重陽節の宴 が始まった。
ペガがさいころを振り、「( 曲臂則盡 )手を組んで飲み交わす」の目が出ると一斉に目を伏せる皇子達の間を抜けるとジョンの前に立つペガ。
仕方なくペガとラブショットで酒を酌み交わすジョン。
その後、漢文読み遊びが始まり順に受け答えが続く中行き詰ったジョンは、ワンゴンに「 武芸だけでなく漢文にも精を出せ。」と忠告された。
「 あまり食欲がないようだが...」と皇后劉氏が正胤ムに声をかけ、「今日は酒が美味しくない。」と答えるワン・ム。
「 菊花茶はどうだ?邪気を払い健康に良いとされる。」とワン・ゴン。
菊花茶を持って来るようオ尚宮に命令するヨナ。何かを察するワン・ソ。
菊花茶を持っていく筈の宮女は、指示通りわざと倒れたふりをしてへ・スに運び役をさせた。内官にお茶の毒見をしてもらった後、菊花茶を運ぶへ・ス。
そこへ現れる10皇子ウン。まだへ・スの事が忘れられないウンは「これからずっと、会っても背を向けろ。」と 重陽節の宴 に寄らずに踵を返した。
*
皆の笑い声が響く宴の中「 兄上に申し上げたい事がある。」と毒殺計画について告げようと立ち上がるワン・ソ( イジュンギ )。
だがちょうどその時お茶を運んでくるへ・スを見たワン・ソは、” お茶を運んだ宮女が一人死に、正胤もいなくなる ”の言葉が脳裏によぎり、へ・スを守ろうと決めた。
「 迷惑をお掛けしたからお詫びの印に兄上から杯を三度受けたい。」
そう正胤に申し出たワン・ソは「 酒ではなくお茶だが?」と問うワン・ムに「 今日の気分では、お茶でも酔いそうです」と答えると毒杯を、わざと落とした。
その後不老を願って一杯めのお茶を飲んだ後、毒が体に回るのを感じるワン・ソ。だがそのまま二杯、三杯とへ・スからの毒茶を飲み続けた。
「 こんな弟とは離れられないから信州へ送る下命を取り下げてほしい。」と何も知らずにワン・ゴンに願い出る正胤ム。
その後、今にも血を吐きそうになりながらも、皆に悟られないように宴から出るワン・ソ。
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韓国ドラマ 麗8人の皇子たち 10話 感想
私のものだと強引にキスはしましたが、海まで馬で駆けていってかんざしを渡すと、きちんと気持ちを伝えるワン・ソ。
まだウクと交際中だし、残酷な光宗のイメージがあってワン・ソを怖がっているスが、ワン・ソに惹かれていく過程を見るのが今後のポイントでしょうか…。
重陽節の宴 で毒茶を飲んでワン・ムを守るワン・ソですが、菊花茶を運んだスはどうなるでしょうか?
次回が楽しみです。
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