韓国ドラマ 麗 ７話 あらすじ 感想 後半
その後重い瓶をよろよろと運んで庭に行くと｢飲んで！さあお前も飲むのよ！｣と声をかけながら陽気に水撒きをするへ・ス。
草むらで昼寝をしていたワン・ソに、水がかかっているとは全く気付かず…。
その後瓶につまづいて割ったスが「もうしたくない！」と木の陰へ行く様子を見て呆れるワン・ソ。
その後「逃げるべき？」と呟くスに「逃げるって？高麗で皇帝から隠れる場所がどこにあると思うんだ？｣と姿を見せた。
そして慌てて否定するへ・ス( IU )の隣に座り｢茶美院の宮女ではなく重臣のような振る舞いだ。手と体を使わずいつも頭だけ使って…｣とソ( イ・ジュンギ )は戒めた。
｢この場所は私に合っていません。誰も私の能力に気付かないですから。才能の持ち腐れよ｣と文句を言うス。
これに面白そうに顔を近づけたワン・ソは、もう能力を見せたのか？と尋ねた。
｢ 正胤の事だって私は正しいのに。良い上司がいないと職場で認められるには…。｣
と座りこむヘ・スの傍で「正胤の病気を知ってしまったのではないだろ？」と尋ねるワン・ソ。
「 えっ？聞いた事はない…」とごまかすへ・ス。
｢口に気をつけろ、今回は茶美院へ送られるだけでは終らないぞ。｣
｢皇子様も知っているのね。もしかしてオ尚宮は私に警告しているのかな？正胤が私を気に入ったらと？｣
｢もしそなたが正胤の状態を悪化させたとしたら？もうこの世にはいないぞ。寛大な処置だったと思うんだ。｣
｢ 多分そうなんでしょう。｣
｢ そなたは才能に溢れているのではなく、実際不足…大いに能力が不足しているんだ。｣
そう言って立ち上がったワン・ソは「木の成長を助けようと思ったら名付けると良いんだ」と言って周りの木に名前を言い始めた。
これに「からかっているのですか？と呟くへ・スの前にもう一度座ったワン・ソは「逃げるのはやめろ！」とおでこを叩いた後「生きるために働くんだ！」と励ました。
これに「 最近良い人過ぎるなと思っていたのよね、」とへ・スは額を撫ぜた。
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それからというもの、一日中忙しく働き夜ぐったりとして部屋で眠る、という日々を茶美院で過ごしているへ・ス。
そして時間の合間に、オ尚宮からの宿題である文字練習をしていた。
そこへ現れたウクは、スのぎこちない筆の使い方を見て手を添えて教えた。
” 旭 ”の文字を書いて「私の名前、ウ、朝に昇る日という意味だ」と言ったあとスの手首を取ると傷の上に腕飾りをつけるウク。
｢ 赤色は悪運からそなたを守る。そして運命的な縁を意味している。約束してくれるか？外さないと｣
これにスが頷くとウクは先を続けた。
｢ どんなに時間がかかっても、そなたをあるべき場所に戻したい。だから待っていてくれ。｣
｢ お気持ちは分っているので、急がれる必要はありません。私元気良くやってますので。｣
そう言うヘ・スの額に口付けるウク。
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その夜、旭と言う文字を撫ぜながら呟くへ・ス。
｢ワン・ウ、旭…ウ…、待てと言う言葉が私を幸せにする。私あの人が好きだわ。あの人といたらコ・ハジンの代わりのスでも大丈夫みたい。上手に暮らしていけるわ。ヘ・ス｣
＊
木にもたれて、後百済からの流浪の民のスケッチをしていたペガは、いきなり絵をひったくってびりびりと破る女人に「何をする！」と抗議した。
すると｢私達が豚のように見えるのかしら？高麗に負けて日照りで苦しんでいるけど、それでも人なのですよ。見損なわないで！｣とその女人は怒った。
「そう言う事ではなく…」と説明しようとするペガを遮った女人は｢人が苦しんでいるのをそんなふうに嘲るなんて。虫けら！｣と罵った。
その後行列に混ざって歩き始めたい女人に「公主様！」と言いながら近づく二人の男。
｢ 将軍、元気そうでなによりね。｣
｢ 左丞(チャスン)がお呼びです。｣
｢裏切り者のパク・ヨンギュが左丞(外務大臣)になったのね？早い出世じゃない？いいわ。行きましょう。｣
流浪の民の中を走り回って女人の姿を探したが見つからなかったペガは｢なんて事だ。誤解したまま消え失せるとは！｣と落胆した。
＊
茶美院でワン・ウンの誕生日を祝っている皇子たち。
歌と舞で雅な雰囲気の中、卓の上に並んだ豪勢な食事を囲み、皆でわいわいと酒を飲み交わしていた。
正胤ムの目配せで、どんどんと酒をウンに飲ませるジョンとペグァ。飲んで騒いで場が盛り上がる中、場に馴染まず出て行くワン・ソ。
*
へ・スは正胤ムの特別の計らいによりウンへの秘密の贈り物を準備していた。
色取りどりの布をぶら下げ壁にはウンの似顔絵を張り、金色のテーブルクロスの上には花、最後にケーキを飾るとパーテイ会場の出来栄えに満足そうに頷いた
その後スに案内されてきたウンは、綺麗に飾られた祝いの場を見回して、嬉しさを隠せなかった。
ウンを座らせて「高麗での最初の友になってくれてありがとう、姉さんが亡くなった時に慰めてくれてありがとう」とまず礼を言うへ・ス。
それから特別な贈り物をしたかった、というとハッピバースデイの歌♪を歌った。
続けて、振り付けとともに《そんなに醜くどうして生まれたの？》を歌うへ・ス( IU )と一緒になって踊りだすウン(EXOベクヒョン)♪。
その様子を遠目に眺め噴き出すワン・ソ。
そこへ、突如手を叩きながら乱入する他の皇子達。たちまち決まり悪がるヘ・ス。
「 独り占めはないだろう」とウンに文句をつけるペガに、同調するウクと正胤ム。
｢姉さん、私達の為にも歌ってくれないか｣と頼むジョンに「駄目だ！私への贈り物だぞ」と必死に反対するウン…。
だが頼みを拒めなかったスがポップを歌い始めると、その澄んだ声に皇子たちは聞き惚れ、ワン・ソも魅入っていた。
✳︎
その後茶美院へ戻り、ウン(EXOベクヒョン)が一つずつ贈り物を開けて喜んでいる時、熊の毛皮を被って音もなくぬーっと現れるスンドク( チ・ヘラ )。
悲鳴を上げるウンに「大将軍の娘だ！」と耳打ちするジョン。
｢スンドキなのか？｣と確認したウンは、毛皮を渡すスンドクに「そんな恐ろしい物！お前が毎年送っていたのか！」と怒った。
これにがっかりしながら去るスンドク。(かわいそうに…笑！)
＊
贈り物披露後「ソから何を貰ったのだ？」と訊いたワン・ヨ( ホン・ジョンヒョン )は、一緒に祝ってくれただけで、と答えるウンに「ソだけに貰える特別な贈り物がある」と耳打ちした。
そして、難しい頼みごとだから皆で応援しろと指示した。
そこへ、ペガに引っ張られて入って来たワン・ソに｢何をしていたのだ？もう皆贈り物を渡したんだぞ！｣と言われた。
これに「準備できなかったから何でも言ってみろ」と言うソに、ヨはにやりとした。
「 本当に何でもしてくれますか？」と尋ねるウン。
｢もちろん！４皇子様は言った言葉を引っ込めたりしない。ですよね？｣と何も知らずに加勢するへ・ス。
これににっこりと笑ったワン・ソは「そうだ。良いと言っただろ！｣と繰り返した。
｢ では…、仮面を外して下さいませんか！｣
その言葉に一瞬にしてその場が凍りついた。
「 兄弟だから隠す必要ありますか？」と言うウンに、ヘ・スは驚いて止めようとした。
「宮女が口出しするんじゃない！」とへ・スに叫ぶワン・ヨと｢ウン！そんな事を望んで恥ずかしくないのか！｣と戒める正胤ム。
｢ ですが…、何でも望んで良いと。スだってそう言っただろ？｣
｢ え？そう意味ではなかった…。｣
これにわかったと答えて仮面を外したワン・ソは、皇子達を見回してへ･スと目をあわせたあと部屋から去った。
その後高らかに笑いだすヨと「大失敗をすぐに謝るのよ！」とウンに勧めるヨナ。
まんまとヨに乗せられてしまったウンは「兄さんが言ったんだろ？どうしてくれるんだ！」とヨに怒った。
「 お前たちには冗談かもしれないがソにとっては違う」と正胤ムも珍しく声を荒げた。
＊
「嫌なら仮面を外さなければ良かったのだ。高慢な奴め！」と全く悪びれる様子のないヨ(ホン・ジョンヒョン)に怒りだす正胤ム。
｢ 誰にも弱点はあるものだ。何故お前はいつも人の弱点をつくんだ！｣
｢では、母方の家が限りなく卑しいのに、どういうつもりで正胤を続けているのかと尋ねた時も気分を害されたのでしょうか？｣
そう平然と言い放つヨを、唖然として見つめる皇太子たち。
これにヨを睨みつけた正胤ムは「軽々しくそんな言葉を使うとどうなるか教えてやろうか？」とすごんだ。
＊
回廊でやっとワン･ソに追いついて引き止めるへ・ス。
｢ 何故だ？もっと私と面白おかしく遊びたいのか？｣
｢誤解なので行かないで下さい。こんな風に去ったら10皇子様が謝る機会を失うから…。兄弟ではありませんか？｣
すると、いきなりヘ・ス( IU )の手首を掴み柱に押し付けるワン・ソ( イ・ジュンギ )。
｢私を見ろ！しっかり見るんだ！そなたの目、そのまなざし…が途方もなく嫌だ｣!!
次回のお話は⇒麗 8話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒麗 ５話 あらすじ 感想
ホン・ジョンヒョン IU イ・ジュンギ 韓国ドラマ 麗 ７話 あらすじ 感想
へ・スの女官時代が始まり、一癖ありそうなオ尚宮が新しくお目見えしました。
この方が亡くなったへ夫人のようにへ・スの擁護者になってくれればよいのですが、そう単純ではないような気もします。
皇后劉氏と太祖ワンゴンとどんな因縁がある人なのでしょうか…。
今までワン・ウクとへ・スだけだったラブラインに、やっと！ワン・ソが入ってきたような感じがします。
これからどんな風に三角関係になっていくのか楽しみになってきました。
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