韓国ドラマ 麗 4話 あらすじ 感想 後半
ジョン( ジス )を助けるヘ・ス( IU )とワン・ソ
薬の調達をして薬房から出てきた時、数人のごろつきに無理やり連れて行かれるワン・ジョン( ジス )を見たへ・ス(IU)は、チョリョンに助けを連れてきてと頼んで後を付けた。
竹林へ連れて行かれて膝をつかされたジョンの前に現れた片腕男は「 お前は私との勝負に負けただけだが、お前の母が俺の腕を斬った」と告げた。
これに「 放せ~。誰かいないのか~」と叫んだジョンの腕に、男が斧を振り下ろそうとしたその瞬間、飛び込んでくるへ・ス。
「 退けろ!傍に来たら殺すから~」と叫びながら枝を振り回し一端は解放されるジョン。だがたちまち二人は囲まれてしまう。
とそこへチョリョンの知らせで駆けつけたワン・ウクが現れ、その場にいたごろつきを倒した。
そこへ「 過信は禁物だと言う言葉を知っているか?」と片腕男の背後から加勢が現れると「 そうだ過信は禁物だな!」と真似をしながらワン・ソが現れた。
これに「 オオカミ...」と怯え始めるごろつきたち。
「 私を見ても逃げない?勇気があるのか死にたいのか...」
そう言って刀を抜くワン・ソに、ごろつきは一目散に逃げ去った。
「 私の腕を救ってくれたから…、これからはそなたの命は私の命と同じだ。死んでもそなたの命を守るようにする。」
そんなジョンの言葉に感動して、思わず抱きつくへ・ス。
「 きっといい男になるわよ」と言ってからハッと我に返ったスは「 弟を思い出したから...」と言い訳して慌てて体を放した。
その様子を呆れてみているわワン・ソと複雑な表情を浮かべているワン・ウク。
「 大丈夫さ、へ・ス姉さん、じゃあどんないい男になるか見ててくださいよ。」
「 もちろんよ。ジョン皇子、ファイティング!」
と嬉しいそうにガッツポーズをするへ・ス。
「 ファ…イ?ファイティング?」
訳は分らないが真似をするジョン。
*
ワン・ウクと一緒に家に帰っていたへ・スは、すたすたと先を歩く彼を止まらせようとして、脚が痛いと大げさに言って見せた。
「 もう一歩も動けない!」と脚を撫ぜているふりをしている傍に来て、へ・スの腕を掴むワン・ウク。
「 失くしたと思ったんだ。もう二度と会えないのではと思って怖かった。」
真剣にそう言うワン・ウクに声を失い立ちすくむへ・ス。
だがキスをしようとしてワン・ウクが近づいた時、名前を呼ぶ声が聞こえて慌てて離れる二人。
「スヤ、心配したわ、」と近づく夫人やヨナに何も言わず立ち去るワン・ウク。
そんな彼とへ・スを訝しげに見比べるヨナ。
その夜、馬で家を抜け出したワン・ウクは、へ・スを恋慕する自分を戒めるかのように頬を叩いた。
一方のへ・スも、気持ちを持て余し中々寝付けなかった。
*
大徳殿へ呼ばれ、ワン・ゴンの前に立つワン・ソと正胤ム。
「 4皇子に松獄に住んで貰いたいだと?それがお前の命を救った代償か?」
「 私の人として彼をそばに置きたいのです。」
そこでジモンも「 4皇子様の星が松嶽の上に上がるのを見ました、4皇子の星は正胤の星と結合しています。」と進言した。
「 お前の母は正胤を殺そうとしたんだぞ。!そしてお前の兄は、正胤の地位をねらっている。」
「 その目標を共有した事など一度もありません。」
「 正胤の何になるつもりだ?中州(チュンジュ)劉氏か信州カン氏か?」と訊かれその場に座るワン・ソ。
「 私は皇帝と正胤の臣下として、生きるつもりです。息子、弟としてではなく…。」
そう言って頭を下げるワン・ソに「信州カン氏と松嶽中にこの知らせを伝えろ。サファンジャワン・ソはこれから松嶽に滞在すると!」と太祖ワンゴン( チェ・ミンギ )は宣言した。
「 慈悲に感謝いたします」と平伏すワン・ソと喜ぶ正胤ムとジモン。
*
食事が並べられた卓を前に座っているへ夫人とワン・ウク。
殆ど料理に手をつけないワン・ウクに「 食欲がないのでしょうか?」と訊く夫人。
「 私の事はいいから、そなたこそ食べなければ…。食が細くなっていくのが心配の種だ」と言うワン・ウク。
とそこへ入って来て食卓に着くへ・ス( IU )。
「 一緒に食べようと思って呼んだの」という夫人に、「部屋で食べれるのに…」と口ごもるへ・ス。
「 一日中部屋に座りっぱなしで殆ど食べ物を口にしていないでしょう?一緒の方が良いかなと思って…。」
と小言を始める夫人。
「 14皇子様の為とはいえ、一人で行ったりして危険すぎるわ。皇子さまが行かなかったらどうなっていたか…。」
お礼を言うへ・スに当然の事をしただけだ、と答えるワン・ウク。
「 出かけてばかりいないで、裁縫とか編み物とかしない?」
「 自分で何か見つけます。」
そこで急に本を読むから、と立ち上がるワン・ウク。気まずそうな二人の様子に気付く夫人。
*
石塔ヘ行ったへ・スは、そこにいるワン・ソを見て「 又壊すつもりなの!」と駆け寄った。
「 壊しているんじゃない。建てているんだ!」
「 驚いた!何を願っているの?」
「 他の人の願い事を知る必要があるのか?」と階段に座りながら言うワン・ソ( イ・ジュンギ )。
「 ここを出て宮殿に移るんだ。もうこんな風に出くわす事もないだろう…。」
「 なら、もう食事を運ばなくても良いのですね?良かった~。」
「 ハッ?そんなにしたわけでもないのに偉そうに…。」
と鼻で笑うワン・ソにべらべらと一方的に話し始めるへ・ス。
「 穏やかな宮殿生活をお過ごし下さい、殺す殺さないと人を脅すばかりしないで…。話を聞かないからと言って人を睨み付けないで。特に!何でもない事に直ぐに刀を抜かない様に気をつけて!それから…、人が一生懸命作ったものを壊さないで!他に何があったかな?」
「 いい加減にしろ!」
「 ちゃんと食べて充分に寝て下さいね。できることなら悪夢を見ないように…。」
急にそんなことを言うへ・スを茫然として見つめるワン・ソ。
「 そなたが私を怖くないと言った事を思い出した。どうやったら私を怖がらずにいられるのだ…。」
「 私は皇子様ではなく自身が怖いのです。方向を変えようと思っても変わらない、私の気持ちがどこへ向かっているのか分らないから…。」
と空を見上げて「 私、高麗にいるのね。ここには沢山の星があるわ」と歓声を上げるへ・ス。
「 高麗?まさかそなた、星は高麗にしかないと思っているのではあるまいな?ジモンが知ったら死んでしまうな…。」
小雪が舞い始める中「なんて綺麗なの!」と言うへ・スの横顔を見て微笑むワン・ソ。
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ジス IU イ・ジュンギ 韓国ドラマ 麗 4話 あらすじ 感想
現代人の自由なジ発想を持つヘ・ス(ハジン)に恋に落ちるウクと自覚はないけれど多分惹かれているソ。
「自分の人だ」と言ったり「怖くないのか?」とかなり心を許しているワン・ソなので…。
好きだとアピールしているが、スから弟分のカテゴリーにあっさりと入れられてしまうウンとジョン。(笑!)
モテモテのへ・スを演じるIUチャン、最初は少し心配しましたが、ヒロインを見事に演じてくれています。
これから悲劇がおこりそうですが、未だ若くて(10代の設定ですよね)愛らしいへ・スの可愛いらしい姿をもう少し楽しみたいですね。
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