韓国ドラマ 雲が描いた月明かり 16話 あらすじ 感想 夢見る世界 パクボゴム キムユジョン
ホン・ギョンネが捕まり、ヨン(パク・ボゴム)とハヨン(チェ・スベン)の国婚が延期になる緊迫したシーンから
それでは キムユジョン パクボゴム 韓国ドラマ 雲が描いた月明かり 16話 あらすじ 感想 夢見る世界 ネタバレでご紹介します。
イ・ヨン( パク・ボゴム )
ホン・ラオン ( キム・ユジョン )
キム・ユンソン ( ジニョン )
チェ・ハヨン ( チェ・スビン )
キム・ビョンヨン ( クァク・ドンヨン )
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BSフジ ゆう韓ドラマ雲が描いた月明かり
韓ドラ 雲が描いた月明かり 16話 あらすじ 前半
ホン・ギョンネ逮捕
国婚の直前、王と王妃の控えの間に飛び込んでくる捕盗庁長官。
ホン・ギョンネを捕まえて移送中である、と報告されるといきなり怒声を浴びせる王。
「お前!この私を愚弄するつもりか!」
「私とて信じられなかったのですが、本当なのです。殿下 ! 」
「い、いいや…彼は10年前に死んだのだ。どうやって?」
「10年前の暴動で生き残ったホン・ギョンネが新たな謀反を企てているという噂は真実だったのです。」
それを聞くや床にへたり込み気を失う王。王を支え、殿下 ! 医員を呼んで、殿下 ! と部屋に響く中殿の叫び声。
その頃ちょうど国婚の開催場へと向かっていたヨンは、失神の報を受け急いで王の元へと引き返す。
*
丘からあばら家へ帰ってきたラオン(キムユジョン)は、部屋の隅で茫然と座っている母に近づき手を握った。

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「母さん、大丈夫?」
「捕まえられた。」
「誰が?」
「あなたの父さん...」
「それって、どういう意味?」
「あなたの、どこかで生きていればと願っていたお父さん。死んでいなかったの。生きて戻ってきたの。」
そう言った切りラオンにすがり嗚咽する母。
*
市井の中を牛車で護送されるホン・ギョンネを物見台の上から確認するハン尚膳とビョンヨン(クァク・ドンヨン)。

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「長い間待っていたのに。何故この様な彼を見なければならぬのだ!胸が潰れる思いだ。」
「王命で義禁府ではなく王宮へと移送されるようです。」
命をかけてでも彼を自由にするぞ、と言うハン尚膳の顔を凝視するビョンヨン。
*
護衛すると言ってラオンの前に現れるハン尚膳。
父に会って驚き過ぎた為に目が覚めないようです、と母の様子を語るラオン。
落ち着いたらきっと大丈夫だろう心配しすぎるな、と慰め出て行こうとする彼を引き止め、父に面会したいと頼むラオン。
「王宮がお前にどれほど危険な所か分っていないのか?10年経ってやっと捕まえたのだ。お前もお前の父も命助からぬやも知れぬのに…。」
「分っています。だからこそ会いたいのです。この世界で私以外の全ての人が父を知っているのです。」
「お前を危険な目にあわせるわけには行かぬ。」
「尚膳さま。最後に一回だけ、いいえ生まれて初めて。父さんに会いたいのです。どうか助けて下さい。」
*
彼は生きていた、寝室に来ていたのは夢ではなったんだと玉座でぶつぶつ独り言を続ける王。居並ぶ重臣達とヨンは、沈黙しそれを聞いている。
「よりによって世子の国婚の日に起こるとは、なっ、何としたことだ ! 」
と嘆く王にチョ・マニョンは進言した。
国婚はいずれ日を改めて。ご心配なさらず体調の方へご留意を、と。
「10年間という長きに渡って私を持て遊んだのだ。死罪にしても足らぬ。」
と言う王に、同調するキム・ホン。
「そうでしょうとも殿下。私も心からそう思います。反逆者には死罪を!殿下自身でご決断をなされよ。」
それを聞いて顔色を変えるヨン。
「領議政。王自身で決断すべきではない。この頃どれほど彼の健康が損なわれているか知っているであろう?」
「そうです。殿下の状態はまだ安定していません。私も殿下が決断すべきではないと思います。」
チョ・マニョンも王の説得を試みるが、狂気じみた表情で王は宣言する。
「いや、領議政の言ったように私が彼を裁いてやる ! 」
驚愕するヨンとハン尚膳に反し、にやりとするキム・一派。
*
宮殿を見下ろす丘で変装して待っているラオン(キムユジョン)を迎えに来た白雲会の間者はビョンヨン!!だった。

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そうしてラオンは父の獄舎へと忍び込むが人の気配がしたために長いできず、サギ草の刺繍布を獄中へ投げ入れてすぐに出た。
重臣達が前方に見え、二人は他の護衛の後に列を作り難を逃れたが、ウイギョは振り返ってラオンの横顔を凝視した。
*
ラオンとすれ違いで獄舎へ入るヨン。
「お前は本当にホン・ギョンネなのか?」
「そうですが?世子様がここへお越しとは、どんな興味がおありでしょうか?」
「お前が捕まった事を家族は知っているのか?」
「私にそんな者はいない。」
「王を取り除きたいらしいが、私もお前の標的なのか?」
「尋問が既に始まっているのでしょうか?」
「お前のおかげで、私はとても大事な者を失くしたのだ。」
「君主は民のためにある者だ。一人の男が自分の我儘を満たすために人々の上高く座ると言う事ではないのだ。」
「それが白雲会が信じている事なのか?」
「もう一つ。君主は民によって選ばれるべきだ。」
*
ラオンの似顔絵を見ながら見たことをキム・ホンに報告するウイギョ。
確かだなと確認するキム・ホンにウイギョは、横顔を確かめましたから間違いありませぬ、と答えた。
尋問が始まる前に捕まえろと指示した後、キム・ホンは満足そうに呟く。
「父と子の再会を見る時の世子の顔が見ものだな。」
*
滋源堂に戻るラオンとビョンヨン。
今は危険すぎるから昼間に去ろう、と言うビョンヨンにラオンはすまなそうに頭を下げる。
「私の為に迷惑をかけてごめんなさい。キムヒョン」
そしてかつて自分が暮らした部屋を懐かしそうにラオンが眺めるていると、そこへ現れるヨン。
「お前が連れてきたのか?」
「申し訳ありません。邸下」
*
奥の隠れ部屋へとラオンを連れて行くヨン(パクボゴム)。

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「もし誰かが滋源堂へつけていたらまずいから、そなたはここに隠れなさい。外から戸を開けるのは難しいのだ。」
「こんな部屋があったとはぜんぜん気がつきませんでした。」
「母が時々使っていたのだ。」
目を伏せるラオンに、大丈夫かと訊くヨン。
「はい、邸下。」
「護衛の交換時間に獄舎へ行けるように手配しよう。会いたくて寂しい誰かがいるのなら会わねばなるまい...。」
そう言ってラオンを見つめ返すヨン。
韓ドラ 雲が描いた月明かり 16話 2ページ目に続く