韓国ドラマ 雲が描いた月明かり 5話 あらすじ パクボゴム キムユジョン 願い事を言ってみよ
ラオン(キム・ユジョン)独踊を終えた後、追ってくるヨン(パク・ボゴム)から逃げユンソン(B1A4ジニョン)の助けで茂みに隠れるシーンの続きから…。
それでは、韓国ドラマ 雲が描いた月明かり 5話 あらすじ パクボゴム キムユジョン をご紹介します。
韓国ドラマ 雲が描いた月明かり 5話 あらすじ 感想 前 "半願い事を言ってみよ"
ヨン( パクボゴム )が去った後、茂みから出てくるユンソン( ジニョン )とラオン( キムユジョン )。
「男なのにこんな格好で恥ずかしい。大事な宴が台なしになったら邸下がお困りになると思って。でも見て見ぬふりをして下さいますか?」
ごまかす様にそう言うラオンを見ながら、ユンソンは、薄紫の透ける布地を身にまとったラウン…、女人であると確信していた。
「では、この危険は世子(セジャ)の為に冒したというのですか!」
「他にどんな理由があるのです?私は東宮仕えの身なのですよ。」
「では、なぜ女の身で内侍になったりしたのです?」
真っ向から聞いてくるユンソンに答えられないラオン。
ユンソンは、そのまま行きかけたラオンを引き止めて血がにじみ出ている足に布を巻いて待つように言った。そして替えの服を取りに走った。
*
一方ヨンは、踊り子の行方を未だ捜していた。
だが見たものはいず、どこにもいない踊り子。
踊りの全て、エシン(逃げた踊り子)にしか言わなかった部分さえも熟知していた…
とそこまで考えてはっとするヨン!。そう言えば、サムノムが一度見た踊りと歌は忘れないと言っていた…と。
内官服を手に戻る途中ヨンを見かけたユンソンは、機転を利かせラオンは東宮殿へ向かっていたと嘘をつく。
東宮殿へ急ぐヨン。だが扉を開けるとそこには既に内侍姿に着替え終えたサムノムの姿!
「宴の後世子が見つからなかったので世子の作曲を記録していました」
と答えるラオンを見て、何を馬鹿な想像をしているんだ…、とヨンは苦笑い。
*
書庫で本の埃を掃っているラオンをヨンはちらちらと見ていた。
くしゃみをして口元を布で押さえるラオンに近づき、もう一度しろと言う。
訳が分らず、もう一度埃を掃ったりくしゃみを繰り返すラオン。
じれたヨンは、自分の手でラオンの顔半分を隠す。
踊り子の面影と比べ、似ている…とヨンの混乱は続く。
ヨンのそんな様子には気付かず無邪気に話し始めるラオン。
「もうすぐチュソク(秋夕)でございますね?」
「何故訊くのだ?そなた」
「もしかして…内侍訓練生も休みが取れるかと思って…」
「風燈(プンドウ)祭りに行きたいのであろう?」
「どうしてお分かりになるのです?」
と、急にラオンに近寄り頬に触れたヨンは、「熱がある事に気付くと、こんな時に遊ぼうと考えるとはな…!」と叱る。
すると、ラオンはきっとして反論!
「これくらいの微熱何でもないです。私が遊ぶに行くかどうかなど、ご心配なさらず!」
「心配!誰が、そなたを心配すると?今日は東宮殿より一歩も出るでない。私に風邪を移したら厳罰に処するぞ。」
内心を悟らればつが悪いヨンは、そう言い返すとさっさと図書室から出た。
池に落ちるラオン( キムユジョン )
ラオンは、池に浮かべた船の上でお茶を入れていた。
ホン内侍のお茶が一番美味しいと聞いたと出まかせを言うミョンウン公主(王女)の目的は、恋文のお相手の話。
貴方様に対するチョン若様の気持ちは本心ですから、とラオンから聞き最初は嬉しそうにしていたミョンウン公主だが…、
見初めた話をしている内に、ブランコの傍で咳をする姿が愛らしく…と言うくだりを聞いて青ざめる。
それは内人のウォリの事だった。彼の勘違いを悟ったミョンウン公主が突如船の上で立ち上がる。
その勢いで船が大きく揺れ池に落ちてしまうラオン。
その光景を目にして思わず池に飛び込みを救うヨン。
それを見てパニックになった家臣たちが次々と後を追って池にジャンプして行った。
池に沈んだラオンの体に手を回して泳いで戻って来たヨンに、駆け寄るチャン内官。
世子を危険にさらしたとして、ラオンに雷を落とすチャン内官。
そして家臣の手前それ以上ラオンに近づけないヨンは、気になりながらもその場を去った。
その様子を傍で見ていたユンソンが、その後ラオンに近づき長衣(チャンイ)を被せた。
様子を尋ねるユンソンに、大丈夫ですからと直ぐに行こうとするラオン。
「秘密を握られたと思っているのですね?どうか秘密を分かち合っていると考えてはくれませぬか?何て頼もしいと信じてくれませんか?」
と問うユンソンに、答えずその場を去るラオン。
*
その夜熱にうなされるラオンの傍らで、ヨンは看病していた。
子供の頃風燈祭りの最中にはぐれてしまった母を思い出し涙するラオン。
その涙を拭おうとしたヨンの手の裾を握ったラオンは、おぼろげな目で話し始めた。
「キム兄さん(ヒョン)、母と別れた日の夢を見ました。」
「悲しい夢を見たんだな…。」
「幸せな夢だった。少なくともまた母に会えたんだから…。」
そう言って目を瞑るラオンをヨンは傍らで見守った。
ニページ目に続く