韓国ドラマ 雲が描いた月明かり 17話あらすじ 感想 始まりのための終わり パクボゴム キムユジョン
洪景来(ホン・ギョンネ)とラオンを助けるために、ビョンヨンがヨンに刀を向けた緊迫したシーンの続きから…
それでは キムユジョン パクボゴム 韓国ドラマ 雲が描いた月明かり 17話あらすじ 感想 始まりのための終わり をネタバレでご紹介します。
イ・ヨン( パク・ボゴム )
ホン・ラオン ( キム・ユジョン )
キム・ユンソン ( ジニョン )
チェ・ハヨン ( チェ・スビン )
キム・ビョンヨン ( クァク・ドンヨン )
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BSフジ ゆう韓ドラマ雲が描いた月明かり
韓ドラ 雲が描いた月明かり 17話あらすじ 前半
「 ひっ捕らえろ!」と叫ぶウイギョ。
「 止めろ!動くな」と命令する王。
「 邸下の安全第一だ!直ぐに道を開けろ」とハン尚膳(サンソン)。
その命令に禁軍が躊躇している隙に、縛られた縄から放たれる洪景来(ホン・ギョンネ)
白雲会がホン・ギョンネとラオンを門の方へ連れているのを目で追うヨン。
ーラオナ…
ヨンの心の叫びが聞こえたかの様に振り向くラオン。涙に溢れた目でお互いを見つめあう二人。
尋問の場に独り残されたビョンヨンの方へにじり寄る禁軍。そして背後から援軍も駆けつける。
「 どうか...お許し下さい。邸下」
「 ビョヨナ...」
「 白雲会の望みと邸下が夢見る世界は違わないと思います。邸下が作られるであろうこの国、邸下と民の間に壁のない世界、を本当に見たいです。」
そう言って刀を降ろそうとするビョンヨン。
「 降ろすのではない!その瞬間(とき)お前を失くす…。」
「 邸下...」
「 刀を降ろすな!これは王命だ。」
「 王命に従えず...お許し下さい。邸下」とヨンの首から刀を外したその瞬間、矢で胸を射抜かれるビョンヨン。
止めろと叫ぶヨンの声も空しく今度は脚を射抜かれ膝を付く。
そしてグンギョが一太刀浴びせ、血を吐きながら倒れこむビョンヨン。
*
この騒動に気を失いそうになる王を、擁護しながら去るハン尚膳と内禁衛(ネグミ=王の警護)。
前を阻む禁軍兵を押しのけると、息も絶え絶えのビョンヨンの傍に行くヨン。
横たわるビョンヨンを膝に抱き手を握るとヨンは言う。ビョヨナ忘れるなよ、もしこの世で独りだけ信じるとしたら、それは今でもお前だ、と。
私を信じて頂いてありがとうございます、と言い残し目を閉じるビョンヨン。
「 ビョヨナァー ! 」と名を繰り返すヨン( パク・ボゴム )の悲痛な声が響く尋問場。
*
門に近づくホン・ギョンネ一行を止める門番の武官。こんな時間に出宮とは何故だ、と訊く。そこへ現れるハン尚膳。
通符を見せると出宮は王命だと言う。そうして門が開かれ一行が潜っているその途中、追っ手の叫び声が響く。
「 反逆者だ ! 門を閉めろ ! 」
それを合図に一斉に刀を抜く武官達と応戦する白雲会。だが、背後から続々と援軍ががやって来る。
危機的なその状況に、ホン・ギョンネとラオンを急いで門から出させるハン尚膳。出て来いと言うホン・ギョンネに、時間稼ぎをすると言いながら門を閉める。
そのハン尚膳の背中を斬り付ける禁軍。何度も斬られながらも門を防ぎついに閉めるハン尚膳。それを涙に溢れた目で見つめるラオン...。
そうして迎えの馬で逃亡することに成功するラオンとホン・ギョンネ。
*
裏口で人知れず運び出されているビョンヨンの死体。その荷車を止めるチャン内官とユンソン。
「 私はこの者の旧友なのだ。この死体を渡してくれないか?」
と尋ねるユンソンに首を振って去ろうとする下男。金を積んで頼み込みチャン内官が何とか彼を買収する。
涙ながらにビョンヨンの傍に寄り血まみれの手に触り、微かな脈を感じはっとするユンソン。
*
それから一ヶ月後...
「 邸下、お目覚めですか?邸下?」
と何度か呼んだ後、部屋へ入るチャン内官。もぬけの殻の部屋を見ても驚かずぼやき始める。
「 もちろんお目覚めではないですね。ここにいないのだから…。身支度も必要ないでしょう?大丈夫、私がお叱りを受ければ良いだけですので…。」
*
ヨンの妓房通いを糾弾する朝儀の場。
王に背き反逆者を庇った罪、世子は代理聴政には値しない、とキム・ホン。儒生から王世子廃位を願う上訴状が溢れていると告げる。
その事は言うには及ばぬと取り合わない王にウイギョが進言する。お国の幸福を危機にさらすおつもりでしょうか、と。
チェ・マニョンが独り反論するものの、追い討ちするキム・ホン。
「 殿下、邸下は議政の場よりも妓房に通う方が頻繁なのです。全ての信頼を失うのは当然でしょう。新しい王世子をお立たてになることだけが正しい道です。」
ご理解の程を…、と同調する重臣達に目を瞑り黙り込む王。
*
中宮殿で中殿キム氏と対面するキム・ホン。東宮殿にはもう直ぐ新しい主が必要になるだろうと言う。たちまち満面の笑みを浮かべる中殿。
「 本当ですか?」
「 ああ、もう直ぐ何もかも終る。」
「 そう、そうですね。お父様」
だがキム・ホンを送り出した後、ユンソンの脅しを思い出し中殿の顔は歪む。
*
横たわるビョンヨンを見舞うヨン。
「 ビョヨナ。私だ。いつ私に答えるのだ?」
その後、怪我はもう殆ど治っているが、邸下に会うための心の準備がいるのでしょう、とヨン(パク・ボゴム)に告げる茶山(アン・ネサン)。
「 ラオンについて何か聞いたことは?」
「 いいえ...失望されましたか?」
「 そんな事はない。そのおかげで妓房通い、つまり敵の尻尾を掴む遊び、が出来るのですから。」
キム家に関る土地の証書、金銭、人の出し入れを観察していると告げるヨンに助言する茶山。
「 尻尾を掴んで捕り物が終るのではないのです。その尻尾を切り取って逃げるでしょうからご留意を…。」
「 はい、そのこと心に留めておきます。」
立ち去る前に茶山に言うヨン。
「私の方の準備は殆ど終えました。先生も議政に抜けた穴を埋めて下さるよう準備をお願いします。」
目を伏せ複雑な表情を浮かべる茶山。
*
赤子の件を探っていたソン内官が戻り、ユンソンの言ったことは真実だ、と中殿に報告する。
「 何と ! では赤子は本当に生きているのですね?」
「 はい、妓女達が育てている赤子がいるのです。」
*
回廊ですれ違うヨンとキム・ホン。
「 廃位するのは悪い事ばかりではない。多くの皇太子達がそうして幸せに長生きしたものなのですよ。」
「 楽しそうだが、私を引き止める者が一つある。それはそなただ。そなたが制している議政をそのままにはしておけぬ。」
その言葉に薄笑いを浮かべるキム・ホン。
*
茶山を訪れるラオン。ビョンヨンがいると母から聞いて…と言う。
「 大変だったな…。」
「 キムヒョンは本当に生きているのですか?」
「 まだ意識はないが、徐々に治ってきているようだ。」
「 良かった。本当に良かった。」
「 一緒に来なさい。」
ビョンヨンの寝床の傍らで尋ね続けるラオン。
「 キム・ヒョン、サムノムです。私がここにいる間ずっと寝ているつもりですか?何年も隠し我慢することに疲れたのでしょうか?だからそんなに長く休んでいるのですか?」
と突然、ああ~秋が過ぎますよ、と声を上げ、起きて下さい!葉が全部落ちる前に、と励ました後、溜息をつくラオン。
宮殿に初雪が降るのはいつでしょう?資賢堂の大きな庭と低い屋根の上に雪が積もったら綺麗でしょうか?と独り言のように呟く。
すると…!
「 綺麗だぞ。とっても」
「 キムヒョン、目がさめたのですか?」
「 うるさい奴だな。相変わらずのおしゃべりめ。」
「 キムヒョン!!!」
と思わず触るラオンに痛いぞっ、と顔をしかめるビョンヨン。微笑むラオンを薄目を開け見るビョンヨン。
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