韓国ドラマ 風と雲と雨 19話 20話 あらすじ 感想ネタバレ パク・シフ コ・ソンヒ 視聴率19話5.14% 20話5.18%
韓ドラ風と雲と雨の主な登場人物
チェ・チョンジュン役 ( パク・シフ )
イ・ボンリョン役 ( コ・ソンヒ )
イ・ハウン役 (チョン・グァンリョル)
チェ・インギュ役 ( ソンヒョク )
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王の法令を受けて訓練都監の別将※に任命されるチョンジュン!これに怒り心頭のイ・ハウンは、何をするでしょうか?
それでは パク・シフ コ・ソンヒ 韓国ドラマ 風と雲と雨 19話 20話 あらすじ 感想ネタバレ をご紹介します。見逃してしまった、内容が気になる、そんな時にご利用下さいね♪
韓国ドラマ 風と雲と雨 19話 あらすじ - 逆転の謀略
韓流時代劇 風と雲と雨19話の視聴率(TV朝鮮) 5.14%
父と子
チョンジュンが王の法令を受けて訓練都監の別将※に任命された翌日、興宣君(フンソングン)イ・ハウン(チョン・グァンリョル)は自分と相談せず決断を下した高宗(コジョン)を脅した。
「私は雲峴宮(ウニョングン)に戻り、今後は出仕いたしませぬ。 王様は国の問題をご自分で解決されよ」...と。
その言葉に衝撃を受けて泣きながら足元にとりすがる高宗(パク・サンウン)を助け起こすと「王様の力だけではこの朝鮮を守る事はできませぬ。 今後この父の許可なくいかなる決定もしてはなりませぬ。 いいですな。 」と念を押した。
※訓練都監(フンリョントガム)別将(ピョルチャン) : 首都防衛を行う軍営の1つ。別将は正3品の堂上官
一方、母の死後、息子を連れ去ったチェ・インギュ(ソンヒョク)を追いかけたボンリョンは「お前は人間じゃない ! 」と短刀を振り上げた。
しかし、インギュの一撃を受けて気を失い倒れてしまった。
その後、捜しに来たパルリョン(チョ・ボンレ)とクチョル(ノ・ヒョンウク)に助けられて西洋館へ...。
その後暫くして目覚めたボンリョン(コ・ソンヒ)は、記憶が戻ったことと不在中に息子が産まれたことをチョンジュンに打ち明けた。
さらに、その子をチェ・インギュが連れ去ったことを告げると、怒りに震えるチョンジュンに「下手に動けばあの子が危険です。 チェ・インギュはあの子に危害は加えないはず。 慎重に動けば取り戻せます。 」と落ち着かせた。
これにチョンジュンは「すまない。 何もかも私のせいだ。 子供は必ず取り戻す。 許してくれ。 」とボンリョンを抱きしめて涙を流した。
翌日、明成王后(ミョンソンワンフ)ミン・ジャヨン(パク・ジョンヨン)から、高宗がイ・ハウンに叱責された話を聞いて参上したチョンジュンは「もう、厳しく叱られる年齢ではありません。 王様はお父上を乗り超えるべきです。 」と助言した。
そして、高宗が「父上の助けなしで政治を行えぬ。 」と不安を表すと「王様は大院君の息子でなく民の父です。 大院君に苦しめられている民を見捨てるのですか?王様がご決断を下せば、私は何でも致します。 」と覚悟を見せた。
インギュ(ソンヒョク)の屈服
その頃、インギュはボンリョンと会いチョンジュンとドギュンがイ・ハウンを倒す計画を企てていると書状を書いてほしいと要求していた。
江華の時と同じ様にチョンジュンに不利な証言をするよう圧力をかけて息子のおもちゃを見せるインギュに、ボンリョンは静かに涙を流した。
しかし、ソンファが実家で赤ん坊の世話をしていることを突き止めたチョンジュンは、インギュの手下を制圧するとボンリョンと共にソンファを懐柔をし、赤ん坊を奪回した。
そんな中現れたインギュが、拳銃を向けて書状を持ってきたかどうかを尋ねると、ボンリョンは「私が持ってきた書状で死ぬのはあなたよ ! 」と言い放った。
そして、チェ・インギュがキム・ビョンウンを殺した犯人だというアネク御史(オサ)の報告書を江華から受け取ったことを暴露して対抗した。
これに衝撃を受け、チョンジュンを撃ち殺そうとするインギュだが、チソンに阻止されてしまうと茫然自失となりその場から去った。
その後、初めて我が子を腕に抱いたチョンジュンは、安堵の涙を流した。
翌日、チョンジュンの全身に残る傷を見たボンリョンは「痛かったことでしょう。私の前では" 痛い "と言って下さい。私にも分けて下さい。 あなたの幸せも痛みも。 これからは全て...。」と願った。
その後、子供の顔を見に訪ねてきたという山水道士に「大院君を放っておけば国を滅ぼしかねません。 」とイ・ハウンとの対決を示唆した。
すると「大院君の時間はまだ残っている。 他人の運命を覆すことはできん。 」と引き止める山水道士に「これまで私は自分で道を作り上げて来ました。 明日、私は血を流すことなく国の運命を変えてみせます。 」と決意を示した。
その頃、チョンジュンが息子を取り返したことを報告されたイ・ハウンは、父親が息子を取り返しても罪にはならないとし、放っておいた。
実は、ボンリョンが出産した時、山水道士(チェ・ヨンジン)から「両親の様な特別な能力はありません。 将来は忠義に厚い家臣となる運命の子です。 」と言われたため、傷つけるつもりはなかった。
その後、イ・ハウンは趙大妃(キム・ボヨン)に会いに行き、御史から届いたボンリョンへの書状を見せたハヨンは「大妃さまの命令がキム・ビョンガム大監を死なせたわけだから責任を取るべきです。 」と圧力をかけ、垂簾聴政※から身を引くことを勧めた。
その言葉に腹を立てた趙大妃は、チョンジュンとキム・ビョンハク(ハン・ジェヨン)を呼び出すと、王がイ・ハウンの失脚に同意したことを告げ「明日重臣会議を開く。 必ず大院君を失脚させねばならぬ。 」と声を上げた。
※垂簾聴政:幼い王の代理で政治を行うこと
対決
翌日、イ・ハウン抜きで開かれた重臣会議で、重臣たちがイ・ハウンの引退を進言すると、趙大妃は「約束したでしょう?" そうする "と一言で良いのです。 」と決断を促した。
しかし、なぜか躊躇する高宗を見たチョンジュンは、嫌な予感に襲われて便殿の門を閉じるよう命じた。
そんな中、登場したイ・ハウンは「どうして私に黙って重臣会議を開いたのか ! 私が出席しない会議などありえぬ ! 私を除いて重臣会議を開いた理由を答えよ。 」と怒鳴った。
するとチョンジュンは「この会議は独裁政治を終わらせるため、殿下に代わって権力を振るう者を失脚させるための場です。 」と正面突破を図った。
そんな中、趙大妃から再度王命を下すよう求められた高宗が「余は具合が悪いので中座する。 国事については大院君が決めるように。 」と退出してしまうと、チョンジュンは、イ・ハウンに先手を討たれた事を悟った。
実は、昨夜発生した景福宮での火事で精神が不安定になった高宗を、イ・ハウンは慰めて心を取り戻していたのだった。
その後、イ・ハウンは「職務怠慢により火災を起こした大臣たちを逮捕し責任を問う ! 」と叫んで禁軍を呼び、堂上官たちを連行させた。
※堂上官:朝儀で発言できる正3品以上高官のこと。
その後、チョンジュンと二人っきりになったイ・ハウンは、予想外の提案をした。
「また私と共に大仕事をやって見る気は?民と王様のために私心を捨て、もう一度私と手を組んでくれ。チョンジュンよ」...と。
(イ・ハウンの失脚させようとしましたが失敗するチョンジュン。再びハウンと手を組むつもりでしょうか?)
韓国ドラマ 風と雲と雨 20話 あらすじ - 戦火の島
韓流時代劇 風と雲と雨20話の視聴率(TV朝鮮) 5.14%
イ・ハウンを失脚させる計画が失敗に終わったあと、ボンリョンを呼び出した明成王后(ミョンソンワンフ)ミン・ジャヨン(パク・ジョンヨン)は、未来を予言する王の策士となって力を貸してほしいと頼んだ。
しかしボンリョンは「王妃さまの力を政争ではなく民のために使い大院君を同志としてください。 王妃様は国母です。 王妃様が国太公(ククテゴン)を支えれば真の国母(クンモ)になれるでしょう。 」と助言して去った。
その後、2人が会っている事を知って現れたイ・ハウンから「私は壮洞(チャンドン)キム氏のように冷酷ではなかったはずだが、どうして連絡を絶ったのだ?」と言われたボンリョンは「もう私はお役に立てません。 」と釘を差した。
すると「そなたが必要だ。 近い内に呼ぶので私の所へ来なさい。 」と横柄に命じて去るイ・ハウンに、悔し涙を浮かべた。
丙寅洋擾(ピョンイニャンヨ)勃発
一方、キムビョンウンとアネク御史(オサ)を殺害した罪で官軍に捕まったチェ・インギュは、この日軍門梟首※に処されることになった。
しかし、インギュがボンリョンとの過去を振り返り静かに死のうとしていた時、そこへ現れたチョンジュンは、死刑の停止を命じた。
※軍門梟首(グンムンキョウシュ) : 斬った首を軍門の前にさらす刑
その後、パルヨンが「救ったのは旧友だからですか?友ではなく敵じゃないか ! 」と呆れると「必要だから連れて行くのだ。 」と答えた。
そして、法国(フランス)から戦線布告文を受けたイ・ハウンから、江華行きを命じられたため、江華出身のインギュを連れて行くことにしたことを話し、江華へ出発した。
※丙寅洋擾(ピョンイニャンヨ) : 1866年10月、フランス人宣教師の処刑を契機として、李氏朝鮮と法国(フランス)の間で発生した戦い。
一方、丙寅洋擾※勃発後発令された禁酒令を破り婦女暴行に及んだ罪で兄ミン・スンホらが捕まると、ミン・ジャヨンは禁府(クムブ)から彼らを開放して叱責した。
そんな中乗り込んできたイ・ハウンは「王ですら国法をおかせば臣下に罪を問われるのに、たかが王妃の兄がお咎めなしとは言語道断 ! 」と一喝して杖刑を命じ、禁軍にスンホらを連行させた。
その後、ハヨンから「目をつぶり耳を塞いで余計な口出しは止めなさい!」と臣下の前で怒鳴られたジャヨンは「私がこの借りをどう返すか見ていなさい。 」と心の中で闘志を燃やした。
それから数日後、高宗と一夜を共にしたミン・ジャヨンは「義父上、私にはあなたの息子という強力な武器があります。 先日受けた屈辱は必ず晴らします。 」と心の中で誓った。
チョンジュンの作戦
江華の通津府(トンジンブ)に到着後、フランス軍と接触する機会を与えられたチョンジュンは、江華府(カンファブ、フランス軍が占領して軍営を設置した場所)へ向かった。
そして、フランス軍司令官のローズ提督の「西洋に門戸を開かなければ、他国に攻撃されるだろう。 」という言葉を聞いて、宣教師殺害は言い訳で、実際は朝鮮の情勢、特に軍事力を確かめに来たことを看破し、その場を去った。
その後、フランス軍との戦いを避けられない事を悟ったチョンジュンは、江華生まれのインギュと戦略を練り、フランス軍の軍営の南にあるチョンジョク山へ闇に紛れて上陸し、奇襲する作戦を立てた。
しかし、翌日その作戦を伝えるチョンジュンを、ヤン・ホンス(イ・ヘヨン)将軍は「将軍の真似事は止めて我々の運命でも占ってくれ。 」と相手にしなかった。
するとチョンジュンは「将軍は、一見厳しそうに見えますが実際は民を哀れに思う温かい心の持ち主です。 だがそれを隠している。 またここで徹底抗戦し討ち死にも辞さなぬという覚悟をお持ちだ。 」とヤン将軍の胸の内を暴いた。
そして「では占って差し上げましょう。 将軍は大勝利を収めます。 卑しい易者の話はこれで終わりです。 あとは将軍次第。 」と発言し、その場をあとにした。
その後、作戦は却下され、見下されたと文句を言うパルヨンたちに、チョンジュンは、優れた将軍が易者や巫女を疑うのが当たり前で、作戦を十分に検討して遂行するはずだと説明した。
その言葉通り、チョンジュンの作戦の有効性を認めて実行したヤン将軍は、大勝利を収めて江華(カンファ)を守った。
その後、チョンジュンたちのおかげで生活を取り戻した江華島民たちが私利私欲に走る役人たちに虐げられるよりも彼に従いたいと頼みに来ると、チョンジュンはそれを受け入れて一緒に漢陽へ...。
その道中、インギュの父親の家臣がインギュを開放に来ると、チョンジュンは寝たふりをして、旧友を行かせた。
その後、漢陽に戻ってきたチョンジュンの帰還を祝う場へ、三田渡場 (サムジョンドジャン)襲撃事件後逃げていた民たちや天主教(キリスト教)の信者たちが彼を頼りに訪ねてくると、チョンジュンは困惑した。
しかし、イ・ドギュン(パク・ジュングム)から「民が選んだ指導者はあなただ。 見捨てないで ! 」と言われ、彼らを全員受け入れた。
チョンジュン(パク・シフ)の助言
そんな中、イ・ハウンが現れると、宴会場に集まっていた人々は、冷水を浴びせられたかのように緊張した。
その後、イ・ハウンが運勢を占うよう要請すると、彼が連れてきた観象監の命理学の教授は「今後10年は安定した世で、富と栄華を享受します。 」と彼の運勢の良い点だけを告げた。
すると山水道人は「いにしえより”花無十日紅 権不十年久”と申します。 」と別の占いを出したため、イ・ハウンはチョンジュンに「お前はどうだ?」と尋ねた。
その後、チョンジュンの「亡国の道を歩みます。 改革を行わなければこの国は滅びかねません。 」と言う言葉を聞いて「私への腹いせに国に呪いをかけるのか!」とテーブルをひっくり返した。
すると、チョンジュンは「生き残る道があります。永世中立国です。侵略される前に全ての列強に門戸を開いて受け入れるのです。 10年以内に手を打たねば手遅れになります。 この国も興宣君(フンソングン)大院君様も ! 」と助言した。
しかし、自分の意に反する計略を出すチョンジュンに激怒したイ・ハウンは「江華での功績に免じて許してやる。 これからは発言に気をつけろ ! 」と警告して去った。
※観象監(クァンサンガム) : 天文・易学・気象観測を扱う官庁
※花無十日紅 権不十年久(ファムシビルホンクォンブルシムニョン) : " 花は10日、権力は10年で無くなる "という権力の儚さの例え
イ・ハウンの暴政
チョンジュンの助言が受けいられなかったイ・ハウンは、チョンジュンが外敵と内通して反逆を企てている称して貿易館を襲わせると、パルヨンを投獄し天主教徒らを斬首した。
王妃からイ・ハウンとチョンジュンが手を組んだと聞いたイ・ドギュンが天主教徒に渡したチョンジュンとアラサ(ロシア)軍の内通を示す内容の偽造文書を入手したからだった。
その後、抗議に現れたチョンジュンに、イ・ハウンはチョンジュンがアラサ(ロシア)軍に侵攻を促すという内容の書状を読ませて、脅した。
「今後お前が外国と通じ間者の役割を担えば、お前の息子と翁主の首を斬ってやる!傲慢な預言者の座を捨て、完全に私の人となることを土下座して誓え ! 」...と。
これにチョンジュンは、自分の人々を守るためにひざまづき「大監に従います。 どうか私の仲間をお助けください。 」と嘆願をした。
その後、パルヨンを救出して戻ったチョンジュンは、国の運命より権力掌握の道を選んだイ・ハウンを倒す決意を固め、準備を始めた。
「私は目覚めました。このために私は産まれてきたのです。 私は興宣大院君(フンソンテウォングン)を殺し、この国の運命を変えます。」
そう宣言をするチョンジュンに、山水道士は「やれるだろう、その形がどんなであれ。 国の運命を変える。 行くがいい。 」と励ました!!
- 前回のお話は⇒ 風と雲と雨 17話18話 あらすじ 感想ネタバレ
- 次回のお話は⇒ 風と雲と雨 最終回21話 あらすじ 感想ネタバレ
韓国ドラマ 風と雲と雨 19話 20話 感想ネタバレ
チョンジュンがイ・ハウンを暗殺する宣言をしました!!
イ・ハウンの失脚を画策して失敗(19話)し、丙寅洋擾での勝利したのに逆賊扱い(20話)されたあと、チョンジュンは遂に国の運命よりも権力掌握を選んだイ・ハウンを除去することを決めましたね。
その過程で、イハウンとチョンジュンを組ませないために、イドギュンが偽造文書を作り、明成王后(ミョンソンワンフ)ミン・ジャヨンもそれに賛同していたことが発覚!
イ・ハウンから抑圧されている2人にとって、ハウンの長期政権が脅威なのは分かりますが、そのためにチョンジュンや天主教徒を犠牲にするのならハウンと何ら変わりない...そんな感じがして残念でした。
それに比べて、悪の限りを尽くしたインギュを故郷江華で開放したり、頼ってきた人々を別け隔てなく受け入れるシーンが、チョンギョンの懐の深さを示すものとなっていました。
最終回は、イ・ハウンの運が未だ尽きていない事を知りながらも、朝鮮の運命を変えるために立ち上がるチョンジュンとイ・ハウンとの命がけの全面対決が描かれるようです。
短命だと言われたチョンジュンですが、自分の運命と国の運命を変えることに成功するのか、それとも暗殺計画に失敗して命を落とすことになるのか…、最終話の結末に注目です。
それでは、最終回21話まで...♪ ( *^^* )
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