韓国ドラマ 王は愛する 16話 あらすじ 感想 シワン ユナ(少女時代) ホン・ジョンヒョン 視聴率6.95%
ヨンべクが殺されて悲しみに浸る暇なく、リン( ホン・ジョンヒョン )と逃亡するサン( ユナ )。
それでは 韓国ドラマ 王は愛する 16話 あらすじ 感想 シワン ユナ ホン・ジョンヒョン ( 왕은 사랑한다 The King Loves )をご紹介します。
主な登場人物
イム・シワン : ワン・ウォン役
ユナ ( 少女時代 ) : ウン・サン役
ホン・ジョンヒョン : ワン・リン役
パク・ファニ : ワン・ダン役
詳しいキャスト情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は⇒ MBC 王は愛する
韓国ドラマ 王は愛する 16話 あらすじ 感想
ウォン( シワン )がサン( ユナ )への手紙をチャン・ギに託していた頃、ウォンソン公主はフラタイに「サンとリンを捕まえて来るのです。決して世子に悟られないように!だが逆らったら殺しても良い」と命令を下していた。
そして同じ頃忠烈王の方は「毛先一本傷つける事なくリンを連れて来い!直に世子になる子だ」とソン・インに指示を出した。
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ウン・ヨンベクの葬送の列が、市井の中をゆっくりと進んでいた。
そんな中,群衆から抜け出そうとするムスクの一味を、荷車引きのガウォンはわざとらしく竹箒で動き回り防いだ。
そしてフラタイの方も金華亭( クムガジョン )の料理人が振り回す籠で邪魔された。その隙きにリンとサンは、行列を離れ逃げだした。
そこへ現れたチャン・ギは、ガウォンを追いかけるフラタイを引き止めて「 ウォンソン殿の兵の動きを世子邸下に報告する 」と脅した。
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リンとサンの逃亡を聞いたウォンは、直ぐに詳細を確かめるために金華亭( クムガジョン )へ訪れた。
二人が葬送の列から逃げた理由を訊かれた金華亭の料理人は「” 刀を持って行列に近づく者を見たら邪魔をしてくれ ”とリン公子様に頼まれたので兵士を止めた 」と答えた。
ガウォンも、前に矢を盗むように頼んだ男( ムスク )を見たので邪魔をしたとウォンに教えた。
コ・ヒョンは、葬送の列 の前に家来を集めたサンが「 財産を狙って偽りの遺言をするように強制されるかもしれないので、お金を受け取ったら屋敷を去りなさい 」と指示を出していたことを伝えた。
そして「 お嬢様の場所は知りませんが リン公子様と一緒です 」と伝えた。
その後荷車引きのヨンボクが「 二人は、葬儀の後結婚するのですか?」と突然言い出した。
これにコ・ヒョンは「 守司空( スサゴン )様と話し合われた事です。お嬢様とリン公子様の結婚がご主人様の遺言となりました」と認めた。
これに平手打ちを食ったような顔でどさっと椅子に座ったウォンは、チャン・ギの居場所を尋ねた。
するとガウォンは「 馬車を追いかけています!俺が二人の馬車をお教えして…。お嬢様に渡すものがあると言ってました 」と答えた。
力なく笑ったウォンは「リン!あのまぬけめ!策略の仕方も知らないくせに...。私の元に来るべきだったのだ。助けてやったのに...」と嘆いた。
そして部屋にいる皆に向かって、期待しているような結婚はないと否定すると「 私の愚かで忠実なリンは、私の女人を守っているのだ 」と告げた。
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コ・ヒョンと都を発とうとしているビヨンを見つけて近づいたムスク( パク・ヨンウン )は、サンが合流するのかと訊いた。
首を振り、東に行ったと答えるビヨン。
それを聞いて去りかけた後振り返り、ムスクはビヨンの顔当てを取り上げた。
返して欲しいと手を伸ばすビヨンに「 俺が気にならないのだから他の者がどう思おうと構うな!」とムスクは怒った。
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日が暮れようとしていた。
付近に家屋が見えないことから寝る所を心配するリンに「 もう少し行けば休める処がある 」とサンは前方を指した。
この辺りに来たことがあるのかと驚くリンに、父親の旅に何度が同行した事があるとサンは打ち明けた。
そうして召使として” ナウリ( ご主人様 ) ”と言いながら旅をして、夜二人きりになると” 父上 ”と呼び方を変えて旅をした事を、サンは懐かしそうにリンに打ちあけた。
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その頃、東宮殿に戻って来たウォンに「 結婚を取りやめなさい!世子姫は私が決定します」とウォンソン公主は声を張り上げた。
「 では策略をお止め下さい。無実の人を傷つけるのを止めるのです。私が生きるためだといつも申されるがそうではない。母上が生きるためでしょう?退屈な母上が生きるために私をおもちゃにしているだけだ。」
ウォンソン公主がヨンべクを殺したのではないかと疑っていたウォンは、そう激しく抗議した。
そして「 ダンに手を出すな!」と警告して背中を向けた。
その後、茫然と座り込んで涙を流すウォンソン公主。
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「 ここなら寒さをしのげる」と言ってリンは岩かげに布を広げた。
そして「 これを飲めば良く眠れるだろうと思う」とお酒の瓶を持ち出した。
お酒を受け取ったサン( ユナ )は、葬儀を抜け出した事をヨンベク( イ・ギヨン )に謝った後「 飲んで下さい」と言ってお酒を岩の上に注いだ。
次の一杯を美味しそうに飲み干した後、サンはまた天にいるヨンベクに話しかけた。
「 父上が用意してくれた船に乗り、行くつもりだった所へ行ってきます。心配しないでリン公子が同行してくれるの。心強い同行者よ 」と告げた。
だがリンは、同行するために船に乗るのではないとサンの言葉を正した後「 そなたが行く所どこへでも行って、そなたが留まる所どこへでも留まるよ。これからずっと...」と言った。
そしてぽかんと見ているサンに「 そなたの父上がそれをお望みだった。聞いていないのか?」と尋ねた。
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その夜ダンの顔を見たウォンは、直ぐにダンが泣いていたことを見抜いた。
「 慣れない宮殿での最初の夜だから怖いのもの当然だ 」とウォンが慰めると、結婚式の準備で眠る時間はないとダンは答えた。
急の婚儀を謝るウォンに、ダンは真剣な表情になり尋ねた。
「 世子邸下の一番は私ではないのですよね?私は永遠に一番にはなれないのですよね?」
だがウォンはその問いを無視してジン・グウァンを呼び寄せ「 私の傍に居なくても良い。これからは世子嬪 ( セジャビン )をお護りせよ 」と命じた。
そして涙ぐむダンを置いて去った。
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リンとサンは、初めての二人きりの夜を過ごしていた。
岩陰の布の上に横たわったサンの肩を服で覆った後、リンは火の傍に戻った。
その後目を開けてリンの様子を見つめていたサンは、リンが視線に気がつくと慌ててまた目を閉じた。
だがリンがそのまま凝視していると、サンはまた目を開けた。
そうしてお互いに視線を交わした後、サンは気まずくなり服で頭を覆い眠りについた。
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翌朝、膝まで川に浸かって短剣で魚を捕らえようとしているリン( ホン・ジョンヒョン )を見つけたサン( ユナ )は、傍に寄って大きな石を投げ込み水しぶきをかけた。
川の中を覗き込み「 何も見えないけど、魚はどこに行ったの?」と一匹も捕まえられないリンをサンはからかった。
そうして魚を探しながら二人は水しぶきを掛け合い楽しんだ。
だがそんな穏やかな時も束の間、突如現れたムスク一味に二人は取り囲まれた。
「 待つように言った筈だ!」と言うリンに「 戻られるとは思えませぬな。連れて来いとの命です。逆らえば邪魔者を消すのみ!」と一斉にサンの方へ刀を抜いた。
危機に陥るサンを見て「 分かった。だがこの方が無事に去るのを見届けた後動く 」とリンは宣言した。
そしてサンの方へ振り向き独りで旅をするように告げると「 どんなに時間がかかっても、どこへ行ったとしても、私は追いつきます 」と行かせた。
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ウォンから母の指輪を渡されるサン( ユナ )
チャン・ギ( キ・ドフン )は、ムスク一味がリンに対して膝をつく様子を見届けた後、火の傍へ荷物を取りに戻って来たサンにウォンの手紙を渡した。
そして母の指輪を手にするサンに向かって「 お返事を頂いて帰らねばなりません 」と話した。
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コ・ソン将軍とイム・チヨン将軍と共にイ・スンフェが現れた時、結婚式への参加だと思い歓迎したウォンは、判府事( パンプサ )と守司空 ( スサゴン )は無実だから必要のない婚儀だと言い始める彼に眉をしかめた。
倉庫の兵糧米を調査したコ将軍は、数ヶ月経っている筈の袋の印が乾いていなかった事を発見したと告げ、イ・スンフェ( オム・ヒョソブ )はヨンべクだけではなく香を片付けに来た尚宮も殺されたと話した。
だが、ウォンソン殿からの謀だと続けるイ・スンフェを無視して「ナクスジェに師匠を連れて行け。誰も近寄らせないように護衛しろ!」とウォンは命じ彼を遠ざけた。
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王の隠れ家に連れて行かれたリンは、王に会うために来たと告げた。
だがムビに様子を見に行かせたソン・インは、王位の座を諦めろと言われない為に王が病気を隠していると嘘をついた。
ジョンを世子にするのを諦めた理由を訊くリンに「 酒飲みで女たらしは、ふさわしくないと高麗建国以来の豪族や将軍から不平がでた 」とソン・インは説明した。
そして王が病気の間に世子を入れ替えるつもりなのかと尋ねるリンに、ソン・インはそれを認めた。
そこへ戻ってきて王を起こせなかったと言うムビを無視して、たリンは部屋に入った。そして怪しい香のが漂う中で虚ろな様子で座る王を目撃した。
「 医員を呼んで参ります 」と叫ぶリンの腕を取った王は「 リナ、世子は未だ生きているのか?」と尋ねた。
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その後、リンに支えてもらい庭を歩きながら忠烈王( チャン・ボソク )はリンに語った。
「 最初は王妃、次は息子が私の人を次々と殺していく。財政難になる度に判府事は見返りを求めず余を助けてくれた。それを...」
と王はヨンベクの死をウォンとウォンソン公主の企みだとリンに話した。
「 世子は、きっと” お前は私の人だ。私の傍にいろ!”と例えお前の血が流れていても離さないだろう 」と警告した。
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ソン・インは、ソン大臣を使いウォンがサンの愛と財産を狙ってヨンべクを殺し、その上でダンと婚姻を挙げようとしていると噂をばらまかせた。
将軍達にもウォンからだと嘘をついて賄賂の銀を渡したりした。
そうして重臣や将軍が徐々にウォンへの信頼を失っていく中、ウォンソン公主がヨンべクを殺したと思っていたウォンはウォンソン公主を問い詰めた。
これに「 私は殺してはいない 」と繰り返し言った後、「 サンを後宮にいれれば噂を認めることになるから諦めろ! 」と警告した。
「 いつも私の周りの者を諦めろと言う。リンを罠にかけて人さえも殺した!サンを私の傍に置いて守るつもりだ。もしそれがお嫌なら母上が出て行けばいい!」
とウォンソン公主を脅迫して、ウォンはサンを後宮に入れることを認めさせた。
その後東宮殿に戻ったウォンは、忠烈王がソン・イン、ムビ、リンと共に戻ってきたと知ると会いに行った。
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その頃チャン・ギと共に王宮に入ったサン( ユナ )は、フラタイ率いる護衛に取り囲まれてダン( パク・ファニ )の元へ連れて行かれた。
そこへ婚礼衣装を着て現れたダンは、王宮を去ってほしいとサンに頼んだ。
「 何か誤解をされているようですが、私は約束を果たしにここへ...」と説明をしようとするサンを遮り、ダンは繰り返した。
「 ワンビママ(妃殿下)がおっしゃっていました。サンお嬢さんがいると世子邸下が危険だと...。私もそう思っています。ですから近寄らないで下さい 」
そうしてウォンに会うのを諦めたサンは、来た道を戻った。
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ふいに姿を見せたリンの顔を見て、緊張の糸が切れたダンは、わーっと泣き出した。
そして「 兄上、私あの方を追い返したんです」と教えるダンに、リンはきびすを返した。
庭の橋を渡っているサンと遠くでサンを探しているウォンを同時に目にしたリンは、旅の途中でサンが言った言葉を思いだした。
” このまま去ると世子邸下はどうなるのかと気がかりなのです。世子邸下と私は糸でつながっていると感じているです ”
「 サンお嬢さん!」と声をかけ近づいたリンは、真剣な表情でサンの瞳を見つめた。
「 世子邸下と糸で繋がっていると言ってましたね。その赤い糸、私が切って差し上げる。今すぐに!」とサンの体を引き寄せたリンは、サンにキスをした。
そんな二人を目撃し衝撃を受けるウォン!!
次回のお話は⇒王は愛する 17話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒王は愛する 15話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 王は愛する 16話 感想
サンの気持がどこにあるのか分からず弱い中、キスを交わすリンとサン。何だかぎこちなかったですね。
追い込まれているウォンをサンが放っておくとは思えないので、ウォンの元へ行くような気がしますが、今後どうなるでしょう。
権力争いでは、ソン・インの計略通りに進み、友と愛する女性、母親まで全て失いヨンベクの殺害まで疑われていて最悪の状態にいるウォン。
ここからどう上昇していくのか、次回からのウォンの反撃に期待します。
悪役のオ・ミンソクさん、淡々と無感情にひどいことしていて気持ち悪いタイプです( 笑 )。それだけ上手いと言うことでしょうか…。
リンとダンの兄妹愛のシ~ン、ほのぼのとしていいですね。