韓国ドラマ 王は愛する 15話 あらすじ 感想 シワン ユナ(少女時代) ホン・ジョンヒョン 視聴率5.85%
急の知らせに駆けつけたウォン( シワン )が息絶えたヨンべクを発見するシーンから。
それでは 韓国ドラマ 王は愛する 15話 あらすじ 感想 シワン ユナ ホン・ジョンヒョン ( 왕은 사랑한다 The King Loves )をご紹介します。
主な登場人物
イム・シワン : ワン・ウォン役
ユナ ( 少女時代 ) : ウン・サン役
ホン・ジョンヒョン : ワン・リン役
パク・ファニ : ワン・ダン役
詳しいキャスト情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は⇒ MBC 王は愛する
韓国ドラマ 王は愛する 15話 あらすじ 感想
床に横たわるヨンベクを見つけたウォン( シワン )は「 判府事(パンプサ)!」と駆け寄り、体をゆすりながら名前を繰り返し呼んだ。
だが、時既に遅し!
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チェ宦官がサンを元成( ウォンソン )殿に案内している時、その前を医員が慌てて前を通り過ぎて行った。
サン( ユナ )が騒ぎに気を取られている隙きに、ブヨンはヨンベクから取り上げた丸薬を密かにチェ宦官に渡し走り去った。
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ウォンソン公主は11歳で初めて王に会った日からの思い出をサンに話していた。
当時世子だった王は毎年結婚を申し込んでいたが、クビライカ-ンは未だ若すぎるとして毎回断っていた。
そして王が訪問中、ウォンソン公主は隠れて彼の怖そうな容貌を見ていた。
だが15歳になったある日、誰かが彼女の前に立ち芍薬の花を手渡したのだと言う。
その時ウォンソン公主の背後にいたチェ宦官は、お茶の用意を始めながら密かにヨンベクの丸薬を膳の傍に置いた。
最初に高麗へ来た時どんなに辛かったか、王がどれほど怖かったかをウォンソン公主が話している間、ふと見覚えのある薬袋に視線を向けるサン。
ウォンソン公主は、王と周辺の大臣たちがウォンを世子の座から引きずり下ろそうとして画策し暗殺さえしかねないと示唆し、それを防ぐためにウン大臣の財産が必要だと話した。
「 世子に与えてはくれまいか?」と言うウォンソン公主の問いにサンが答える前に「 大事です!」と走り込んでくるチャン・ギ。
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知らせを聞いて駆けつけたサンは、茫然として遺体の傍に立っていたウォンを押しのけると、父親の体を揺すりながら気も狂わんばかりに呼んだ後、丸薬を探した。
その時彼の手の冷たさに驚くサンに「 心臓発作でした。 それほど苦しまずに逝かれたでしょう。 」と静かに侍医は告げた。
だがそれでも取り憑かれたように薬を探し続けた後、突如何かを思いつき「 父上少し待っていて!」とサンは走り去った。 ウォンが落ち着かせようとしても無駄だった。
ウォンソン公主の部屋に入りお膳の傍にある丸薬を見つけた後去ろうとするサンを、ウォンはも再度止めてしっかりするようにと言った。 するとサンはハッとなり、ウォンソン公主を振り返った。
「 どうして父の薬がここにあるのでしょうか?」とサンが尋ねた後、ウォンも「何が起こっているのですか?」とウォンソン公主を厳しい顔で見つめた。
そうしてソン・インの計略にはまったサンとウォンは、ウォンソン公主に疑惑の目を向けた。
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その頃ヨンベクの危機を知らされてムスクに付いて来たリンは、見知らぬ屋敷にいた。そこへ現れたソン・インは、背を向けるリンに「 私は敵ではない。 」と声をかけた。
リンが「 時間のムダだ!」と歩き去ろうとすると、ソン・インは「 ここは公子様のお従兄弟で世子になるべきだったお方、江陽公( カンヨングン )様のお屋敷だ。 」と引き止め、ウォンソン公主が高麗へ入宮してからの話を始めた。
ウォンソン公主が初めてしたことは、前王妃を後宮から追い出しすことだった。
そして子供ができると忠烈王の長子である江陽公を寺に入れたと言う。
だがその寺では暗殺の危機があるので、ここに江陽公を移し警護していると話しソン・インは彼の居る部屋を指した。
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部屋の中に入り、隅に縮こまって紙を口に頬張っている江陽公にリンが驚愕していると、ソン・インは全てウォンソン公主の仕業だと嘘を告げた。
「 ある日、ウォンソン公主から送られた蜂蜜の菓子を食べたのが原因で高熱を出し、その後江陽公は正気を失ってしまった。 そしてその毒を発見した医員も翌日遺体で発見された。 」
その上で「 判府事( パンプサ )が公子様との結婚の許しを得る為に元成殿へ訪れているが、彼の財産を狙っているウォンソン公主は放ってはいまい。 」と作り話をリンに吹き込んだ。
その後顔色を変えて屋敷を去っていくリンを見送りながらソン・インは満足そうに笑った
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薬をお茶の膳で見つけたサン( ユナ )は「 この薬は父上の物かとお尋ねしているのです。 お答えください!」とウォンソン公主に向かって声を張り上げた。
MBC 画面キャプチャー
その後とり囲む護衛とサンは争い始めたが、フラタイが剣を抜くとウォンは、彼の前に立ち塞がった。
そして父親を亡くしたばかりのサンを一人にさせて欲しい、とウォンソン公主( チャン・ヨンナム )に頼んだ。
まだヨンベクの死を受け入れられず薬を持っていこうとするサンを抱きしめて「 手遅れだ。 」とウォンは説得し、去りかけるサンの腕を引っ張りしっかりと抱きしめた。
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立ち入りを禁止の刑を破り宮殿に入宮したリンを、ジン・グウァンは東宮殿に密かに連れて行った。
ヨンべクが元成殿で亡くなった事をウォンから聞かされたリンは、驚愕した顔でサンの居場所を尋ねた。
その問いに答える代わりに「 私が世話をする。 」とウォンが言うが、怒ったまま去りかけるリンをチャン・ギとジン・グウァンが止めた。
するとリンは、ウォンに食ってかかった。
「 どういう風に部屋の中で判府事( パンプサン )様は亡くなったのですか?ウォンソン公主の命で、毒茶か蜂蜜菓子が出されていたのではありませんか?」
ウォンがリンの胸ぐらを掴み「 母上が何かしたと侮辱しているのか?」と怒声を上げると、リンはウォンの手を振り払いサンを護衛すると叫んだ。
「 私が二人の世話をすると言っただろ!」
「 信じられません。もうこれ以上この王宮内に置いてはおけません。 判府事( パンプサン )様とサンお嬢さんは、私が護衛します!」
とリンは叫びサンの元へ走った。
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サンは亡くなったヨンベクの遺体の傍に座り静かに涙を流していた。
ヨンベクの死を未だに信じられないでいるサンに、リンは「 父上様を家に戻して上げましょう。 私がお供します。 」と声をかけた。
その時遅れて部屋に入ってきたウォン( シワン )は、リンとサン( ユナ )が手に手を取って立ち上がる姿を見て衝撃を受けた。
だが家に帰りたいと訴えるサンに、ウォンはパッと態度を改め、馬車を用意するようにチャン・ギに指示を出し、リンには二人を護衛するように命じた。
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チェ宦官の前に立ったウォンソン公主は「 何が望みだ?」と尋ねた。そして無実を主張するチェ宦官にブチ切れて「 吐きなさい!」と叫んだ。
その時またお腹の痛みに襲われるウォンソン公主を助け、フラタイは椅子に座らせた。
そして、この出来事に関与しているとの疑いが広まるのではないかと心配するフラタイに「 敵がどれだけこの財産を狙っているか分かった。 私がそれを先に取ってやる!」とウォンソン公主は宣言した。
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計略が思い通りに運んでいることに上機嫌のソン大臣に「世子の頭の良さに最初は誰もが期待するが、その内皆失望することになる。 」とソン・インは話した。
親友と愛する女に捨てられた時、ウォンは自身で壊れるか凶暴化するかのどちらかだろうと予想していた。
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その夜、ヨンべク( イ・ギヨン )が亡くなった待機室に忍び込み、ムビ( チュ・スヒョン )が使った香の壺を持ち帰ろうとしていた尚宮をウォンは捕まえた。
その香を調べさせた結果、心臓の悪い人には致命的に作用し心臓発作を引き起こす事が判明した。
その上、ウォンソン公主の命で香の残りを取りに来たと尚宮が証言したことを知ると、ウォンは深い溜め息をついた。
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ヨンベク(イ・ギヨン)の葬儀
垂れ幕に書こうとして筆を取ったが、手が震えて書けないサンの手に自分の手を重ねたリンは、サンの目から流れる涙を優しく拭った。
そうして筆を走らせるサンを傍で見守った。
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葬儀が始まり一家全員がヨンベクの死に涙に暮れる中、リンはゆっくりとサンに近づくと肩に優しく手を置いて「 大丈夫。 急がなくていいんだ。 」と慰めた。
これにサンは、涙にむせびながらリンの胸に寄りかかった。
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その頃、ウォンソン公主は彼チェ宦官の母親と息子を縛り上げて、真実を吐かせようとしていた。
「 知っていることは全てお話し致します。 」と慈悲を求めるチェ宦官を無視して「 息子を去勢し母親の目を潰せ。 」と命令した。
すると慌てて「 彼らはリン公子様を擁立しようとしているのです。 」と彼は打ち明けた。
「 彼らとは誰だ?」チェ宦官に顔を近づけてウォンソン公主が尋ねた。
「 江陽公(カンヨングン)を支持する者たちです。 リン公子様を擁立する理想的な時を待っているのです。 世子邸下の傍に居させたのは、リン公子にとって一番安全な場所だからです。 」
その告白を柱の影で聞いたジン・グウァンはウォンの元へ去り、フラタイが後を追った。
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ウォンは、リン( ホン・ジョンヒョン )とサンと一緒に山に登り取ってきたお酒を三人一緒に過ごした思い出に耽りながら一人で飲んでいた。
そこへジン・グウァンとチャン・ギがチェ宦官とサンとリンの報告に部屋に入ってくるが、ウォンはショックから立ち直るまで二人を暫くそのまま待たせた。
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家に戻ったリンは、直ぐに父親の元へ行きサンとの婚姻の話を確かめていた。
ウン・ヨンベクの死を聞いて動揺したが、「 判府事( パンプサ )の要望だった。 健康に不安があるためリンを信じお嬢さんを託したいと申されていた。 」とワン・ヨンは結婚話をしたことを認めた。
これに床に座ったリンは、サンと都を離れることへの許可を父親に願い出た。
「 人生を棒に振るつもりか?逃亡者になるのか?一人の女の為に?」と驚くワン・ヨンに、リンは「 お許し下さい。 父上他に方法が見つからないのです。 」と頭を下げた。
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ジン・グワンはチェ宦官の自白をウォンに伝えた。
だがウォンは「 話にならないな。 リンは私の友なのに...。 」と信じなかった。
そして「 沢山私に言う事があるから明日の朝まで待たず、彼はきっと来る 」と信じて待った。
だがリンが向かった先は、ウォンではなく江陽公( カンヨングン )の家にいるソン・インだった。
世子になってくれと言うソン・インに「 お前を殺しに来た!」とリンは刀を向けた。
だがリンが斬ろうとすると、ソン・インは刀をかわして別の部屋に入った。
そしてそこに集まっていた皇族たちは、リンを見て頭を下げ挨拶をした。
「 偉大な国高麗は、元から解放されなければならないのです。 我々は純血の世子にお仕えしたいのです。 」
リンはソン・インの目を見据えて「 話にならね!お前は殿下と邸下を引き離し、私欲を肥やそうとしているだけだ。 私が生きている限り許さぬ!」と言い放った後、刀を振り下ろそうとした。
だがその時新たな扉が開けられ忠烈王が姿を表すと、直ぐに刀を捨て膝をおったリンは、お辞儀をしながらはめられた事を悟った。
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その頃フラタイと彼の部下は、密かにヨンベクの倉庫に忍び入っていた。
そして兵糧米の入った袋全てに龍の赤い印を押していき、幾つかの袋を荷車に詰め込むとどこかへ運んで行った。
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早朝二日酔いで未だ寝ていたウォンは、鷹揚( ウンヤン )軍のコ・ソン将軍と龍虎( ヨンホ )軍のイム・チヨン将軍の二人の訪問を受け起こされた。
イム将軍は、盗まれた兵糧米がヨンベクの倉庫にあると記された匿名の矢文を受取り、調べた所を発見したことを報告した。
その上、ワン宰相の屋敷からもヨンべクから送られた大量の兵糧米が発見されたと言う。
コ将軍が 守司空( スサゴン:수사공 )家のリンと親しい事はわかっているが公平な判断をと願うと、不審に思いながらもウォンは「 公平に罰せよ!」と命を下した。
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父親の祭壇の前にぼんやりと座っているサン。
そこに現れたリンは葬送の列の準備が出来たとサンに告げた。そしてヨンべクはサンの安全を強く願っていたと思い出せて顔を覗き込んだ。
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翌朝リンが来る望みを諦めたウォンは、次々と手を打った。
先ず尚宮に守司空( スサゴン )家へ使いを出し、ダンが正式に 世子嬪 ( セジャビン ) に選ばれた事を告げ婚儀の準備の為に王宮に入るように促した。
次に守司空( スサゴン )家の人々に新しい爵位を与え二日後に婚儀を挙げるとし、世子嬪 ( セジャビン )家を反逆以外では罰せないとキム宦官に朝廷の場で発表させた。
そうしてウォンは兵糧米の事件からリンを守った。
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その後ウォン( シワン )は、サンに手紙を書いた。
葬儀に参列しないことを謝った後、以前サンとリンの間で一人を選ばなければならなかった時はサンを選んだ( 第9話 )が、今回はリンを選ぶと書いた。
そしてあの時私の決断をリンが受け入れたようにサンも笑ってくれるだろうか?と尋ねた。
” 指輪を送って頼んだら何でもすると言った約束を覚えているか?私がそなたに言ったことも覚えているか?いつもそなたが一番だと言った事を忘れないでくれ!”
” 私には何の権利もなく自信もないが、この指輪の力に頼るよ。サン、私のソワ。戻ってきて私の傍に居てくれ ”
想いを込めて手紙を書き終えたウォンは、サンから貰った指輪を封筒にいれた。そしてチャン・ギを呼び入れサンに渡し東宮殿へ連れてくるように指示した。
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リンとサンと共にヨンベクの葬送の列が、市井の中をゆっくりと行進していた。
そんな二人を狙う怪しげな集団が群衆の中に紛れていた。それはウォンソン公主の命を受けたフラタイと部下、そして王の命により潜んでいたムスク一味。
次回のお話は⇒王は愛する 16話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒王は愛する 14話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 王は愛する 15話 感想
リンがウォンよりサンを選び反旗を翻し、一方のウォンは、サンよりリン(ラストシーン)を選んだ形になりました。
でもいくら王が出てきたとしても、リンがそれだけでウォンを裏切るとは思えないし、ウォンもリンを選ぶと言いながらサンを王宮に呼び寄せていますね。
リンを守る為にウォンは、とうとう結婚に踏み切りましたが、両親からサンを守りつつ財産を奪わせない奇策は何でしょう?
最近ウォンはサンの事を” サナ ”と呼んでましたが、手紙で” 私のソワ ”が復活! これに何か意味があるのかと思いつつ、凶悪な( 笑!)両親からどうやって二人を守るのか、彼の手腕をみたいですね。