韓国ドラマ 王は愛する 19話 あらすじ 感想 後半
主な登場人物
イム・シワン ( ワン・ウォン 役)
イム・ユナ ( ウン・サン 役)
ホン・ジョンヒョン(ワン・リン役)
パク・ファニ ( ワン・ダン 役)
詳しいキャスト情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は⇒ MBC 王は愛する
韓流時代劇 王は愛する 19話 あらすじ 後半
翌朝目を覚ますやいなや階段を降りたリン( ホン・ジョンヒョン )は、サン(ユナ)の行方について荷車引きのガウォンとヨムべクに尋ねた。
だが二人は一刻( 2時間 )前に出ていったとだけ答えて、サンから預かった風呂敷包みを渡した。中身を調べて、ウォンへの手紙が消えていることに気づくリン。
「 7年後に戻ってくる。それまで世子邸下といるなら見つけます 」
とサンからの伝言を教える二人に「 あの方は私より路に詳しい。隠れる気なら私にはもう探し出せない 」と愕然とするリン。
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長い眠りから目を覚ます忠烈王。
王が意識を取り戻したと知り尻尾を振って現れたソン大臣( チェ・ジョンファン )は、ワン・ヨンが止めるのも聞かず、ムビの死を告げた。
最初は冗談だと思い笑う王だが、傍にいたワン・ヨンの硬い表情を見て真実だと気づき怒った。
するとソン大臣は、ウォンソン公主の死のあと錯乱したムビをウォンがどう成敗したかを話して聞かせた。
これに顔色が急変した忠烈王は、否定しないワン・ヨンに憤怒し、食べていた茶碗を放り投げると「 言っている意味が分からない! 」と怒りで体を震わせた。
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チャン・イから、サンが碧瀾渡※に向かった事を聞いたウォン( シワン )は、リンの手紙を受け取った時に交わした会話を思い出した。
碧瀾渡※ ビョクランド/高麗時代に貿易港として繁栄していた
「 最初は羨ましかったのです。二人がとても仲が良いので仲間に入りたかった。私は今までに見たことのない贈り物を下さるあなたを大好きになりました。でも貰い方を知らなかったのです 」
そう告白して涙ぐんでいたサンは「 私は与え方を知らなかったようだ。大事にしすぎて自由を奪ってしまった」と答えるウォン( シワン )に、急に健康を祈った。
その後よろけたサンをウォンが支えると「 少しこのままで...」とサンはウォンの背中に手を回していた。
今になって、サンが別れを告げていたのだと悟るウォン。
*
だがその頃サンは、港に向かう途中でソン・インに拉致されていた。
その事を盾に脅されたピヨンは、サンの命と引き換えにダン( パク・ファニ )を連れ出すことをムスクに承諾した。
そしてダンの元へ訪れたピヨンは、秘密の話だとして人払いをさせると「 誰にも知らせず一人で来てください。サンお嬢様は懐妊についてご相談したいそうです 」と嘘をついてダンを連れ出すことに成功した。
*
サンを目撃した門番が、4、5人の男に囲まれているのを見たと報告するとウォンの胸が騒いだ。
そこへ現れて胸を抑えて挨拶をしようとするリンを止め、ウォンは大丈夫かと尋ねた。
「 痛いですが公平な戦いでした。私の刀が滑ったのです 」と微笑むリンに笑みを浮かべた後「 悪い予感がする」と、ウォンはサンの失踪を伝えた。
そんな中、矢文を持って早駆けしてきたジン・グウァンは「 世子嬪( セジャビン )様が拉致されました!サンお嬢様もそこに捕らえられています 」と報告した。
*
その頃ピヨンに付いて来て屋敷に入ったダン( パク・ファニ )は、サン( ユナ )が捕まっている部屋へと案内されていた。
ソン・インは「 お二人にお茶を飲んでもらいます。一人は人質として私と一緒に行き、もう一人はこれを入れた茶を飲んでもらう 」とお茶を注いだ。
「 これは私の大事な人が作ったものだ。」とブヨンが作った毒瓶を胸元から取り出し見せた後、二つのお茶の内一つに毒を注いだ。
「 どちらがこれを飲みどちらが私と来る?」
と面白そうに話を持ちかけるソン・インにサンは、ダンの方を向いた。
「 申し訳ないですが、媽媽( ママ )がどうか毒茶を召し上がって下さい。それが世子嬪( セジャビン )としての勤めです。代わりに別れのお茶は私が差し上あげます 」
そうして縄を解かせて立ち上がるとソン・インが目を離した隙きに、茶碗を素早くすり替え毒なしのお茶を上手にダンに渡した。
だが急に「 大事な時を分かち合うべきだ 」と毒茶の茶碗をサンに差し出すソン・イン!
” 私は沢山の大切な大事な人と出会い愛された。それで十分幸せだ ”
ソンインから無言で毒茶を受け取るサンを見たダンは、サンが犠牲になるつもりだと悟り恐ろしさに震えた。
自分のお茶を飲み干し立ち上がったソン・インは、無理やりダンにお茶を飲ませて、薄ら笑いを浮かべた。
覚悟を決めて目を閉じて毒茶を飲むサン。その頬に一筋の涙が流れて...。
次回のお話⇒ 王は愛する 最終回20話 あらすじ 感想
前回のお話⇒ 王は愛する 18話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 王は愛する 19話 感想
ウォンがウォンソン公主に一度もハッキリと自分の気持を告げることがなかったのは悲劇でした。
忠烈王も愛していながらその表現方法を間違い心を通わすことなく、逝かせてしまいましたね。
亡くなったウォンソン公主のためにも、これを教訓にして二人に仲直りをしてほしいものです。
そして、サンがとうとうハッキリとウォンの愛には答えられないと心の内を打ち明けまし、ウォンも長年隠していた自分の間違いを告白しました。
もう少し早くても良かった(笑!)様な気がしますが、全てを明かした二人はスッキリとして見えました。
前回、リンと逃げるのを止めてウォンの傍に残ったサン。
一味になったふりをして情報を集め、ウォンが手加減すると信じて斬られたリン。
二人の友情に目が覚めたウォンは、やっとサンに対するエゴを捨てられるような気がします。
散歩しながらの二人の会話のシ~ンで「貰い方を知らなかった」と言うサンに「与え方を知らなかったようだ。」と自嘲気味に笑っていたウォンでしたね。
自分が去れば二人の友情もウォンの気持も傷つけずに済むと思い、リンが目覚める前に傍を去ったサン。
けれどソン・インに捕まりダンのかわりに毒茶を飲む羽目に!!
誰も死なない結末(ハッピーエンド)になるでしょうか?最終回が楽しみです。
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