韓国ドラマ 花郎ファラン 6話 あらすじ
反目する花郎徒
朝起きて同じ寝床にいた事に驚き叫んだ後、斬り合いを始めるスホ(チェ・ミンホ)とパンリュ(ト・ジハン)。それをサイコロを投げて止めたソヌを(パク・ソジュン)、半分だと侮辱するバンリュ。
そうしてまた殴り合いになるが、止めに入った師匠に歯が立たずあっさりやり込められるソヌ達。
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今度は食事中に、アロを槍玉にあげてソヌを挑発するバンリュ。アロを半分だと侮辱され、匙を投げて出ていくソヌ。
その後もひつこく絡んでくるパンリュに理由を尋ねるソヌ。
「 どうして俺なんだ?」
「 一つ目は太后のファランだから、二つ目は家門を構わなくていい事、三つ目は妹が側妻に丁度ほどよく綺麗だからだ」とパンリュ。
これに結局ソヌが我慢できずに殴りかかってしまい、皆を巻き込んでの乱闘騒ぎが勃発する。
広場にファランたちを集め、この騒動の責任者を厳しく罰すると告げるウィファ公。だれが最初に始めたと問われ、潔く名乗り出るソヌ。
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ソヌを思い出して胸が痛いアロ。
相談した親友のソヨンから「 その人を思うと安心で幸せ、でも寂しくて泣いたり胸が痛くなる。それって愛じゃない!」と言われて慌てて否定するアロ。
そこへファラン達の怪我の治療にとアロを呼びに来るピジョギ。結成したばかりのファランの不祥事を表沙汰にできず医員を呼べないからという理由だった。
借金の返済に当ててくれると言われて治療を引き受けるアロ。
そうして仙門に現れたアロに、年上を装って腕の怪我を縫ってもらうハンソン。
オラボ二と呼ばれて気を良くしながら「 アンジ公の娘さん?あなたは仙門(ファランのアジト)で一番有名な半人( パンチョ,雑種)ですよ」と告げるハンソン。
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罰としてソヌを庫房( コバン )に閉じ込め「 処分は考える。何か言いたい事はあるか?」と問うウィファ公。
それに対して「 俺を止める壁はない。誰か病気だったり弱かったり可愛いかったら、どんなことをしても俺は守るつもりだ!」と答えるソヌ。
話を聞いてソヌの元へを訪れたジソ太后は「 ここで終わらせる為に送ったと思っているのか?ここには罪人として居るのだが、もし罪を償えないのなら代わりにお前の妹か父親が払うことになる」と脅した。
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アロ(アラ)に治療を頼むサムメクジョン(パク・ヒョンシク)。
「 変態公?」と驚くアロ
「 本当に君だったか!」
「 私の兄上、見ましたか?」
「 君は兄のことしか考えないのか?目の前に大病人がいるのに...」
「誰がこんな騒ぎを起こしたんです?兄上は大丈夫ですか?」
「 ついて来い。君がここにいるのは良い事ではない 」とアロを人目のない東屋に連れて行くサムメクジョン。
そして「 怪我しているのが見えない?長く歩けないんだ」と言いアロの背中にもたれた。
「 変態!」と去ろうとするアロを引き止め「 眠れない上に殴られたんだ。眠らせてくれ。2刻(30分)だけ。昼間に襲いたくなるほど、可愛いわけじゃないから。一緒に寝たのは初めてじゃないだろう?」と言うサムメクチョン。
仕方なく背中を貸すアロに「 本当の医員じゃないかも知れないが、君は俺の薬、信じられない程効果的な眠り薬だ」と言った後直ぐに寝入るサムメクジョン。
その後膝の上で寝入っていたサムメクジョンを起こし、ソヌの居場所聞き出すアロ。
「 君のイライラさせる兄が、この騒ぎを初めて終わらせた張本人さ」と呟くサムメクジョンを置いて、ソヌの元へ駆けつけるアロ。
そうして突然現れたアロを見て、ジソ太后の脅しを思い出し慌てて庫房の中に入れるソヌ。
心配のあまり直ぐに連れ出そうとするソヌに「 以前ならともかく私がいる以上、兄上が怪我をしたら、私が全部手当を致します」と座らせると治療を始めるアロ。
「 ここにお前がいるのが気に入らぬ。他の野郎がお前を見るのも嫌だな。それと...」というソヌを遮り「 もうその野郎全員に会ってしまいました。何人か麻痺したかも...」と冗談を言うアロ。
「 恐れを知らないな……」
「 どうして怖がらなきゃならないの?兄上がここにいるのに…」とお互いを心配し合うソヌとアロ。
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ウィファ公の独特なやり方を耳にして気になり、会いに来るジソ太后。やんわりと抗議するジソ太后に反論するウィファ公。
「 誰も麻痺せず死なずに済んで満足です。こちらに来られたのは、陛下のファランの為?それとも私のファランの為でしょうか?」
「 そなたのファランは誰です?」
「 ジディ、西域にいた時の名です。私の遠い親戚なのです。お聞かせください。なぜアンジ公の息子をファランにしたのですか?」
その答えにうっすらと笑い「 かってアンジ公とは許嫁の仲だったから……彼の息子は私の息子、とその様に思って下さい」と言うジソ太后。
「 ファランの結成を頼んだが、拷問や殺しは頼んでいないと」とソヌの解放を命令するジソ太后に、権限をお与えになった筈と答えるウィファ公。
それに対して「 もし私のファランを皆失う様なら、与えた権限を奪う」と警告するジソ太后。
そういう次第もあって、結局3回警告を受けたら除名するという条件付きでソヌを解放するウィファ公。
*
最初の課題を前に集合して来るファランたち。先ず"水"と書いた垂れ幕を下ろし、強いか弱いか?とファランたちに問うウィファ公。
「 強い!水は火を打ち負かすから」と即答するスホ。
「 だが障害物を避けるから、水は弱くて臆病だ」と反論するバンリュ。
「 水は弱くて臆病か……他には?」と尋ねるウィファ公
「 良い。生き物を受け入れ種を蘇させる。自身は謙虚で低い所へと流れていくだけ。強くなろうとはせず、水は良い」とサムメクチョン
「 疲れている。永遠と自身を魚やあらゆる物に与え続けているから。水がなければ地は干上がりひびが入る。だからいつも水は疲れている」と言うソヌに頷くスホと笑みを浮かべるウィファ公。
次の垂れ幕"王"の字を降ろして最初の課題を出すウィファ公。
「 水で王を論ぜよ。但し老子の道徳教を踏まえて述べよ」と言われどよめく花郎徒。
*
薬屋で生薬を賞味するアンジ公に声をかけるムミョンの養父ウルク( キム・ウォンへ )
「 これまで静かに暮らしていた彼をどうしてファランにした!」と責めるウルクに「 これは私達の運命だ」とアンジ公。
「 運命だと!彼を使って死んだ息子の仇を取ろうとなさっておられるくせに!あの子は世に出てはならなかったのに……。彼の封じられた運命の掛け金外したのは、貴公だとお知り下さい」
と怒声を上げるウルクに、アンジ公は顔色を変え「 あの子は誰だ?」と尋ねるが、何も言わず去ってしまうウルク。ソヌの素性を訝しむアンジ公。
*
ピジョギから出された課題の話を聞くと、ソヌを心配して医員として働くことにするアロ。その事を知り怒ってやって来るソヌ。
「 気でも触れたか?野郎どもが、うじゃうじゃいる場所だろ!」
「 そんなに心配ならお兄様が守って下さい。外なら大丈夫なの?お兄様なしで独りで歩き回ってもいいの?道徳教の課題はどうするの?漢字を習うのに私よりいい先生がいるの?」
そう畳み掛けられて降参するソヌ。そうして再開することになる、漢字の練習。
*
課題の"水と王"の垂れ幕を見ながら母親と交わした会話を思い出すサムメクジョン。
「 全てを持つ事はできません。君主と母上と一つをお選びください。私も同じ様にしますから」
「 私が黙っていたらあなたが誰であるか誰にもわからないでしょう。王になることを諦めるつもりか?私を窮地に陥らせるなら最後に捨て去ることになる」とジソ太后
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サムメクジョン(パク・ヒョンシク)の強引なキス
ソヌ(パク・ソジュン)の為に書庫で教本を探しているアロ(アラ)の前に現れるサムメクジョン。
「 借りはいつ返すつもりだ?」
「 変態公、徐々に返すと言ったではありませんか?」
そこで、借金の返済代わりだと漢字練習への参加を提案するサムメクジョンを仕方なく認めるアロ。
そんなある夜、先に来ていたサムメクチョンに絵で文字を教えることになるアロ。
「 今まで沢山の書けない人を教えたけれど、読めない人は初めて…」と言いながらも蝶の絵を描き説明するアロ。
その後、「 もう一つ、王を」と頼むサムメクジョン。
そして、木に上の巣に留まる母鳥と巣から落ちた小鳥の絵を描き「玉座を降りるつもりのない太后と自力でもっと強くなり飛び上がらなければならない王」と説明した後……。
「 顔のない王が可愛そうです。意思に反して王になり世に出ることができない。王は巣から落ちた小鳥の様だ...」と告げるアロ。
「生まれて来なければ、巣から落ちることもなかっただろう」と冷めたサムメクチョンに対して「 可哀想に思っているのに。王は生まれて以来、家もなく放蕩しているんですよ!どうしてそんな言い方を!」と怒るアロ。
すると興奮して「 どうしてお前ごとき王にが同情する?私をかき回し惨めにさせるお前は誰だ?」と言いながら、壁にアロを追い詰めるサムメクジョン。
しどろもどろで「 こんな事を続けるのでしたら私の兄上が許しませんよ!」と警告するアロに「 兄の事は言うなと言っただろ!」と腕を掴むサムメクジョン。
それでも「兄上が...」と言うアロの口を、サムメクジョンは強引にキスで封じた。
次のお話は⇒花郎・ファラン(7話)あらすじパク・ソジュン,コ・アラ,パク・ヒョンシク
前のお話は⇒花郎・ファラン 1話・2話・3話・4話 感想とあらすじ パク・ソジュン
韓国ドラマ 花郎ファラン5話6話 感想
5話から、ファラン6人衆(ソヌ、サムメクジョン、パンリュ、ハンソン、スホ、ヨウル)が勢揃いして本格的にお話がスタートしました。
可愛い末っ子キャラのハンソン( テテ 防弾少年団V )を覗いて皆同房の設定になっていますが、これはこのまま?それとも後で変わるのでしょうか?
ソヌではなくて絡んで来るパンリュの方が、実はトラブルメーカーなのでは?と思うのですが、彼は敵対したままなのか、いずれ和解して仲間となるのかどちらになるでしょうね。
6話で、兄を恋しがって医員として仙門に入り込むアロ。
漢字練習を通して二人の間に割り込もうとうするサムメクジョン。
ストレート告白で押すサムメクジョンと違って、兄という立場上不利なソヌ(ムミョン)が今後どうするのか楽しみですね。
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