韓国ドラマ 花郎ファラン 最終回20話 あらすじ 感想 後半
パク・ソジュン 花郎ファラン 最終回20話 あらすじ
二人の応酬劇を見た花郎徒は「 王を交換するらしい 」と噂し、ソヌ( パク・ソジュン )を讃えサムメクジョン( パク・ヒョンシク )を笑った。
「 花郎を統制するどころか物笑いの種に…。かわいそうなジディ郎 」と呟くヨウル( チョ・ユヌ )。
*
回廊でソヌを引き止めて「 後宮にいるアロは元気にしている 」と教えるスンミョン公主 ( ソ・イエジ )。
先日逃亡を助けてくれた礼を言ったソヌは「 そなたにとっては悪い男ですまない 」と謝った。
「 私の様な女性をどうやってこんな風に扱えるのか!」と涙を溜めてソヌをなじるスンミョン公主。
「 そなたは良い人だ。そなたに似合う相応な人を見つけてくれ 」
そう言って背を向けるソヌを涙を流しながら見送るスンミョン公主。
ジソ( キム・ジス )太后との和解
王宮へ戻ってきたサムメクジョンに駆け寄りったスホは、ジソ太后が毒入りだと知りながら長年お茶を飲み続けていた事を報告した。
「 喀血もあるのです。このままにはして置けません!」
そう訴えるスホに顔色を変えジソ太后の元へと急ぐサムメクジョン。
そしてジソ太后の部屋に入るとお茶を準備していた尚宮の首に剣を当てた。
「 背後にいるのは、パク・ヨンシルだな!」
尚宮が認めて頷くと「 斬れ!」とパオに王命を下すサムメクジョン。
その後臣下を下がらせると床に崩れ落ちるサムメクジョン。
「 毒だとわかっていながらなぜ飲んだのです?なぜ!」
「 最初は知らなかったのです。でも分かった時は遅すぎたのです。それにお茶を拒否したら別の方法を試した事でしょう」
「 退位して逃げる事もできたでしょう?」
「 逃げようとしたわ。避けようともしたの。でももし何かを守ろうとしたら、強くなって運命に従がうしかなかった 」
命を張って自分を守っていた母の心を悟り、号泣するサムメクジョン。
*
サムメクジョンに風月主に再び任命されたウィファ公の授業が久し振りに再開された。
この日ウィファ公は、新王に対するソヌの問題提起について花郎徒に言及した。
「 難しいが、お前達の選択が過去とは違う新しい神国を作るだろう。反逆と呼ぶ者もいるかもしれないし義務だと呼ぶかもしれない。根本から国を変える花郎になるか、それとも何もできないままか、どちらを選ぶ?」
そう花郎徒に問いた後「 選んだら自分を最後まで信じろ!お前達が花郎である事を決して忘れるな!」とウィファ公 ( 風月主/ソン・ドンイル )は叫んだ。
その言葉を聞きながら自身の決意を固めるソヌ。
* 譲位式当日
正殿に重臣たちが勢揃いする中、それぞれの思惑を胸に最前列に立つヨンシル公とフィギョン公。
そうして先ずジソ太后が入場し玉座から一段降りた椅子に座ると、続けてサムメクジョンが姿を見せ玉座に座った。
だがスブ公( コ・インボム )が儀式の挨拶を始めた矢先「 待たれよ!」と前に進み出たヨンシル公はサムメクジョンを指さして叫んだ。
「 本当にその王位は、あなたの物だとお思いでしょうか?」
続けて「神国の領議政官として、私はもう一人の聖骨フィギョン公の息子ソヌ郎を王に選びたい 」
とヨンシル公が宣言した瞬間、ソヌを先頭に入場する花郎徒。
それを見てにやりとするヨンシル公。
だが剣を抜いたソヌは「 真興( チヌン )陛下、万歳!」と声を張り上げた。
その後続けて花郎徒も剣を上にあげ「 真興( チヌン )陛下、万歳!」と連呼した。
その声が正殿に響く中「 逆賊パク・ヨンシル、王の殺害及び謀反の企みにより罰する! 」とヨンシル公の首に剣を当てるソヌ。
その後、まるで誰もいないかにように目で語り合うサムメクジョンとソヌ。
ー今からその王位はお前の物だ。お前が夢見たように変えてくれ。お前が持っている力を残らず使え!とソヌ。
ー少なくともお前を失望させる事は避けるとしよう。最後までこの道を行くつもりだ!とサムメクジョン。
こうして王位を狙い悪行の限りを尽くしたヨンシル公はソヌと花郎により制圧され、サムメクジョンは、神国の王に就く事に成功した。
その後、勢揃いした花郎徒を前に剣を抜いた真興王( チヌン )は宣誓した。
「 余は神国のチヌン。花郎と共に民を優先し強い神国を導こうぞ!」
これに剣を上にして歓声をあげる花郎徒。
*
池で釣りをしながら、どんな王が頭にあるのかと二人に尋ねた時のソヌとサムメクジョン思い浮かべるウィファ公。
ソヌは「 王は苦悩していても民が幸せな国。民は国を心配しない 」と答え、サムメクジョンは「 民は国を心配しないが、王は民を心配する 」 と言った。
民に対する二人の思いは同じだった。
その二人が王となり花郎を導く事に、満悦の笑みを浮かべるウィファ公。
*
その後、事前に計画を教えなかった事をフィギョン公に謝るソヌ。
「 お前を誇りに思う。お前の母もこんなお前を見て、きっと喜んでいる筈だ 」と彼の選択を尊重するフィギョン公。
ジソ太后( キム・ジス )の死
死期を悟ったジソ太后はサムメクジョンの元を訪れ「 本当にここまで自身で辿り着いたんだな。安堵した」と息子を褒めた。
「 良く存じております。母上が神国と私を守っていた事を。私も国と私の民を守ります。自身のやり方で神国を強くします」
そう力強く誓う彼を満足そうに見つめたその後、後宮で倒れるジソ太后。
死の直前、アンジ公( チェ・ウォニョン )を呼び寄せるジソ太后( キム・ジス )。
「どんなに忘れようとしてもできなかった。どんなに努力してもあなたの所へ行きたかった」
と長年の思いを吐き出すジソ太后に「 殺そうとはしたが出来なかった 」と答えるアンジ公。
謝罪しアンジ公に見守られながら亡くなるジソ太后。
*
サムメクジョンはアロへ書状を届けさせた。
「 ここへ閉じ込めた私を恨んでおるか?だが、パク・ヨンシルからそなたを守る唯一の方法だったのだ。そなたを見たら手放せなくなると恐れ、欲心が出て来るのを恐れる。ソヌの所へ行きなさい!」
そうして自分の思いを封じ込めたサムメクジョンは、アロをソヌの元へ戻した。
ソヌは「 二度と一人にしない」とアロに誓い、キスをした。
*
アロ( アラ )へプロポーズするソヌ( パク・ソジュン )
六ヶ月もの間花郎徒と共に戦場をかけめぐったあと久しぶりに王京入りしたソヌは、チヌン王に拝謁後、家に向かった。
「 二度と一人にしないと言ったのに、連絡もなしで...」
とブツブツと文句を言っているアロを庭で見つけると「 元気でいたか?」 といきなり背中から抱きついた。
「 あなた誰?知らないわ。悪い記憶しかないけど...」 と冷たくするアロに機嫌を取り始めるソヌ。
「 お前が俺を忘れてしまう訳がない。可愛いなとっても!」
と覗きこまれ、怒っている振りをしようとしてもつい笑ってしまうアロ。
そんなアロの手を取り「 もう我慢できない。会えなくて寂しかったよ。」 と言うと求婚するソヌ。
了
花郎・ファランあらすじ19話~パク・ソジュン,パク・ヒョンシク
花郎・ファラン 1話・2話・3話・4話 感想とあらすじ パク・ソジュン
パク・ヒョンシク 韓国ドラマ 花郎ファラン 最終回20話 感想
とうとう終ってしまいました。
ソヌとサムメクジョンが剣を交えた時 ( 19話のラスト ) はどうなるの?と思いましたが、花郎で育んだ二人の友情が勝ちましたね。これこそブロマンス!
サムメクジョンが花郎を服従させようとした時は、ソヌが選択させろと反論しましたが、結局は王座を諦め彼を王と認めました。
正殿での「 真興王万歳!」の連呼と「 反逆だ!」とヨンシル公に剣を向けるシーンは、爽快でした。
賤民( ムミョン )~半人( ソヌ )~聖骨と身分がどんどんと上昇したソヌ。野生的で男らしい風貌のパク・ソジュンは、この役に最適でした。
そして石橋を叩いてわたる慎重さと危険を回避する賢さがある性格のソヌを上手く演じてくれました。
一方、生まれながらの王のサムメクジョンは青白いヒョロッとした美男子で華やかな見た目と違い、性格は忍耐強く慈愛のある名君タイプ。
相続者たちで軽い高校生役を演じていたパク・ヒョンシクが、全く違うシリアスなサムメクジョンを魅力的に演じてくれました。
ヨンシル公という悪の権化を滅ぼしたあとソヌの求婚というおまけがついたパーフェクトなハッピーエンドでした。
ソヌとアロのロマンスの上に、ソヌとサムメクジョンのブロマンス、イケメン花郎徒の大活躍等々が楽しめる明るい青春時代劇でした。
難しい時代劇は苦手な方や視聴後に元気が出る韓ドラが見たい方に、オススメします。
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