韓国ドラマ 花郎ファラン 15話 あらすじ
王のフリをするソヌ( パク・ソジュン )
チャン太子の挑発に対してソヌが王だと名乗り出た事で、危機から逃れた花郎徒と民は牢屋へまた閉じ込められた。
サムメクジョンはソヌの「 私は神国の王だ!」の言葉を頭の中で繰り返しながら茫然と座り、どうにも出来ない状況に口論を始めるスホとバンリュ。
「 どうにかしなくては。彼が死ぬかも知れない 」とスホ
「 彼が王だとして、何ができる?俺たちには何も出来ないさ 」とバンリュ。
「 ここから出て、彼と共に戦おう 」とスホ。
「 和睦に訪れたファランが南扶余を攻撃!戦争を始めるつもりか?」とバンリュ。
「 俺たちで言い争って何になる?」とスホがため息をつくと、バンリュも牢の壁を叩いた。
*
その頃、別室でチャン太子と向かい合っているソヌ。
「 名乗り出た理由は何であれ、王であろうがなかろうがどうでも良い。私がそなたを王にする。私の前に跪かせ命乞いをするようにさせるつもりだ。」
と挑発するチャン太子にふふっと笑うソヌ。
「 和親使節団への不当な振る舞いを聖王は賞賛することであろう。新羅の王と南扶余の太子が正々堂々と争えるよう私が機会を与える 」
「 私が勝てば、公主は神国には帰れぬ。民達と共に花郎徒も斬首だ! 」
と条件を出して、ソヌとの一騎打ちをチャン太子は承認した。
*
スホとバンリュが寝静まった後、チャン太子との決闘についてソヌと話をするサムメクジョン。
「 無謀だ。彼は戦争の神と呼ばれ、遊びふざけて人の命を取るような男だ 」
だが「 私は勝つ。守るものがあるから 」とソヌが言うと「 お前の妹のためか?」と尋ねるサムメクジョン。
「 そうだ。それと価値のない国に生まれ、怯えて飢えに苦しんでいる” 民 ”と呼ばれる者達だ」
と決意を見せるソヌを凝視するサムメクジョン。
*
その頃、ヨンシルの画策により王が使節団に同行している事が、敵方にばれていると知るジソ太后とウィファ公。
使節団を救おうとしたジソ太后が朝廷で話を持ち出すが「 大げさな!」と口を揃えて禁軍の派遣に異を唱える反対派の重臣達。
仮病を使って朝廷に出てこないヨンシル公に「 どちらの国に仕えておる?神国の安全はどうでも良いのか?」と怒りに震えるジソ太后。
対決
古省館の前で、南扶余の民と禁軍の面前で正々堂々と戦うとチャン太子が誓った後、二人の対決が始まった。
戦争の神と呼ばれるチャン太子に対して劣勢を強いられ負傷するソヌ。
だが、いたぶって疲れさせてから止めを刺す戦法だと彼の剣術を分析したソヌは、速攻戦を仕掛けた。
そして彼の腕に集中して反撃を加え、負傷した彼が剣を飛ばすと素手での戦いを挑むソヌ。
血まみれの決闘が続く中、意識が朦朧となったチャン太子は、昨晩ソヌが投げたサイコロ二つが、6だった事を頭に浮かべながら、敗北を認めた。
その後「 この度の事で新羅に戦いを挑まぬ。さらに新羅の公主を含め和親使節団をここより解放する 」と約束するチャン太子。
だが「 南扶余で盗みを働いた罪人だ。死で罪を償ってもらう 」とし、アロを含め新羅の民達を再び牢に閉じ込めた。
*
太子の気が変わらぬ内にと早々に出立を決める和親使節団。
そう聞いて、牢屋に置き去りにされた新羅の民達は落胆し使節団を恨んだが「 死ぬ最後の瞬間まで望みを捨てるべきではない 」と励ますアロ。
その夜、牢に忍び込んだソヌとサムメクジョンは、民を牢から解放する事には成功した。
その後一旦は敵の禁軍に囲まれて危機に陥ったが、そこへスホとバンリュが現れて制圧した。
だがこの脱出劇は、チャン太子のシナリオ通り!将軍から報告を受けたチャン太子は「 では、狩の始まりだな 」とにやりとした。
*
そうして和睦使節団と民を追いかけ、国境近くで取り囲む南扶余軍。
次々と民達が弓で射られる中、チャン太子に狙われたソヌへの矢をスホは、体で受けて防いだ。
進み出るチャン太子と将軍、そしてソヌとサムメクジョン。
「 チヌン!戦いを終らせよう 」
「 戦いは終ったはずだが、貴様は相当な負けず嫌いだな!」とソヌ
「 本当の戦いがしたい。それだけだ!」
「 では一騎打ちだ! 」とソヌ。
「 いや、今回はチームの戦いにしょう。罪人を生きて行かせるつもりはないのだ。和睦と関係のない南扶余の盗人を脱出させたお前を、行かせるわけにはいかぬ 」
「 やってみろ。私が全て防いでやる!」
と刀を構えるソヌに続き刀を構えるサムメクジョン。対する南扶余の兵士たちも弓を一斉に構えた。
ウィファ公( ソン・ドンイル )参上!
だが彼らに合図の手を振り下ろす前に、ウィファ公率いる花郎徒が登場し形勢は一気に逆転!矢に射られる南扶余の将軍。
チャン太子に向かって問うウィファ公
「 ここは新羅の領土ですぞ。狩で道に迷われたようだが、戦争を仕掛けたと誤解されます。それとも花郎の腕を試されますか?」
それに対してチャン太子は「 狩の最中、間違って国境を越えてしまったようだ 」とあっさりと退却して行った。
*
和親使節団の帰還に意気揚々となっている花郎徒。
そんな中、食堂を抜け出して回廊で会うアロとソヌ。心配そうにちょっと見せてと腕の傷をみようと近づくアロを抱き寄せるソヌ。
チャン太子に二人の関係がバレるのを恐れ、ずっとアロを無視していたことを謝るソヌ。
「 すまなかった 」
「 私を守るためだと分ってる 」
「 お前に駆けつけたいのを我慢して気が狂いそうだった。愛してる 」と告白しアロに口付けるソヌ。
次回のお話は⇒花郎ファラン 16話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒花郎ファラン 12話13話 あらすじ 感想
パク・ヒョンシク パク・ソジュン 韓国ドラマ 花郎ファラン 14話15話 感想
嫌らしい南扶余のチャン太子が出てきて、意地悪なスクミョン公主がなんだか可愛く見えました。
かなりのカリスマの太子に対してソヌの嘘は通じるのか、見抜かれた時にどう対抗するのかと心配でしたが、チャン太子と決闘して見事彼を打倒してくれましたね。
約束通り使節団は解放されましたが、南扶余で民を裁くと国境線前で現れるチャン太子!
人間狩をするための罠だったとは!
万事休すと思いきやファランを連れてくる頼もしいウィファ公。 今まで汚ならしい振る舞いが多かったけれど、彼が初めて恰好よく(笑)見えました!
中盤に入ってどんどんシリアスになって来てはいますが、イケメンが大活躍して面白いですネ。
ソヌ役のパク・ソジュンは初めて見るのですが、見れば見るほど味のある良い俳優だなと感じています。
うたれ強い雑草の様でいながら愛には純粋で繊細なソヌ役を上手く演じてドラマを引っ張っていると思います。
ラストで、サムメクジョンがとうとうソヌとアロの仲を知ってしまいますが、二人の友情はどうなるでしょうか…。
予告だとスクミョン公主にも正体がもばれるようですネ。 次回の展開が楽しみですね。
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