韓国ドラマ 花郎ファラン 1話2話3話4話 感想とあらすじ パク・ソジュン ヒョンシク 主演 KBS2放送 をご紹介します。

KBS 画面 キャプチャー
1話(出会い)2話(親友の死)3話(兄の帰還)4話(蹴鞠大会)と登場人物の素性と出会いから花郎に入るまでが、描かれていました。
新羅時代の時代劇は善徳女王以来で久し振り。日本の古墳時代(弥生~飛鳥時代の間)の頃なので随分古い時代でが、ドラマの方はかなり現代風にアレンジされています。
サッカーの様な蹴鞠大会があったり、喫茶店風の本屋が出たりするフュージョン時代劇で気軽に見えるドラマになっています。
花郎ファラン 1話2話3話4話 感想とあらすじ
1話~4話視聴を通しての全体の感想ですが、特にパク・ソジュンが渋い!初めてみる俳優さんですが、浮ついていない男っぽいキャラのムミョンがいいです。
存在感のある彼が、若いイケメン集団だけでは軽すぎるストーリー面白く演じてくれているかなと思いますね。
最初の数話は、登場人物の素性や出会いが描かれていました。
家族に会いに都に入り親友の死を経験したムミョン(ソヌ)が、その後彼に成り代わって兄としてアロに出会い、その後アンジ公の息子として花郎に入る。
兄としてアロ(コ・アラ)の前に現れアンジ公(アロ父)の息子として生きるので、いずれアロを挟んで三角関係になった時に素性を明かすのかどうかでジレンマ溢れる展開になりそうな予感ですね。
花郎(ファラン)は、二つをミックスしたようなストーリーに、善徳女王のミシルのようなジス太后の存在で怪しい雰囲気も+されているドラマかなというのが序盤(1話~4話)を見た後の印象です。
最近視聴した[麗-花萌ゆる8人の皇子たち]と[雲が描いた月明かり]と少し比べてみると…
[麗-花萌ゆる8人の皇子たち]と似ている点
- 恋愛三角関係 ワンソ(イ・ジュンギ)-ヘス(IU)-ワンウク(カン・ハヌル)↔ムミョン(パク・ソジュン)-アロ(コ・アラ)-サムメクジョン(パク・ヒョンシク)
- イケメン集団 皇太子達↔花郎(ファラン)達
- 皇権争い
- 母親との確執
[雲が描いた月明かり]と対照的な点
明るく聡明なイ・ヨン(パク・ボゴム)↔暗く疑心暗鬼なサム・メクジョン(パク・ヒョンシク)
若くして既に王、そして暗い~影があるのは、あまり今までになかったキャラ。相続者たちでは甘いカップルをクリステルと演じてくれたヒョンシク君。容貌の甘さは変わりませんが、雰囲気が暗い…。
小心者でわがままな感じのサムメクジョンが、この後どんな風に成長するのか?
イ・ヨン王世子のようなカリスマを見せてくれるのか?楽しみですね。
花郎 ファラン 1話2話3話4話 登場人物の素性を踏まえてまとめておきます。

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パク・ヒョンシク演じるサムメクジョン(彡麦宗)
新羅の第24代の真興王(チヌンワン)として7歳で王位についてはいるのですが、玉座に座る事なく隠れて暮らし、母后ジソが代わりに政務を取っている設定です。
殆どフュージョンのストーリーですが、この部分は史実通りです。
母でさえ疑い暗殺者に怯える暮らしの為、寝付きの悪かったサムメクジョンは、ふと耳にしたアロの語りにより眠りに引き込まれてしまった(1話と2話)。
そのことから興味を持ち、彼は家まで押しかけるように・・・(3話)。
1話と2話では終始暗い表情で固まっていたサム・メクジョンが、お嬢様ではなく逞しいアロの前ではのびのびとした姿を見せて心を開いている上、4話で、ムミョンとアロの二人に嫉妬していてます。
という訳で、彼のストレート告白も近いような気がしますね。
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パク・ソジュン演じるムミョン(無名と言う意味)/ソヌ(マクムンの本名)
アロとサムメクジョンの背景がはっきりしているのに比べ、ムミョンの素性は未だはっきりしていません。
賤民村で育ったが生まれた訳ではないようですし、両親が誰なのかも今の所触れられていません。
無名という名前が案じているように、後々生まれの秘話が出てきそうと思っていますが・・・。
親友マクムン(アロの兄)の家族探しに付き合い禁を破って王京入りしたムミョンだったのですが、悲劇が起こってしまいました。
同じ首飾りをしているアロを見つけ家族探しが上手く行きそうだったのに、サムメクジョンの顔を途中で見たばかりにマクムンは殺され、ムミョンも瀕死の重傷を負う(1話と2話)。
死ぬ間際での親子の対面(マクムンとアンジ公)が、一つ目の悲劇。
そして襲撃時のおぼろげな頭で見た腕輪から、実は助けたサムメクジョンをムミョンが仇と勘違いするというのが、二つ目の悲劇です。
ムミョンがサムメクジョンに斬りかかってしましたが(3話)、この勘違いが、後々二人の大きなしこりとなるのは間違いなしですね。
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コ・アラ演じるアロ
語り部をしたりお酒に酔ったりする明るく逞しいアロが、同時期に二人の男性サム・メクジョンとム・ミョンに出会う。(1話と2話)
その話の中でアロは、父が真骨のアンジ公で母が賤民のパンチョだと説明され、新羅の骨品制度の事が話題に(3話)なっていましたね。
骨品制(こっぴんせい)
新羅で導入されていた身分制度で、出身氏族により五段階に身分が区別されている様です。
1 真骨(ジンゴル)王族に属する者
(内で父母共に王族に属する者だけ聖骨(ソンゴル))ドラマではサムメクジョンだけ
2 六頭品
3 五頭品
4 四頭品
5 平民
馬に轢かれそうになった所(1話)と馬から落ちる所(4話)で二度助けられて気になるが、兄だった。
そう言われても実感がないのでソヌ(ムニョン)とやたらと目の前に現れるサムメクジョンの両方に戸惑っているアロ。
序盤は明るくあっさりしすぎで女ぽっさがないですが、この後目覚めて変わっていくのか?
二人の内、身分や兄と言う立場で絶対的に不利なムミョンを選ぶのかどうかがポイントですね。
ジス太后(サムメクジョン実母)
アンジ公(アロの父)の妻と息子をこの方が賤民村に捨てた挙句に(4話)、結局この方の命令で死亡(2話)させているので、この二人の愛憎劇は深いです…。
ドラマでは花郎の創始者であるジス太后は、権力にしがみ付き自分が君臨を続ける悪女なのか?
それとも本当に息子の為に奔走しているのか?どちらなのでしょうね…。
*ウィキペディアでは真興王(チヌンワン)が花郎創設となっていました。
視聴率は約7%のスタートで、裏のキム・サブが20%超な割には良いスタートでした。
3話目はキムサブがお休みだった事で13%に伸びていました。
いよいよ創設された花郎、イケメンも集合を終えて5話から本格的に”花郎徒”が舞台の中心となります。
次回のお話はこちら⇒韓国ドラマ花郎・ファラン(5~6話)あらすじと感想
相関図などの放送情報は⇒キャスト・登場人物・視聴率
最終回までのあらすじ全話一覧は⇒カテゴリー 花郎