韓国ドラマ 病院船 5話 6話 あらすじ 感想ネタバレ ハ・ジウォン カン・ミンヒョク 後半
主な登場人物
ソン・ウンジェ役 ( ハ・ジウォン )
クァク・ヒョン役 ( カン・ミニョク )
クァク・ソン役 ( チョン・インギ )
ソル・ジェチャン役 ( パク・ジイル )
キャストと日本放送の情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒ MBC 公式サイト
ストーリー動画は ⇒ Youtube MBCdrama
韓流ドラマ 病院船 6話 あらすじ
クァク・ヒョンに手術を反対されたウンジェは、「 あなたに決める権利はない。手術するかどうかはソン・ジェチャン患者が決めること ! 」と言い返して、ジェチャンの病室へ戻った。
だが、10年前に妻をガンで失っていたジェチャンは「 時間の無駄をしたくない。これから何が起こるかよくわかっている。」と手術を拒んで自主退院してしまった。
慌てて追いかけて行ったヒョンが「 手術は諦めたが治療を放棄したわけじゃない。ソウルへ行こう ! 」と勧めると、ジェチャンは、治療を嫌がっていた妻に、治療や手術を強要したことを後悔して涙を流した。
「 妻の最後の望みだった紅葉も見せてあげられず、病院のベッドの上で患者として過ごさせ、死なせてしまった。私はそんな逝き方をしたくはない 」
その後島の学校にもどったジェチャンは「 病気のことは黙っていてくれ。子供たちと島の人たちのお荷物になりたくない 」と付き添ってきたヒョンに頼んだ。
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一方、ソル・ジェチャン( パク・ジイル )とヒョンが手術を拒絶していることを知ったキム・ドフン( チョン・ノミン )は、説得するというウンジェを嘲笑した。

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そしてヒョンがMDアンダーソン( 米テキサス癌センター )に依頼した事実を話し「テハン病院の手術室、必要なスタッフ・技術を提供する。その代わりに、私の名前で論文を書いてくれ ! 」と卑劣な取引を提案した。
だが、ドフンが慌てて病院に現れた事から手術成功の可能性を信じるようになったキム・スグォン院長は、手術を勧める考えに転じ、ウンジェに患者を説得するように話した。
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ソル・ジェチャンの家に泊まり早朝病院船に戻ってきたヒョンに、ウンジェは自分の論文と動物実験のデータの入ったUSBスティックを渡し、「 患者にとって初めての手術だから怖いのよ 」と説得を始めた。
「 これが説得なのか?データを示して言いたいことを言うことが?患者の気持ちを先に理解するべきだろう?患者は、成功への道具なのか?」
そう言い返すヒョンに、ウンジェは「 患者を治療するのが我々の仕事。では私が成功と出世に固執する俗物だとしたら、あなたは何?目の前に死にかけている患者がいるのに何もしない。それでも医者なの?」と反論した。
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そんな険悪ムードの中、病院船の当番を決める抽選で、” ショッピング ”に選ばれてしまった二人は、一緒にスーパーへ向かった。

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ショッピングリストを一目見ただけで、次々と品物をカートに投げ入れ、10分以内に買い物を終えるウンジェに、ヒョンはただ、あ然とした。
その後市場に移動して買い物を続けていたが、そこで父クァク・ソン(チョン・インギ)がモルヒネを持って病室から逃走した連絡を受けたヒョンは、ウンジェを連れてサナトリウムへ急行した。
そして、ウンジェに一人で帰るように告げた後、医療スタッフと共に、自殺する恐れのあるソンを必死で捜し始めた。
その後、森の中で発見されたソンは、木片を戦場で怪我をした兵士の足のように思い込んで治療していた。
そんな彼に、医師だと告げて近づいたヒョンは「 私が後は診ますからお休み下さい。看護師が連れていきます 」と言って医療スタッフを呼んだ。
そして別れ際に「 攻撃があったので、今夜はたくさん必要になる 」とソンから渡されたモルヒネを握りしめて、涙を流した。
その光景を目撃したウンジェは、ヒョンに近づいて、そっと傘を差し出した。
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その後、クァク・ヒョンは2年前アルツハイマーを発症した父ソンとの過去をウンジェに打ち明けた。
「トルコの反乱軍に捕まっていた時の経験でトラウマになり、家からの脱出を繰り返す父を追いかける毎日だった。そんな中で、救急患者にミスを犯してしまった。」

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「 それ以来、左手が思うようにならない。父のせいでソル先生を止められなかった。ソル先生の最後まで尊厳を持って生きたいという気持ち、それでいいんじゃないかと...。先生の言う通り僕には医師の資格がないのかもしれない...。」
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それから数日後、再び倒れて病院に運ばれてきたソル・ジェチャンは、手術拒否の意志を変えず退院した。
その後「 医者にとって、死は失敗なんだ。本当の医者なら死をたやすく受け入れず、諦めずに戦うもの ! 」と説得するヒョンに、ジェチャンは「 人間なら誰でも公平に迎える死は、失敗ではなく結論。僕はこの結論を選んだんだ 」と淡々と答えた。
その話を隠れて聞いたあと、ウンジェは、ジェチャンの詩集を全冊買って読み漁った。
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その夜、「 誰かが言ってたわね。説得するなら、先に相手を理解しろと ! 感動的だったけど、命ほどじゃない ! 」と言ってジェチャンを説得に行きかけたウンジェを、ヒョンは引き止めて、手術にこだわる本当の理由について問い詰めた。
キム・ドフンとの取引で論文を渡すことを知ったからだった。
「 母さんが死んだから。私があそこにいなかったから。でも私は今ここにいる。あの患者の前に...。同じことは繰り返さない。患者はまだ生きていて、生き ている限り希望がある。だから私は諦められない !」
そう言いながら涙を流すウンジェを抱きしめたクァク・ヒョン(カン・ミンヒョク)は「 君のせいじゃない 」と慰めた。

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その後、ソル・ジェチャンから預かった献体書類をウンジェに渡したヒョンは、「 死は失敗ではなく結論だ 」というジェチャンの言葉を伝えた。
これにウンジェは「 医師である限りずっと問い続けることになる質問よ...」と呟いた。
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翌日、子供たちを連れて遠足に行くソル・ジェチャンと村の診療所へ向かうウンジェが同乗したバスが転覆事故を起こした。
その後、ジェチャンはバスの中から子供たちを避難させ、ウンジェは事故で肩を脱臼しながらも、子供の状態を一人づつ確認していった。
そこへ病院船の医療スタッフも駆けつけ、応急処置を始めた。
そんな中、バスの中で失神している子供を救おうとして、ヒョンが中に入ると、止まっていたバスがバランスを失い動き始める!!
次回のお話は⇒ 病院船 7話 8話 あらすじ 感想ネタバレ
前回のお話は⇒ 病院船 3話 4話 あらすじ 感想ネタバレ
韓国ドラマ 病院船 6話 感想ネタバレ (韓国オリジナルの視聴率 11話11.0% 12話12.9%)
ジェチャンの直腸がん手術をするかどうかの議論と尊厳死がテーマになっている6話です。
” 人間としての尊厳を保って逝きたい ”とジェチャンに手術を拒否され、彼の気持ちを尊重するヒョンとウンジェは真っ向から対立してしまいました。
そんな中、あみだくじで当番になり食料品の買い出しへ出かける二人。
対立している中で、挿入されこの場面が少し雰囲気を和ませてくれました。
リストをちらりと見て10分で買い物を終わらせる堅いウンジェと、魚屋の店主が勧めるままにリストにはない魚を買おうとする外交的なヒョン。
さらに、夫婦に間違われて喜んでいるヒョンと無視するウンジェととても対照的な二人が面白かったですね。
その後、ジェチャンの手術への考え方の違いが、お互いの家族と関連することが明らかになり、お互いを慰め合うという素敵なロマンスの始まりが描かれていました!
暖かく穏やかな性格を演じるカン・ミニョクがハ・ジウォンとの13歳の年の差を感じさせない演技で頑張っています。
ジェチャンはこのまま尊厳死してしまうのか、それともウンジェが手術をするのかどちらでしょうか?
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