ヘチ 12話 あらすじ 感想ネタバレ ( 獬豸 カイチ ) 後半
主な登場人物
ヨニングン イ・グム役 ( チョン・イル )
ヨジ役 ( コ・アラ )
パク・ムンス役 ( クォン・ユル )
タルムン役 ( パク・フン )
ユン・ヒョク役( チェ・ミンチョル )
キャストと日本放送の情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒ SBS公式サイト
ストーリー動画は ⇒ Youtube KOKOWA
韓国ドラマヘチ 王座への道 12話 あらすじ
景宗を介して、ムンスがクォン・イクス吏曹正郞の不正及び捕盗庁巡視官殺害事件について調べていることを知ったイ・グムは「 志を共にする私の友です 」と答えて景宗を安心させた。
ムンスがクォン・イクスを有罪にすれば、人事権を持つ吏曹正郞( イジョジョンナン )の座を小論( ソロン )に置き換える絶好の機会になるのだった。
だが、老論派が阻止することを懸念したイ・グムは「 王様がこの好機を十分に生かせる良策があります 」と イ・グァンジャ戸曹参判( ホジョチャムパン )とチョ・ヒョンミョン同知事( トンジサ )に告げ、ユン・ヒョクに書状を送った。
イ・グムは、老論派重鎮の出自で科挙に首席合格しているが、党派に属さず公正なヒョクなら老論に反発されず王様の力になり、三司※の不正に立ち向かえると信じていた。
※三司(サムサ): 司諫院( サガノン )、司憲府( サホンブ )、弘文館( ホンムングァン )の三官庁の総称
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イ・グムから、戸曹参判(ホジョチャムパン)の座に推薦した事を聞いたユン・ヒョク(チェ・ミンチョル)は「最後まで行くと約定して下さるのなら任務を引き受ける」と快諾した。

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一方、クォン・イクスから事件の話を聞いたミン・ジンホンは、小論( ソロン )派に吏曹正郞( イジョジョンナン )の座を奪われると激怒した。
その後、部下を連れて動き出すミン・ジンホンを、薄ら笑いを浮かべたイ・タンが見守っていた。
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その夜、タルムンのアジトへ訪れたイ・グムは、ユン・ヒョクが吏曹正郞(イジョジョンナン)に昇進することを発表した。
そして老論派の反対を心配するタルムンに、自分が王を援助することを約束すると、イ・タンの動きを探るように頼んだ。
その後、ヨジがイ・グムと一緒に去ると、ムンスは二人の妙な雰囲気に気づいた。
だが、ヨジに男性について相談されたアボンが「 男が女にそうする理由は一つ。勝負の前の”威嚇”だ と教えて、ヨジが納得していた」と聞いて、あ然とした。
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「 ”威嚇”だとは知らず誤解していました。邸下が特別な思いを...と。ですが私を信じられないのですか?それで私と勝負を?私はチョン・ヨジ、人間兵器です。宮女となって邸下をお守りしたいのです 」
ヨジ(コ・アラ)からそう言われたイ・グムは、悩んでいた自分に苦笑いすると「実力は十分だ。それでも宮女はダメだ。本来男が女人を守るものだ」と答えた。

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そして、女人である前に茶母だと主張するヨジに「 私が世弟である前に男だとしたら?」と尋ねた。
だが当惑しているヨジを見たイ・グムは「 このままで良い。そなたと同じ風を当てれれば...。そなたと私が違う思いでいてもよい。」と本音を吐露した。
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一方、タルムンの元へ現れたユニョンは「ミルプン君にあなたを説得すると約束して出てきた。ミルプン君が王になれるように助けて。」と頼んだ。
そして「 止めろ。なぜここまで残酷になれる?」と断るタルムンに…、
「 私が悪女だと知りながら守ってくれたのよね?10年も...ミルプン君が王にならなければ私も死ぬ。だから助けて 」とすがりついた。
*
翌日、ユン・ヒョクが吏曹正郞(イジョジョンナン)に任命されると、司憲府(サホンブ)と老論(ノロン)は、これを景宗、イ・グム、小論(ソロン)からの宣戦布告と見なし動揺した。
ムンスは「 勝てるように力を合わせよう 」と新米監察たちを結集し、イ・グムは自分を世弟に推戴した キム・チャンジュン領議政(ヨンインジョン)とイ・イギョム吏曹判書(ジョパンソ)を味方につけた。
そんな中、ミン・ジノン(イ・ギョンヨン)左議政は、老論派を引き連れて、イ・グムを訪れた。

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そして「 愚かな者は己が何かを成しうると思いがちだ。なぜならあまりにも愚かで、己の限界を知らぬから。」と挑発した。
これにイ・グムが「 愚かとな!身の程を知れ。それが世弟に対する忠言か?」と怒ると「とんでもない。ですが一つ忠言を...小論(ソロン)派が異なるとでも?老論(ノロン)派もなかなかだったと直に悟ることになる 」とジノンは応酬した。
この機会を待っていたイ・タンは、イ・グムに代理聴政(テリチョンジョン)※を求める上訴文を書かせて送った。
これを受け取った景宗は激怒し、チョ右議政は「世弟様を庇ってはならぬと申し上げたはずです。代理聴政を求めるとは!言語道断です。」と反発した。

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そんな中、宮殿に現れたイ・タンは「 ”逆風”この王宮に世弟様を吹き飛ばす逆風が吹き荒れるはず 」とイ・グムを挑発した。
そして「 逆風?何を計画しているのだ?」と尋ねるイ・グムに、ただニタニタと笑った。
代理聴政(テリチョンジョン)※王に代わり国政を行うこと
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放送情報は⇒ キャスト・登場人物・視聴率
韓ドラ ヘチ 12話 感想ネタバレ
やっとイ・グムとヨジの間にロマンスの火がついたと思ったら、アボンのとんでもない助言のせいで、直ぐに消えてしまったような…。
ですが、ヨジがイ・グムの寸止めのキスを理解できなかったのは、非常に低い社会階級の茶母なので王子との関係が考えられなかったからだと理解できますね。
そして、イ・グムの奇妙な振る舞いに対して、恥ずかしがったりせずに、ストレートに尋ねるヨジのスパッとした性格がいいです。
一方、ムンスはイ・グムの感情を知って複雑な気持ちを抱いている感じですが、強くて頭が良く美しいヨジに、彼が特別な感情を持たない方がおかしい気もします。
ムンスとヨジも協同で捜査をする素晴らしいカップルになると思えますが、残念ながらイ・グムとは競えないですよね。
イ・タンが悪知恵を働かせて、イ・グムが今支配したいと思っているという恐怖を景宗側に与えてしまいました。
こうなったら、イ・グムとしては、彼が景宗に対して忠誠心を持ち、十分に支持していることを証明するしかのないのでは?…そんな感じがします。
これまで築いてきたイ・グムと景宗の間の信頼関係がこんな上訴文一つで壊れてしまうのでしょうか?今後の展開が気になりますね。
では次回まで...♪ (*^^*)
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