韓国ドラマ サムマイウェイ 12話 あらすじ 感想 後半
* 別れたジュマンとソリを慰めるエラとドンマン
その夜、「今日がソリの独立記念日だ!」とエラは言って、ケーキに一本のろうそくを立てて差し出した。だがこれに悲しくなるソリ。
ろうそくの火を吹き飛ばすことができないと言った後「ジュマンが…泣いたの。ジュマンが泣き始めちゃった」とソリはむせび泣いた。
その頃部屋に来たドンマンとジュマンはソジュを飲みながら話していた。
ソリが大好きなくせになぜ揺れたんだと訊かれたジュマンは、どうしてなのか自身でも分からず返事ができなかった。
そんな彼に許しを請うしかないと慰めるドンマン。
*父と和解するドンマン( パク・ソジュン )
ジュマンの部屋から出た所で母親から、父親がバーで高額のお金を払っていると電話を受けたドンマンは、直ぐにそのバーへ様子を見に行った。
そこで、父親と彼の上司を密かに見ていると、上司の酒代を立て替えた父親が支払ってくれるように上司に頼んでいる所だった。
父親の訴えに耳を貸さず、酔って絡んでいる若い上司に、以前害虫駆除の会社で自分を虐待をした先輩を思い起こしたドンマンは、胸が痛んだ。
その後アパートへ向かう父親の背中を見ながら歩き、彼が家族と同じペースを保ったことはなかったと考えるドンマン。
彼はいつも先を急いでバスに飛び乗り、席を確保し自分に渡した。高熱の出た自分を死ぬかもしれないと恐れ背負って走り、医者のドアを叩きつけた。
ドンマンは、父親のペースがいつも家族のためであること悟り、溢れそうになる涙を抑た。
そして後ろから父親を呼び、ソジュを見せ一緒に飲もうと誘った。
その後、父親のヒョンシクをアパートの秘密の屋上へ連れ行ったドンマンは、眺めを楽しむように言うと、揚げた卵から卵黄を切り取って食べさせようとした。
疑い深いヒョンシクがすでに飲んでいるのかどうかをドンマンに尋ねると、言い返さずに受け入れて一緒に飲み始めた。
ドンマンから夢について尋ねられたヒョンシクは、映画に影響されパイロットになるのが夢だったが、エアフォースアカデミーヘ行くお金の余裕がなくて諦めて、今は子供たちが彼の夢だと言う。
ドンマンは、お父さんはいつもお父さんだと思っていたが、夢を知った後は変な気分だと答えた。
「ナンセンスだ!」と言って、酒を注ぐようにグラスを出すヒョンシク。
「パイロットになるのは手伝えないが、いつかきっとコックピットに近いファーストクラスへ乗せてやる」とドンマンは約束した。
*
エラが屋上に上がってくると険しかった父親の顔が忽ち緩むのを見て、ドンマンは自分の息子より好きなのかと呆れた。
「ところで、二人とももうやったのか?」
と、尋ねるヒョンシクにぎくりと顔を見合わせ咳こむ二人。しかし、彼は貯蓄口座の開設について話し始めた。
*
翌朝、ドンマンは父親をファンコーチのジムに連れて行くと、”働いている場所だ”と伝えた。
これに返事もせずにジムから出たヒョンシクは、トレーナーを着ているのはいつもここにいるからなのかどうかを尋ねた。
そして信じてもらうしかないと頼むドンマンに「自分はこのように生きなかった。昼夜問わず懸命に働いた。だが自分のように生きてはいけない」とヒョンシクは言った。
*
その後公園のベンチで、ヒョンシクは自分がパイロットになるには遅すぎるが、まだ若いドンマンは夢を追いかけることができると話した。
ドンマンが長年にわたり夢を捨てて生きてきた事が心を痛めつけていたと。
会社が倒産したためにドンマンにひどい決断をさせ青春時代を無駄にさせたと罪の意識を感じていると認めた後、好きな事をやっている姿を見ると再び呼吸ができるようだと告げた。
「家族は貧乏ではない。これからお金を稼いでお前に返してやるから」と付け加えてドンマンを感動させた。
「高く飛べ!前に進め。例え打ち倒されたとしても、お前が望む人生を生きろ!わかったな」
*
ジュマンと別れた翌日、辛い心を押さえてソリは職場に出ていた。そこへ現れたイエジンと話をするためにカフェへ入った。
申し訳ないと謝るイエジンにコップの水をかけたソりは「水をかけるくらいの権利は私にもあるでしょ?」と言った。
そしてショックで震えているイエジンに向かって「ある日あなたが自分の靴を履くことを願っている。無実であると主張する目が涙で溢れることを望んでいる」と続けた。
イエジンが酷すぎると言うと「ジュマンが夢中で自分を愛していたことや彼の情熱の瞬間を覚えている。その記憶はジュマンにも残っていると…!」と話した。
「もしジュマンと付き合うとしても、その記憶がイエジンさんをずっと苦しめる事を願う」と自分の思いをぶつけて、ソリは去った。
*
バスに乗ろうとする父に買い物袋を渡して、時々電話してくれるようにドンマンは頼んだ。
バスが出発した後、袋を開け現金を見つけると「デリカシーの欠片もない。誰に似たのやら…」と呟くヒョンシク。
帰宅したドンマンは、部屋が綺麗に清掃してあることに驚いた。
折り畳まれた服の上に現金と椅子を修理しろとのメモを見つけて、「父さん、デリカシーがないな…」と涙を押し込めるドンマン。
*
父親と別れた後、ファン( キム・ソンホ )コーチに気持ちを打ち明けるドンマン( パク・ソジュン )。
成熟したふりをしていたが過去10年間毎日あの11月のことを考え、タクスが成功するたびに怒り狂ったように感じていたと言う。
傷ついたドンスを打つのは辛かったが、タクスを殺す準備はできているし、10年前のあの日から自由になりたい、とドンマンは頼んだ。
これにファンコーチは「ちゃんときめろ!タクスをきちんと殺れよ!」と短く答えた。
*
その後エラの所にまっすぐに走っていったドンマンは「エラ、俺はやるぞ。タクスと戦う!」と宣言した。
「負けるわ。彼もあなたが負けると思ってる」
「構うもんか!タクスを打ち負かす為に戦うんじゃない。ずっとやりたかった事を楽しんでいる者を誰も打ち負かすことはできない」
そして、ドンマンは「大人になる事で夢が衰えていくのなら、俺は大人になるのを諦める。他人のために成長したふりをするのは無意味だ」と告げた。
だが急にその後、それがここまで走って来た理由だが…と口ごもった。
「今度は何よ」エラは面食らっていた。
「無遠慮だが言いたいことがある」ドンマンはボソボソといい始めた。
「何よ?」トドンマンの緊張した顔を見ながら、いつもの彼らしくない…と思うエラ。
「愛している。俺はお前を愛している。死にそうなくらい夢中だ。未熟なガキのように愛している」ドンマンはエラの目を真っ直ぐに見つめてエラを抱きしめた。
全てを受け止めたエラは「私も」と静かに答えた。そして身を引いたドンマンの目を見返して「私もあなたを愛しているの。未熟なガキのあなたを」と告げた。
「俺はお前を愛している。チェ・エラ!」と宙に叫んだ後、頭をかがめてキスをするドンマン。
次回のお話は ⇒サムマイウェイ 13話 あらすじ 感想
前回のお話は ⇒サムマイウェイ 11話 あらすじ 感想
キム・ジウォン パク・ソジュン 韓国ドラマ サムマイウェイ 12話 感想
ラストシーンはドンマンらしいシンプルでオープンな愛の告白でした。
強烈なエラに対して優しすぎるかと思えたドンマンの男っぽさが溢れ出ていましたね。
だからスポーツ選手はモテるのか?( 笑! ) とにかくラブラブになった二人の進展が楽しみですね。
サム( ファイト )の方は、タクスの宣戦布告をドンマンが受けたので、対戦は間近なようです。マネージャーとタクスが汚い事をしなければ良いけれど...と願うばかり。
家主のボクヒは、ドンマンの父とエラの父を知っている?まさかエラのママ?
” 家主に意見する権利はない ”とエラは言ってましたが、もしかして権利があるとか?
既にアラサーの2人に、”余計な口出し”ですよね~。 現地点で確かなのは、ドンマンとエラを見守るためにナムビラに来たことくらいです。
そして遂に別れたソリとジュマン!
ジュマンにすがらず自ら別れを切り出したソリの勇気が素晴らしいし、ジュマンにも目を覚ます良い機会になるかと。
イエジンと付き合ってみてソリの良さを再確認するのではないでしょうか?
華々しくて強烈なエラとドンマンと違い、地味で平凡なリアルな男女関係を再現してる二人の今後の行方が気になりますね。
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