韓国ドラマ サムマイウェイ 11話 あらすじ 感想 後半
*自宅で最初のデートをするドンマン( パクソジュン )とエラ( キムジウォン )
ケチャプでハート型を描かれたピラフを出されて以前出されたご飯と卵を混ぜただけのドッグフードのような料理を思い浮かべ「新体験だ!」と感動するドンマン。
食事の後、一緒にテレビを見る二人。
その内エラが床に横たわると「ベッドに十分な余裕があるだろ」と呼ぶドンマン。
何かをしようとしていると非難するエラに「昨日付き合い始めて今日もう何かしたいと思っていると思っているのか?」と憮然とした。
続けてそんな考えは全くない言うドンマンに、今度はエラの方がムッとした後「私たちの関係にターニングポイントが要るんじゃないかな」とベッドの上に座った。
キスするのに23年もかかったとし、遅れたスタートを補うためにスピードアップすべきだ、とエラはドンマンに近寄ってドキドキさせた。
「積極的だよな」とドンマンは緊張していたが、さらに説明しようとするエラに彼は頭を振った。
だが、ドンマンが接近し唇が触れるその直前に、酒ないか~と突然部屋に入ってくるジュマン。
さあっ~と身体を離し素知らぬふりをするドンマンとエラ。
幸いにもソルヒとの喧嘩が原因で完全に酔っ払っているジュマンは、全く気づかずドンマンに酒と食事を求めた。
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翌日のドンマンのマッチに、ジュンマンとソルヒはともに会社を休んで観戦に参加した。
出かけようとしている4人に出くわした家主のボクヒは、俺の晴れ舞台に来てもらうと言うドンマンに向かって「102号、ファイティング!」と小走りして逃げだした。
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戦いの前ジュマン( アン・ジェホン )とファンコーチ( キム・ソンホ )は、彼の蹴りで早く相手をノックアウトし、弱点であるマット上での戦いを避けるようにアドバイスした。
その間ソリ とエラは空いた席を見つけ、前の戦いの様子を見ていた。そしてリンク上で戦いを進行してしているアナウンサーを見ている内に魅了されるエラ。
その後、エラは言い訳をして席を離れ空き室に入ると、アナウンサーの躍動的なステージの声を真似てみた。
だが部屋の仕切りの裏側からひょっこりと姿を見せるドンマンに、エラはびっくりして飛び退き廊下に逃げた。
そしてプロデューサーのキョンギュが部屋に入って行くのを見るエラ。
彼はドンマンを撮影するためにここに来ているが、ドンマンが気にいらないコンセプト、食べ物に飢えている貧しいファイターのストーリーを演じることを主張した。
ドンマンが断ると、キョンギュは苛立った態度を示していたが、エラが部屋に入ってきた途端それを引っ込めた。
エラがドンマンと付き合い始めたと言うと、引きつった表情で祝福するキョンギュ。
そして撮影はするなと彼に命令し出ていくエラをキョンギュは怖ろしそうに見送り、ドンマンは惚れ直したと見つめた。
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その後ロビーでリングアナウンサーの公募のポスターを見つけ、携帯のカメラに収めるエラ。
ファイターと一緒にリングの中に入るのがとてもエキサイティングだと目を輝かせるエラに、ソルヒは男性の仕事だとソルヒは心配した。
だがそれなら最初の女性格闘技実況アナウンサーになりたいと、エラはさらにやる気を出した。
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試合が始まると、ドンマンは最初から積極的に攻めて行きドンホの胴にいくつかのキックをした後、顔に回し蹴りを当てた。マットに打ちつけられ目の上を負傷するドンホ。
試合が中断されドンホが医師たちに傷の手当を受けている間、ドンマンは彼を心配そうに見ていた。
これは戦いだとファンコーチが叫ぶ中、ドンホの妻が聴衆の中で泣いている姿を見たドンマンは、その後戦いに消極的になる。
戦いに戻ったドンホを回し蹴りでノックダウンしたが、絶好の機会にもかかわらず攻めるのを止めドンホを立たせた。
そして又戦いを挑んできたたドンホの脚をけりノックダウンした。
だが再び彼を立たせ、戦いを躊躇するドンマンの姿に困惑し会場からは大きなブ~イングが上がった。
ロビーにも漏れてくる観客の騒いでいる声に会場に戻ったエラは、ドンマンがドンホの胸を蹴り3回目のノックダウンをする姿を目撃した。
戦いが終わり、ドンマンが勝者と宣言された。ドンホに近づき大丈夫かと尋ねるドンマンに「なぜ手加減したんだ!KOされる方が良かった」と血まみれの顔で非難してリングを降りるドンホ。
ドンマンが勝ったにもかかわらず、ネチズンは、ノックダウンする度に相手が立ち上がるのを待っていたドンマンを「オクタゴン(UFCで使われる八角形状のリンクのこと)ウェイター」と呼んであざ笑った。
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夕食中にドンマンの戦い方が気に入らないとコメントするファンコーチ( キム・ソンホ )とジュマン( アン・ジェホン )。
コーチは、リングの中に優しさの場所はないとドンマンに告げ、続けるつもりならファイターを辞めろと怒った。
ドンマンは、まだ学んでいると主張し、こんな風にならないようにこれからはKOを取ると話した。
「KOがそんなに簡単に取れると思っているのか!」と、ドンマンを拳で叩こうとするるコーチに「伝説になるのが彼のスタイルだ。ドンマンを信頼して見ていればいい。それから彼を叩くのは止めてよ。」とエラは警告した。
シュンとなるファンコーチと満面に笑みを浮かべるドンマン。
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食卓で、ドンマンの事を話し合っている両親。息子に時々電話するように告げる父親に、心配なら自分で連絡するようにと言い返す母親。
そうやって両親が言い争っている間、トンヒはドンマンの勝利宣言の映像を嬉しそうに見ている。
*
その夜、それぞれの玄関に立ち離れ難そうに話をするエラとドンマン。明日朝食に来ると言うドンマンに、毎朝髪を洗い流さなければならないと言うエラ。
それが普通だと笑うドンマン。
家のパスワードを押しかけてドンマンを振り返り、テレビとラーメンのためにドンマンの所へ行くべきかどうか聞くエラ。
エラの言う”ラーメン”の意味を知っている二人はお互いを見てふふっと笑っていた。
だが家主のボクヒがそこに現れ「婚前に一緒に眠るのは禁止だ、夜にラーメンはいらないない」と二人の間の階段を降りてい行く。
エラがボクヒを引き止め、なぜそれを言い続けているのかを尋ねると、家賃を値引きしているからだと指摘した。
一緒に寝たい居住者は高い家賃の場所に移動すれば良いと不平を言うボクヒ。
その後ファンコーチのスンデトラックに着いたボクヒは、ソジュを頼んだ。ボクヒが誰であるかを知っていて、敬々しく酒をつぐファンコーチ。
ずっと以前に日本に去ったことまで知っていると告げるファンコーチに、死にそうな目になった経験があって、ナムイルを見つける為に戻ってきて既に発見
したとボクヒは教えた。
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部屋に戻ったエラは、夜にラーメンを持って行くのがどうしていけないのかとソリに家主の不満を話した。
母親の世話をするためにナンイルがここにいないのを疑問に思うソリ。
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最近のドンマンの戦いを見て心配をするタスクに、ドンマンを任せて心配せずに休めとヤンマネージャは話した。
だが、チェコーチは、テコンドーから切り換えたときに持っていた”誰か”と同じ弱点をドンマンが持っていると指摘し、顔を守っていないことや寝技で戦わない事を取り上げた。
ドンマンとの戦いを避けられないのなら、彼が弱点を克服する前に今戦うべきだと主張するチェコーチ。
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ファンコーチがドンホとドンマンの戦いを再現し、寝技に持ち込むと戦いから逃げるドンマン。
足で戦う方に自信があるというドンマンに、そんなことでは真のファイターにはなれないとファンコーチは叫んだ。
「これを克服しない限り、選手生命は終わりだ。」
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格闘技の実況アナウンスを、自分の名をファイターにしてアパートの外で練習するエラ。
そこへ現れたスーツを着たハンサムな男が、自分のアパートの壁を叩くのを見てエラは声をかけた。
オーナーの息子、NAM-IL(クァク・シヨンのカメオ)だと言う彼に、エラがまるで知人かのように彼の名前を言うと、彼は明らかに嫌な顔をした。
ナミイルは、不快なTシャツ(服が酷すぎて彼が不快に思うという意味か?)を着ることをエラに禁じ、階段で大声を出し隣人の妨げになるなと警告した。
彼が通り過ぎた後「ハンサムだが完璧なばかだ」と呟くエラ。
一方のナミイルも、イカれた奴だと苦笑した。
*
ジュマンは、ソリへのプレゼントのピンクのぬいぐるみを買って家に帰った。
ちょうど彼が玄関の外に着いた時、イエジンから電話が掛かってくると「こういう事をやめる様に言ったはずだ」と怒った。
だが、イエジンから衝突事故にあったと聞いたジュマンは助けに行った。
そうしてイエジンと難癖をつけているい男性二人の間に割り込むと、バーベキューの臭いから酒の関与を指摘して彼らを黙らせた。
その後、イエジンの車を運転し家まで送る最中「事故は罰だと思って、もう追いかけるのを止める」とイエジンはジュマンに約束した。
その後、真っ直ぐに歩けない彼女をドアまで連れて行き、ピンクのうさぎを車の中に残してしまうジュマン。
ドアの前まで送り、イエジン( ピョ・イエジン )に仕事に出てくるように伝えて去りかけたジュマン( アン・ジェホン )は、玄関ドアの前で大きな箱を運ぶのに苦労している彼女を見て、また助けに戻った。
そして最後の箱を運ぶ時、イエジンの部屋に入ったジュマンの後ろでドアは閉じた。
その頃、ソリは自宅でイエジンのインスタグラムを見ていた。
彼女の車を運転している男性の手を写し”一緒”と題してイエジンは更新し、その手が誰のものか分かると胸の痛みが鋭くソリの心を突き刺した。
*
屋上のナミルバーで待っているエラの所へ飛び跳ねながら行くドンマン。
ドンマンが父親と電話してる間、”爆弾ソジュ”を作っているエラ。
電話を切った後、仕事で出てきて自分の部屋に寝ると言う父親に、父と一人で寝たことはないと緊張するドンマン。
その後、2日後のMMA(総合格闘技)のリングアナウンサーのインタビューについてに話題を変えるドンマン。
戦いを見ても大丈夫かと尋ねるドンマンに、あなたを守ることができる唯一の方法だとエラは言った。
嬉しそうに笑い、子供の頃からエラは常に自分を守っていると言うドンマン。
ドンマンはエラがMMAアナウンサーになるというアイデアが気に入っていた。
そうなると彼がいつもセクシーな響きだと思っていたオフィスカップルになるからだとドンマンは説明した。
オフィスカップルは、仕事中に隠れてキスするもんだろ、と恥ずかしそうに告げるドンマンに「ああ...?」と故障した機械のように繰り返すエラ。
恥ずかしくないと言いながら顔が赤らめるエラの頬に手をやり「ほっぺが赤いぞ。本当に女の子みたいだな」とドンマン。
ムッとして彼の手を押しのけるエラの手首をつまんで自分の方へ引き寄せ「俺、お前の唇しか目に入らない」とドンマンは凝視した。
「付き合っているから何度してもいいか?」
「狂ってる。ほんとに」
「気狂い?」
「何でいちいち訊くのよ」
エラにキスを軽くした後「好きか?」と尋ねるドンマン( パクソジュン )。
「どうしてずっと聞くの?」と文句を言うエラに又キスをし、二人共笑い出すまでドンマンはキスを繰り返した。
その後、ずっと前にキスをしておくべきだったと言うドンマンに、そうしてたら殴ってたとジョークを言うエラ。
「チェ・エラ、お前が大好きだ。夢中になっている」
「私はいつもあなたを好きだったわ。面倒なガキ」
二人で笑った後、急に真面目な顔になったドンマンは、伸るか反るかなら "すべて"したいと言い「今夜寝たいか?」とエラに尋ねた。
次回のお話は ⇒サムマイウェイ あらすじ 12話 あらすじ 感想
前回のお話は ⇒サムマイウェイ あらすじ 10話 あらすじ 感想
キム・ジウォン パク・ソジュン 韓国ドラマ サムマイウェイ 11話 感想
冒頭の海岸でのキスシーンは素敵でした。
予防接種の男、手首の男( ドンマンの事 )、バスの男…自分以外は見てほしくないとドンマンが告白し、前からずっとそうだったことを白状するエラ。
シンプルでオープンな二人が爽快で共感がもてます。
エラの豪快で攻撃的な部分を可愛いと思えるドンマンの懐の深さが良いですよね。
サム( ファイト )の方は、元同僚との対戦でジレンマに陥りながらも勝利するドンマンが描かれました。
前回の19秒KO戦よりは、人間臭くリアルな戦いだったかな? 優しさだったり寝技がダメだったり、弱点があるドンマン。
克服しろ!と叱咤するコーチに対して、” それがドンマンのスタイルだ ”と言い切るポジティブなエラがたくましい。
勉強でもスポーツでも弱点を克服するより、得意な方に集中する方が効果的ですから、ドンマンもその路線でのびのびとキックでKOする自分スタイルで戦うべきでしょう。
そしてソリとジュマンカップルは、イエジンだけではなくて、満足していてママになりたいソリと、成長して行きたいと思うジュマンと考え方にギャップが出てきたことが問題なのではないでしょうか。
最後に爆弾発言がでましたが、この続きは次回で…
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