知ってるワイフ 最終回16話 あらすじ 感想 チソン ハンジミン

韓国ドラマ 知ってるワイフ 最終回16話 あらすじ 後半

主な登場人物

チャ・ジュヒョク ( チソン )
ソ・ウジン ( ハン・ジミン )
イ・ヘウォン ( カン・ハンナ )
ユン・ジョンフ ( チャン・スンジョ )

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ハイライト画像は⇒ tvN 知ってるワイフ 16話
写真は⇒ tvN
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ジュヒョクの帰りを寝ずに待っていたウジンは、ジュヒョクがシャワーを浴びている間に送られた同窓会の写真を、偶然に見てムッとした。

へウォンと一緒に写っている写真だったからだ。

シャワーから出てきたジュヒョクに「年をとらない人の様ね。もっときれいになってる」とウジンは嫉妬から怒りをぶつけた。

「男だけの同窓会だったが、突如ヘウォンが現れたんだ。」と説明して信じてほしいと頼んだ。

だがウジンは「元妻と再会して嬉しかったでしょうね。現妻と前の元妻はもう寝るわ。」と不機嫌なまま寝室に向かった。

その後台所で翌日の研修資料を読み始めたが集中できなかったジュヒョクは、諦めてウジンの傍へ行った。これに気づいたウジンは寝返りを打って彼を無視した。

研修日当日のジュヒョク( チソン )とウジン( ハン・ジミン )

出かける前、ジュヒョクは「今日は試験があるから、君が子ども迎えに行く必要がある」と念を押した。だがふくれていたウジンは「早く行って。わかってるから。」 と冷たく送り出した。

そうして、ジュヒョクは昇進に必要な試験を受けるために本社へ出発し、ウジンの方は子供を預けて銀行へ出勤した。

その後研修を終えて試験の準備をしていた時、保育士からウジンが迎えに来ていないことを知らされたジュヒョクは、電話を取らないウジンに焦った。

その頃、ウジンの方は、支店内で倒れた高齢の女性に付き添って病院にいた。

幸いにも命に別状ないことが分かりホッとした後、携帯をチェックしたウジンは、ジュヒョクからのメッセージを読んで顔色を変えた。

外へ走り出てジュヒョクに電話したウジンは「倒れたお客に付き添って病院にいたので電話が取れなかった」 と説明した。

そしてジュヒョクから「法事があるから待てないと先生から言われて、子供たちを迎えに行っている」 と聞くと彼の試験を心配した。

これにジュヒョクは「僕が子供たちを迎えに行くから、タクシーで草公園に来てくれ。そこで君に子供たちを渡して本社に戻れば間に合う。君が1分でも遅れたら僕は試験を受けられない。」 と計画を説明した。

その後タクシーの運転手に、渋滞が少ない道を指示して何とか公園にたどり着いたウジンは「あなた、試験は受ければいいの。上手くやろうとしなくていいからね！ファイティン！」 とジュヒョクから子供を受け取って別れた。

( キューピーのような超可愛い赤ちゃんと子供でしたね。笑！ )

その後ジュヒョクは滑り込みセーフで試験会場に入った。ドアが閉まるわずか1分前だった。

＊

その夜、子供たちを寝かしつけた後ドアを静かに閉めて出てきたウジンは、帰宅したジュヒョクを抱きしめた。

ジュヒョクから、テストは失敗したかもしれないと聞いたウジンは「せっかく受けてた試験だから良い結果が得られるといいけど…試験が終わったから少し飲む？」

焼酎に弱いジュヒョクはサイダーを、ウジンは焼酎をそれそれ飲みながら、二人は話を始めた。

ジュヒョクは「ギリギリで試験会場に入ったがペンを持つ手が震えていた。どんなに忙しくても電話をするべきだったんだ。いじわるだな」

「はい、私が悪かったです」と子供が受ける罰の様に両手を上にあげるウジン。

「君が本当に申し訳ないと思っているなら、別の方法で罰を受けたらいい」 と手を降ろさせるジュヒョク。

「何見てるの？チョット何考えてるの？止めてよ。子供たちが目を覚ますから！」

「そうじゃないから。何も考えないでいいから」 とウジンを椅子から拾って腕に抱えるジュヒョク。

「まだ一杯しか飲んでないのに！どこへ行くの～」

「それについて考えるな。何も考えなくていいから。」 とウジンを寝室に運ぶジュヒョク。

ジュヒョク( チソン )の昇進

「今日は～！皆さん」

異動して以来数ヶ月ぶりにチャン・マンオク副支店長が現れると、カヒョン支店の元同僚たちは喜んで挨拶をした。

「みんなにいいニュースを伝えにきたの。チャ代理の昇進！本社で仕入れたばかりのホットニュースよ。チャ代理は私のマポ支店に異動して融資課のチーム長になります。」

歓声が上がり、口々に仲間から祝福されるジュヒョク。

「チャチーム長、一緒に頑張りましょうね」

と呼んで手を出すマンオクとジュヒョクは涙を浮かべて握手をした。

その時「お～いみんな！大ニュースだ」 とチャ・ボンヒ支店長が入ってきた。

そしてマンオクを歓迎したあと「グッドニュースだ！」 と大げさに始める支店長に、知っている事を伝えようとするファンを、ヒャンシクはつついて止めた。

そしてチャ支店長が、マポ支店のチーム長にジュヒョクが’昇進していることを伝えると、まるで初めてそれを聞いたかのように歓声が上がり、ジュヒョクとウジンを抱きあった。

「チャ代理おめでとう！！」

仲間からの祝福の嵐の中、ウジンはジュヒョクを抱きしめて号泣した。

『サンシクの屋内トラック』（食堂の名前）

その後、ウジンからニュースを聞いたサンシク達はサプライズを用意してジュヒョクが現れるのを待った。

そしてジュヒョクが食堂のドアを開けた途端、紙吹雪を投げて歌いながらケーキを運んで驚かせた。

ウジンは、昇進を知ったウンミに子供を預けてきたから心配は入らないと話した後、お祝いとしてゲームステーションをプレゼントした。

これに超大喜びしているジュヒョクに、ウジンは一日30だけの条件を出して、約束のキスをさせた。

サンシクが「夢の様な妻だ。お前がうらやましい」

その夜、二人は、昔のように食べて飲んで楽しい時間を仲間と過ごした。

( 結婚後、3年の内のある地点で、屋台トラックを止めて食堂を開いたようです )

週末、ウジンの家で朝食を食べにきた母イ・ウンミ(イ・ジョンウン)は、子供たちの世話をするから、出かけて楽しんでくるように勧めた。

一人で二人の子供を見るのは大変だからと躊躇するジュヒョクに、ウジンは「食べたり寝るから難しくないかな？でもしたくないなら無理にする必要はないから」と慎重に確認した。

「孫たちと貴重な時間を過ごしたい。世話をするから映画に行って美味しいものでも食べてきなさい。」と言うウンミに結局二人は甘えることにして映画に出かけた。

映画を楽しんだ後、サンドウィッチを食べながら「まるでデートしているみたいね」と嬉しそうにしているウジンに、ジュヒョクは「子供を預けて時々は二人っきりで出かけるよう」と提案した。

そして「母さんもきっと素敵な時間を過ごしているでしょう」と皮肉を言うウジンに、ジュヒョクは爆笑した。

その後、二人はジュヒョク(チソン)が行った大学のキャンパスにへ向かった。

ウジンは二人で出張に行った時に、ジュヒョクと一緒に初めて来た時、意味がわからなかったと話した。

「どうして私は私を捨てた男と恋に落ちたんだろう？なんかかわいそうな人生」

「僕に魅力があるからじゃないのか？」と冗談を言うジュヒョクに「酔ってんの？」とウジンは笑った。

「捨てるほど怖いワイフってどうなんだろう。本当にそれほそ恐ろしい妻だったの？」

そう尋ねるウジンに、ジュヒョクは「過去は重要じゃない、僕たちが覚えているこの人生の思い出の方が重要だ。もっと重要なのは僕たちの未来だ。」と話した。

そうして二人は、これから先に起こりそうなできごとや感情を次々と想像して話し合った。

長男ジフンの卒園式や初めてのカノジョについて、長女ナエの初めてのカレとかについて考えて笑った。

さらに二人の内どちらかが病気になり、大騒ぎをする姿も想像した。

「僕たちは誰もが経験することを同じ様に経験しながら、あーだこーだと言い合いながら一緒に年を取ると思う。」

「子供たちが困らせた時でも、同士愛があるでしょう。そしてもしあなたが私をもう一度怒らせたら、500ウォン硬貨を探しているかも。」

「何年を見つけるべきなんだ？2006年？2018年？」

と覗き込むのジュヒョクを叩き「死にたいの！私が探すのよ。あなたには選べないの！」とウジンは冗談交じりに言って笑った。

「あなた、今日の月は本当に明るいわね」

「 本当に素晴らしい夜だ。」

と、穏やかで幸せな瞬間(トキ)を二人で楽しく過ごした。

了

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前回のお話は ⇒ 知ってるワイフ 15話 感想 あらすじ

知ってるワイフ 1話2話 あらすじ 感想 チソン ハン・ジミン

韓国ドラマ 知ってるワイフ 最終回16話 感想

結末についての感想

二人の3年後の夫婦生活が描かれた幸せなお話しでした。

ウジンの激情型の性格とジュヒョクの優柔不断な性格は過去も今も変わっていないのに、良い夫と良い妻、良い両親になろうとする強い意欲が、二人の人生を良い方向に変えていました。

ティームワークと会話、相手に歩調をあわせる気持ちがあれば、夫婦間の問題は殆ど解決できるということを描き、最後にジュヒョクに ”万年代理” を返上させた完璧な ハッピーエンド でした。

現在の子供二人と想像の中に出てきた可愛い子供たちも、理想の家族像に花を添えていました。

最終話で描かれなかった謎

しあわせな夫婦の姿は十分に描かれていましたが、もう一つの重要な要素、タイムトラベルについては幾つかの疑問が残ったままになっています。

・謎の料金所を通ったのは誰でしょう？

ヘウォンとの詐欺まがいの出会いを後悔したヒョンスでしょうか？

誰かがゲートを潜って通過するシーンが流れましたが、これはただ” 神の使い ”の地下鉄の男が定期的に誰かを送っているという意味だけなのでしょうか…。

・タイムトラベルの大事な二人、地下鉄男とウジンの母についての説明と関係が分からないまになりました。

ウジンの母が夫を助けに行って失敗したと言っていたので、ジュヒョクの様に何度も往復しているようでしたね。ですがそのストーリーはありませんでした。

チソン ハン・ジミン カン・ハンナ について

ボスを守れ以来の久々のチソンのドラマでした。

１度目の結婚で妻を捨て、２度目の結婚は離婚、３度目の正直で幸せを掴むジュヒョクを、チソンがコミカル部分と深刻な部分、どちらも上手く演じ分けてくれました。

今まであまり見ていなかったチソンのドラマですが、『知っているワイフ』が良かったので、今後注目したい俳優になりました。

ハン・ジミンは『ジキルとハイドに恋した私』以来です。

明るくて清楚なイメージの型を破った怪物主婦と変化した後のハキハキして逞しいウジンを両方とも完璧に演じてくれていたと思います。

同じ人に見えないくらいの熱演でしたね。

『屋根裏部屋の皇太子』と『ジキルとハイドに恋した私』よりも格段に演技が冴えていたと思います。

高視聴率で終了した『知っているワイフ』は、『イ・サン』(これも良かった！)に続くハン・ジミンの代表作になるのではないでしょうか。

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ハン・ジミン主演の『屋根裏部屋の皇太子』と『ジキルとハイドに恋した私』も合わせて見られます。