韓国ドラマ 知ってるワイフ 8話 あらすじ 感想 後半
翌日、支店長から支店に好印象を持った副会長が訪問すると知らされた行員らは、努力が実ったと喜び、ボーナスが入るだろうと湧き上がった。
副会長カン・ウソンの正体
だがその後現れた副会長カン・ウソンは、皆で手厚く世話をした男性ではなく、ウジンが対応した女性だった。( やっぱり!笑 )
これにショックを受けたものの、副会長からボーナスを渡された支店長の方は、満足していた。
「支店の為に使わず、皆で食事会でもして下さい。行員の動機づけや勇気づけが大事ですから。昨日対応してくれたソ・ウジンの優しさは本物だった。良い仕事をやり続けるように伝えて下さい。」
そう言って副会長が去った後、支店長は「 勘違いには呆れたが、そんなことよりも良い評価を得たことの方が重要だ 」 とチーム長二人に話した。
*
ウジンの不在で働く意欲が萎んだジョンフは、ジュヒョクを誘って屋上に行き、ウジンに会いたいと愚痴った。
「 今夜はソ・ウジンに会えないから、腰が痛い心臓が痛いと毎日電話をかけてくるの母親に会いに行ってくる 」
「 悪い息子だな。彼女が忙しく会えないから親の所にいくのか?」
「 全く親の所へ行かないお前よりましだろ?」
そんな話をした後ウジンに電話をかけたジョンフは、電話を取らないウジンを心配したが、ジュヒョクは祭祀に忙しいからだと決めつけた。
だがその頃ウジンは、朝一人で出かけてしまった母を探して、周辺を走り回っていた。
そしてもしやと思って行った父親の納骨堂で供えてあった花束を見て、母親の訪問を知り名前を呼びながら探し回ったが、当人の姿はなかった。
カヒョン支店の食事会
その夜、副会長から渡されたボーナスで食事会が開かれた。
「 ヒロインなしで食べに行くんですか?」とジョンフが反対し、ジュヒョクも「同意見です。ソ・ウジンのおかげで貰ったボーナスだ 」 と発言した。
だが支店長は「 日本食レストランの開店デーは今日だけだ。」と言う大多数の意見を尊重して決定を下したのだった。
一つのテーブルを囲んだあと、チャンチーム長の乾杯の音頭「ソ・ウジン!感謝してるわ。愛している!」に続けるようにして、一斉にお猪口グラスで乾杯を唱和して飲み始めた。
その後マッポ支店で、アジュマ ( おばさん ) と副会長が呼ばれた話しで盛り上がる中、支店長は「今日はとーっても気分がいい。良い評価を受けたし娘も奨学金に受かったし...」と満面の笑みを浮かべた。
これに一斉に拍手をしながら祝福する部下たちに、支店長は自慢そうに携帯の娘の写真を見せた。
支店長そっくりな娘に、ぐっと笑いをこらえた皆は「 どこかで見たような親しみがある 」とか「 可愛いです 」とか何とか褒め言葉で答えて携帯を返した。
そして丁度かかってきた娘からの電話を取って支店長が出ていくと、ビョンチーム長は沈んだ顔で立ち上がり、外に出てカナダにいる娘に電話をかけた。
その後出てきたチャンチーム長が電話を取り上げると、ビョンチーム長は泣き言を言い始めた。
「 元妻は酷い。妻とは離婚したが娘とじゃない。だがもう名前さえ呼べない。” エイミー ”って何だ!?父がつけたソンジュは素敵な名前なのに…」
そんな彼を何とか立たせたチャンチーム長は、親友のように彼と肩を組んで一緒に通りを歩いて帰った。
*
代行で帰宅途中だったジュヒョクは、ウジンの父の命日の祭祀 ( チェサ ) について考えていた。
そして、毎年ウジンに言い訳をして行かなかった自分の姿が蘇り落ち込んだ。
2014年は仕事の夕食会で行かず、2015年妊娠していた時も2016年も祭祀後に帰宅したジュヒョクに「 母親を失望させない為に一度だけ来てと頼んだでしょ!」とタオルを投げつけたウジン。
この時上司の緊急手術だったと言い訳した自分に、テーブルにあるものを次々と投げつけて「 出て行け!」 と怒鳴っていたウジンを思い出して、ジュヒョクは自責した。
その後清酒を買ってウジンの家を訪れたジュヒョクは「 お義父さん、こんなに遅く来てしまって申し訳ありません。どうかウジンとお義母さんの心を慰めてあげて下さい 」 と願ってお辞儀をした。
ウジン( ハン・ジミン )の母の捜索
酒を置いて家のドアベル押して逃げたジュヒョクは、とぼとぼと家へ戻ってくるウジンとすれ違い、泣き顔を見て声をかけた。
その後玄関の階段に座ったウジンは「母親の友達や行きそうな所を一日中探したが見つからなかった。IDを家に置きっぱなしで電話番号も知らないのにどうしよう」 と途方にくれた。
ジュヒョクはそんなウジンを警察連れていき捜索願いを出させた。
担当警官から、地域のパトロールで見つかれば連絡するので家で待機する様に言われたが、不安だから警察で待つというウジン。
そこへ入ったヘウォンからの電話を廊下で受けたジュヒョクは「食事会は終わったが本社の知り合いの母親が死亡したので、支店長とチーム長と尚州 ( サンジュ ) へ葬儀に行く」 と嘘をついて電話を切った。
そして一日中探していて食事をしていないウジンの為にコンビニで食べ物を買って警察署に戻り、待合席で寝ているウジンの傍に座った。
その後サンシクから行方不明の犬をSNSで探していると言われたことを思い出したジュヒョクは、彼のSNSのユーザーネームを借りて、ウジンの母ウンミの写真を送り協力を求めた。
そしてうたた寝してグラグラしているウジンの頭に手枕をしている内に、自分も寝入った。
朝、同じような見た目の女性をバスターミナルで見たとSNSで連絡を受けたジュヒョクは、サンシクのSNSにウンミの写真と情報を載せた事を説明して、一緒にバスターミナルへ向かった。
だが似たような人は座っていたが、ウンミではなかった。
これに崩れるように椅子に座り「いつも数時間で見つけられていたのに…、こんな事は初めて。このまま探し出せなかったらどうしよう。」と絶望的になるウジン。
これにジュヒョクは「 きっと見つかる!」と励ました。
そしてその後別のSNSから、ホームレスの人々への無料給食所で炊き出しボランティアをしているウンミを見つけて、二人で向かった。
その後、ウンミを抱きしめて「もう二度と会えないと思って怖かった!」 と涙を流したウジンは、同じ様に抱擁するジュヒョクに呆気に取られた。
だが「 とにかく安心しました。本当に良かった 」 と涙ぐむジュヒョクに胸を打たれた。
*
家に戻り母親を寝かせたウジンは「先前の父と母が一緒にボランティアをしていた場所を覚えていたことが信じられない。あんまり自然だったから、誰も疑わなかったみたい」 と笑った。
そして駐車場まで送ると言って、ウジンは先に道に出た。
その後ウジンと並んで歩きながら、大学時代に一緒に歩いた光景が鮮明に蘇ってくるジュヒョク。
ジュヒョク( チソン )の回想
後ろから飛びついてきてジュヒョクの腕をとるウジン(ハン・ジミン)。
「 腕を離せよ 」 と外すジュヒョク。
「 つまんないの。減るもんじゃないし、どうして?」
ジュヒョクのTシャツを持つウジン。
そうして手をつないで歩き始める二人。
「 もう家についちゃう。帰りたくない。」 と腕を引っ張って止まるウジン。
「 僕も帰したくない 」と見つめるジュヒョク。
「 じゃあ結婚するのはどう?私にプロポーズしてくれる?」
「 じゃあ、ここでプロポーズすべきかな?」 と覗き込むジュヒョク。
「 Yes!」 と頭の上で両手で丸を作って笑うウジン。(可愛いですね! )
「 もし代理がいなかったら、狂っていたかも知れない。私とても恐ろしかったんです 」
「 大したことはしなかった 」
「そんな…SNSへの書き込みで母さんを見つけてくれて、車に乗せてくれて、傍にいてくれて本当に慰めでした。父さんの抜けた穴がとても大きいんです。母さんには父さんが全てでしたから」
「数字のゼロと同じように?掛け算のゼロは全ての数字を0にする絶対的なパワーがある。でも加算に対してはノーパワーだ。0は加算が大好きだから...」
「どうしてそれを?あの...その...私のお気に入りの数字がゼロだということですけど…」
「誰かから聞いた。今なら僕はそれが何を意味するか分かってる。ある人が消えた後、その人が僕を去った後、なぜ良くしなかったのか?なぜ大切さが分からなかったのか後悔して、残念で会いたかった。」
「突然過去の話を打ち明けているのですか?過去のラブストーリーか何かです?」
「本当にすまなかった。そうその人に言いたかった。でもどうしようもない。もうその人を見ることができないだから。」
「 代理の謝罪が、その方に届くことを願っています。」
「 どんな言葉ももう決して届かないので、僕はただ彼女が幸せになることを心から願うつもりだ。」
「代理、私なら願ったりしません。好きなら好きと嫌いなら嫌いと言います。でも…今回だけ、30年間自分のやり方で生きてきましたけど大人になるつもりです。代理のように心で願う様にします。」
そう言ってウジンが差し出した手と、ジュヒョクは握手をした。その後ジュヒョクにもう一度感謝した後、ウジンは背を向けた。
*
ヘウォン(カン・ハンナ)の追求
帰宅したジュヒョクは「 遅かったわね。私に電話もせずに 」と睨みつけるヘウォンに、全て上司のせいにしてごまかした。
これに上司に対して怒った後、カラフルなネクタイを付けて帰ってきたことに眉を潜め「 葬儀には向いていないネクタイよね 」 と指摘した。
しばらく考えて、葬儀では取ったと切り抜けるジュヒョク。
その後ジュヒョクがシャワーを浴びている内に、服を片付けていたヘウォンは、ソ・ウジンの名でかかってきた電話に出て「 チャ・ソバン( 婿殿 )」 と呼ぶウジンの母に動揺した。
「 何言ってるんです?誰ですか?」と尋ねたが、ジウンの母に電話を切られたヘウォンは、ジュヒョクの服ポケットを探り、警察の名刺を見つけた。
その後、車のナビゲーションを見て、昨日どこへ運転して行ったのか確かめてサンジュ ( 尚州 ) ではない事を発見して怒った。
そして車載レコーダからウジンとジュヒョクが母親を見つけ出すことについて話している会話を聞いて驚愕した。
家に戻ったヘウォンは、シャワーを終えてベッドに入っていたジュヒョクに「 これが何であるか教えてちょうだい!」 とUSBを布団の上に投げつけた。
次回のお話は⇒ 知ってるワイフ 9話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒ 知ってるワイフ 7話 感想 あらすじ
チソン 韓国ドラマ 知ってるワイフ 8話 感想
自分の運命を受け入れ、ウジンの幸せを願うことを決心して実行するジュヒョク。
いつも明るく笑っているけれど、実は苦労しているウジンに完全に背を向けることが出来ず、まるで夫のように世話をしたり、直接過去の失敗を謝罪したりしています。
ウジンの方は、結婚しているジュヒョクに惹かれている心を封じ込めていますが、ジョンフとどこまで付き合えるのかな?と思います。
ジュヒョクの現妻ヘウォンは、夫に嘘をつかれて大事なことを隠されていますが、聞かされたとしても理解できるかどうかは疑問です。
ジュヒョクが居なくてもショッピングや若い男と楽しめるヘウォンと 、運命を受け入れて夫婦を続けると決心しているジュヒョクですが、要る場所がないような気もします。
本当は何もしていないジュヒョクが浮気したと思っているへウォンが、最後の躊躇いを捨ててジゴロのヒョンスへ向かうのが必須の展開になってきましたね。
このままだと、今度はヘウォンの方が恐ろしい怪物になる様相になってきました。
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