韓国ドラマ 知ってるワイフ 6話 あらすじ 感想 後半
韓ドラ知ってるワイフ 6話 あらすじ
母親から届いたキムチをジュヒョクに取り分けていたジュウン (パク・ヒボン) と、サンシクたちと店に入ったウジンは「ウジナ~!」「ジュウナ~!」とビックリしながらお互いを呼びあった。
驚いたジュヒョクも、椅子から飛び降りた。
テーブルを囲んで座った後、ソジュとチキンを運んできたサンシクは、5人の関係について話し始めた。
「小さな世界だな。二人は兄妹で、俺たちは友人、ワイフは友になったばかりの女友達に彼を紹介するつもりだったが、その彼がその女友達と恋に落ちていたとは!こんなことってあるか?」
「チャ代理とジュウナと見た時。驚きのあまり髪が逆立ちました」と髪を逆立てるウジンと、それを見て「本当に驚きだ。一緒になる運命だったんだ!」と微笑むジョンフ。
「とにかく、お前たち二人に...幸運を!」というサンシクの音頭に乾杯をする5人。
ウジンたちが店の奥へ引っ込んだ後、残された男性陣はお喋りを続けた。
「完璧主義者のように見えるが壁がない。とてもチャーミングだ。なぜお前が魅了されたのか良く分かるな」
そうサンシクに言われて嬉しそうにするジョンフに、ジュヒョクは「家に帰って研修の準備をした方がいいんじゃないか?」と忠告した。
ジョンフから二人が一泊二日の研修に同行すると知ったサンシクは、唖然とした。
「何だって?一泊旅行か?うわー、ウジンさんがお前を見る目は、俺に惚れたジュウンの目のようだった。俺たちがナミ島へ一泊旅行した時、俺はジュウンをもう一泊させたんだ」
この言葉に怒ってサンシクの頭を叩くジュヒョクに「ジュウンのオッパだということを忘れるなよ!」とジョンフは笑った。
その後ジュヒョクに車を貸して欲しいと頼み「次のステップを試してみるつもりだ」と冗談っぽく言いながらも興奮しているジョンフに、ジュヒョクは愕然とした。
*
研修センター前の駐車してウジン( ハン・ジミン )と建物へ歩いていたジョンフ(チャン・スンジョ)は、女性の参加者に声をかけられた。
二人を冷淡に見つめた後「ユン代理、全く変わってないですね。それでは」と去っていく彼女に、ジョンフはマッポ支店の同僚だったと説明し、歩き始めた。
だが数歩も行かない内に、別の女性に声をかけられるジョンフ。
「最近は電話に答えているのよね?この人には女性を狂わせる才覚があるのよ」とウジンにコメントして去っていく元カノに、何も言い返せずうつむくジョンフ。
「沢山の才覚を持ってるのね」と微笑むウジンに、ジョンフは働き始めてストレスが多かった頃に付き合ってた、と説明し建物の中に入った。
「最初の人?それとも二番目?」
「最初の女性とはつきあっていない。彼女が僕に夢中になっていただけだよ。2番目の方は嫉妬深くて怖かった。他の女性とは、話すことさえ許されなかったよ...。」
「可愛いですねユン代理。どうして私に説明するんです!?全部過去のことじゃないです?この年齢で恋愛経験がない方がおかしいでしょ?」
「そう言ってくれるとありがたい」と感謝するジョンフに「さっきの二番目の女性がいるわよ」とからかうウジン。
*
その日、ヘウォンの両親とゴルフをしていたジュヒョクは、ウジンとジョンフのことばかり考えて、交わされている会話もゴルフにも集中できなかった。
義母に何かを言われて答えられないジュヒョクをヘウォンが睨みつけるが、義父はジュヒョクを唯一の同士だと呼び、仕事で頭がいっぱいなんだろうと庇った。
その後昼食中に、ハワイのゴルフ場の素晴らしさを語り夏休みに家族旅行を提案する義父に、ジョンフとウジンの事しか考えていなかったジュヒョクは、反応しなかった。
ジュヒョクが仕事の事で悩んでいると勘違いした義父は「支店に何か問題があるのか?最近の金融競争は激しいと聞いたが、もし助けが要るならいつでも言いなさい。」と援助を申し出た。
食後、ホテルのエレベーターで別のカップルを見たジュヒョクは、ウジンにキスしているジョンフの幻覚を見てしまい「正気になれよ!」と頬を両手で叩いた。
その後サンシクの食堂へ直行したジュヒョクは、何か辛い料理が食べたいと頼んだ。
そしてゴルフの後に食事をしなかったかどうかを尋ねるサンシクに「ステーキには食べ飽きたよ。」と答えた。
彼が辛い料理を望む時、ストレスを受けている事を知っているサンシクは、激辛料理を出してジュヒョクを喜ばせた。
「人間の感情は面白い。楽園にいる気にさせた一瞬後、苦闘させる。情熱を与えるかと思えば、突然全て消滅させる。奇妙だ」
そういうサンシクに、ジュヒョクは同意した。
その後、二人は最近彼女と別れて金持ちの女性と結婚したジュヒョクの友人のハ代理について論じ始めた。(実はジュヒョクの事)
彼の元カノが友達と付き合うかもしれないと知り止めたいができないらしい、と教えるジュヒョクに「未だ気持ちが残っているから嫉妬しているんだな」と言うサンシク。
「そうじゃなくて、友達が傷つくことを心配しているんだ。場合によってはぐちゃぐちゃになるんじゃないかと心配してる」
「なぜだ?二人の間は終わってるんだろ?だったらあっさりと前に進めばいいだろ?」
そう言った後ジョンフに電話をしたサンシクは、メッセ-ジと電話に答えない彼に「これほど彼を夢中にさせる女性は誰だ?」と呆れた。
そして研修中だと指摘するジュヒョクに「愛は研修センターで始まると言ったのは、入社したてのお前だったぞ!研修サンターで沢山カップルができたと言ってただろ?」サンシクは指摘した。
今頃彼は休憩タイムに楽しんでいるさとサンシクに言われたジュヒョクは、情熱的にキスを繰り返しホテルの部屋へ入る二人を想像して気分が悪くなり、店から飛び出した。
そして通りでタクシーを拾って研修センターへ向かった。
*
その夜、研修の日程を終えたウジンとジョンフは公園の中を散歩しなら、家族について話していた。
「僕は末っ子なんだ。兄と二人の姉がいるが、僕だけ年が離れている。」
「ユン代理は愛する家族で育ったように見えますよ。若い頃は大家族の人を羨ましく思ってました。実は母が病気だと言いましたが、認知症なんです。自宅に看護師に来て頂いてます」
「認知症についてはあまり知らないけれど、非常に自然な病気だと思う。長く使いすぎた機械が壊れる様に…」
「私もそういう風に思うことにしています。他の人より年を取るのが早いんだと…」
「ソ・ウジンは勇気があるな。だから好きなんだ」
「代理は思ったよりももっと思慮深いですね。」
この言葉に喜ぶジョンフだが「特に女性には…」と続けるウジンに「何だよ。ソ・ウジンは正直過ぎるんだ。」とふてくされ早足で歩き始めた。
そして追いかけてきて「真実!でしょ?モーション掛けてるでしょ?」と覗き込むウジンに「もういいから急いで!」と苦笑いするジョンフ。
*
その頃研修センターについていたジュヒョクは、ジョンフが電話に出ないため公園内を歩き回った。
そしてキスをしているカップルを、ウジンとジョンフだと思い中断させて謝罪した直後、当人たちに遭遇した。
*
ウジンがトイレに行っている間、いい感じの雰囲気を邪魔されたジョンフは、ジュヒョクに対峙した。
義父の車が車検中でゴルフに行く車が要るからと頼まれて取りに来たと言うジュヒョクに、ジョンフはあり得ないと怒った。
「JKグループのオーナーが他の車を調達できないはずないだろ?嘘をつくな!」と足で蹴ろうとするジョンフに、ジュヒョクは必死で続けた。
「問題は、あの車は義父が僕に買ったものだから友達に貸したとは言えない点だ。リッチな家の婿になったと思っているかもしれないが、義父に何を言うかは相応の気遣いをしなければならない」
「じゃあ、本当なのか?ソ・ウジンと次のステップに進むつもりだったのに…」
がっかりしたジョンフは「酷いやつ!お前が気分を台なしにした!!」と叫びながら、足蹴りをまた始めた。
そして部屋で泊まらせてくれと頼むジュヒョクの足をつかんで「ジャマをするのは止めて家に帰ってくれ。デートさせてくれ」と嘆願した。
だがウジンが現れると、ジョンフはシャキッと立ち上がり笑顔を浮かべ、ジュヒョクも何気ないふりをした。
その後3人でパブへ向かった。
「わざわざこんな所までチャ代理に来させてしまって申し訳ない」と謝るウジンに「貸しておきながら取りに来てすまないのはこちらの方だ」と、ジュヒョクも謝罪した。
「JKグループの義理の息子が車一台のためにここまで来たんだよな。まあこいつはいないふりをして飲もう」
ジョンフとウジンが乾杯してワインを飲み始めると、ジュヒョクはワインに弱いのに…と心配そうにウジンを見つめた。
そして弱いから少しだけ飲むと言うウジンに「焼酎は浴びるように飲むだろ?もっと飲めよ」と勧めるジョンフを睨みつけた。
その後ジュヒョクが沈黙している間、二人は映画について話し始めた。
「ソ・ウジンは何が好きなんだ?アクション?コメディ?」
「コメディかヒューマンスドラマが好き。泣きたい時、そういう時にだけメロドラマを見て大泣きすることにしている。弱みを見せたくない。説明できないプライドがあるのよね」
これにジュヒョクは、雷に打たれたような衝撃をうけ、考える為にトイレに入った。
ジュヒョクの中で、メロドラマを見ていたウジンの光景がフラッシュバックされた。
自宅でメロドラマを見ていたウジンの傍に座ったジュヒョクは、義父の命日の帰宅せず会議に出たことを謝った。
そして怒ったままでTVから視線を外さないウジンの手からリモコンを取って、サッカーを見るためにチャンネルを変えようとした。
だが「嫌だ!」とリモコンを奪い返したウジンは、サッカーを見たいと繰り返す彼に「嫌だって!今私が見てるんでしょ!」と怒声を上げた!
「叫ぶことはないだろ?」とクローゼットに引っ込みゲームした後、映画を見て号泣しているウジン( ハン・ジミン ) をジュヒョク( チソン )はドアの隙間から見たのだった。
その時の光景が甦ったジュヒョクは、これがあの真相だったのかと、傷まれない気持ちに苛まれて床に崩れ落ちた。
その後、何とか気持ちを立て直して席に戻ったジュヒョクは、テーブルで眠っているウジンを見つめた。
”あの時、泣きたかったんだな…。慰めてもらいたかったんだな…。とても孤独だったんだな…。”
そして過去を振り返って”自分だけが苦しいと思っていた。自分が辛かったから、君の問題は君に処理してもらいたくて無視していた。”と自責の念に駆られた。
”君がモンスターになったのではなかった。僕が君をモンスターにさせたんだ。すまないウジナ。本当にすまない。”とジュヒョクはウジンの頭を撫ぜた。
そしてウジンが目を覚ますと「髪の毛に何かがついていたから取ったんだ。」と手を引いた。
ゆっくりと座リ直したウジンに、ジュヒョクは家に戻らなければならないと伝えてパブから去り、ロビーで電話をしていたジョンフに合図をして出て行った。
遅れて出てきたウジンは、長電話をしていたことを謝るジョンフから「ワインには本当に弱いんだな。顔が赤いよ。」と言われて頭に残るジュヒョクの手の感触に当惑した。
*
臆病者でずる賢い男だと自分を罵倒しながら車を走らせていたジュヒョクは、信号で停止して、電車の中で自分にコインを渡した占い師の男を通りで見かけて車を降り追いかけた。
だが彼の後について地下鉄に降り「アジョッシ」と呼びながら追いかけたジュヒョクは、角を曲がった所で跡形も泣く消え去った彼に唖然としながら、地下鉄の駅を走リ回った。
だが彼を見つけることができず、呆然と床に座った。
自宅で髪を乾かしていたウジンは、自分の髪に触れたジュヒョクのことを何度も考えていた。
そして喘ぎながら胸を撫で「これは…一体どうしたっていうの?狂ったの?」自分に問いかけた。
*
翌日、自転車を駐車したウジンは、丁度車で到着したジュヒョクに名前を呼ばれてあいさつをした。
そして訓練について尋ねるジュヒョクに言葉少なく答えたウジンは、コンビニに行ってきます言うと去った。
その後コピーづまりに困っている所へ助けに来たジュヒョクを、ウジンは自分で処理できると遠ざけ、その後来たジョンフに任せた。
そんなウジンと研修以来ウジンが心を開いてくれた気がする楽しそうなジョンフに、ジュヒョクは内心穏やかではいられなかった。
*
一人で残業していると思っていたジュヒョクは、戻ってきたウジンに驚いた。
「終わらせることがあったので…、でももう帰ります」
「おつかれ様。気をつけて帰りたまえ」
「あの、チャ代理…ちょっと」とジュヒョクに近づいたウジン( ハン・ジミン )は「確かめたいことがあるんです」と彼の前に立った。
そして椅子から立ち上がって見つめるジュヒョクに「本当にすいません」と言うと、ウジンは彼の手を取って頭の上に置いた。
そうして二人がお互いの瞳を見つめ合っている中、「ヨボ(あなた)」と呼ぶ声にハッとして振り返りへウォンを見つめる二人!!
次回のお話は ⇒ 知ってるワイフ 7話 あらすじ 感想
前回のお話は ⇒ 知ってるワイフ 5話 感想 あらすじ
韓国ドラマ 知ってるワイフ 6話 感想
最初の現実の妻、ウジンが惨めだったことや無視して孤独にさせてモンスターにしてしまった事に気づくジュヒョク。
新しい現在で、妻ウジンの知らなかった部分を理解したり、憧れていたものが手に入れてみたら自分には合わないことを学べば学ぶほど、後悔が膨らんでいくのではないでしょうか。
憧れと富を名声を全て手に入れて幸せな筈なのに、段々と全てが無意味になっていくのが皮肉です。
既に最初の現在に戻りたくなっているジュヒョクが、謎の浮浪者(占い師?)を見つけ、コインを探しだしワープできるのでしょうか?
ジュヒョク以外の誰もが祝福しているウジンとジョンフの関係。
二人は明るくてジョークを言い合えて一見マッチしたカップルに見えますが、どこか男女の愛とは違う様な気がします。
ジュヒョクとウジンの方が艶があってしっくり来ますよね。
ウジンの頭を撫ぜるシーンは、手を乗せるだけで凄い感情表現をするチソンとそれを受け止めるハン・ジミンの名シーンでしたね。
次回が気になりますね。
ハン・ジミン チョン・ヘイン主演のメロドラマ ⇒ 『 ある春の夜に』
朝鮮と現代で描かれる恋の伝説⇒イミンホ チョンジヒョン『 青い海の伝説 』
朝鮮と現代での不老の恋⇒シンセギョン キムレウォン『 黒騎士 韓国ドラマ 』
オ・ユシク出演の法定ラブコメ⇒『 怪しいパートナー 』