韓国ドラマ 知ってるワイフ 5話 あらすじ 感想 後半
韓ドラ知ってるワイフ 5話 あらすじ
朝、休憩室へコーヒーを取りに来たジョンウは「食べたいものが食べられるように、隙間時間にすることにしている」とストレッチをしているウジンを見て微笑んだ。
そして「コーヒーは苦い。まるで毒の様だ。でももっと苦いソジュを甘く感じるのはなぜなんだろう…朝から突然飲みたくなってきた」と、言うウジンが愛らしくて顔を見つめた。
「目鼻と口があるかチェックしていたんだ。エイリアンかと思って…」
「よく言われるんです」と、答えるウジンに笑い声を上げて出ていくジョンフ。
その後持ち場に戻ったウジンは、失くしたと思っていた名札を机の上で見つけ、注文する必要がなくなったと喜んだ。
そこへて「塩の有効期限を知っているか?」と分からないジョークを言いながら現れるチャ支店長。
だが皆が愛想笑いを浮かべる中手を上げたウジンは「わかりました~!1000日!」と元気よく答えた。
「(천일염) チョニリュヨム (天日塩のこと) なので、チョニリュ (千日)!」とガッツポーズをしたウジンは「母がこういうジョークを好きなんです。まだまだですが…」と教えた。
これに「見込みがあるぞ!続けてくれ給え。」と、大喜びをする支店長。
*
その後、支店長に指示されてデホ社に契約に出かけたジュヒョクは、会議室で振込詐欺についての話しを聞いて、バイクのヘルメットをかぶった男が銃を持って逃げたと知ると顔色を変えた。
そして携帯の画像から出かける前に玄関で見た男と同じ容貌だと分かると、ウジンが心配になり契約を急いで終わらせて猛スピードで支店に戻った。
そしてバイクが玄関に停めてあるのを見て中に駆け込んだジュヒョクは、ポケットから何かを出しながらウジンの窓口に近づいていたバイク男に「止めろっ~!」と、ジャンプした。
騒然として誰もが皆覗き込む中、バイク男の手から奪った物を見たジュヒョクは、それが銃ではなくマウススプレーだと分かると正座して謝罪した。
そして別室で「マウススプレーが銃に見えるか!!」と怒る客に、振込詐欺が多発している事情を説明する支店長と共に頭を下げた。
*
その頃、口座から全額を引き出しに来た女性に対応していたウジンは、満期前に解約し全額キャッシュを望む客に不審感を抱いた。
そして傍に付いている若い男が銃を持っている事に気づいたウジンは、何気ない振りで業務を続けながら、別室から出てきたジュヒョクに瞬きをして鼻の穴に指を入れるサインを出した。
これにハッとして男を見回してポケットに銃を発見したジュヒョクは、素早く唐辛子銃を取りに向かった。
その間ウジンは、言い訳をしながら何度も何度もお金をマシンに入れて数えて確認した後、ゆっくりとシールを張ってはんこを押し時間稼ぎをした。
そして札束を入れる現金袋が小さすぎると立ち上がったウジンから振込詐欺犯が袋を奪ったタイミングで、ジュヒョクが彼に唐辛子スプレーを発射して、警備のヒョンスと共に制圧した。
煙が蔓延する中、鼻に指を入れるサインをして笑うウジンに、思わず笑い声を上げるジュヒョク。
その後、警察で証言を終え支店長に報告したジュヒョクは「早退しろと言われたぞ。既に新聞の記事になっていて支店長は上機嫌みたいだな」と嬉しそうにウジンに伝えた。
それを携帯で確認してハイタッチをしたジュヒョクだが「喜ぶべきじゃないかもな。なんて向こう見ずなんだ。時間稼ぎがバレたらどうするつもりだったんだ?」と眉を潜めた。
「でもあの客が一生懸命に貯めてきた全財産をろくでなしが奪って逃げる所だったんですよ!見過ごす訳にはいきません」
「君はこういう場面では超勇敢だ。いつもそうだったな。いや何でもない…」
「あの、チャ代理。私の命を助けてくれたわけですから特別におごります。通りの向こうにある私の常連のお店、とても美味しいです。ドッポギ好きですか?」
その後トッポギ食堂に入ると、ウジンが壁に書いたメッセ-ジはもうなかったが、ジュヒョクの頭の中には、この場所でトッポギを食べた時の記憶が鮮明に残っていた。
そしてトンカツを切らつずにかじりついて食べるウジンを見たジュヒョクは、変わった現在を生きるウジンが過去と同じ様に食べる姿に微笑んだ。
ジュヒョクが自分を真似てトンカツにかじり付いたのを見て笑い返したウジンは、ヘジョンやヒョンスクと話している様にタメ口が使えないかどうかを尋ねた。
そして「じゃあ、そうするか?」と訊き返す彼に「ほらっ!とっても身近になったみたい」と明るい笑顔を向けた。
食後、外に出た二人は、天気雨が上がるのを店の前で待った。
『(韓国のことわざ)虎が妻を娶る日だな』(※日本では狐の嫁入り)
そう呟くジュヒョクに、ウジンは店の外に捨ててあったプランターを指さし「完璧じゃありません?」と手に取った。
そしてプランターを傘代わりにして笑いながら雨の中を走り、バス停に走り込んだ。
ウジン( ハン・ジミン )の明るい笑顔を見て、ジュヒョク( チソン )は初めてウジンにトキメイタ瞬間を思い出した。
図書室で居眠りしていたジュヒョクの首に冷たい飲み物を当てて起こしたウジンは「友達の誕生日で食べ放題だから思いっきり食べてくるわ。ちょっとだけ顔を見に来たの。これ飲んで、ファイティン!」と、走り去った。
その後外に出て天気雨を見上げたジュヒョクは「虎が妻を娶る日か」と呟いて頭の上にシャツをかぶって走り出た。
そして傘を持って走って来たウジンと出くわしてシャツの下に入れた。
「傘があるなら差せばいいだろ?どうしてずぶ濡れになったりするんだ?」
「ホントね!なんで考えなかったんだろ。バカみたい…。」とウジンが持ってきた赤い傘を差した。
その時が初めてウジンにジュヒョクの心が動いた瞬間だった。
*
車中で体を乾かしていたジュヒョクは、くしゃみをするウジンの姿に勉強中エアコンのアレルギーだと言ってくしゃみをしていた高校生のウジンを思い出してエアコンを切った。
そして「エアコンのアレルギーなの」と打ち明けるウジンに微笑んだ。
その時、ウジンの母の介護ヘルパーからの緊急電話を受けると、ジュヒョクはウジンの家へ向かった。
夫のもとへ行くと言い張ってタクシーに乗っている母とそれを止めようとしている介護ヘルパーを見たウジンは、直ぐに傍に駆け寄り母親を出そうとした。
だが全く聞こうとしなかったウジンの母は、ジュヒョクが傍に来ると「チャソバン (婿)!」と嬉しそうに車から降りて夕食に誘った。
これに食べたことを伝えるウジンを止めたジュヒョクは「お腹が空いた。料理して下さい」と、答えて一緒に家に入った。
そうして三人は食卓を囲んだ。
ウジンは母の望むようにサバの身をスプーンに置いて上げ、ナムルご飯を食べたり「お義母さん」と調子を合わせたりする彼に恐縮した。
その後外で、ジュヒョクは、母親がこれほどチャ代理に執着する理由がわからなくて困惑しているが感謝しているというウジンに、何でもないことだと伝えた。
だが、母親のせいで物事が難しいかもしれないと言う彼に、ウジンはそうではないと答えた。
「母の世話をしているように見えるかも知れないけど、実際は母が私の世話をしているの。精神科医が家族は日常の中のセラピストだと言ってるのをラジオで聞いたの。一緒に笑い合い、言い争い、慰めあう。そういう人がいないと病院へ訪れる様になるって。」
その後一方通行の道で車の方向転換をしたジュヒョクは、後方で見送るウジンをバックミラーで確認しながら遠ざかった。
” まだ笑っている。一方通行のこの道を嫌っていた。僕たちも一方的な関係だけにはならないようにと言ってたな。結婚して沢山言い争っている内に、その約束を僕は忘れたのだろうか?君、それとも僕たちなのか? ”
*
翌朝、誰かと大学で勉強したり、恋に落ちたり、結婚したりする夢を見て、泣きながら目を覚ましたウジンは、夢の中で聞いた” ウジナ~! ”という声を親しみやすいと思ったが、誰だかは思い出せなかった。
その日、銀行はとても忙しかった。
振込詐欺事件でのジュヒョクとウジンの活躍がニュースで流れたために、カヒョン支店が有名になったからだった。
残業を指示してチャン・マンオク (キム・スジン) チーム長が去った後、預金チームのヒャンスクとヘジョンは、それぞれ美容院と皮膚科の予約が入っていると愚痴を言い始めた。
これに一人でできると気前よく残業を請け負ったウジンは、来週昼食を奢ってと言って二人を退勤させた。
その後ジョンフとジュヒョクも去り、ウジンは銀行の中に一人残って残業を始めた。
一人で残ったウジン(ハン・ジミン)が気になったジュヒョクは、帰宅途中たまたま通りがかったキムバップ (韓国の海苔巻き) の店に寄り、ウジンへの差し入れを持って銀行に戻った。
そしてどう言って渡すかを練習しながら中に入ったジュヒョクは、持ち場にいないウジンを探して歩き、休憩室でジョンフと座っているウジンを発見し、ドアの後ろから二人を覗いた。
買ってきたキンバップをテーブルに広げてウジンに食べさせていたジョンフは、本当に自分のために買ってきたのかと尋ねるウジンに「どうして信じないんだ?」とがっかりした。
「感謝してますよ。ユン代理がどれほどマナーが良いかよく分かっていましたが、これは予期しませんでした。本当はお腹がペコペコペだったんです。」
「マナーなんかじゃない。ソ・ウジンさんに関心があるんだよ。僕と付き合ってくれないか?」
この全てを部屋の外から覗いていたジュンヒョクは、答えを考えているウジンの顔を食い入るように見つめた!!
次回のお話は ⇒ 知ってるワイフ 6話 あらすじ 感想
前回のお話は ⇒ 知ってるワイフ 4話 感想 あらすじ
チソン 韓国ドラマ 知ってるワイフ 5話 感想
雨の中を笑いながら走るシーンは、過去も現在も素敵でした。
過去高校生と大学生だったジュヒョクとウジンの愛らしい姿を見ると、結婚後ハーモニーを完全に失ってしまった二人と本当に同じカップルなの?と残念ですね。
憧れのヘウォンを手に入れて幸せなはずのジュヒョクは、高校生当時のままの明るさバイタリティを持っているウジンに惹かれつつありますが、この先どうなるのか?
彼が妻帯者と知っているウジンは決して近づいて来ないと思いますが…。
そんな二人の状態の上に、ヘウォンは大学生と妙な関係になりつつあるし、ジョンフの告白と続いて、話の行方が面白くなって来ました。
考えてみれば変わる前の世で、ジョンフは家族を気にかけるいい夫だったので、ウジンと一緒になっても良いはずですが、そうはならない展開なのでしょう。
ウジンがどんな返事をするかと嫉妬したジュヒョクの行動に注目ですね。
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