韓国ドラマ 知ってるワイフ 13話 あらすじ 感想 後半
地下鉄男とウンミと再会するジュヒョク( チソン )
久しぶりに楽しい夜を過ごした後「アイラブユー」と叫ぶ二人に苦笑しながらタクシーに乗り込んだジュヒョクは「アンニョン(今晩は)」 と笑う運転手に驚愕した。
ジュヒョクは「アジョシ!(おじさん)、以前見たときよりずっとハンサムだ」 と地下鉄の男との再会を喜んだ。
「 げっそりしているな。体重も減ったんじゃないのか?」
「 そうです...実は知りたいことがあるんです。なぜ僕を?..なぜ僕にチャンスをくれたんですか?」
「 あなたが絶望していたからだ。もしあのまま生きていたら、お互いを嫌って憎みあって惨めに暮らしていただろう。”慣れ”は諸刃の剣。惰性で生きていると、惨めさというツケがくる。人間は愚かなので、経験していないことには気づくことができないんだ。」
説明を終えた彼は、以前は有名な泌尿器科医だったことや、医療ミスを変更するために過去に戻り、お金に目がくらんで人生を破壊したことを打ち明けた。
その上さらに、自分が神の使い神だということも!!(驚き!)
*
タクシーを降りたジュヒョクは、別れ際に、あなたの元妻が何をしているか知ってるのか?と訊かれて急に気になって、KCU銀行の本社にソ・ウジンという行員がいるかどうかを問い合わせた。
そして人事課の担当者から、既に退勤したと答えを得るとホッとした。
その直後、バスから降りてきたウジンを見かけたジュヒョクは家まで尾行し、ウジンが家に入った後壊れていた玄関灯を交換した。
そこへ帰宅したイ・ウンミ (イ・ジョンウン) に、背後から何をみているのか?と急に声を掛けられたジュヒョクは、驚きで跳ね返り「ドアの色が素敵だと思っていました」と咄嗟に答えた。
その後まじまじと見て「健康そうですね」 と言うジュヒョクに「私をご存知?」 と訝しがった後、ウンミは去りかけたジュヒョクを引っ張ってカフェに入った。
そして全て良質の商品だと言いながら、セールスを始めた。
「 あなたの肌はどのタイプ?乾燥肌?」
「 いいえ、僕はチソン (オイリー) です」
(笑!名前のジョークですね!)
「 チソン?このローションはチソンに完璧なのよ。それから…」
と次々と勧められた乳液やクリーム、フライパン等々の商品を、ジュヒョクは全て現金一括で購入してウンミを喜ばせた。
その後上機嫌で帰宅したウンミは 「 本当に良い顧客を見つけたわ。見せたもの全て買ったのよ。少し馬鹿に見えたけど婿じゃないから関係ないわね。超ラッキーだった!」 とウジンに教えた。
そして「売り込むのは簡単じゃないんだからね」と続けるウンミに、ウジンは「そうよね。何かを得ようと思ったら努力する必要があるのよ。」と首のマッサージを続けた。
迷惑な客パク・ユシク( カン・ギヨン )『 キム秘書がなぜそうか 』よりカメオ出演
翌朝、口座の借り入れ限度額を引き上げたいと言う客パク・ユシクの対応を始めたジュヒョクは、既に信用ローンを持っているので増額が難しいことを告げた。
すると「ピンコードを分けるのが難しいので古い口座を統合して欲しい。急いでいるので早く、早くしてくれ!」 と頼む客のパク・ユシク。
だがそこで、チャ支店長に呼び出されたジュヒョクは、ジョンフにお客を回して、席を外した。
これにユシクの銀行口座の統合を開始したジョンフは、早く早く!と急かされて間違いを犯してしまい、同性同名の別の客の口座を誤って彼の口座へ追加した。
だが急いでいたパク・ユシクは、計算書の控えを確かめることもなく出て行った。
ジュヒョク( チソン )、ジュウンと再会するウジン( ハン・ジミン )
復職研修を受けるためにウジンの職場である本部に出かけたジュヒョクは、緊張して建物の中へ足を踏み入れた。
そしてロビーで早速ウジンと鉢合わせになりそうになり、エレベーターを使わずに非常階段を上がった。
だがジュヒョクが研修の申請書に記入をしているを所を見つけたウジンは「お久しぶりです。お会いできて嬉しいです。チャ・ジュヒョクさん」と声をかけ、二人っきりになれる所へ連れて行った。
「休暇を取っていると聞いたけど帰っていたんですね。どこにいたんです?」
「ただ、あちこちとな」
「あちこち…ね。まともに答えるつもりはないみたいですね。」不服そうに言ったウジンは「私、まだチャ代理さんを諦めていません。だから待っていて下さい。」とジュヒョクを見つめた。
そして顔を近づけて「I'll be back! (戻りますから)」 と宣戦布告して去った後、人事課のヤンチーム長に連絡を取り、カヒョン支店の預金課に異動したいと申請した。
口座統合問題とその波紋
カヒョン支店に戻ったジュヒョクは、預金課の行員が集められてチャンチーム長に叱られているのを見て何事が起こったのかとジョンフに聞いた。
同性同名の客の口座が事故で統合されたらしいと他人事の様に教えていたジョンフは、客の名前が " パク・ユシク ”だと聞いて椅子から飛び上がらんばかりに驚いた。
「オーマイゴッド!パリパリ (早く早く) の客!だ」
ジュヒョクとジョンフは、同時に叫んだ!
その後ビョン・ソンウ (パク・ウォンサン) チーム長に叱責された二人は、すぐに別の客のお金を返還し口座の修正するように命じられた。
だがその事実を説明し銀行へ戻ってきてくれる様にジュヒョクが要請すると「今忙しいから電話をしている隙はない!」 と答えて電話を切るユシク。
これに二人は仕方なく会社へ出向いて行き返還の手続きを頼んだが、ユシクは一日中のらりくらりとそれをかわした。
だがジュヒョクは 「必ず今日中にやり遂げてみせる」 とジョンフとサンドウィッチを食べながらユシクの屋敷の前で張り込みを続けた。
そしてコンビニで買い物して帰ってきたユシクに、タブレットを差し出して、パスワードを入れるように迫った。
二人の鬼気迫る顔を見たユシクは、遂に諦めてパスワードを与えた。
*
その頃、コンビニでジュウンを見かけたウジンは 「ジュウナー!」 と親しそうに呼び止めて、ジュウンを当惑させた。
「私をご存知なんですか?」 と尋ねるジュウンに、ウジンは、以前ジュウンが住んでいた場所に住んでいたと咄嗟に答えてごまかした。
そうしてジュウンにジュースを奢り、コンビニの前のテーブルに付くとさり気なくジュヒョクについての情報を集めた。
「兄さんは家族の頭痛の種なの。もういい年なのにバックパッカーで、連絡が途絶えては家族を心配させてる。あちこち歩き周っているだけで、病気ではないんだけどね…」
と説明するジュウンに、ウジンは驚いた。
「誰とも付き合ったことないし結婚なんてできないと言ってるわ。女性を不幸にするだけだからなんだって…」
その後家に戻りながら「思っていた以上に悪いわ。このままにはさせないから…。チャ・ジュヒョク」 と固く決心するウジン。
*
この日の会議で、支店長から口座統合問題を解決したことを祝福されたジョンフとジュヒョクは、再度申し訳なかったと謝罪した。
その後、ビョンチーム長は人手が足りなくて起こった事故だとして、人員補充の必要性を強調した。
その後預金課での訓練がほぼ終わったインターンファンを融資課に移して、空いた席に新しい人員を補充する案が浮上した。
だが同じ状況を一度経験したことがあるジュヒョクは、ファンの後釜としてウジンが収まったことを思い出して「ダメだ!絶対にダメです!」と大声を出して立ち上がった。
そしてウジンの異動を阻止する為に、あ然としている皆に力説した
「キム・ファンは預金課に適している。融資課は経験があり、様々な融資方法を助言できる能力が必要になるが、彼のようなインターンには、そんな仕事はできない。」
これに同意するビョンチーム長と自分達のことしか考えていないと反論するチャンチーム長。
実はファンが最大のトラブルメーカーなので、誰もチームで一緒に働くことを望んでいないのだった。
これにチャ支店長は、何を望んでいるのかをファン自身に尋ねた。
だが「預金課はビジネスアワーは忙しいが残業が少ない。融資課は顧客との対応は少ないが残業が多い。どちらにもプラスマイナスがあるので、どちらでも構いません」 と答えるファン。
そして「もっと頑張って働きますから!」と続けるジュヒョクに、支店長は、ファンを預金課に留まらせて融資課へ人員補充をすることに決めた。
この事実を人事課から聞いたウジンは「窓口ではなく融資ですか?」 と困惑した。
だが本部で支店長会議が開かれているのを知っていたウジンは、自販機で困っていたチャ支店長をさり気なく助けて飲み物を渡してきっかけを作り、ジョークにジョークを返して笑った。
そして自己紹介をした後、カヒョン支店へ異動申請を出した話を持ち出した。
「実は窓口業務を経験したいと思っていたんですが、融資課への人員を希望されていると聞いてとても残念でした。思いやりのある素晴らしい支店長さんだと聞いて是非カヒョン支店で働きたかったんですが…。」
そう説明したウジンは、最後にCFP(認定金融プランナー)の資格も持っていると強調した。
これにすっかり感銘を受けた支店長は「それは素晴らしい。未だ決定したことではない。誰が来るかによって左右されるものだ。」とウジンに答えた。
*
翌日、2人のチーム長を廊下に呼び出した支店長は、融資課に人員補充を頼んだが、窓口要員しか送れないと人事課のチーム長に泣きつかれたと話した。
そして、インターンのキム・ファンは何でもこなすオールランダーだから大丈夫だと思い、彼の頼みを承諾することにしたと打ち明けてチャンチーム長を喜ばせた。
反対にすっかり不機嫌になったビョンチーム長が、一言も言わずその場を去ると、チャンチーム長は笑いながら後を追いかけた。
そうして二人がいなくなると、上手く騙せたことに満足して笑いながらオフィスに向かうチャ支店長。
*
その頃屋上にいたジョンフ( チャン・スンジョ )とジュヒョク( チソン )は、唐辛子スプレー銃の手入れをしながらジュースを飲んでいた。
「多くの人と対応してイライラしているよ。」
仕事に戻った気分をそう話すジュヒョクに、ジョンフは「そろそろ立ち直って、歩き回るのは止めろよ。もし結婚したいなら」
「結婚のことばかり言うな。聞き飽きた」
だが「僕が仲人をしてやる」 と続けるジョンフの手を、イライラと振り払った拍子にジュヒョクはジュースの瓶を落として割った。
すぐに立ち上がって片付け始めるジョンフと、この瞬間に何か変だと感じ周りを見回すジュヒョク!!
そして丁度その時、KCU銀行の玄関前に立っているウジン!!
次回のお話は ⇒ 知ってるワイフ 14話 あらすじ 感想
放送情報は ⇒ 知ってるワイフ キャスト 登場人物 視聴率
前回のお話は ⇒ 知ってるワイフ 12話 感想 あらすじ
韓国ドラマ 知ってるワイフ 13話 感想
前回スリルのある終わり方だったので、その先の13話の展開がどうなるのかと思っていましたが、心配が当たってしまいました。
自分が周りの人を不幸にすると思い込んだジュヒョクは、2006年でも2018年でもウジンを避けるだけでしたね。
ジョンフもウジンの母もウジンもポジティブに変化を遂げている中で、孤立する方を選んだジュヒョクの暗さが目立ちました。
” 神の使い ”に助言されても、頑なに考えを変えないジュヒョクを残念だと思いながらも、これは彼なりの償いなのではないかと思います。
「自分の我儘がウジンを怪物にしてしまった」とか「自分の行動のせいでヘウォンが悪人になった。不幸にしたのは俺だ」とか「俺の行動がジョンフを苦しめた」とか…
自分を責める言葉が多く、自分の弱さと行動に対して責任を取りたいジュヒョク。
又貪欲になって誰かを不幸にはしたくないと気持ちが強くてウジンを遠ざけて、一人で生きるのが自分の運命だと思っているようです。
ジュヒョクの今の生き方を変えようとしてカヒョン支店に乗り込んでくるウジンと、ウジンとの縁を切る決心を固めているジュヒョク。
現地点では全く噛み合っていない二人ですが、ラブリーな二人の姿があるものと期待しつつ次回に期待したいですね。
朝鮮と現代をタイムトラベル⇒キム・ナムギル主演『医心伝心』
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カン・ハンナの時代劇⇒『麗8人の皇子たち』
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オ・ユシク出演の法定ラブコメ⇒『あなたが眠っている間に』