韓国ドラマ 知ってるワイフ 11話 あらすじ 感想 後半
資料室から出てきたチャンチーム長が、必要書類を探すのに随分時間がかかったから整理する必要があると文句を言い始めると、ウジンは直ぐに「私が一人で全てやります!」と答えた。
そしてスタスタと資料室へ向かうウジンを、チャン・マンオク ( キム・スジン ) チーム長は素晴らしいと褒めたが、ジョンフもジュヒョクも全く反応せず手伝いに行こうともしなかった。
その後休憩室で「ここだと気まずくないわ。」と嬉々としてファイルの整理を始めたウジンは、手伝いに現れたヒャンソクとヘジョンを、一人でできるからと追い返した。
その後戻ってきた二人に「ウジンが一人で働きたいと言っていた」と聞いたチャンチーム長は「したくないからって、そんな言い訳しないで。」と呆れた。
これに憮然となって席に座る二人。
そんな中現れたファンは、ビョンチーム長に指示されたチラシを、助けて欲しいとヘジョンに渡した。
「あまりにも明白よね。一緒に仕事をしたいと思っているから私に言ってるのよ。」と嬉しがるヘジョンに、ヒャンスクは当惑した。
そしてヘジョンに映画に誘われて「Okですよ。今日は中国語のクラスはないんで…」と返事をするファンに苛つくヒャンシク。
ヘウォン( カン・ハンナ )にお金を返すヒョンス ( イ・ヨジン )
レッスンを終えた外に出てきたイ・ヘウォン は、待ち伏せしていたヒョンスから、お金の入った封筒を渡されて当惑した。
チョン・ヒョンス は、先日ガソリンスタンドで客に言いがかりを付けられていた所を助けてくれたヘウォンに、返済をしに来たのだった。
「今まで使わせたお金も全て払います。こんな生活が嫌になった。詐欺師みたいな暮らしをしているから人から犯罪者のように扱われるんだ。これから毎月利子もつけて返済しまから。」
そう言って配達用のスクーターで去っていくヒョンスに「一体何?」とヘウォンはため息をついた。
ジュヒョク(チソン)の決断
落ち込んでいる友を励まそうとして有名料理店で買った參鶏湯 (サンゲタン) を出したオ・サンシク (オ・ユシク) は食べ始めたジョンフが、ジュヒョクが来ると去るのを見て不思議がった。
そしてジュヒョクもお腹が空いていないと出ていくと、訳が分からず混乱するサンシクと「始まったみたい…。」とため息を付くジョウン。
その後執拗に教えろというサンシクに、怒らないと約束させたジョウンは、仕方なくウジンとジュヒョクについて話した。
だが二人の事を聞いたサンシクは直ぐに店を飛び出して行き、歩いていたジュヒョクを後ろから足蹴りして地面に倒した。
「どれだけ長い間と友達だった?俺はお前の言い訳を聞くつもりはない。兄弟のように思っていたが、あの女性の為に今出会ったように感じるよ。これからは家族のイベント以外でお前と会うつもりはない!もう店にも来るな!」
ジュヒョクの言うことを全く聞こうとせず、サンシクは彼をどやしつけて店に戻った。
その後ジュヒョクを友人とは思わないと憤っているサンシクに、ジュウンは「ジョンフ兄さんやウジン、兄さんよりあなたの方が苦しいの?誰が一番惨めなの?行き過ぎよ!」と責めた。
だがサンシクは「お前は男の友情を知らないんだ。僕だって同じくらい辛いんだから、したい様にさせろよ」とジュウンに大きな声を上げた。
これに怒ったジュウンは彼を店から追い出して鍵を締めた。
そして「” したいようにさせろ ”とは言ったけど、” 捨てろ ”とは言ってないだろ?俺が悪かったよ。ジュウン」と外で謝るサンシクを無視した。
その夜、ねじれてしまった現実に絶望したジュヒョクは、本社の人事部に電話をかけて地方支店への異動を申し込んだ。
ファンとヘジョン、そしてヒャンシク
映画の後チケット代を払おうとするファンに、ヘジョンは「要らないわよ。だから年上の女性とつきあっているんでしょ?」と断った。
そして「今まで無視してきて悪かったわね。でもいいわよ。付き合いましょう。」と告げてファンを混乱させた。
「ハァッ?どうして僕と?」
「どうしてって?私に興味があるんでしょう?違うの?」
「違います。外に好きな人がいるんです。」
「...ああ?知らなかったわ。」と歩き始めたヘジョンは、ファンに「お願いがあるの。人に話して恥ずかしいから私に優しくしてくれる?」と頼んだ。
*
翌朝、出勤してきたファンに「おはよう!」と声をかけたヘジョンは瞬きで合図をして、家まで送ってくれたと嘘をついた。
刺激されたヒャンシクが「昨日楽しんだみたいね。彼と交際するつもり?」と尋ねると「彼の様子を見ることにする。気持ちが傾いたわけじゃないけど、彼悪くないじゃない?」とヘジョンは意味深に答えた。
これにムッとして、ファンを睨みつけるヒャンシク。
*
会議で午後からの小規模事業者のセミナーについての話になり、責任者のジュヒョクは、アシストにウジンを指名した。
これに少し驚きながら受諾するウジンと反応しない様に努力するジョンフ。
その後ビョンチーム長が夏の休暇について提議したが、それを無視して電話を取ったチャ・ボンヒ( ソン・ジョンハク )支店長は、会議の終了を告げた。
休みの話が出る度にそれとなく打ち切る支店長に、皆はため息をついて夏休みを断念した。
その後、席に戻る代わりに廊下に出て電話を始めたビョンチーム長は、繋がらない電話に深い溜め息をついた。
そして近づいたチャンチーム長に「子供の誕生日なので娘と話をして誕生日を祝いたかったが、電話番号がブロックされている」と嘆いた。
その後ビョンチーム長から元妻の番号を聞いたチャンチーム長は、韓国航空からだと偽って「エイミーキムがイベントに当選しました。確認の為に本人と話がしたい」と嘘をついて電話を彼に渡した。
「ソンジュニ!パパだよ。パパの声を忘れてないよな?誕生日おめでとう。プレゼントを見たか?気に入ったか?本当に?」
と嬉しそうに話しているビョンチーム長をみた後、離れた所で話が終わるのを待った。
その後、電話を返して感謝するビョンチーム長に「大したことじゃないわ。再び魅了されないないでよ」と忠告して机に戻るチャンチーム長。
*
小規模事業者のセミナーを終えたジュヒョクは、地元の市場へ食べに行こうとウジンを誘った。
「それも仕事の延長でしょうか?」
「そうかもな。頑張って働くには先ずお腹をいっぱいにさせる必要があるからな」
「ええ、わかりました」
ジュヒョクは異動すれば会うこともなくなると思いながらウジンと一緒に屋台を周り、好きなトッポギを美味しそうに食べるウジンを優しい目で見つめた。
ヒャンシク( キム・ソラ )の告白
ヘジョンの画策とは知らず、ファンの態度にイライラしたヒャンシクは、彼を休憩室へ呼び出して問い詰めた。
「何て変わりやすい男なの!私を好きだって言ったでしょ?なのにころっと心変わりしてヘジョンにアタックする何て!気持ちって天気みたいに変わりやすいものなの?」
「君が何を話しているか分かってるけど、どうして僕が君に言い訳をしなくちゃならないんだ?僕が嫌いだと言ったんだから僕の気持ちが変わったかどうか関係ないだろ?」
「あなたが嫌いだとはとは言ってないわ!」
「じゃあ好きじゃないけど嫌いでもない?僕にどうしてもらいたいんだ?」
「あなたが好きよ!」
「…えっ?」
「まあ、あなたが好きだと思う。最初は確かじゃなかったけど、あなたがヘジョンと話しているのを見た時イライラして嫉妬したの。どうしたらいいの?」
「そんな風に思っていたなんて…それは知らなかったな…。」ファンはいったん口を閉じてヒャンシクの顔をまじまじと見た
「じゃあ3秒後にしてもいいかな?もし嫌だったら僕を押していいから。1,2,3」
ファンはゆっくりと近づいていき、ヒャンシクに軽くキスをした。
目を開けてニッコリしたヒャンシクは、彼の体にしっかりと両手を巻き付けて再びキスを求めた。
ウジン( ハン・ジミン )に真実を打ち明けるジュヒョク( チソン )
セミナーからの帰宅途中「ドゥッポギを食べ過ぎました。どうして美味しそうな食べ物をみるとコントロールを失うんだろ…。」とお腹をさすっているウジンに、ジュヒョクは以前もそうだったと笑った。
その後大学にウジン連れて行ったジュヒョクは、高校生のウジンとの思い出に浸りながら誰もいないキャンパスを歩いた。
「ここが代理が通っていた大学なんですね。沢山の思い出があるはずです。大学ではどんな風だったのですか?図書館にこもりっぱなしでした?」
「沢山アルバイトをしていたよ。何でもやった。オフィス、自販機、レストランそれに家庭教師も…」
「似合ってますね。ハンサムな家庭教師が!」
「一度君をここに連れて来たいと思ってたんだ。」
「どうして?」
「どうしてもさ」
「代理さん、あのっ今日は…」とウジンが口を開きかけると、ジュヒョクはそれを遮って話した。
「ただ歩くことはできないか?夜の空気は素晴らしいし、若者のエネルギーを感じるのが好きだから…」
そこへ掛かってきた電話を受けたウジンは、知り合いの人事課のチーム長から、ジュショクの地方への異動申請を受けたが支店に何か問題があるのかと訊かれて衝撃を受けた。
電話を切ったウジンは「私のせいで地方への移動を頼んだのですか?今日はそのためだったんですね。」と呟いて目を伏せた。
*
その夜、繰り返して見ていた夢を再び見て目を覚ましたウジンは、夢の中に現れたジュヒョクの姿に呆然となり、ドキドキする胸を抑えた。
そして母親の様子を確認した後、ジュヒョクにメッセージを送り出かけた。
寝支度をしていた所で、ウジンから” 未だ眠っていないなら、マンションのロビーで会って頂けますか? ”とメッセージを受け取ったジュヒョクは下へ降りた。
「朝まで待てなくて、すいませんでした」と謝罪したウジン( ハン・ジミン )は、夢についてジュヒョクに説明した。
「 一人の男性が出てきて、私はその人と付き合って結婚して赤ちゃんができて、最後に彼に対して怒っているんです。なぜこの夢を繰り返すのか、私の前世なのか、その人が誰なのか今まで知らなかった。」
そう説明したウジンは、今日夢で見た人がジュヒョクだったと打ち明けて当惑した。
「これは何です?ただの偶然ですか?それとも夢なの?もしかして代理さんは何か知っているのですか?なぜあなたが私の家や習慣を知っているのかや、母さんのあなたに対しての態度と婿と呼ぶこと全て理解できません。」
「ウジナ...」
「 私をそんな風に呼ばないで下さい。代理さんがそう呼ぶと混乱します。説明できないけれど悲しみで胸が痛いんです。それが何であるか、何をするべきかわからないんです。これは何ですか?」
「僕たちは...結婚していたんだ。ウジナ。」
「 何ですって?」
「君と僕は...結婚していた。夫婦だったんだ。僕たちは…。」とジュヒョクはウジンに真実を告げた!!
次回のお話は ⇒ 知ってるワイフ 12話 あらすじ 感想
前回のお話は ⇒ 知ってるワイフ 10話 感想 あらすじ
韓国ドラマ 知ってるワイフ 11話 感想
とうとうジョンフに別れを告げるウジン。
元々は一ヶ月と言う条件で始めた付き合いとは言え、ジュヒョクが絡んだ事で、ジョンフには辛い別れとなりました。
ジュヒョクに気持ちが傾いているウジンに、ジョンフへの愛情が育つ訳もなく、彼の片思いで終わっただけなのが哀れでしたね。
ですが、ジュヒョクとウジンの方がしっくりとしてお似合いなので、今後二人の明るい姿が増えるといいですが…。
予告ではウジンが謎の料金所を潜って過去へ行くようですが、ジュヒョクはもう戻れないのでしょうか?
今回の世の様に、一人だけが移動すると一緒ではない人生に又なってしまうのでは?と少し不安です。
できることなら二人共今の記憶を完全に持ったまま一緒に過去に戻り、お互いに歩み寄るのがいいと思いますが、どうなるのか、次回が楽しみです。
朝鮮と現代をタイムトラベル⇒キム・ナムギル主演『医心伝心』
人魚と詐欺師の恋⇒イ・ミンホ主演『青い海の伝説』
カン・ハンナの時代劇⇒『麗8人の皇子たち』
チャン・スンジョのカメオ出演作⇒『恋するパッケツアー』
オ・ユシク出演の法定ラブコメ⇒『あなたが眠っている間に』