韓国ドラマ 浪漫ドクターキムサブ 最終回16話 あらすじ 感想ネタバレ 後半 視聴率27.1%
主な登場人物
キム・サブ役(ハン・ソッキュ)
ソ・ウジン役(アン・ヒョソプ )
チャ・ウンジェ役(イ・ソンギョン)
パク・ミングク役(キム・ジュホン)
ペ・ムンジョン役( シン・ドンウク)
詳しいキャスト情報は⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は ⇒SBS 公式サイト
ストーリー動画は ⇒Youtube 動画集
韓流ドラマ 浪漫ドクターキムサブ 最終回16話 あらすじ 視聴率27.1%
ムンジョン、インス、ウンタクの助けを借りて” 出る杭プロジェクト ”を研究したウジンは、ついにキム・サブの宿題の答えを見つけた。
そしてウジンが、多発性硬化症*という診断を下すと「 主治医として整形外科医と相談し、私の手術の日付を設定してくれ ! 」とキム・サブは指示を出した。
「 君は、外科医には感と運が必要だと言った。 確かにそうだが、感と運を得るには、努力と経験が必要だ。 そのファイルには、ドルダム病院へ来て以来の私の手術の全てが含まれている。このプロジェクトに参加した外科医は、成功したり失敗したりしながら、より良い方法を見つけようとした。 間違いを減らす唯一の方法は実地体験だ。 そのために、全ての症例をまとめてあるのが” 出る杭プロジェクト ”だ。 」
これに、ウジンが「どうしてそんな長年の資料を僕と分かち合うのですか?」と尋ねると「君も” 出る杭 ”の一人だからだ。気に入ったか?」とキム・サブは、微笑んだ。
多発性硬化症(multiple sclerosis; MS):中枢性脱髄疾患の一つで、神経のミエリン鞘が破壊され脳、脊髄、視神経などに病変が起こり、多様な神経症状が再発と寛解を繰り返す疾患で、日本では特定疾患に認定されている指定難病。
*
翌日、パクミングクを呼び出したキム・サブは「 術後3週間は執刀できない。 その期間、手術を引き受けてほしい。 」と要請した。
そして、辞職する決意を固めたミングクが拒否すると「 君だけではなく私を含め誰にでも心に傷はある。3週間だけだ。仲間の医者として、一考してくれ。 」と頼んだ。
その後、オフィスに戻ったミングクは、ホジュンから「 こんな田舎の病院で辞める事はできません。 辞表は認めません。 僕は負け犬だけにはなりたくない!飲み会、送り迎え、文句一つ言わず全て指示通りしました。 過去10年間、教授に忠誠を尽くした僕に、教授は責任があります。 逃げずに留まって下さい。 」と涙ながらに懇願され、残留を決めた。
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手術当日、ドルダム病院の仲間から応援を受けたキム・サブ( ハン・ソッキュ )は、ハートマークで応えて手術室に入った。
その後、ウジンが主治医として見守る中、整形外科医のムンジョンが執刀する手術が開始された。
手を開いたムンジョンは「 こんな状態で多くの手術をしていたのか。 」と炎症が激しい手首を見てあ然とした。その後、手術は無事に終了した。
そんな中、内臓逆位症*の患者が重傷を負い、ERに搬送されてくると、知識のないウジンは、パク・ミングクに助けを求めた。
そして、キムサブから” 手術を引き受けてくれ。医者仲間として考慮してほしい ”と頼まれたことを思い出したミングクは、執刀を引き受けた。
内臓逆位症*内臓の配置が、鏡に映したようにすべて左右反対になる症状をいう。乳児22000人に1人の割合で発生し、5歳まで生存できるのは5-13%程度。
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一週間後「 痛みもなく以前よりはるかによく動かせる。 今から手術できそうだ。 」と喜ぶキムサブに、ムンジョンは満足し、来週からリハビリをスタートすることにした。
これにウジンは「 だめですよ。 手術だけではなく、手首に負担になることは避けて下さい。 」と心配した。
その後、廊下でムンジョンから「 キム・サブの心配なら要らない。 それよりウンジェは連絡してきたか?」と聞かれたウジンは顔を曇らせた。
別れ際に「 2日だけだ ! 」というウジンに「 わかった。 一番大切な人がここにいるのに、どうして戻ってこないと思うの?」と約束して本院に行ったウンジェが、一週間以上経っても帰って来ないことに不安を感じていた。

SBS 画面キャプチャー
その頃、約束した手術のあと、さらに数回の手術をさせたオ教授は、ウンジェの能力を高く評価し、傍で数年スキルを習得すれば大飛躍できると説得した。
しかしウンジェは「 水槽のサイズに基づいて、鯉のサイズは決定されるんです。 申し訳ありませんが、私は水槽に入れるには大きすぎます。 」と鯉の法則を例にして断ると、ドルダム病院へ向かった。
*
一方、救急患者の手術を引き受けたパク・ミングクに感謝したキムサブは「 君はここに属している。 一緒にここで働こう。 ソウルより田舎で人々を救う方が合っている。 だからもう逃げるな ! 」と誘った。
これに「 ここのシステムは良くない。 もし私がここで続けるなら、3年以内に政府の支援を受けて外傷センターを作りたい。 それをするには政治活動が必要だ 」というミングクに、キムサブは「 コール!やろう 」と叫んで同意した。
その後、キムサブはニヤニヤしながらミングクの肩を叩いて去り、ミングクは早速、厚生大臣に電話した。
そんな中、ヤン・ホジュンを介してキムサブの病名を知ったト・ユンワンが病気を理由にして追い出しにくると、キムサブは、受け取ったばかりのドルダム病院の医療財団許可証を示した。
そして「 これは何だ?」とあっけにとられているユンワンに、キムサブは「 ドルダム病院はゴデ病院とは関係ない。ゴデ財団から援助を受けているが独立運営だ。シン会長の遺言に基づいて登録された。 」と発表した。
その後、シン会長の娘( キム・ヘウン )に電話をかけたユンワンは「 私に何ができます?ドルダム病院を救わなければ遺産を渡さないと言われたからです。 」と聞くと絶叫した。
その後、怒りを爆発させたユンワンがロビーで暴れだす中、サウナで大規模な火災が起こり、24人の負傷者がいることが伝えられると、キムサブは次々と医療スタッフに指示を出した。
そこへ現れたパク・ミングクは、ユンワンの後ろにいるホジュンに、仕事をするように指示した。
その後、救急患者を受けた医師たちと医療スタッフが懸命に働く姿を見たキムサブは「 見たか?これが医者のやることだ ! 」とユンワンに叫び、ERへ向かった。
そこへ、戻ってきたウンジェが、笑顔で病院に入って...
終わり
最後まで読んでくださってありがとうございます♪
次回のお話⇒浪漫ドクターキムサブ2 1話2話 あらすじ感想ネタバレ
前回のお話⇒浪漫ドクターキムサブ2 第15話 あらすじ感想ネタバレ
韓国ドラマ 浪漫ドクターキムサブ2 最終回16話 感想 ネタバレ 視聴率27.1%
結末についての感想
3部構成の1時間半に渡る長い最終回でしたが、最後まで緊張が続くすばらしい最終話でした。
最後の最後で、キムサブの秘密のカード、ドルダム病院の”医療財団法人許可証”が登場して、ユンワンを完全にやり込めた爽快な結末でした。
ドルダムに残るか本院へ戻るかで悩むウンジェへの助言、”出る杭プロジェクト”を渡した理由につてのウジンへの説明、ミングクへの勧誘等々。
キムサブの人生のメンターとしての魅力が爆発していました。
ドラマ全体についての感想
ウンジェの手術トラウマから、ウジンの内部告発&借金地獄、さらにミングクのバス事故トラウマまで、序盤に提示された登場人物それぞれの深刻な問題が、納得のいく方法で全て解決されていました。
癒やされていくみんなの姿に、静かで暖かい感動がありましたね。
敵対していたパク・ミングクに残留するように誘うキムサブ。
些細なことに惑わされず広いビジョンを持つキムサムサブならではの行動でした。
最終回の視聴率は、なんと27.1%!
敵対関係や葛藤はあるのですがドロドロではなく、ロマンスとメディカル、笑い、さらに尊厳死まで扱われた見応えのある作品です。
権力に屈せず、上下関係や偏見のない、ヒューマニズムに溢れた内容でした。
シーズン3の可能性は?
終始高視聴率でしたので、シーズン3も十分可能だとおもいます。
ついにゴデ病院から抜け出して独立したドルダム病院が、キム・サブの夢でもある外傷センターになる所からのお話を、シーズン3でぜひ見たいですね。
やっと線を超えてカップルになったウジン&ウンジェとアリム&ウンタクの恋模様も見たい気がしますが、キャストは入れ替えになるかもしれません。
それでは次回まで...♪( *ˆ・ˆ* )
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