クリミナル・マインド 韓国版 14話15話 あらすじ 感想 イ・ジュンギ ソン・ヒョンジュ ムン・チェウォン主演韓国ドラマ
警察に拘束されたキム・ヒョンジョン(イ・ジュンギ)に、犯人を欺く為挑発するような尋問をするカン・ ギヒョン(ソン・ヒョンジュ)!
視聴率は14話が2.934%15話が2.119%でした。
それでは クリミナル・マインド 韓国版 14話15話 あらすじ 感想 をご紹介します
クリミナル・マインド Korea 14話 あらすじ
捜査線上にナドゥル川事件当時センターの事務長だったキム・ジョンスが浮かび上がると、その写真を共にギヒョンは、再びチェ・スンオの元へ訪れた。
そして「青少年センターで何が起こったか分かっている。被害者が他にもいるに違いない」
とキム・ジョンスの写真を見せると、チョ・スンオは彼に性的暴行を受けたと打ち明けた。
また、カン・ホヨンそしてヒョンジョンの兄テジョンと言う。
そうして事件当時、ヒョンジョンが目撃証言を変更していた事分かると、ギヒョンはヒョンジョンの取調室へ走って行った。
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「お前は14年間一人でナドゥル事件を調査してきたらしいが、真実を明かしたいと思いながら避けたいとも思っていたのではないのか?今入院している兄が犯人だと思い守るために証言を変更したんだな?」
と指摘した後、14年前、青少年センター事務長のキム・ジョンスが数人の少年へ性的暴行を当時行っていたこと、チェ・スンオ、カン・ホヨンそしてキム・テジョンも被害者だったと教えた。
その事実に衝撃を受けるヒョンジョンに、ギヒョンは「弟に知られるのを屈辱に感じたキム・テジョンは、目撃者のモ・ジウンに確かめるために会った後口封じのために殺したんだ」とプロファイルした。
「話にもならないことを言うな!」と興奮するヒョンジョンに「本当にカン・ホヨンに会えなかったのか?この事件を隠すために彼を殺したのではないのか?」とギヒョンは続けた。
これに怒ったヒョンジョンに襟首をつかまれても「カン・ホヨンを殺したんだろ?」とギヒョンは挑発を続けた。
そうして二人は取っ組み合いの喧嘩に!
だがこれは、警察の内部に共犯者がいると踏んだギヒョンが取調室のマイクを壊すための演技だった。
ギヒョンは部屋の隅にヒョンジョンを追い込むと「これで外には聞こえない。悟られないようにしろ!警察内部の人間がキム・ジョンスのアリバイを操作し隠したに違いない。」と話した。
「カン・ホヨンが警察に言わずお前に連絡を取った訳はそれだ。キム・テジョンの事故も操作された可能性が高い。モ・ジウンが殺された時、お前の兄はキム・ジョンスを疑ったはずだからな。」とプロファイルした。
そうして、キム・ジョンスの担当だったオ班長が操作線上に浮かび上がる。
だがその頃彼は、操作の手が自分に伸びる事を恐れ逃げようとしていたキムジョンスを拉致して逃走していた。
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ヒョンジョンは、テ刑事を取調室に呼び入れ、自分に証言を替えさせたのも、カン・ホヨンとキム・ジョンスの無実を証明したのも全てオ班長だったと告げた後、事件ファイルを調べるように要請した。
そして彼の協力で脱出すると、先ずチェ・スンオの元へ訪れカン・ホヨンについて尋ねた。
ヒョンジョンはホヨンが隠していた証拠と共に自白するつもりだったと聞くと、オ班長が証拠を探し出しキム・ジョンスに全ての罪を負わせ自殺と見せかけるつもりだと閃き青少年センターヘと急いだ。
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そこでオ班長は、キム・ジュンスに拳銃を向け犯行の自白を強要していた。
そこへヒョンジョンが現れると、キム・ジュンスは「ジウンは殺すつもりではなく、ミスだった。テジョンを殺そうとしたのはこいつだ!」と叫んだ。
そしてヒョンジョンが「なぜ殺人者のアリバイを操作し事件の真相を隠したんだ?虐待した子供たちは16、17歳だった!あなたの娘と同じくらいの年だろ?話せ!」と怒りをむき出しにした。
オ班長は、青少年センター長の婚外子のキム・ジョンスを助ける見返りとして大金をセンター長から受取り、難病の娘の治療費に当てたことをヒョンジョンに告白した。
そして「もっと早く終わらせるべきだった」と言うとキム・ジョンスを撃ち「テジョン…すまなかった」と言葉を残し自分も自殺した。
*
ナドゥル事件解決後、NCIチームの食事会が開かれた。
「お疲れ様でしたチーム長」と言った後チームメンバーを見ながら労をねぎらうヒョンジョンに、
ギヒョンは「お疲れさん。最も難しかったのは仕事仲間のプロファイルをすることだ。仲間を疑うことだからな」と苦笑いした。
「だが一瞬たりともお前を疑ったっことはない。キム・ヒョンジョン復帰おめでとう!」と言うギヒョンの言葉を合図にNCIメンバーは一斉に乾杯をした。
*
翌朝、ヒョンジョンのアリバイを証明したブラックボックスの映像を見ていたナナ・ファンは、カン・ホヨンの死体を遺棄している場面を見つけた。
カン・ホヨンを殺したのがキム・ジョンスでもオ班長でもなくリッパーだということを確認したベク局長を含めたNCIチーム全員は、衝撃に包まれた。
ヒョンジョンが「あいつはチーム全体を狙っているんだ。チームに降参させようしている」と言えば、ギヒョンも「リッパーは我々がお互いを疑い背を向け合うのを望んで言るんだ」と同意した。
「我々が決して壊れないことをあいつは知るだろう。あいつを我々の手で捕まえるのだ」とべク局長は決意を表した。
女子高校水泳選手拉致事件
新たな事件が発生していた。水泳の女子選手が3人がトレーニング後失踪する事件だった。
ミニョンに電話を掛けてきた叔母の友達は「失踪届をしに警察に来ているが、家出でしたのなら帰ってくると言われた。だがそんな筈はない。何かあったんだ」と泣きながら助けを求めてきた。
ミニョンは、三人が両親に送ったメッセージが全く同じであることを怪しみ、そのメールをチームメンバーに見せた。
「三人で旅に出たのではないのか?」と疑うナナ・ファンに、ミニョンは「大事な競泳大会があるのであり得ない」と答えた。
そうしてギヒョンに話をする前に、ヒョンジョンとソヌは、三人がトレーニングをしていた水泳クラブへ訪れ犯人像をプロファイルした。
「三人の大人を一度に拉致することが可能なのか」と疑問を口にするソヌに、ヒョンジョンは「複数犯か、もし単独なら誰か一人を捕まえ囮にすれば可能だ」と答えた。
その後空き地にリュックサックが発見されたと連絡が入り、二人は現場に行った。
そこで、刃物で切り裂かれた三人のリュックサックを見て、ヒョンジョンは復讐に寄る拉致のようだと結論付けた。
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クリミナル・マインド韓国版 15話あらすじ
三人の女子高校生水泳選手がトレーニングしていた水泳プールと空き地に遺棄されたリュックサックを現場へ見に行ったヒョンジョンとソヌは、何らかの事件に巻き込まれたものと判断し、捜査の結果をNCIチームで説明した。
女子高生水泳選手拉致事件
「発見されたリュックサックの周辺で怪しい人間や特別変わったことは何もなかった」と報告するヒョンジョンに、ギヒョンは、証拠を残した空き地に何か意味がある筈だとして関係者との関連性を調査することを指示した。
犯行現場の水泳プールでは何も証拠がなかった所から「三人は簡単に犯人に付いて行った」と指摘するソヌに、
ヒョンジョンは「完全犯罪だ。事前に三人のスケジュールを調査、観察した後、犯行に及んだ」とプロファイルした。
「犯行現場周辺に住んでいるか通っていた人間が犯人だ。少女たちのストーカーの可能性もある」とソヌは付け加えた。
拉致後3日経っているため生存の可能性を疑うミニョンに、ギヒョンは「少女たちは生きている。
メールに金曜日の夜帰ってくると書いてあるのには意味がある。犯人はその日をD-day(重要な予定日)に選んだに違いない。」
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NCIチームは警察に女子高校生子拉致事件の本部を設置した。
事件ファイルを警察の捜査班に配ったヒョンジョンは「殺害よりも拉致して閉じ込める方が重要らしい」と三人の生存を示唆した。
そしてソヌは「三人及び周辺人物に対して個人的な恨みを持っている人が犯人だ。」と付け加えた。
犯人が設定したD-dayまで残り1日しか残っていない状況下で、容疑者断定と被害者の行方に向けての合同緊急捜査が開始された。
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そうして性的犯罪の前科のある水泳のコーチとそれを隠蔽した弁護士のヘインの父親が捜査線上に浮かんだ。
だが尋問の様子をモニターでみたギヒョンは、どちらも犯人像とかけ離れているとプロファイルした。
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その頃犯人が提案した生き残りゲームのせいで、拉致された三人の中で葛藤が生じていた。
風邪を引いていたイ・ユジンが衰弱していく姿を見たホ・ヘインは「ヨジンはもうすぐ死ぬ。このままだと皆死ぬ。彼の言うとおりにして一緒に家に帰ろう」と説得し、ソンイも「他に選択はないのね。」と泣きながら同意した。
ホン・ヘインが「選びました!」と外に向かって叫ぶと、小窓からカナヅチが投げ込まれた。
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その後警察に被害者の両親が一堂に会すると、お互いを罵り始めた。止めに入ろうとするミニョンに「何か出てくるかもしれない」とギヒョンは待機を指示した。
ヒョンジョンは「犯人の望みはあなた方が争うことだ」被害者の両親に叫び落ち着かせた。
そしてソヌが「あなた方の秘密を暴き出そうとしている誰か、あなた方全員が知っている誰かです。考えてみて下さい」
と指示を出し容疑者を確定するために両親に捜査の協力を要請した。
そんな中、警察署府近で犯人の車から降ろされたソンイとユジンが、裸足のまま茫然自失状態で戻ってきていた。
携帯追跡調査でそれを知ったNCIは、急いで外に迎えに出て二人を保護した。ヘインについて尋ねるギヒョンに無言で俯く二人から最悪の状況を察するNCIチーム。
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戻ってきた二人の審問をソヌとミニョンに任せ、ギヒョンは容疑者の特定に取り掛かった。
ヘミンの父、ミンソクが民事裁判で弁護した事件のリストをナナ・ファンが送ってきたが、その中に関連性のある人物は見つからなかった。
だが起訴を取り下げた事件から同じ町内に住んでいたチ・スチョルが浮かび上がってくる。
彼の写真を見たソンイの母は「二三年前に引っ越したヨンヘの父だ。穏やかな優しいい人だった」と証言していたが、ある事件を思い出しハッとした。
そうして立ち退きを迫るヨジンの両親から父親を守ろうとした娘のヨンヘが突き飛ばされて柱の下敷きになり、水泳選手引退ヘ追い込まれた事を思い出した。
現場に偶然通りかかり全てを目撃していたソンイの母は、だが近所の揉め事に巻き込まれるのを恐れて裁判での証言を拒否したと言う。
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衝撃に心を閉じているソンイに、ミニョンは事件についての質問を後回しにして、何気なく自分がスポーツ選手だった頃の話や待機していた時のソンイの母の様子を話して聞かせ信頼を得ようとした。
その話の途中で泣き出したソンイは、ぼつぼつと生き残りゲームについて話を始めた。
又、別の部屋で審問していたソヌは「山で遭難した人が仲間を食べて生き残る場合と同じだ」と自分を殺す話をしているヘミンをユジンが後ろからハンマーで殴り殺したと聞いていた。
「他に方法はなかった。ただ死ぬべきだったのか…」とユジンは泣き崩れた。
その後、ヘインの遺体の傍に座っている所を逮捕されたチ・スチョルは「俺はこの娘に何もしていない。あの娘たちは利己的な親とそっくりだ」と笑った。
結局チ・ヨンヘに対する両親の罪を娘たちが支払うという苦々しい形で事の顛末を迎えた。
*
目隠し連続殺人事件
その日はナナ・ファンの誕生日だった。
NCIのチームメンバーは、一人でダーツを飛ばしているナナ・ファンの前に突然ケーキを持参して現れサプライズパーティを開いた。
そうして彼らが楽しい時を過ごしていた頃、別の場所で新たな事件が起こっていた。
タクシドライバーが後部座席から刃物で喉を掻っ切られ殺害されたのだった。
目隠しをされ耳に石を詰められている被害者の遺体は、一週間前にアパートで死体で見つかったハン・ジュヨン。
10日前に別荘で発見されたカン・ヨソブと続けてこれで3件目だった。
犯行現場も被害者たちにも関連性はないが、殺害方法が同じパターンであるため同一犯人による連続殺人と推定された。
そうしてこの事件の調査にNCIチームは乗り出した。
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犯行現場と被害者に関連性が見つからないことから、プロファイルが極めて難しい事件だとされながら、ヒョンジョンとソヌ、そしてギヒョン達は、それぞれの殺害現場でプラファイルを始めた。
ハン・ジュヨンのアパートの中を歩きながら「攻撃的な殺し方を見て犯人は頑強な男性だと思いがちだが、そうではない」
とソヌが言うと、ヒョンジョンは「自信がなく体格に問題がある小さな男だ」と刑事たちに話した。
タクシードライバーイ・ヒョンジュの殺害現場を調べたギヒョンは、指紋も残さず真夜中に殺害しCCTVの映像も残していない所から知能犯による計画的な犯行であると推定した。
そして「犯人が殺害後被害者の目を隠したのは、罪の意識を感じているからだ。複雑なプロファイルを持っているが、綿密に準備をして犯行を実行している事だけは確かだ」と刑事たちに説明した。
そして逮捕されるまで犯行を止めないだろうと結論づけたたギヒョンは、警察との合同捜査本部を設置し捜査に着手した。
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[クリミナル・マインド韓国版]キャスト 感想 あらすじ イ・ジュンギ
クリミナル・マインド 韓国版 あらすじ 12話13話 イ・ジュンギ
クリミナル・マインド tvN公式
クリミナル・マインド Korea 感想 14話 ナドウル川事件
ヒョンジョン(イ・ジュンギ)が逮捕(13話)されてどうなるかと思いましたが、すっきりと14話で未解決事件は終了しました。
NCIの内部衝突を狙い殺害事件を起こしてリッパーが再登場して、事件が二重構造になり緊張感が漂いました。
彼はこんな風にしてメンバーの弱点をこれから突いて行くのでしょうか?
ヒョンジョンにとって、ナドゥル側に遺棄されたジウンは初恋の人であり、兄も彼女の殺人犯と疑われていた。
事件と深くとつながっていたヒョンジョンは、解決に向けて十分活躍し見せ所も多かったです。
それに比べて、ソヌ(ムン・チェウォン)にとっての友だったジウン。
ソヌも捜査していたはずなのに、登場は少なく物足らなさを残しました。
NCIのスポークスマンだったはずのミニョンの登場が増えた分、ソヌがファイドアウトしている感じが残念です。
クリミナル・マインド Korea 感想 15話 女子高校生水泳選手拉致事件
怨恨により高校生三人を拉致し、生き残りゲームを3人に仕掛けました。
2人を助けると言う究極の選択を迫られ分裂する仲良し3人組が哀しかった…。
そのまま助け合っていたら誰も死なずに済んだかも…。”利己的な親たちとその子供たちがそっくりだ”と言った犯人のラストの言葉が印象的でしたね。
前回で少し心配になっていたソヌの活躍も増え、ヒョンジョンとのコンビも復活。
ムン・チェウォンを復活させたままで最後まで行ってほしいですね。