韓国ドラマ ロマンスは別冊付録 9話 あらすじ 感想 後半
四角ロマンス
ヘリンから、ユ作家の3冊の表紙デザイン請負契約書を出されたソジュン( ウィ・ハジュン )は、サインをする前にいくつかの要望を出した。
デザインチームから独立して仕事をすることやマーケティングチームの要望を受けないという条件に「分かりました」と一言で片付けるヘリンに「 軽くみられてないでしょうね?」と困惑した。
これにヘリンは「 軽く見ているわけではなく受け入れているだけです。他でもない良い本を作るためだから 」と答えて、表紙デザイン5冊の請負契約書を封筒から出した。
そして「 良い仕事をするとお約束します 」というヘリンの熱意にうたれて「 では5冊の契約書にしよう。」とソジュンは言って笑顔を浮かべた。
すると調子にのって「 10冊ではどうしょう?無理なら8冊の契約書も! 」と封筒から次々と契約書を取り出すヘリンに、呆れて笑った。
*
ウノ( イ・ジョンソク )のいたずらっぽい告白や態度を思い出しながら帰宅していたダニ( イ・ナヨン )は、契約後ウノの家へ訪れたヘリンとソジュンを見て、慌てて車の後ろに身を隠した。
これに気づいたソジュンに向かって、黙っているように合図をした。そしてヘリンが家に入ってから出てきたダニは、ソジュンに夕食に誘われて一緒に出かけた。
*
女性と同棲しているというウノ言葉を信じず家の中へ入ったヘリンは、ソジュンとの契約を嬉しそうにウノに報告した。
だがネックレスと花束を用意してダニを待っていたウノは、「 もう家に来るなと言っただろ?忘れていった本を持って帰ってくれ。二番目の棚だ 」と言うとヘリンと同じ様に隠しておいた手紙の位置を教えた。
そうして” 小説牧民心書 ”※と別の本との間にウノからの手紙を発見したヘリン( チョン・ユジン )は中身を読んで「 全部知っていた!それなのに知らないふりを? 」と驚愕した。
小説 牧民心書※ 正祖( チョンジョ 1176~1800年 )時代の実学者 チャン・ヤギョンの生涯にスポットを当てたベストセラー
君の手紙を読んで色々な考えが頭に浮かんだ。
境界線を引くか徐々に距離をおこうと思ったこともある。
だが考えれば考える程、その答えは違うと思った。
僕は、きみの綺麗な心が大切だから不当な扱いをしたくなかった。
知り合って3年見てきた君が情熱的で誠実できれいな人だから。
だから僕より素敵な人を見つけるだろうと思っている。
君の気持ちを知りながら知らないふりをしない人だ。
僕は君のカレの一人として記憶に残るより、良い先輩でいたい。
そして待ってあげるよ。
君が素敵なカレに出会う時まで...君の傍で...良い先輩として...
これまで僕を好きでいてくれてありがたかった。ソン・ヘリン
涙を流しながら手紙を読み終えたヘリンは「 入社して以来カレはいなかった。全部嘘だった。先輩におごらせて家までドライブさせるためだった。でも今回は本当に男に振られた。こんなに暖かい拒絶って何?もっと残酷だわ 」と話した。
そして「 カレができるまで待つという約束をちゃんと守ってね。先輩への気持ちを整理するには時間がかかると思うから 」と涙をこらえて明るく答えた。
*
その頃うどん屋で、ソジュン( ウィ・ハギョン )から「 悩みがあるのなら話して。聞くから 」と言われたダニ( イ・ナヨン )は、ウノを本に例えて、慎重に胸の内を明かした。
「 古い本があるの。思った時にいつでも読める本。繰り返して読んで文章を覚えてさえいる本。その本がちょっと変なの。おなじみの本だったのに、最近逃していた行がどれほど多いかを知らされた。まるで新しい本を読むみたい... 」
これにソジュンは「 良い本とはそういうものです。10歳の時に読んだ本を20歳で読んだら違うでしょう?ダニさんが持っている本は変わっていない。ダニさんの方が変わったんだ。その本を読むダニさんの心の方が... 」とアドバイスした。
( 的確な助言だ~ )
*
その頃、 京畿道( キョンギド )からの電話を見て顔色を変えたウノは、車に乗り込み目的地まで急いで車を走らせていた。
その後建物の中で「今眠ったところです。落ちた時についた傷がかなりあります」と聞いたあと階段を上がって部屋に入った。
そしてベッドに横たわった老人の手足を縛っている縄を、嗚咽しながら解いた。!!
次回のお話は ⇒ ロマンスは別冊付録 10話 あらすじ 感想
前回のお話は ⇒ ロマンスは別冊付録 8話 あらすじ 感想
韓国ドラマ ロマンスは別冊付録 9話 感想
9話では恋愛に疎いダニが周りから押されてウノへの気持ちに気づいていく様子とソジュン&ヘリンの相性の良さが描かれていました。
終盤でソジュンから、” ダニさんの心の方が変わった ”と指摘されたダニは、ウノに対する自分の気持ちの変化に少しは気づいたのでしょうか?
その前にも、ジユルの元へ行くパク・フンとダニの会話で、どれほどダニが恋愛について分かっていないかを指摘されてれていましたが...。
8話のエンディングでウノが間接的にした告白を、多分撤回するだろうと思っていたら、やはりそうなりました。
まだダニの中でのウノは、信じられないことに( 笑!)未だ” 男 ”ではなく” 弟 ”なので...。プレゼントでTシャツを買ったダニは本当の姉のようでした。
” 愛している ”といたずらっぽく言われたり、ネックレスを首につけたりするウノに戸惑ってはいますが、未だ自分が恋愛中だという自覚が足りないですね。
9話のエンディングでウノが会いに行った老人は、認知症になったウノの父、カン・ビョンジュン作家ではないでしょうか?。
もしかしたらその病気のせいで、公の場と作家業から身を引いたカン作家を、ウノは隠しているのかもしれません。
ロマンスは別冊付録 10話の予告動画
ウノ&ダニ、ソジュン&ヘリンの四角ロマンスの様子が予告で流れました。
カン作家(多分)を看病して三日間帰宅しなかったウノを心配して行方不明の届けをだそうとするダニとその後帰宅して「ヌナ、とても会いたかった」と言うウノ。
もしかしたら、ネックレスと花束を用意していたウノからの真剣な告白があるかもしれません。
そしてウノに電話したあとカフェに一人で座っているヘリンと「友人が必要ですか?どうして僕の近所で泣いているんだ?」と声をかけるソジュン。
とてもお似合いの2人の恋の行方もきになりますね。
- イ・ジョンソク チョン・ヘインスジのファンタジーロマンス⇒『 あなたが眠っている間に 』
- ウィ・ハジュン ソンイェジン、ヘインのメロドラマ⇒『 よくおごってくれる綺麗なお姉さん 』
- パク・ボヨン パク・ヒョンシクのラブコメ ⇒『 力の強い女トボンスン 』
- オ・ウシクの出演作品⇒『 知ってるワイフ 』『 雲が描いた月明かり 』 『 推理の女王2』