韓国ドラマ ロマンスは別冊付録 8話 あらすじ 感想 後半
パスワード付きの部屋へ入ったソジュンは、カン・ビョンジュン作家の著書と調査資料に溢れている書斎の中で仕事を始めた。
( カン作家とソジュンの関係は?! )
そんな中、ユ作家の肉筆原稿の受領を記念してクラブに行くことにしたダニから、”同僚と出かけるので一緒に帰宅できない”、というメッセージを受け取ると” じゃあ来週~ ”と送った。
続けて今度はヘリンから” 借りを償うチャンスをあげたいと思っています。いつお会いできますか? ”とテキストを受け取ると” OK会いましょう。ユ作家の本について話しがしたい ”と返事をした。
*心の痛みを分かち合う三人の男女
その夜、クラブに行ったダニとヨンア( キム・ソニョン )は、入り口のチェックに引っかかり入場を拒否された。
だがクラブのVIPであるユソンが登場して「 この人達は私の連れなの。ダメなら私もよそへ行くわ 」と告げると、ダニたちを拒否した男たちはころっと態度を変えて中へ案内した。
ユソン( キム・ユミ )は、毎月第3金曜日にクラブにあらわれる” 江南ヒョウ ”として、ワンナイトもするという噂もある男たちが大騒ぎする有名な存在だった!
そんなユソンのおかげでクラブに入場したダニとヨンアは、ギョル出版の大魔女がセクシーに舞台で踊る姿に唖然としながらも、クラブで飲んで踊って楽しく過ごした。
その後ユソンの家で二次会を始めた三人は、酔った勢いで職場の上下関係を無視して話し始めた。
ヨンアはホン・ジホン( チョ・ハンチョル )と離婚した理由を打ち明けた。
靴屋の店主と言い争ったこと、その時詩集を読んでいたジホンが自分の肩を持たなかったことを説明して、今までの人生が空しくなったからだと告げた。
「 私の唯一の味方だと思っていた夫がそうじゃなかった。自分の妻が理不尽に店から追い出されようとしていたら、妻を侮辱するな、と怒るべきでしょ!夫ならそうすべきじゃない? 」
そう言って嗚咽するヨンアに、涙を流しながらダニも離婚したことを告白した。
「 悲しい話よ。夫が浮気をした。今でも思いだしたらムカつく!泣いた所でもう終わった結婚なのに、希望の欠片もなかったのに夫にすがって泣いた過去の自分が情けない。蹴り飛ばしてやるべきだった !」
その言葉に「 それでも結婚したじゃないの。」と立ち上がったユソンは、別の部屋から結婚写真を持ってきて2人に見せた。
「 ウェディングドレスの写真だけ。私、結婚から逃げたの。義理の家族と子育てが怖かった。勉強と仕事をもっとしたくて独身で生きる方が幸せだろうと思った。でも幸せな時も悲しい時も、病気の時も食事の時も私は一人 」
そう一人暮らしの孤独感を吐露するユソンと、2人は抱き合って号泣した。
*
翌朝、キム・ジェミン( キム・テウ )と一緒にジホンと話をしたウノから居場所を連絡されたヨンアは、ジホンに会いに釣り場に向かった。
そして黙ったまま川を眺めながら一緒にラーメンを食べたあと、淡々とジホンに告げた。
「ボンチーム長、仕事に戻って下さい。チェ詩人が死んでも離婚しても生活がある。お兄さんの家族と息子の世話があるでしょう?じゃあ月曜日に職場で…」
*
その頃ウノとダニは、一緒に書斎の掃除してコーヒーを沸かし、音楽を流してユ作家の原稿の校正作業の準備をしていた。
そうしてダニが泥酔状態で帰宅した翌日から並んで座って、原稿を呼び上げるウノの声を聞きながらダニは文字入力を開始した。
だが連日ハードにキーボードを打ち続けて疲れたダニ( イ・ナヨン )は、隣のウノの肩に寄りかかると目を閉じた。
ダニが寝ていると思ったウノは、髪を撫ぜたり顔に触れたりしたあと、唇にキスをしようとした。
だがその瞬間ダニの携帯からメッセージの着信音が聞こえてくると、我に返って顔を元に戻した。
その後目を覚ましたダニは携帯をもって台所に行くと「 ユ作家の表紙をデザインするべきかな? 」と尋ねてきたソジュンに「 もちろん、やるべきよ! 」と送った。
そして紅茶を入れながら、書斎で作業を続けているウノを見つめた。
そして、 ちょっと目を閉じただけだった。あの手は何だったの?火のように熱かった手...。夢だったのかな?それとも私眠っていたの?、と混乱した。
その後、紅茶を持ってテラスに出たダニとウノ( イ・ジョンソク )は降り出した雪を見つめた。
雪を見て" 美しい "というウノに、月を眺めていた時も同じ様に「 本当に美しい 」と言っていたことを思い出したダニは、ウノが引用した本の著者、夏目漱石について尋ねた
するとウノは、夏目漱石が” アイラブユー ”を直訳して” 愛している ”と翻訳した生徒に、日本人があまり言わない言葉だから” 美しい ”を使う方がいいと助言した話を説明した。
「 だからあの時姉さんに言ったんだ。(月が)美しい、と。そして今も言ってる。(雪が)美しい、と 」
これにハッとして「もしかして、私が好きなの?」と尋ねるダニ!
そんなダニをじっと見つめて微笑むウノ!!
( 微妙~な微笑み! )
次回のお話は ⇒ ロマンスは別冊付録 9話 あらすじ 感想
前回のお話は ⇒ ロマンスは別冊付録 7話 あらすじ 感想
韓国ドラマ ロマンスは別冊付録 8話 感想
8話では、ソジュンについての大事な情報が出てきました。
彼の書斎のドアのパスワードは04 23でした。カン・ビョンジュン作家の最後の本のタイトルと同じです。
もしかしたら、ただ単にカン作家に関心があるというのではなく息子かもしれません。そうなるとウノと異母兄弟ということに…!
両親が離婚して、シングルマザーに育てられたからこそ、ソジュンのような若い独身男性にとっては難しいダニの状況を理解できるのかもしれません。
ヘリン&ソジュン、とっても似合っていて雰囲気がいいです。この2人にロマンスの花が咲くのかどうかも気になります。
そして三人の男女がお互いの辛さを分かち合う姿を描いたシーンが良かったですね。
ギョルの大魔女が結婚から逃亡していた事実は、ヨンアの離婚理由よりも驚きでした。
三人の女性がクラブで豪遊して号泣しながらそれぞれの痛みを打ち明けているのに比べて、男性陣の方は、寒い外でぼそぼそと静かに話しながら痛みを共有している姿が対象的でした。
そしてウノのモナリザの様な不思議な微笑みでエンディング!
全く読み取れない正体不明の微笑みでしたね。
「私を好きなの?」と確かめるダニに、どうウノが答えるのか次回が楽しみ♪です。
*
ロマンスは別冊付録 9話の予告動画
- イ・ジョンソク チョン・ヘインスジのファンタジーロマンス⇒『 あなたが眠っている間に 』
- ウィ・ハジュン ソンイェジン、ヘインのメロドラマ⇒『 よくおごってくれる綺麗なお姉さん 』
- パク・ボヨン パク・ヒョンシクのラブコメ ⇒『 力の強い女トボンスン 』
- オ・ウシクの出演作品⇒『 知ってるワイフ 』『 雲が描いた月明かり 』 『 推理の女王2』