韓国ドラマ ロマンスは別冊付録 3話 あらすじ 感想 後半
ダニ( イ・ナヨン )の部屋
帰宅したダニは、整理されている屋根裏部屋を見て追い出されると思い、顔色を変えてウノ( イ・ジョンソク )に詰め寄った。
過去、ウノの継母との相続紛争を助けたことを持ち出して、自分の父のガンによる死がその心労からだったと怒りに任せてウノを非難した。
だがそんなダニに、ウノは昨日まで置いていた運動器具を片付けて住めるように飾ったダニの部屋を見せて感動させた。
その後食卓で、前言を撤回して謝罪するダニに「 一緒に住んでも大丈夫みたいだ。姉さんと家で過ごすのも悪くない。」と顔を赤らめた。
これに「 優しい言葉を口にするたびに顔が赤くなるけど…そんなんでどう女性とつきあうの?」と顔を覗き込むダニに「 交際って話すだけじゃないだろ? 」と言い返した。
だが「 それって、体ってこと? 」とからかわれて、ウノは目をそむけて黙り込んだ。
そんなウノに微笑みながら「 迷惑ばかりかけられないからお金を貯めたら出ていくわ。でも3ヶ月じゃ時間が足らないから6ヶ月でどう?」とダニは確認した。
そして頷くウノに感謝して、ダニは満足そうにキムチチゲを食べた。
*新刊のヘッドコピー( 表紙カバーの宣伝広告文 )
翌日、新刊のヘッドコピーを決めるマーケティング会議があると聞いたダニは、コ・ユソン( キム・ユミ )理事にアイデアがあると伝えた。
そして冷たく拒絶されても諦めず、ウノからその作家の原稿を手に入れた。
「 能力があることを見せたい。これでも以前はコピーライターとして成功してたカン・ダニよ! 」と胸をときめかせるダニを、ウノも応援した。
それからダニは会社で雑用業務の傍ら本を読み始め、帰宅後ヘッドコピーを作るために夜通し仕事をした。夜食を出して応援するウノ。
翌日、ユソンから「 時代遅れね。マーケティングにセンスがない。」と作成したヘッドコピーを却下されたダニは、それでも挫けず図書館で他の本を研究してアイデアを膨らませた。
そうしてできあがった複数のコピーをウノとヘリン( チョン・ユジン )に見せて一案を選ぶとユソンに再度提出した。
だがユソンは、ダニのアイデアを奪って自分のものとして会議で発表し、それが新刊のヘッドコピーに採用された。
これに気づいたウノとヘリンは、驚いた表情を隠せなかったが沈黙した。
会議後自分のアイデアが横取りされたことを知ったダニが「 これは私のコピーだ。こんなことよくありますか? 」と訊くと、ヘリンは「 何の話かしら?初めて見るコピーよ 」と知らないふりをした。
そして「 ここは会社よ。ここにいたかったら不公平だという思いは捨てたほうがいい 」と助言した。
これに「 アドバイスや慰めよりも、まず共感してほしかった。人間だから、あなたの気持ち分かるわって言って欲しかった 」と本音を言うダニに、ヘリンは感心した。
*
その夜、ウノ( イ・ジョンソク )と一緒に酒を飲みながら、ダニ( イ・ナヨン )は「 私のアイデアだったって他の人達に知ってもらいたい。」と気持ちを吐露した。

tvN 画面 キャプチャー
「 アイデアが採用されたからって能力が証明されたわけじゃない。時間がかかるよ。それまで頑張れるのか?」と慰めるウノに「 耐えられるわ。新入社員みたい 」と微笑んだ。
「 ウノ。皆が私の名前を呼ぶの。ずっと誰にも呼ばれなかったのに、カン・ダニって。名前を呼ばれて不思議な気分 」
と笑顔を浮かべるダニに、ウノは「 カン・ダニさん( 氏 )!ダニ、ダニ♪ 」とふざけて呼んで、さらに喜ばせた。
*
酒に酔ったウノは、無意識のうちにダニが住んでいた家に向かった。酔ってダニが恋しくなるといつもダニの家を訪れていたのだった。
ダニの旧家に佇んだウノの脳裏に、過去の自分とダニの光景がフラッシュバックの様に蘇ってきた。
外でダニの笑い声や争っている声を聞いたり、ドンミン( オ・ウシク )と喧嘩して泣きながら出てきたダニに、声もかけられず隠れていた自身を…

tvN 画面 キャプチャー
その後帰宅したウノは、外で心配そうに待っていたダニを胸に抱いて「 もう酔ってあの家に行かなくてもいい。カン・ダニが僕の家に住んでいるから... 」と安堵の笑みを浮かべた!!
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韓国ドラマ ロマンスは別冊付録 3話 感想
私の2019年の最初のドラマ、イ・ジョンソク入隊前の暖かいラブコメを楽しく視聴中です。
3話では、ダニが屋根裏に隠れ住んでいたことを知ったウノの反応に少し驚きました!もっと怒るか議論があると想像していたので...。
追い出すかも...と思ったりもしましたが、温かいドラマ( 笑! )のようです。
ウノはダニを責めるよりも、ダニの不幸を知らずにいた事実に自責していましたね。
一方のダニは、「 泣いても何も解決しない! 」とたくましい姿を見せてくれました。
ウノの家に隠れ住んではいましたが、今まで有名人の彼に金銭的ににすがったり利用したりしたことは一度もなかった。
キョル出版で新入社員のように雑用に使われても一生懸命働き、そんな状況の中でもコピーライターの才能を使おうと前向きに生きていますね。
残念ながら”出る杭は打たれるですか…?”、アイデアを横取りされて終わりましたが...。
厄介な面を見せつけたキョルの大魔女No1のコ理事。年齢的にも近い彼女とダニの衝突は、おそらくこれからも続くのではないでしょうか?
そして会社で久しぶりに名前で呼ばれて嬉しくなったダニは、次のステップとして自身の才能が認められるまで戦うのだろうと思います。
そんなダニを、ウノは陰ながら応援していう感じでしょうか。
家の中に快適な部屋を用意しただけではなく、外でも仕事を助けていたウノ。
ラストでは酔うたびにダニの家に行っていた光景も描かれて、長い間の彼の一途な気持ちが明らかに...。
最後の抱擁シーンは、ダニを思う切ないウノの思いが溢れていて素敵でしたね。
こんな素敵な人に思われて揺れないはずがない…。
ウノに惹かれていくダニと、静かにダニを思い続けていたウノが愛されたくなる姿を見るのが楽しみですね。
それに装丁家のソジュンが、どんな風に関わっていくのかにも期待したいです。
そして、このドラマが単なるロマンチックコメディではなく、” 離婚女性 ”を社会がどのように扱うのかをテーマにしている所も面白いです。
これまでと同様に繊細な演技のイ・ジョンソクは期待を裏切ってはいないし、初めて見るイ・ナヨンも姉ダニ役を上手く演じていると思います。
*
ラストシーンの続きが気になる次回。
予告では、ウノがダニの別れた夫ドンミンと会うようです。
未だロマンスが始まっていないダニとウノの間に、ソジュンとヘリンが入り込んできて、複雑な4角関係が進んでいくようです。
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