韓国ドラマ ロマンスは別冊付録 10話 あらすじ 感想 後半
*ウノ(イ・ジョンソク)の告白
その後ダニ( イ・ナヨン )の対面に座ったウノは、お粥を食べながら「 いつから好きなの? 」と見つめるダニに、素直に気持ちを告白した。
「 春から夏、夏から秋、秋から冬、季節がいつ変わるかわからないだろ?だから姉さんをいつから好きなのかわからない。」
「 それなら、ずっとバレないようにするべきだったのよ」と悲しそうな顔で目を伏せるダニ。
「 どうやって避ける?遠慮なく何度も聞いてくるのに…。僕をどんな男だと?行き止まりに来て心に嘘をつくのは卑怯だろ。でも何もしない。ネックレスをあげるだけにする。いつもそうだっただろ?だから受け取って」
「 それは、あなたの気持ちを知らなかったから…」と目に涙を浮かべるダニ。
「 病気だから、今日は僕の言うことを聞いてくれ。好きだよ。でも気持ちを押し付けるつもりはない。姉さんは今まで通り好きなように、チ・ソジュンにも会えばいい。仕事、講義、執筆でいつも忙しく、たまに恋愛もしてきた。愛に命をかけたりしない。」
負担をかけないようにそう告白して部屋に入ったウノに、「 愚かよ...。女性なら沢山いるのに、何で私を好きなの...」とダニは涙を拭った。
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その夜酔ってウノに電話をかけたソン・ヘリン( チョン・ユジン )は「 呆れたわ、先輩。退勤後電話を受けたことなんて一度もなかったのに、フッたあとは答えてもいいってこと?」と涙を流しながらウノに愚痴った。
だが怒りがこみ上げてきたヘリンは「 失恋しても完璧に仕事をこなし、先輩の欠勤で支障が出ないよう働いている私のようないい女をフッた事を後悔させてやる!」と叫んで電話を切った。
そんなヘリンを、犬の散歩中に見かけたソジュンは「 友が要るなら、犬を置いて来てもいいよ。どうしてここに?どうして僕の近所にきて泣いたりする?」と慰める電話をした。
そして「 明日会社で会いましょう」と電話を切ってしまったへリンに、ソジュンは” 理由はわからないけど泣くな。話したいなら電話を ”とメッセージを送って去った。
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翌日の修正シールが貼られた新刊の発売日、著者の履歴欄にミスをしたオ・ジユル( パク・ギュヨン )は、ヘリンだけではなくウノにも叱責を受けた。
「 不当だと思っているだろう?だが誤字を発見した編集者は自身を恥じて、誰も君のように不当だと思ったりはしない。」
そう言って推薦書リストを渡したウノは「 本について興味がないのなら学びなさい。なぜここで仕事をしているのか、もう一度考えてみて。」と忠告した。
これに本に無関心だった今までと異なり、社内の様子を観察したりネットで検索したりと真剣に学び始めるジユル。
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この日キョル出版を訪れたソジュン( ウィ・ハジュン )は「 ユ・ミョンスク作家の表紙デザインをすることになったチ・ソジュンです。宜しくお願いします。これは賄賂です!」と買ってきたコーヒーを渡した。
その後会議で、ウノとヘリンから提案されたイラストを「 使えない退屈な代物だ 」と即座に拒否したソジュンは、東洋画を取り入れたイラストにしようと提案した。
驚いて聞き返すヘリンに「 表紙は本の顔だ。ユ作家の本の場合、親近感よりも豪華なコンセプトの方が合う思う 」と意見を述べた。
これに「 本の個性は大事です。でもなぜ時代遅れの東洋画を?」と尋ねるヘリンに「時代遅れという意見に納得できない。一般的な表紙が望みならユ作家は僕を呼ばなかったはず。”臆病者!”嫌いで有名だから!」と言い返した。
これに顔色を変えたヘリンを見たウノが「 初ミーティングは、お互いのアイデアを交換する場で議論の場ではない! 」と戒めたが、ヘリンは立ち上があった。
「 編集長、時間の無駄なので会議を終了しましょう。表紙デザインの決定には時間がかかると思います。新しいデザイナーがかなりの”変人!”なので!」
そう言い放ったあと去りかけたヘリンだが、ソジュンが提示したデザインを見た途端「 これが東洋画?!まあ、なんて素敵なの!素晴らしいわ~!」とコロッと意見を変えた。
「 どうしてこれを最初に見せなかったんです?これなら賛同していました。ユ作家の本にピッタリだわ~」と目を輝かせるヘリンに、ウノとソジュンは笑いを隠せなかった。
*
会議後ダニを食事に誘うソジュンを目撃したウノは、「 初ミーティングを祝って一緒に夕食をしよう 」と強引にソジュンを誘い、4人で一緒に夕食に出かけた。
その後貸し切った常連レストランへ3人を連れて行ったソジュン( ウィ・ハジュン )は、ダニの好みに合わせてミルフィーユ鍋、温かい酒と付け合せを次々と運んだ。
これに不機嫌になるウノと2人が付き合っているのかどうかを確認するヘリンに、ソジュンは「 未だです。僕がダニさんを好きなだけだ 」と堂々と打ち明けた。
だがそんなソジュンのストレートな告白に対して、頭の中でウノの告白について考えていたダニは、いつものように嬉しそうなそぶりを見せず無反応だった。
そして野菜を切っていたソジュンが指の腹を薄く切った時も、カバンの中に入っていたバンドエイドを渡さなかった。
一方、ダニがバンドエイドを常備している事を知っていたウノは、自分を気にするダニを見て満足の笑みを浮かべた。
( ニコニコ顔のウノ! )
*
レストランを出た後、先に家に着いていたウノは、家の前でダニを待った。
そして遅れて戻ってきたダニに「 僕を気にしてだろ?これからは僕を見る度に思ってくれ。チャ・ウノは私が好きだと…。」と言うと、バンドエイドをソジュンに渡さなかった理由を尋ねた。
これに「 忘れていた... 」と目をふせるダニに、あり得ないと笑った。
その後、ダニを優しく見つめて「 カン・ダニ、時々今日のような日がある。我慢が難しい日。我慢しろ、我慢しろと考える日。」と言った。
「 だから何?何を我慢...?」と問いかけるダニに、キスをして「 これだよ 」と見つめるウノ!!
( ウノや、おめでとう♪ )
次回のお話は ⇒ ロマンスは別冊付録 11話 あらすじ 感想
前回のお話は ⇒ ロマンスは別冊付録 9話 あらすじ 感想
韓国ドラマ ロマンスは別冊付録 10話 感想
ソジュンから言われて自分の心の変化とウノを意識するようになり、振られた事を暗示するヘリンの話からウノの心が自分だけに向いていることを確かめるダニ。
ソジュンにバンドエイドが渡せなかったダニを見てキスをする勇気が湧き、ダニとの生活を守るためにヘリンの出入りを禁止するウノ。
考えてみると、2人にとってソジュンとヘリンは障害ではなく、反対に恋のキューピッドですね。
今まで恋の糸がもつれて交差していた4人ですが、これからはソジュン&ヘリン、ウノ&ダニの二組に分かれてロマンスを展開していくのでしょうか?
そのために、ダニにもっとしっかりと自覚してほしい…。(笑!)
既に恋のスウィッチが入っているウノと季節みたいに変わっていた自身の気持ちに戸惑っている上に、離婚した子持ちの年上という状況を持つダニ。
” 何もしない ”といいながら我慢できずにキスをするウノ。
ダニの抵抗が未だ続くと思われる中、これからウノが ダニの壁をぶち壊すために何をするのかが、見どころになりますね。
* ロマンスは別冊付録 11話予告動画
予告によると、次回胸キュンシーンが沢山ありそうです。
ウノが「ダニ!」と名前を読んでいたり、ソジュンがヘリンに2人の同居を教えていたりする会話が流れています。
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