韓国ドラマ 黒騎士 最終回20話 あらすじ 感想 後半
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不老不死を解く方法
スホの不老不死を解きたい一心で、久しぶりにヘラはシャロン洋装店へ足を踏み入れた。
だがシャロンの姿はなく、店を継いだスングからプレゼントを渡しに行った夜にシャロンが姿を消し、以来10年間見ていないと教えられた。
その後洋服の整理をしている時、ベッキーの日記帳の破れていた頁をスホのコートから発見したヘラは、それを読んで顔色を変えた。
’’ プニの願いが込められた指輪で作られたナイフでスホは救われた。だがそれにより不死になるだろう。指輪の持ち主と別れたなら、スホは正常に戻れるかもしれない ”
それを読んだヘラは、スホに正常なくらしをさせようとして別れを決意した。
だがそれを察知したスホが病院から戻り引き止めた。
「 あなたのお姉さんだと言われ、叔母さんに代わり、その内お母さんだと呼ばれるようになる。それが嫌なの 」
だがヘラを抱きしめたスホは「 それでも行くな！何があっても行くな！ 」 と頼んだ。
KBS 画面 キャプチャー
そんなスホの願いを受け入れたヘラは、スホの傍に留まることを決意した。
そうして変わらないスホの傍で、ヘラは年老いていった。
＊
チョン・ヘラ ( シン・セギョン ) の最期
年月が過ぎ車椅子で移動するほどに高齢になったヘラを連れ、スホは以前暮らしていたソウルのゲストハウスに戻った。
スホは、ベッキーが自分の経験を元に記しておいた ” もし望んでいないことが起こったら... ” という不死を隠す方法の章を実行していた。
- お喋りな人と親しくならない様にした方がいい。
- 他人の暮らしに興味を持つ人と関わらないこと。
- 小さな街より大都市に住んだ方が暮らしやすい。
- 荷物を増やさない方が移動が楽。
そしてどうか最後の最後までお互いの手を離さないで、2人は必ず再び会えるから。
私がスホに会える時間に入りこめた様に、あなた達がお互いに気づく時がくると祈っています。
その後スホは、スロベニアへ行きたがるヘラを連れて古城へ旅立った。
そうして2人が出会った思い出の場所を巡った後、スホ( キム・レウォン )は湖が見えるベンチの上で自分の肩に持たれたまま眠るように死んでいくヘラの最期を看取った。
＊
時が経ち、再びスロベニアへ訪れたスホは、思い出の湖を見ながらヘラを偲んだ。
ヘラよ覚えておいてくれ。
いつかもどんな姿かも分からないが、もし会えたら、いや会えないとしても君を最後まで守りたかった黒騎士 ( フッキサ ) がいたことを思い出してくれ。
その男の人生は君がいたから可能だったことを。
ヘラよ愛している。
了
韓国ドラマ 黒騎士 最終回20話 感想
結末についての感想
スホが不死のまま残される思いがけないサッドエンディングとなりました。
ベッキーが手帳の中でほのめかしていた様に、ヘラと別れた後スホは年老いて安らかに死ぬとか、生まれ変わったヘラとの再会で終わるとか。
さらにはヘラも不死になるとか、そんな結末を想像していました。
ヘラはスホの傍で安らかにあの世に逝きましたが、何も罪を犯していないスホが孤独に残される形になってしまい残念です ( 何故なのか納得いかない…)。
結局最後までシャロンの悪行から逃れられない予想外の結末に驚かされました。
ですが考えてみると、ベッキー、プニ ( ヘラ前世 )、スホの三人三様の願いは全てそれぞれ叶えているんです。
べッキーが” 最後まで2人一緒に ” と願い、2人はそれを実行したし、プニの” 絶対に死なないで ” と言う言葉通りになり、スホは” ヘラを最後まで守る ” という願いを全うしました。
もしスホがヘラと同じように” 絶対に死ぬな！” と願っていたとしたら、プニも不死になり結末は、違っていたのかもしれません。
プニの切実な祈りが、皮肉にもスホの不死を導く結果になってしまったとも言えると思います。
そして最後になってイ・スクヒ( ヘラの叔母役 )が前世でプニを育てた母だったことが明かされました。それを知っていたからベッキーは、ヘラを託したのでしょうか...。
最終回では描かれませんでしたが、何世紀も時が経った後、スホは転生したヘラと古城で再会し、覚えていないヘラに苦労しながらも愛を成就するのかも知れません。
その時はシャロンなしで… ( 笑 )
前回のお話は ⇒ 黒騎士 19話 あらすじ 感想
出演者 キム・レウォン シン・セギョン ソ・ジヘ についての感想
前半に多かった前世の史劇部分が特に良かったです。
子役の二人も愛らしくて上手でした。
メロドラマでありながら思ったよりラブシーンは少なめでしたが、シャロンとベッキーの魔法や不死身のスホ等々のアクションシーンが目で楽しめました。
全く怪我をしないターミネーターの様なスホをキム・レウォンが独特のさらっとした演技で見せてくれました。
そしてシン・セギョンは、現代の方はシャロンの仕立てた服がとても似合っていてエレガントだったし、史劇では奴婢役ながら隠せない美しさがありました。
主役二人のビジュアルは抜群でした。
カリスマ溢れる悪役とひょうきんな可愛い姿のギャップが良かったシャロン役のソ・ジヘ。次期作が楽しみな女優さんですね。
ダンスが上手かったスング役キム・ソルジンは、少ない出番ながら妙～に印象に残りました。
シン・セギョン チャ・ウヌの時代劇⇒新米史官ク・ヘリョン
イ・ヨンエとソン・スンホンの純愛ドラマ⇒ 師任堂・サイムダン
人魚と詐欺師のラブコメ、イ・ミンホ主演のドラマ⇒ 青い海の伝説
キム・ヒョンジュン出演の青春時代劇⇒ 花郎・ファラン
キムビョンオク出演のラブコメ⇒『 キム秘書がなぜそうか 』
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