韓国ドラマ 黒騎士 16話 あらすじ 感想 後半
九泉の鬼
私に命を与えたのは親だったが、光を与えてくれてのはプニ姉さんだ。
姉さんは俺のような卑しい男を可愛いと思ってくれ、俺の才能が無駄になっていると悔しがってくれた。
あんなに優しくて美しかったプニ姉さんがチェ・ソリンに会って運命が変わり殺され、俺は嘆きと悲嘆にくれた。
来世で生まれ変わったプニ姉さんがイ・ミョンスとの愛を見つけ永遠に幸せでいられるように祈っている。
もしソリンが来世でも余計なことをするようならば、’’九泉の鬼”の刺青が体に浮かび、2人を守る。
ソリンは心から2人の幸せを願い婚礼衣装を作らなければならない。
そうしてミョンソとプニが結婚すれば、その時ソリンの罪は浄化し安らぎの中で眠るだろう。
これに怒ったシャロンは、祈祷文をもとに戻して立ち上がった。
「 この祈祷文には強いオーラが漂っている。もう一切余計なことはするな」とベッキーが言うと「私の必死の思いは、つまらない奴隷よりも勝る 」とシャロンは言い返した。
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そんな中現れたスホ( キム・レウォン )は、祈祷文をロウソクの火で燃やそうとしたシャロン( ソ・ジヘ )が床に倒れて肩と腕を押さえてもがき苦しむ姿を、呆然として見ていた。

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ベッキーとシャロンの必死の謝罪が通じて痛みは収まったが、その後シャロンの頬に” 九泉の鬼 ’’の刺青が浮かび上がっていた。
それを目撃し凍りついているスホの前から、シャロンは「 どうして私だけ...」と呟くと逃げ出した。
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その後ベッキーは「 この絵は全て本当のことなの 」とジョムボギの画帳をスホに見せた。
「 ミョンソの妻だったソリンがミョンソとプニを殺し、その罰を受けて今まで生き続けている。全て私が赤子を交換した事から始まったのです。」と涙を浮かべてスホに謝罪した。
「 不老不死の呪いから解き放つためにシャロンが作った婚礼衣装を着て欲しい 」と膝をついて哀願し、それを受け入れたスホに涙を浮かべて感謝した。
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部屋の片隅で小さくなって座っているシャロンを見つけたベッキーは、近づいて深いつばの帽子を被せた。
「 ウエディングドレスとタキシ-ドを作るのです。布を選んで縫い始めたら諺文( オンモン )は消えるでしょう。2人が結婚すれば罰も終わるわ」とシャロンを慰めた。
だがシャロンは「 あの人といられない時間に入ってどんな意味があるの?」と嘆いて泣いた。
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帰宅したスホは、待ちくたびれてソファで寝てしまったヘラ( シン・セギョン )の傍に座り愛おしそうに見つめた。

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そして目を覚ましたヘラに「ありがとう。ヘラ、愛しているよ。君の言う通りにする。結婚が2年後でも10年後でも構わないさ。君が傍にいれば僕は何もいらない」と前世の悲劇を聞いた後の今の幸せに感謝した。
それにヘラは「 考えたんだけど来年にしない?ウエディングドレスの撮影に行きましょう。きっと楽しいわ 」と目を輝かせて答えてスホを喜ばせた。
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翌日会社へ向かう車中で、昨日のベッキーの怪力について不思議がったり木棺から出てきた物が何だったのかと関心を示すヘラを、スホは全て軽く受け流し前世の悲劇を隠した。
その日、裁判所からの召喚状が届き顔色が青くなるゴンに「 この仕事をしていれば、幾度となく受け取るものだ 」と平気な素振りをするチョルミン。
その上、ヨンミに届いた召喚状を目にしたゴンは、ショックを受け「 なぜ君が?」と叫んだ。
「 偽りのメッセージの事をムン・スホが気付いたのか?」と尋ねるゴンにヨンミは頷き「 怖いから裁判所には行かない 」と泣きそうになった。
ベッキーに言われた通り、シャロンは布を選びウエディングドレスを作り始めた。
そうしてドレスが出来上がった時、やっと顔の刺青が消えた。
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その日、念願のアシスタントマネージャへの昇進を告げられたヘラは、営業に出たついでにスホの所へ立ち寄った。
抱きついてスホと喜びを分かち合い、ウエディングドレスの撮影スタジオを見つけたと嬉しそうに報告した後、ヘラは仕事に戻った。
その夜、ヘラはチーム全員を呼んで自分の昇進を祝っての飲み会を開いた。
その時ヘラの指に光る指輪に気付いた本部長は、相手を秘密にするヘラに「 ムン代表のことは秘密だそうだ。わかったな 」と大きな声で暴露して恥ずかしがらせた。
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その頃、シャロンに婚礼衣装が出来上がったと連絡を受けたスホは、洋装店に向かいタキシードを試着していた。
だが着替えて鏡の前に立ったスホは、ヘラのウエディングドレスを身にまとい近寄ってくるシャロン( ソ・ジヘ )に愕然とした。

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そして「 妻だったのになぜ愛されなかったのかわからない 」と前世の話をしつこく口に出すシャロンに辟易した。
シャロンはヘラの指輪を溶かしたナイフをスホに差し出して「 このナイフで殺してくれ。私の辛い人生を終わらせて 」とスホにすがった。
だが「 僕はあなたに何もしたくない。この服もベッキー先生のために着ているんだ 」と拒否するスホに「 優しい夫だったのに」と嘆いた。
スホはそれでも、殺してと続けるシャロンの手からナイフを奪いソファに投げ捨て「 ヘラも僕も二度と君に会うことはない!」と叫んでタイを取った。
それにシャロンは「 では行って下さい。自分で刺しますから。婚礼衣装を仕上げたので死ねるでしょう。 でも一度だけかわいそうに思って腕に抱いてくれませんか?昔のように」と頼んだ。
だがそれも拒否して背を向けるスホに憤ったシャロンは「 待っているわ。あなたが私を愛する男として生まれ変わるまで!」と念じると、スホの腕を引っ張り彼の胸にナイフを刺して逃げ出した。
スホは、その時飲み会から掛けてきたヘラの電話に出ようとしながら床に倒れ「 ヘラ...」と電話に手を伸ばしかけた所で力尽きた!!
次回のお話は ⇒ 黒騎士17話あらすじと感想
前回のお話は ⇒ 黒騎士15話 あらすじと感想
韓国ドラマ 黒騎士 16話 感想
ベッキーの怪力を見ておかしいと思っているヘラにわざわざ真実を隠さなくても、前世の事を打ち明け2人で一丸となってシャロンに立ち向かう方が良いのでは?
と思っていたら、スホが刺されてしまいました。(涙)
過去において自分を殺した魔女に夜一人で会いに行くなんて彼も無謀です。
ヘラに注意をしたように、シャロンの危険度を知っているなら、自分も洋装店へは行くべきではなかった…
でも結婚目前の2人の愛のパワーは大きいので、多分それで大丈夫ではないでしょうか。(笑)
やっと召喚状も裁判所から届き、父親の事件の真相解明がこれからという時に、ここでスホが消えるわけにはいかないです。
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意識不明の息子のために証言すると誓った証人のダルホンですが、彼は実際には目撃者ではないので弱い。
これでスホ側がチョルミンに勝てるとは思えませんが、結局鍵を握っているのはヨンミなのでしょうか。
ヘラの友達といいながら常にヘラに対して嫉妬し対抗意識のあったヨンミが、多くのことを知りながら隠している様な気がします。
最終回まで残り4回、この先に何があるのか気が抜けません。
延長の話もでたようですが、予定通り黒騎士は20話2/28で、終了だそうです。
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