韓国ドラマ 黒騎士 14話 あらすじ 感想 後半
遺体の正体
その夜、ヘラは出版準備の為の写真選びを手伝って欲しいと頼まれて、ベッキー( チャン・ミヒ )の家へ移動した。
暫く写真を整理した後ヘラをお風呂へ入らせている間、ベッキーは「 元気にしているから大丈夫。数日預かるから心配はいらない 」と連絡をいれてスホを安心させた。
その後ヘラが昼間訪れたギャラリーの書類を整理しているのを眺めていたベッキーは、その中に見覚えのある姿を見つけた。
ヘラから「 今日会ってきたソチョンギャラリーのキュレーターだ 」と聞いたベッキーは「 みつけた!」と喜んだ。
そんな中急に現れたスホ( キム・レウォン )は「 君の父さんを見つけた 」と届いたばかりのDNAの鑑定結果をヘラに渡した。
韓屋ホテルの工事現場で発見された白骨死体はヘラの父親だったのだ。
チョルミンが自然葬をしていたと思ってたヘラは「 どういうことなの?」とこの事実に困惑した。
*
警察署に事情徴収に呼ばれたチョルミン( キム・ビョンオク )は「 友達と確認して火葬した。病院に確認してくれ 」と主張した。
そして「 その病院は閉鎖し調べようがない 」と顔を曇らせる刑事ににやりとした後「 ムン・スホに尋ねてみろ 」とヘラの父親が書いた孤児院への手紙を渡した。
その後警察に出頭したスホは、ヘラの父親との関係を訊ねる刑事に、辛く当たられていたことや研究レポートを巡って確執があった事を隠した。
「 反抗期の僕を叱ったことはあったが大したことではなかった。手紙を出したのは娘が心配だったからで、友達の息子の僕に冷たくするような人ではない 」と嘘をついた。
その後現れた福祉員も、その当時ヘラが渡した12枚の長文の手紙を持参して「 娘さんが真実を言っているのは明らかでした。手紙に書いてあることは本当ではないと私も信じます 」と証言した。
こうして容疑が晴れたスホは、その後ヘラの父親を一緒に弔った後、ヘラを自宅へ連れ戻った。
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ヘラが眠った後、スホ( キム・レウォン )はチョルミン( キム・ビョンオク )に会いに出かけた。
「 二人共故郷の故郷の友だ。俺は何もしていない 」と言うチョルミンに「 これで終わったとは思わないことです。」とスホは警告した。
そして「 ヘラを連れて去れ!遠い所へ行け 」と言うチョルミンに「 去りますよ。あなたの財産を全て奪い、僕の父とヘラの父を殺した償いをさせた後に...」と宣戦布告した。
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会社に戻ったスホは、チャンギの叔父ハン・ミョンスと対面した。
あくどい立ち退きで知られていた建設会社の幹部だった彼から、スホは父親の事件にチョルミンが関与していた情報を得ようとしていた。
顧問職を与えて名誉を守るとミョンスに約束した後、スホは代わりに一つだけ条件を出した。
「 ラボに火をつけてお大金を手にした人の名前を覚えているだけでいいのです 」と圧力をかけた上で、チャンギにも秘密にするとスホは保証した。
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ヘラが会ったキュレーターがチョムボギだと確信したベッキーは、彼に会いにギャラリーに向かった。
プニとミョンス( ヘラとスホの前世 )の絵の前に立ったベッキーに、キュレーターの彼が挨拶に来ると「 チャムボギ!でしょう?」とベッキーは話しかけた。
だがク・チャンビンと名乗った彼は「 あの絵はあなたが描いたのではないの?」と絵を指すベッキーに「 お爺さんのお爺さんの父が描いたものです 」と答えた。
これにベッキーは、チャムボギの祖先に巡り会えたのだと喜び「 あの絵以外に何かお持ちじゃありませんか?巻物があるかどうか家の中を探して欲しいのです 」と頼んだ。
そんな中仕事で社員を引き連れて現れたスホをベッキーは歓迎し、プニとミョンスの絵の前に連れて行った。
その絵を食い入るように見つめて購入できるかどうかを尋ねるスホ( キム・レウォン )に、チョンビンは家の財宝だからと断った。
そこへ集まってきた社員たちは、スホとヘラにそっくりな絵を見て驚きざわめいた。
ベッキーは絵を凝視したままのスホを見ながら、祈祷文を探すのを助けて欲しいと心の中でチョムボギに頼んだ。
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その夜ヘラは「 今夜ここで寝たい 」と言いながらスホの部屋に入った。そして「 まだダメだ 」というのを無視してベッドに入りこんだ。
そうして目を瞑るヘラに、スホはナイトテーブルの引き出しから小さな箱を取り出した。
ヘラの顔の前に差し出すと「 ヘラ!目を開けろ 」と言ってスホは、蓋を開けた。
ハッと息をのんだヘラの指に指輪をはめ「 僕と結婚してくれないか?」と訊ね、抱きついてきたヘラに返事を催促した。
「 パジャマ姿でプロポーズされるとは思わなかった 」ヘラは呟いた。そして「あなたと結婚するわ 」とスホの瞳を見つめた。
「 世界一の夫になるよ 」と言うスホにヘラが抱きつき、二人はそのまま一緒に眠った。
*
真夜中に、韓服姿でシャロンと寝ている夢にうなされてスホは、目が覚めた。
そして「 私を覚えていて 」と韓服姿で部屋にいるシャロンを見て恐怖に包まれた!!
次回のお話は ⇒ 黒騎士 15話 あらすじ 感想
前回のお話は ⇒ 黒騎士 13話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 黒騎士 14話 感想
スホは前世でプニに一目惚れ、現世でもヘラが幼い時の初恋の人、と最初から全く入る隙間はないのに諦めないシャロン。
一度も愛したことがないスホに、自分を覚えていて欲しいと望むのは無理な相談です。
ここまで来ると笑えるというか、確かに”治療の必要がある”とも言いたくなりますね。
同じ失敗を繰り返し学ぼうとしないとしないのは、魔女というより人間っぽいですが。
これで指輪を溶かしたナイフで殺さないにしても、刺したりすれば、跳ね返ってくる罰は刺青だけではすまない気がします。
でも今まで散々危険な事を計画しては失敗しているので、またそうなるのでは?と思ってはいますが・・。(笑)
とにかくソ・ジヘが、非常に危険なのにどこかおとぼけなシャロンをバランス良く演じていて、主役二人を上回ってしまいそうな存在感でドラマを引っ張っています。
プロポーズの甘いシーンの後の闇に浮かび上がっているシャロンの姿が不気味で緊迫していました。次回が楽しみですね。
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