韓国ドラマ 青い海の伝説 5話 あらすじ 感想 後半
奇妙な同居生活
その夜、妙な音を立てながら髪で顔を覆い天窓から首を出すシムチョン!(笑)
「ちょっと見たくて…」
「頭を引っ込めて中に戻れ!」
「友達はまだ戻らないの?」
「今夜は戻ってこない。」
じゃあ私達だけって事?と今度はヒッヒヒと奇妙な笑い声をあげるシムチョン。
「ゴーストのつもりか?」
「気にしないで目をつむってくれない?面白いからやっているんだから…。」
としつこく続けるシムチョンに頭を抱えた後、ジュンジェはが突如べッドの上に立ち上がり大声を上げた。
「夏のホラームービーじゃないだろう?上から何か落ちてくるのにどうやって寝ていられる?」
「あーこういうの好きじゃないの?好きじゃないんだったら降りてこようか?あなたの隣に?OK.じゃあ行くわよ~。」
と階段から降りてくる姿に、今日でも明日でもどちらでもいいから降りてそのまま出て行けよと脅すジュンジェ。
すると、するすると又上に戻っていくシム・チョンに、怖い女だと呟いてジュンジェは横になる。
「明日が来なければ良いのに…」とベッドの上で呟くシムチョン。
*
翌朝、現れたシアと喧嘩になるシムチョン。
「なぜ来たの?」
「あなたまだいるのね?ジュンジェは中?」
「ホ・ジュンジェが言っていた。知らない人が来たらドアを開けるなって。」
「私は知らない人じゃないでしょ?」
「私には知らない人だけど?」
とガードするシムチョンとシアは玄関で押し合いになる。と突然シムチョンが脇にどけたため勢い余って地面に尻餅をつくシア。
それを見て「入っていいわよ。なぜそこでそんな風にしているの?」と見下ろして言うシムチョン。
静まり返った家の中を見ながら皆どこにいるのかと尋ねるシアに、ジュンジェはジョギングで、ナムどテオは昨日から戻っていないと答えるシムチョン。
それを聞いて、ジュンジェと私は結婚するつもりだと突然言い出すシア。
結婚とは一緒に暮らして愛し合うことだとシアから説明されて「じゃあ、私とジュンジェが今している事ね」と言うシムチョン。
これに「あながしているのは結婚じゃない」とシアは否定した。
「ジュンジェが一緒に住もうと言った?彼が望んでいないのにここにいるのは、人にせびっている事つまり人の血を吸う寄生虫と一緒なのよ。」
「人から血なんか吸わないわ。彼の血なんか吸入り口を指差した。
するとその指にがばっと噛み付くシムチョン。
ジョギングから帰り呆れ返ったジュンジェは「お前気が狂った子犬か?何で人に噛み付くんだ?」とシムチョンを叱った。
「シアに出てけと言われたから」シムチョンが言うと「出て行かないつもりか?言わなかったら今日出て行く言っただろ?出る用意をしとけよ!」とシアと行くジュンジェ。
その後、お菓子を食べながらメロドラマを見るシムチョン。
「初雪の日に愛を告白したら、その愛は適う」というセリフを聞いて「本当なの?知らなかったわ。わかった。」と納得するように頷いていると戻ってくるジュンジェに、慌てて部屋へ引っ込んだ。
*
匂いにつられてテラスに出たシムチョンは、バーベキューを用意していから「来て食べろ!」と言われて近づいた。
「熱いから吹いて!」と言われ、渡されたウィンナーをフーフー吹くシムチョン。
「吹くのをやめて食べろよ!」と言われ食べ始めるシムチョン。
∗
携帯の使い方を教えてシムチョンを家から追い出すジュンジェ。
「1番が俺の番号。したい時にいつでも押すんじゃない。もし気持ちが変わって俺に全てを話すつもりになったら押してくれ。その時だけ押すんだぞ。」と念を押して手渡した。
次に交通カードも渡し「これまでだな。行きたい所へ行けよ!」と言うジュンジェ。
「私達の”又今度”が今なのね?」と尋ねるシム・チョンに「そうだ。昨日約束しただろ?」と言う。
「そうもし俺に何も言う事がないなら、それを取って行ってくれ。」
「じゃあ、あなたも約束して。」
「なんでおれが?」
「ギブ&テイクでしょ?」
「何を約束してほしいんだ?」
「私達の"又今度”を初雪の日にさせてよ。」
「なぜ俺たちに”又今度”が必要なんだ?」
「それは…私が初雪の日にあなたに言いたいことがあるからよ。」
「何だよ?今言えよ!」
「今は言えないけど、約束してくれたら行くから」
そう言うシムチョンに結局Nソウルタワー(南山ナムサン)で会おうと約束するジュンジェ。立ち上がり出て行くシムチョン。
その後すぐさま自分の携帯でシムチョンの動きをチェックするジュンジェ( イ・ミンホ )。追い出したもののシムチョンが心配だった。
その後帰ってきたナムドに、この凍りついた日に追い出したのかと批判されると「昨日は危険だったからだろ?」と反論するジュンジェ。
「外は危険んじゃないのか?ここいるよりもっとチョンイには危険だろ?」とナムド。
テホもタブレットで”休日に増加する暴行犯罪”の記事を見せる。
俺は保護者じゃないと去るジュンジェに「お前の信条は何も持っていない人には反しないじゃなかったのか?チョンイは世間を全くわかっていないだぞ。」叫ぶナムド。
ナムドにはそう言ったものの心配なジュンジェは、携帯でシム・チョンの場所をチェックしてカンナムにいるとわかると急いで出かけた。
*
ムラン( ナ・ヨンヒ )とアニマル病院に行くチンジュ。
そこでムランに奥様と話しかける受付嬢にむっとしていると、その後出てきたアシスタントにも間違われ完全に頭に血が上るチンジュ。
帰宅したジンジュは、ワードローブから大量の服を取り出しムランに捨てるように言う。
そして驚くムランに、家政婦なのにどうして奥様風の装いをするのかと理由を尋ねるチンジュ。
それに対して「私の服がどうしたっていうんですか?」とムランが質問で返すとカッとなるチンジュ。
「私が尋ねたらそれに答えて。質問しないでちょうだい。」とそう言うと目を大きく見開くムランに「馬鹿にしたように見ないで!今まで良く働いてくれたわね。出て行って!」と叫んだ。
だが、その後突如家を訪問したカン・ソラに、食欲のなかった夫がカニ料理をとても喜んだと礼を言われころっと態度をかえるチンジュ。
服を捨ててムランが帰ってくると「感謝している。これからも頑張って働いてね。これからは言い方に気をつけるから」と機嫌を取り腕を組む。
*
前に一度会ったホームレスの元へ訪れるシムチョン。
一緒に服のコンテナをあさり、重ね着をして寒さをしのいだ後、彼女からお金を稼ぐ方法を教えてもらいビラ配りを街中で始めるシムチョン。
携帯で場所を付けてきたジュンジェが覗いていると、チラシ販売のチーフが「お嬢さん、あなたは潮か?引いたり満ちたり流れたり…なぜ前に行ったり下がったりするんだ?そんな風じゃ金は支払わんぞ。」とシムチョンを叱った。
頭にきたジュンジェは路上駐車違反の連絡を警察に知らせ、チーフがカフェに入っている間にレッカー車に牽引させた。
その後も中学生を買収してチラシ取りをさせたり、おばさんにマフラーとたい焼きを届けさせたりと陰から助けた。
その内に一人の男性が近づいてシムチョンに声をかけるのを見て、慌てて携帯に電話をかけるジュンジェ。
「ヘイ、シムチョン」
「ホ・ジュンジェ!」
「言うのを忘れていたんだが、もし誰かが電話番号を聞いたら絶対に番号を与えるな。分ったか?」
「どうして?」
「そいつらは悪い男たちだ。もしそういう奴が周りをぶらついたら噛み付いてやれ。」
そう聞くと直ぐにその男に歯をむき出すシムチョンに、男はほどなく場から立ち去る。
その後、隠れている姿をシムチョンに見つけられるジュンジェ。
嬉しそうに近寄るシム・チョンに、あくまでも偶然を装い去って行く。
*
夜になっても散らし配りを続けているシムチョン。
その前にマ・デオンが立つと「また帽子を被っているの?」と言う。自分の顔を悟られた事に驚くマ・デオン。
その時に雨が降り出しビルの下に雨宿りするシム・チョン。
その内に雨から雪に変わり、シムチョンが手を伸ばして雪に触っていると、「姐さん、ここで何しているのこ?ここで子供からお金を巻き上げようとしてないわね?」と声を掛ける一人の少女。
ソウルに着いたばかりの頃にお小遣いを分けてくれたユナ( ソン・リナ )と再会するシムチョン。
ユナにチラシを見せ「違うって!私お金を稼いでいるのよ。」と言った後「これって初雪なの」と訊くシム・チョン。
ユナは「そうね…。今日初めてだから初雪よ。雪の何がいいの?道が塞がれるのに…」
「ナムサンに行かなきゃ。どうすればいいの?」
「ホ・ジュンジェに会うのね?お金が沢山あればタクシー、無かったらバスね。」
「わかったわ。じゃあね。」
と街中に駆け出すシム・チョン。
ちょうどその頃、ジュンジェは雪を見て「あ~あめんどくさい。あの馬鹿が現れて以来、どうして苛々させる事が起こるようになったんだ?」と愚痴っっていた。
だが携帯をチェックしてシム・チョンがンNソウルタワーに向かっているのが分ると出かける用意をした。
「何か言いたいことがあったら電話もメッセ-ジのあるのに人に来いとか行けとか…何か良いことを言えよ、」
*
Nソウルタワー※ の上に着くとジュンジェは、携帯を見てシムチョンの位置を確認し、既に来ている事を確認すると微笑んだ。
そしてシム・チョンが途中車にはねられているとは知らず、雪を眺めながら待ちつづけるジュンジェ。
Nソウルタワー※、大韓民国ソウル特別市龍山区の南山公園内、頂上付近にある総合電波塔、旧名は「南山タワー」タワーの高さ236.7m、海抜からの高さ479.7m。展望台から市内を一望できるため観光地として人気。
次回のお話は⇒青い海の伝説 6話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒青い海の伝説 4話あらすじ 感想
チョン・ジヒョン イ・ミンホ 韓国ドラマ 青い海の伝説 5話 感想
シムチョンの片思い状態が続行中で、同居か始まったと思ったらもう追い出されてしまいましたね。
ジュンジェには記憶がないから仕方ないのですが…。 でも気にはなるようで、世間知らずなチョンを心配するジュンジェ。
後をつけたり小遣い稼ぎを助けたり…ファーストラブ?と言われて焦ってる姿がおかしいです。
この回は史劇部分が短かったですが、あちらの方は危機から危機へと休む暇がない感じですね。悪役(ヤン氏とマ・デヨン)のソン・ドンイル氏が大活躍です。
イ・ヨンエ ソン・スンホン主演⇒『師任堂(サイムダン)』
キム・ナムギル キム・アジュン主演⇒『医心伝心~脈あり恋あり』
ソン・ドンイル出演の青春時代劇 ⇒ 『花郎(ファラン)』
パク・ジイル出演の推理ドラマ ⇒『推理の女王2』
パク・ヘス出演のファンタジードラマ⇒『アルハンブラ宮殿の思い出』