韓国ドラマ 青い海の伝説 18話 あらすじ 後半
ソヒ( ファン・シネ )の逮捕当日
葬儀場に行かず病院にいるジュンジェに近づき「葬儀場へ行けよ!」と言うナムドに「死因がはっきりしないのにどうして俺が行けると?」 と答えるジュンジェ。
すると「解剖は必要か?真実を知ったとしてもお前に死んだ父親は帰って来ないんだぞ。それより遺産を貰えるように動けよ!」 と言うナムド。
「そんな事を今言うべきじゃないだろ!」とナムドに怒声をあげるジュンジェ。
ナムドが去った後病院へ現れたシムチョンは「見つけたわ」とジュンジェに家へ連れていく様に言った。
*
家へ向かう車中での二人。
「見なくていい悪いことを見て、お前の記憶になるのが気に入らないな」
「でも私の持つ力であなたを守れて幸せなのに?」
「俺を守る?」
「できないと思うの?何も分からないまま陸地に上がったから、人間に馬鹿者扱いをされるけれど、海中では凄く人気者だったのよ」
「そうなのか?」
「もちろんよ。私、絶滅寸前の人魚だもの。潜水艦は来るし人間から隠れるのにどれだけ苦労したか…。それから" サメも殺して食べてやる "て来るんだから大変なの」
「サメが来たらどうするんだ?」
「サメと戦って勝てるわよ!」 と自慢そうに言うシムチョンに思わず笑が浮かぶジュンジェ。
「へえー、俺のガールフレンドは最高だな!」
「笑ったわね。これからはずっと笑わせてあげるから」
「" 守ってやる "に" 笑わせる "か…、それは男がいうセリフだろ?」
「守ってあげるわ、そして笑わせるから」
「だから…それは俺が言う言葉なんだよ!」 とジュンジェはシムチョンの手を取ってキスをした。
*
何の収穫もないとい言いながらホン刑事( パク・ヘス )は、シムチョンとジュンジェ ( イ・ミンホ )をイルジョンの家で迎えた。
だがシムチョンは、ソヒから得た記憶を頼りに、二人を地下へと連れて行った。
そうして「科学捜査と一緒にこの場所なら捜査した」と言うホン刑事の目の前で、隠し部屋のドアをシムチョンは開けた。
そこでついに、トリカブトの花の証拠とマ・デヨンを地下に隠蔽していた事実を発見するホン刑事とジュンジェ。
*
その証拠を元にホン刑事と葬儀場へと向かったジュンジェは、葬儀に参加するようにいうソヒに「お前が刑務所に行ってからな!」 と言い放った。
ホン刑事も「カン・ジヨン、ホン・イルジョン殺人容疑で逮捕する。遺体は検死中だ」と葬儀の真っ只中でカン・ソヒに手を掛けた。
そして「証拠はあるのか?令状は?」と尋ねるソヒに「証拠を発見した。」 と答えると手錠をかけた。
だがその後に及んでも「私を陥れる罠よ。私の夫が知ったらきっと怒るわ」とあさましいソヒに「黙れ!その口から父の名前を出すな!」とジュンジェが怒った。
*
その日の夜、部屋に戻り屋根裏部屋に上がろうとするシムチョンを止め、ジュンジェはベッドに引き寄せた。
そしてジュンジェの腕枕に頭を乗せるシムチョン。
「マデヨンだけど、記憶は失ったのに人魚は覚えているのね」
「そうだな」
「人魚に関してだけは、ダムリョンよりマ・デヨンの方が点数が高いわ…」
そういたずらっぽく言うシムチョンにジュンジェも言い返した。
「セファの微笑みは可愛いく行動は控えめに見える。顔が同じの誰かさんと違って…」
そう言い合って二人は互いの前世を比べて笑った後、シムチョンは体を起こしマ・デヨンの別の記憶についてジュンジェに話し始めた。
「私達を死なせた槍を投げたのは、マ・デヨンではなかったの。私別の人の顔を見たわ」
「どういう意味だ?」
そしてシムチョンは、マ・デヨンが投げた槍は外れたが、別の槍が二人の体を貫いたことを告げた。
*
ソヒの自白を狙った尋問は難航していた。状況証拠だけでイルジョン死因の直接証拠となる毒が発見されていないとソヒが知っていたからだった。
「" 覚えていない。頭痛がする "と答えるか沈黙するように」と弁護士に助言されたカン・ソヒがそれを実行したからだった。
手強いソヒに「これだけ証拠があれば自白すると思ったが、資産を失うまいと必死なのだろう」 とホン刑事は悔しがり、ジュンジェも当惑した。
そうして48時間の身柄拘束後放免されたソヒをジヒョンが車で拾った。
*
警察から出てきたジュンジェを尾行して駐車場で背後から彼を鉄棒で殴ったナムドゥは、ジヒョンとの打ち合わせ通り廃工場へ彼を連れて行った。
その様子をCCTVで見たテオとシムチョンもその後を追った。
ナムドゥは、ソヒとジヒョンの前に気を失ったジュンジェを引きずっていくと、紐で椅子に縛りつけた。
「なんて奴だ!どうして俺にこんな事をするんだ!」
「女に惚れたお前の方が、先に俺と働くのを止めたんだろ!お前が俺を裏切ったんだ!悪いが俺だって生活があるんだよ」 と叫ぶナムド。
「解けよ」と叫ぶジュンジェに、偽装した遺書を見せ「お前は今日、父を殺害した罪を償って自殺するんだよ」 と見せた。
「何だって!やめろ!」
と叫ぶジュンジェの脚にイルジョン殺害に使用したと同じ薬物を注射するナムドに「狂った奴め!」 と叫ぶジュンジェ。
傍観していたジヒョンは「父さんの遺産を受け取れなかったのが殺害の動機で、証拠を地下に隠したのもお前の仕業。よく出来たシナリオだろ」 と薄ら笑いを浮かべた。
そんな中、毒が回りジュンジェが苦しみ始めるとジヒョンを外に出させるソヒ。
「お前の望み通りこのままで済むと思うのか?」
「何をするって言うの?死人に口なしよ。あなたのお父さんも何も言えないじゃない。17年も尽くしたのに相続となったら、血の繋がりだけを見たわ。だから殺したの。」
そうしてソヒは、長年微量の毒を与え続けていたので一年は持たない身体だったが、遺書を変えようとしたので死を早めた事実をペラペラと打ちあけた。
「そうやって前夫達も殺したんだな?カン・ジヨン」
「そうよ。でも20年誰にも捕まらなかった。私があなたと父親を殺した事も20年経ったら同じようになるでしょう」
と勝ち誇って笑うソヒに向かって「そうなるかな?」 とジュンジェは不敵な笑みを浮かべた。
その時、潜伏していたホン刑事たちがコンテナの後ろから姿を現して、2人をあっという間に制圧した。
そうして再逮捕されるソヒ。
その直後、身体に毒が回っていたはずのジュンジェは、何事もなかったかのようにスクッと立ち上がった。
裏切ったように見えていたナムドゥだが、実はジヒョンが接触してきた事実をジュンジェに告げていたのだった。
スパイの役を続けていた。
「俺は礼儀を重んじる。奴は年下なのに俺に気安く話しかけたんだ」
とナムドはジヒョンの誘いをジュンジェに打ち明け、ソヒの逮捕劇をジュンジェと共に計画し実行した。
血糊で鉄棒で打たれ傷を作ったり、ジヒョンから渡された毒も事前に害のない液体にすり替えたりと工作していたのだった。
*
外で待っていたジヒョンは、手錠をかけられ出てきたソヒと自分の足で歩いているジュンジェに驚愕した。
叫ぶ母と自分を拘束しようとする警察に猛烈に反抗し銃を奪ったジヒョンは「ジュンジェー!」 と叫んで彼に銃口を向けた。
その時廃工場に着いたシムチョンは、現世のジヒョンの姿が自分たちに槍を投げた前世の姿とダブり、ジュンジェに駆け寄り彼の体を庇った。
その瞬間、響く銃声に凍りつくジュンジェ!!
*NFS国立科学捜査研究院(こくりつかがくそうさけんきゅういんNational Forensic Service)は、安全行政部に所属する大韓民国の研究機関である。犯罪捜査にかかわる迅速・正確な鑑定を実施し、科学捜査を支援。*ウィキペディアより
次回のお話は⇒青い海の伝説 19話 あらすじ 感想
前回のお話は⇒青い海の伝説 17話 あらすじ 感想
韓国ドラマ 青い海の伝説 18話 感想ネタバレ
ナムドゥが大活躍でした。
前半は本当にジヒョンと手を組んでジュンジェを裏切るのか?とがっかりもしましたが、ジュンジェへの信義の方が強かったー!
朝鮮時代でも敵と思えたナムドの前世は味方でした。
あれだけの目撃者と自白ではもう逃げられないでしょうから、カンソヒも今度こそ終わりですっきり!です。
そうなると気になるのは、姿を消しているマ・デヨンとジュンジェを助けたシムチョンがどうなるかですよね。
警察の銃を奪いジュンジェに向けるジヒョン、ジュンジェを庇いに走るシムチョンと緊迫した終わりでしたが、この逆襲撃は成功してしまうのか?
過去では共に亡くなってしまう二人ですが、現代では生き延びて愛を成就して欲しいですよね?(多分そうなると思いますが…)
次回が気になりますね…。
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