韓国ドラマ 青い海の伝説 15話 あらすじ 感想 イ・ミンホ チョン・ジヒョン 視聴率18.3%
心臓の秘密を心中で考えるシムチョンに、思わず反応して問いかけてしまうジュンジェ。そうして言い合いになる2人…。
それでは チョン・ジヒョン イ・ミンホ 韓国ドラマ 青い海の伝説 15話 あらすじ 感想 (푸른 바다의 전설 / The Legend of the Blue Sea)をご紹介します。
主な登場人物
イ・ミンホ (キム・ダムリョン ホ・ジュンジェ)
チョン・ジヒョン( シムチョン セファ )
イ・ジヒョン( チョ・ナムドゥ )
Cross Geneシン・ウォンホ ( テオ )
その他のキャスト登場人物⇒ キャスト 登場人物 視聴率
画像は⇒ SBS公式サイト
韓国ドラマ 青い海の伝説 15話 あらすじ 感想 前半
「私の声が聞こえるの?」
「心臓が止まるだと?」
「いつから聞こえているの?」
「死ぬ?」
「いつ聞き始めたの?」
「どうして死ぬんだ?」
「あなた!いつからどれだけ知っているの?」
「最初から最後まで全てさ」
「私が誰か、どこから来たか全部知っているの?」
「知ってる。全て記憶している。雨が降った時傘を差し出したいかれた奴、お前が独りの時手を取った遊び人、ラーメンを作った変人は全部俺だ。溺れる俺を救ったのも俺の記憶を消したのも、人魚のお前だ」
「全部思い出したの?」
「そうだ。全て記憶がある」
ーどうしよう…
「答えてくれ。死が何だった?心臓が止まるって一体何だ!!!」
「全部聞いたんじゃないの?」
「それって全部真実か?もし俺が死ねば、心臓がストップするって?お前が死ぬって?」
「全部聞いたのね。私の声を聞いていたのね。そうよ、聞いた通りよ。ここは私の世界じゃない。一旦水にいる事を諦めてここに来た時から、あなただけに鼓動する心臓になったの」
「つまり、もし俺が死ねば、お前も死ぬのか?」
「そうよ。もしあなたが死んでしまうような事があっても、綺麗なものを見たり幸せに暮らせ何て言わないで。そんな約束はできないの。あなたが逝ってしまったら、私も逝くつもりよ」
それを聞いて、チン教授(イ・ホジェ)が言った言葉を思い出すジュンジェ(イ・ミンホ)。
ーもしお前がその女を愛していなかったら、もしその女がお前を愛していなかったなら、そんな悲惨な最期ではなかっただろう。お前達の愛はお互いを殺して終ったんだ。それより悲劇的な運命が他にあるか?
「マ・デヨンが問題じゃなかった。俺がお前を殺すやつになるかもしれないんだな」
と目を赤くしてシムチョンを見つめるジュンジェ。そして、それは違う…とシムチョンが出した手を避け後ずさった。
*
テラスに佇むジュンジェの頭の中に蘇るチン教授の言葉。
ーここで止めて女性を元いた所に送れば、この悲劇的な結末を避けられるんじゃないのか…。
そこへ現れるナムド(イ・ヒジュン)。
「ヤーお前達大喧嘩したのか?」
「いいや…」
「じゃあなぜ、チョンが泣いているんだ?」
「沢山泣いているのか?」
「嘆き悲しんでいるぜ。ヤーもし最後まで責任が取れないんだったら、そろそろちゃんとする時期じゃないのか」とナムド
「なぜ皆、決心しろと俺に言うんだ?まだ何もしていないんだ。泣かせる以外に何か俺がしたのか?」
「誰が泣かせたんだ?やったお前がなぜ俺に腹を立てるんだ!」とナムド
「ヒョン。チョンが俺を探しに来たんだ。それは彼女の欲心だった。でもチョンを送り返せないのは俺の欲心なんだ」
「何を言っている?」とナムド
「俺の欲心だと分っていても送り返すべき理由を聞きたくないし、どうやったら送り出さずにすむか言い訳ばかりしている。こんなことが続いたら何か悪い事が本当に彼女に起こりそうなのに」
「でもチョン…何か彼女に借りを返す必要があるんだが覚えているようで覚えていない…」
「何で覚えているのに覚えていない何かについて、言い続けるんだ?」
「なぜ叩く?」とジュンジェに叩かれた後ろ頭を押さえるナムド。
*
屋根裏部屋のベッドの上でひとしきり泣いて、ふとジュンジェがいつから聞こえるようになったかに気付くシムチョン( チョン・ジヒョン )。
詐欺がばれそうになってジンジュの家から帰宅した夜だった。
あの時” 私の秘密は...あなたと違うということ。私が人魚であると言うこと ”と心の中で呟いたのを聞かれていたのだった。
「そうよ。あのときからだったわ。全て知っていたんだわ。」
サウナでの奇妙な行動は全て水から守ろうとしていたのに気付いた後、ふと梯子でのキスが思い浮かぶシム・チョン。
ー彼は全て知っていた。だけどどうしてキスしたの…??
*
天窓扉を開けると見上げるジュンジェの目と合い、梯子をおりるシムチョン。
「尋ねたいことがあるの」
「何だ?」
「正直に言うけど、泳いでいた所をチョ・ナムドに見つかってお金の為に私を売ると脅されの。だから記憶を消した。でもあなたはどうだったの?私が誰か分ったしても嫌いになったり怖くならなかった?」
「今そんなことが、大事なのか?」
「ええ、私にはとても大事なことよ」
「そうか…。嫌いになったり怖くはなかった。最初からお前は、普通の人と違っていたから。そういうことだったのかと思っただけ」
「安心したわ。それで充分よ。私を嫌いにならない限りは…本当言うとこれで良かった。毎晩寝る前にいつも心配してたから。明日は見つかってしまうのかとか、もし見つかったらどんなだろうとか。怖い夢だった。」
「俺にとっての一番怖い夢は、全てが反復するかもしれない事なんだ」
「全てが反復するかもしれない夢?」
*
ダムリョン( イ・ミンホ )とセファ( チョン・ジヒョン )の愛情物語
襄陽難破船遺物ギャラリーを訪れる二人。
「なぜここに来たの?」
「何が反復するか訊いただろ?教えてやるよ。」
” 反復するかもしれない夢 ”のことをシムチョンに説明しようと、ダムリョンの掛け軸の前に連れて行くジュンジェ。
「あらっ!」
「何を思っているが分るけど、俺のほうが恰好いいだろ」
「誰なの?」
「人魚を愛した男だ。この男が少年の時海で溺れ、少女の人魚が彼の命を救った。長きに渡って共に過ごした二人は、やがて恋に落ちた。だがその少年は別の女性と結婚した。
その初夜に少年は新房(シンバン)から逃げ出し危険を冒して海に飛び込んだ。もう一度人魚に会うために…。
その後少年は人魚を探さなかった。人魚がキスをして少年の記憶を消し去ったから…
時が経ち、大人になって二人は再会した。二人の関係は永遠に壊れたように見えたが反復したんだ」
「そうなの…。それでどうなったの?何が反復するのか教えてくれるのよね?」
と見つめるシムチョンに、ジェンジェはダムリョンとセファの非業の死の代わりに、幸せな愛の物語を語った。
「二人は幸せに暮らした。病気も怪我もせず、子沢山で良い子供に育てた。末永く幸せに共に歳を取ったんだ」
「そう…」と満足そうに微笑むシムチョン。
「二人はそうだった。それが俺が見た二人の物語だった」
「でも…なぜ悲しい気持ちになるのかな…」
そう言って涙を一筋流すシムチョンの手を引いて、花瓶の前へ連れて行くジュンジェ。
「彼も俺たちを夢で見たに違いないんだ」
「じゃあ、なぜ怖い夢なの?」
「えっ?」
「美しい夢じゃないの…」
ああ…、と頭をかいて焦るジュンジェ。
「美しい夢が反復するのに怖いの?」
「それはだな…。俺たちの場合は昔と違うから」
「何が違うの?」
「お前が言ったんだろ!もしここに居ると死ぬかもしれないって…」
「あなたが私の傍に居て愛してくれたら、心臓の鼓動は続くのよ。多分こ末永く幸せに暮らしたの二人と同じように…、」
「俺はあの男じゃない」
「どういう意味?」
「俺の気持ちに確信を持てないと言っているんだ。この世で一番簡単に変化するのは、人の気持ちだよ。だからラブラブカップルが別れるし結婚も永遠に続かず終るんだ。お前の命が俺の気持ちにかかっていると思うと…」
「だから、怖いの?」
「ああ、怖いよ」
睨みつけるシムチョンをみて理由をたずねるジュンジェ。
「公平じゃないわ。どうしてあなたは私の心の声が聞こえるのに、私には聞こえないの?」
「どうして俺の心の声が聞きたいんだ?真実しか言わない人の…」
と先に歩き出したジュンジェに、何か隠している事があるような気がしてならないシムチョンだが…
「悪態をつくなよ。全部聞こえるぞ」
と出て行くジュンジェの後を仕方なく追った。
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